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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。
全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
小さな海辺の村の自衛団の許に、一通の封書が届けられた。
中央の教会より届けられた、というそれを目にした団長は、村に住まう者、訪れた者を指名して、村の集会場へと呼び集める。
それが、始まりを導く事となるとは。
その時には、一人を除いて知る由もないままに。
☆業務連絡
基本的な設定は、以下のwikiに記載されています。
なので、下記ページは必ずお読みください。
・『緋くさざめく月光海』wikiページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%C8%EC%A4%AF%A4%B5%A4%B6%A4%E1%A4%AF%B7%EE%B8%F7%B3%A4
・『緋くさざめく月光海』進行中ページ
http://werewolf.rash.jp/index.php?%C8%EC%A4%AF%A4%B5%A4%B6%A4%E1%A4%AF%B7%EE%B8%F7%B3%A4%2F%BF%CA%B9%D4%C3%E6%A5%DA%A1%BC%A5%B8
設定などに関する質問は、プロ〜1dの間は、メモでいただければ村建てがダミーメモでお返しします。
以降は、進行中ページの質問所へどうぞ。
村の設定が変更されました。
2人目、音楽家 ヘルムート がやってきました。
音楽家 ヘルムートは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 村の通り ─
…………。
暑い、な。
[手にした荷物をどさりと置いて、熱い息と共に独りごちる。
日差しは容赦なく通りを照らし、歩く者をその煌きで焼いていた]
とはいえ、行かない訳にはいかない、よねぇ。
[見るからに暑そうな道にうんざりとした表情を覗かせつつ、青年は荷物を持ち直してゆっくりと歩き出す]
あー……まったく。
久しぶりの帰郷だというのに。
興ざめというか、なんというか。
[歩みと共に零れ落ちるのは、こんな愚痴]
[生まれ故郷であるこの村に戻ってきたのは、久しぶりの事。
10年前、14の時に音楽の師について村を出て。
両親が海難事故で死んだ5年前に一度戻った後は、活動拠点である街でずっと暮らしていて。
今回は、休暇と、両親の墓参りのために帰郷した。
……その矢先に、自衛団からの呼び出しを受けるという、いささか不可解な状況に陥りつつ、一先ず当初の目的である墓参りのために道を歩いているのだが]
一体、何があったというんだろうねぇ……。
[口をつくのはこんな疑問。
とはいえ、それに答える声はなく。
幾度目か、熱いため息を吐き出した後、青年は両親が眠る墓所へと歩みを向ける]
[住民票の更新は止まって久しい青年の資料は、滞在票という新たな形で受理されている。**]
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■名前:ヘルムート・ヴィアベル Helmut Wirbel
■年齢:24
■職業:音楽家
■経歴:村生まれの音楽家。14歳の時に音楽の師と出会い、その道に進むべく村を出た。
5年前に両親を海難事故で亡くしており、その際に一時帰郷。以降中央で暮らしている。
今回は休暇も兼ねた両親の墓参のために帰郷した。
──────────────────
3人目、画商 エーリッヒ がやってきました。
画商 エーリッヒは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
─ 数日前 ─
[この日が来ることをどれだけ待ちわびたことか。
心を弾ませたエーリッヒが向かったのは村の海辺にある小島。
変わらない景色はエーリッヒの記憶を掻き立てて、故に先ずやるべきことをすっかりと忘れさせてしまっていた。
村長に先に話を通す、と言うことを]
失礼、フラウ。
僕はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
この屋敷を買い取らせて頂きたいのだが───、
[小島にある屋敷を訪れ、管理人らしき老婦人に人当たりの良い笑みを向けながら屋敷を買い取る旨を伝える。
老婦人は降って沸いた話に最初呆然としていたが、内容が頭に入ると同時、いきなり言われても困る、とエーリッヒを玄関から押し出そうとした]
フラウッ、どうか話だけでも…───ッ!?
[何かの態度が気に障ったのか、それとも以前にも同じような話があったのを思い出したのか、老婦人は躍起になってエーリッヒを追い払おうと箒を手に取り振り回し始める。
それに驚き後退りをしたエーリッヒは、舗装された道と砂地の間に足を下ろしてしまい、結果]
ッ! ……っつぅ…!
[派手に転倒し、更に足を負傷してしまった。
直ぐに医者を呼んでもらうことが出来、骨折はしていないと診断されたが、しばらくの安静は必要とのこと。
原因がどうあれ怪我をさせたのは自分だから、と言う老婦人の言葉に甘え、エーリッヒは怪我が治るまでの間、集会場となった別荘で過ごすこととなった]
─ 現在・客室 ─
[この別荘──集会場に居ると昔を思い出す。
もう20年以上も前のことだ、エーリッヒを覚えている者も少ないかも知れない。
否、現在の姿と名前を聞いても気付かないだろう、と言った方が正しいか。
以前は姿も名前も、全く異なっていたのだから]
…名前言ったところで、覚えてる人居るのかな。
[もしかすると死んだものと思われているかもしれない。
それならいっそ、名を明かさずに居た方が、と思う反面、覚えていて欲しいと言う想いもあり、エーリッヒは複雑な心持ちでいた]
─ むかしばなし ─
[幼い頃、村の小島にある屋敷は既に集会場として扱われていた。
あの屋敷がマイヤーハイム家で代々別荘として使っていたのだと、父から聞かされていた。
エルナ・マイヤーハイムだったあの頃は、その集会場を村の子達と我が物顔で遊び場にしていた]
わたし、いつかこのおやしきにすみたい。
[いつだったか、遊びの合間にそんなことを零したことがある。
かつては自分の一族が別荘として使っていたということに対する憧れもあった。
この屋敷のような、ではなく、この場所に住みたいと、そう思っていた]
[19年前、父の仕事の関係で村を出ることになり、抵抗空しく幼いエルナも連れて行かれることになった。
数年もせずに戻って来れるから、と言う父の言葉に折れたのだが、それが実現することは無かった]
[村を出て直ぐ、エルナ達家族は大きな事故に見舞われた。
両親はその事故で死亡が確認され、エルナは行方不明となった。
それからずっと、エルナ・マイヤーハイムは行方知れずのまま]
─ 現在・客室 ─
……戻したくとも戻せないこのもどかしさ。
[少女は事故を経て、青年として生きることを定められてしまった。
引き取ってくれた義父母が生きている限りはこの名、この姿で。
幼いエルナ──エーリッヒは生きるために従わざるを得なかった。
当然最初は抵抗もあり、動きにぎこちなさもあったが、今や板につくまでになっている。
慣れとは恐ろしいものだ]
おばさんも気付かなかったみたいだしなぁ。
[この別荘を管理している老婦人にも、以前顔を合わせている。
けれど老婦人は未だにエーリッヒがエルナであることに気付いていないようだ。
幸いと言うか何と言うか、胸の膨らみは事故の怪我と栄養が縦に行き渡ったためかあまり育たず。
更には胸と背中の傷が服を透けないようにと包帯を巻いているため、青年として振舞うに好都合となっていた。
溜息も思わず出てしまうと言うもの]
[髪を伸ばせば面影でも出るかなぁ、なんて考えるが、家業を継いだ手前騒ぎになるような迂闊なことは出来ない。
ここに居る間も男として過ごさなければならないか、と腹を括り、怪我を理由に提出を遅らせていた滞在票に文字を連ねた]
──────────────────
■名前:エーリッヒ・ルーデンドルフ Erich Ludendorff
■年齢:27
■職業:画商
■経歴:中央近くの都市で家業の画廊を引継ぎ営む。村の集会場となっている富豪の別荘を買い取るためにやってきた。が、老婦人の反撃に遭い、足を負傷。治るまでは集会場で世話になることになった。
※以下PL情報
諸事情により性別を偽っている女性。集会場となった別荘の持ち主を系譜に持ち、19年前まで村で過ごしていたが、村を出た直後に遭った事故で家族を失い、自身も行方不明扱いとされている。本名はエルナ・マイヤーハイム。
──────────────────
フラウ、滞在票の提出をお願いしても良いかな?
[様子を見に来た老婦人に滞在票を示し頼む。
それを快く受け取ってくれた老婦人だったが、ふと何かを思い出した様子でエーリッヒへと言葉を向けた]
……この集会場に数名の呼び出し?
何だろうな。
…あぁ、僕も呼び出し対象なんだね、分かったよ。
どうせ動けない身だからね。
あっと、フラウを責めているわけじゃないよ?
[自虐的に言ってみせたが、逆に老婦人に翳を作らせてしまい、慌てて付け加える。
全く歩けないわけではないが、安静を言い渡されている身。
人が集まるまでは大人しく集会場の中で過ごすことになる**]
/*
またなんか妙なことを始めました(
どうも、龍猫です。
最初キャラ決まらなくてギリギリまで入村待つかなーと思ったんだけど、風呂で閃いてしまったのでやりたくなってポチの追加と共に参加することに。
実はついったでの投票には参加してません。
何せリアルがどうなるか不明な時だったもので…。
何とか落ち着く方向になってきたと思われる(あくまで思われる)ので、参加に踏み切りましたん。
人数揃うことを祈りつつ、今日は就寝。
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