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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
谷底に位置するその村は、静かで。
冬は降りしきる真白の中、ひっそりと慎ましく、日々を暮らしていた。
そんな、小さな村に、ある日、異変の影がさす。
信心深く、温厚な気質で知られていた老神父。
彼が、何者かに引き裂かれ、息絶えた姿で見つかった。
村を守る自衛団は、団長ギュンターの指示の元、疑わしき者たちを村外れの集会場へと呼び集める。
──集められた者の中に。
──月の囁きに触れられるものがいる事など、終ぞ知らぬままに。
☆基本設定
幻夢1村・19村・35村・42村・53村・64村、薔薇の下国59村・122村と同様の『場』システムの設定を持つ村です。
が、上記村との直接的な関わりはありませんので、ログの既読・未読は問いません。
過去村参加の方が関連ネタを引っ張るのはOKですが、わかる人はわかる系のネタ振りはほどほどに。
☆舞台
谷底の小さな村。
以前は温泉湯治場としてそれなりに賑わっていたが、現在では寂れている。
冬は雪が深く、時折り雪崩れが起きる事も。
近くの森で採取できる稀少な薬草目当ての行商人が訪れる事もあるが、人の出入りは疎ら。
☆集会場
メインの舞台となる建物。かつては湯治宿としてそれなりに賑わっていたが、今は月に一度の寄り合いの時にしか使われてはいない。
元は湯治宿だけに、風呂は今でも源泉かけ流し。
※内部略図は、wikiを参照してください。
☆建物周辺
谷底の村の、最も奥まった所にあり、左右は絶壁、背後には深い森が広がる。
村の生活圏からはやや距離を隔てている。
【村への道は2dに発生する雪崩により埋もれ、行き来はできなくなります】
☆生活様式
ガスや水道はありません。
煮炊きや暖房は薪のかまどと暖炉、水は井戸からの汲み上げになります。
灯りは、基本的にランプと蝋燭。現代的な機器は、基本的にないもの、と考えてください。
(※世界全体ではあっても、この村ではあまり普及していない、という意味です)
とはいえ、厳密な時代設定はないので、判断に困った時はファンタジー処理でOKです。
☆役職について
過去村にて使われた役職基本設定をまとめページより転載しておきます。
これらの知識は、PC設定如何によって知っていても問題ありません。
ただし、『人狼を始めとする能力者を生み出したのが教会である』という点に関しては、狂信者以外は知る術がないもの、としておいてください。
(教会と人狼に何かしら関わりがある、という事を知っているのはOKです)
・人狼はその発祥が現世利益による布教のため宗教兵器であり、闇の眷属の力を胎児に加えることで生み出された。
・戦乱の内に教会の対人狼部門は崩壊、管理下にあった人狼や能力者の因子が流出した。
・本来、人(能力者)、場所(閉鎖空間・人数)、時(人、場所の条件を満たして、満月の夜を迎える)の条件を満たさない限り自ら人を殺めることはなく、大抵の人狼は人なんて殺さずに済むのならそうしたいと思っているらしいが、古の契約によりそれは避けられない。
・だが、本人の意志と関わらず、行為を行うとそれは無上の快楽を与えてくれる。
・他の能力者も同じ、システムに沿った行動をしている間は快楽を、それを乱そうとすると苦痛を味わうようになっている。
智狼の襲撃、占い師の占い、守護者の守護は、それぞれが展開を左右する要素を強く持っています。
対象を決める時はPC視点だけではなく、PL視点での展開展望も加味する事を強く推奨いたします。
☆役職設定
智狼
教会により造られし、闇の因子を引き継いだ者。
月の影響を受け、獣に変化する能力を持ち、人の血肉を喰らう。
『双花聖痕』を、『最も甘美なる餌』として無意識に求める事もある。
一般的には『御伽噺の存在』として認識されているが、実際に出会ったとされる記録や話は各地に存在している。
※展開に対し、もっとも大きな影響力を持つ役職です。
赤ログでの中相談は、必要と感じたならどんどんやってくださって構いません。
ただし、雑談に偏らないようにお願いいたします。
※智狼の能力特性(襲撃対象の役職を知れる)については、反映させるかどうかは引いた方にお任せします。
が、村人の能力者騙りなどの事態もあり得ますので、その場合の対応は臨機応変にお願いします。
なお、メモなどを用い、PL視点で騙り指摘をするのは興を殺ぎまくってしまうと思うので、そこは厳禁とさせていだきます。
狂信者
教会の事情を知り、人狼が何者かを見極める事ができる者。
本来の目的に沿うか、独自の目的を持つかは定かではないが、人狼を生かすために行動する。
※狂信者は、役職基本設定についての知識(>>#3 >>#4)を最初から持っていて構いません。
占い師・霊能者
教会に造られし因子のうち、探査や見極めに特化した力を引き継いだ者たち。
占い師は生者を、霊能者は死者をそれぞれ見極める力を持つ。
※展開上自然なら、判定ブラフもありです。
※霊能者が襲撃死者を感知する事への制限はありません。引いた方の設定にお任せします。
守護者
教会に造られし因子の一つ、守り手の力を引き継いだ者。
その力を持って人狼の牙から他者を守る事ができるが、自身のためには使えない。
聖痕者
蒼と朱の花の痣を持つ。教会により、『神の加護の象徴』、或いは『人々の指導者』、ないし『人狼への生贄』としての役割を持たされた者。
人狼にとって、その血肉は最も『甘美なる餌』となる。
※蒼の聖痕者が『蒼花』、朱の聖痕者が『朱花』となります。
※最大人数調整で聖痕者が単独になった場合は、『蒼花』としてください。この場合は、自衛団長が『朱花』となります。
村人
教会による因子の操作とは関わりなき者。
影響を受けぬが故に、自らの意思によって行動できる。
☆吊り・襲撃・墓下について
特殊な言い換えの設定はありません。投票の概念がないくらいです。
【吊り・襲撃共にPL>PC視点で、盛り上がり重視の選択を。
委任は禁止しませんが、なるべく使わない方向で】
それぞれの描写ですが、吊りはその時の状況で。
事故死などの要因の取り入れもありです。
また、処刑描写に拘りすぎる必要はありません。
襲撃描写は白での発見を優先し、赤ログでは後ほど回想、という形でそれを補完してください。
発見描写は翌朝以降の時間軸でやると、赤組が動き易いかも知れません。
夜中や、更新直後の状況から一気につなげてしまうと、狼の白ログでの行動と矛盾が出てしまう可能性もありますので、ご注意を。
なお、【吊り・襲撃描写共に、対象となったPC・PLへの配慮は忘れずに!】。
基本的にまとめサイトでの遺言確認などはしないもの、とします。
墓下は霊魂の世界となります。
終わるまでは何故かその場に束縛されるらしく、集会場から離れる事はできません。
襲撃描写が終わらないと墓下で出にくい、と思われるかも知れませんが、襲撃時の記憶や時間軸を曖昧にして動くのもありですので臨機応変に対応してください。
プロローグ
それは、珍しく晴れた夜空に、満ちるまであと僅か、という月が冴え冴えと浮かんだ次の朝。
村を駆け抜けたのは、皆に慕われている老神父が殺された、という報せだった。
人の手とも、獣の仕業とも知れぬ傷を負い、息絶えていた老神父。
その手に握り締められていた書簡には、人を脅かす脅威──人狼がこの村に潜んでいる、という可能性が記されていた。
中央の教会から、秘密裏に送られてきたらしきその書簡を見た自衛団長は、団員に命じて疑わしき者を村外れの集会場へと呼び集める。
この時点ではまだ村の中を動き回る事もできるが、事件と召集の噂が広まっている事で周囲の態度は変化しているやも知れない。
到着すると、身上書の提出を要求される。
(以下テンプレ。書いた後、メモにアンカーをお願いします)
■名前:(綴りがあると泣いて喜びます)
■年齢:
■職業:
■経歴:
※他、PL視点での補足など
縁故の希望などある場合は、メモの方に表記してください。
※縁故に関する注意事項
老神父との縁故に制限ありませんが、血縁などの強縁故は二人くらいまでに止めてください。
なお、村の住人であれば全員が顔見知りです(共通軽縁故)。
ギュンターへの縁故も基本、制限ありませんが血縁は二人くらいまでに止めてください。
こちらも村の住人であれば誰でも知っています(共通軽縁故)。
ちなみに、この二人への縁故に関して【村建ての了承を取る必要はありません】。
【設定も言った者勝ちやった者勝ちでどうぞ】
1日目
48時間進行。
自衛団から、今回集められた理由が説明される。
自衛団は、人狼の存在も示唆しつつ、未だ半信半疑の様子。
集会場を離れる事は禁止されるが、村へ続く道を封鎖している自衛団員に頼めば、自宅に手紙を届けてもらう・何か持ってきてもらう、程度の事はしてもらえる。
夜半から、天気は荒れ気味に。団長は他の団員たちを村に戻して災害に備えさせ、宿屋には集められた容疑者たちと、団長だけが残される事になる。
2日目
48時間進行。
ギュンター襲撃。その身には、老神父と同じく鋭い爪痕が刻まれていた。
その事を知らせるべく、外に出たなら目に入るのは、雪崩れによって塞がれた村へと続く唯一の道。
村との関わりは完全に断たれ、集会場は完全に孤立する。
3日目以降
ここから24時間進行。アンカーは、サマリー順にリレー。
容疑者の一人が、命を落とす。
それは、疑いからの諍いによるものか、もしくは何らかの事故によるものか。
いずれにせよ、霊能者は、その者の死を何らかの形で感知できる。
そして、狼の牙に誰かが命を落とす。
殺し合わねば生きられない現実。
それが突きつけられ、閉ざされた集会場は血を流す場所と化す。
エピローグ
最後に残るのは、人か獣か。
それにより、終幕の物語は変化する。
舞い散る白に、染め上げられてゆく小さな村。
振り注ぐ一片は、今は無垢なまま。
異なるいろに染まる先など、知る由もないままに。
ひらり、ゆらりと積もり行く──。
村の設定が変更されました。
2人目、修道士 ライヒアルト がやってきました。
修道士 ライヒアルトは、聖痕者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 村の教会 ─
[狭間の村の小さな教会の礼拝堂に、広がりゆくのは穏やかなるピアノの旋律。
それを織り成す青年は、ふ、とその手を止めて、窓越しに夜空を見た]
……いつの間に、晴れて?
[そんな変化にも気づかぬほど、音を紡ぐのに惹き込まれていたのか、と。
滲むのは、苦笑。
僅かに雲の晴れた夜空にかかる、真白き月は僅かに欠けて。
満ちるまで、そう遠くない、という事を感じさせた]
綺麗な月だな、タオ。
[足元に擦り寄ってきた茶の毛並みの猫を抱え上げ、にぃぁ、と鳴くその温もりに目を細める。
時を忘れて鍵盤に向き合っていた身体は、すっかりと冷えていた]
3人目、保父 クレメンス がやってきました。
保父 クレメンスは、守護者 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 私設孤児院 ─
……おぅ、お前ら。
1時間ばかし離れてくんねーか?
[クレメンスの足元に纏わり付くのは、3〜5歳の子供達。
遊べとせがまれて、手に荷物を持ったままクレメンスは大きな溜息をついた]
だーかーらー。
洗濯物干してからつってんだろー!?
今干さねぇと乾かねぇの!
フリーダ婆! フリーダ婆ぁ!!
こいつら居間に連れてってくれ!!
キッチンに菓子作ってあっから!!
[時折子供達の相手をしてくれる近所の老婆の名を呼ぶと、あらあら、と言った様子で居間から老婆が現れる。
穏やかな口調でおやつを食べようと子供達を誘うと、ようやくクレメンスの周囲から子供達が離れて行った]
さて、ここであまり時を過ごしていては、神父様に叱られる。
……戻って休もう。
[猫を一度下ろして、鍵盤に蓋をして。
自室へと戻る途中、人気のなさにふと、違和感を感じた]
……まだ、お戻りになっていらっしゃらないのか?
[夕食の後、所用があるから、と出かけていった老神父。
だいぶ遅くなったのに、未だ戻らぬのか、と]
いや……お戻りになっておられたら、諌めにいらっしゃる、か。
用事が長引いて、引き止められでもしているのかな。
[行く先がどこ、とも聞いてはいなかったが、村人の許へ出向いたのであれば、雪の降り具合によっては引き止められる事もあるだろう、と。
村人に慕われる老神父がそれを理由に教会に戻らぬ事は多々あったから、その予測を特に疑う事もなく。
部屋に戻り、猫と共に眠りに就いたのは、夜半の事]
ったく……んっとに毎日が戦争だな。
さーて、さっさと洗濯物干さねぇと。
ちんたらしてたら他の仕事が出来ねぇぜ。
[離れていく子供達を見遣ってから、クレメンスは孤児院の一室へと入る。
室内に張られたいくつかのロープに、何枚もの小さな服をかけて行った]
戻る前にヤニ吸っとかねぇとなぁ。
ガキ共の前では吸えねぇし。
[最後の一枚を干すと、クレメンスはエプロンから紙巻の煙草を取り出す。
洗濯物の傍から離れて窓を開け、窓枠に肘をかけて寄りかかると、ようやく一息ついたと言う様に煙草を吸い始めた]
─ 翌朝 ─
[静かな眠りを打ち破ったのは、翌朝。
珍しく乱暴に扉の叩かれる音が、否応なしに眠りの淵から意識を引き上げる]
……なんだよ……騒々しい。
[は、と零れるのは苛立ちを込めた嘆息。
身支度を整え、猫と共に玄関へと向かう途中、老神父の部屋の戸を叩いたが答えはなかった。
やはり戻っていないのか、と思いつつ、開いた扉。
小雪舞い散る中に立っていたのは、険しい面持ちの自衛団の若者だった]
こんな早朝に、何事ですか。
神父様は、昨日お出かけになられたまま……。
[戻っていません、と。
苛立ちもあって事務的に告げようとした言葉は、わかっている、と素っ気なく遮られた]
それじゃなんで……え?
[なら一体何が、と。
つい素の口調に戻りながら問うよりも先に、告げられたのは]
神父様が……亡くなられて?
そんなっ……どうして!
[叫ぶような問いかけに、自衛団員は知るか、と返し。
それから、改めて来訪の意図を告げる。
夜明け前、老神父が村はずれで亡くなっているのが見つかったのだと。
そのため、昨夜一人でいたなどで行動の証明の取れないものを呼び集めているのだと。
そして──教会に数人で暮らしている青年も、その対象であるのだと]
容疑者……? 俺が?
ちょっと待てよ、なんで俺がっ……!
長く世話になってきた方を、害する必要がどこにあるって!
[思いも寄らない──どころか、不愉快とも言える嫌疑に、つい、修道士としての態度も忘れて食って掛かる。
その様子に自衛団員は眉を寄せるものの、団長の決定だから、と低く返してきた]
……団長……ギュンターの爺さんか。
ちっ……わかったよ。
[ここで問答していても埒が開かない、と判断して、その場は低くそう言うに留めるが。
天鵞絨の瞳には、明らかな憤りのいろが浮かんでいた]
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