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― 中央公園 ―
[桜の大樹。この街のシンボルツリー。
そこに見慣れぬ女性が佇んでいる。
何か神秘的なものを感じて少し見つめてしまったけれど、
すぐに興味を失い、空いているベンチに腰掛けた。
遠くに会話をしている男女を見つけると、小さく溜息をついた]
いい記事あるかしらねぇ。
[雑誌を開く。
目次を開いてざっと読んだけれど、どうも気が散ってしまって、
桜にチラリと目を向けた]
[そんなよく見えない景色の中、桜のそばにいる女性の姿だけが、神楽の目に妙にクリアに写った]
綾野、さん?
[そう呟くと]
[───リィンと澄み渡った鈴の音がどこからか響いてきたような気がした]
『桜の覡』
[咄嗟に口から紡がれたのは綾野の一族の名前。
なんだろう。あまりよく思い出せないけど、あまり良くないモノの気配がするような気がする]
……行ってみようか。
[もう一度独り言を呟き、彼女は竹箒を適当に投げ捨てて、桜の元へと歩き出した]
─中央公園─
はい。
時間が空いていたので。
[声を掛けられ淡々と答えた。
今日のアルバイトは遅番だった]
桜が見たくなって。
[傍らの雑誌に手を置いた。
すぐにそれた視線には疑問を抱いたが、表に出なかった]
―駅前―
[伽矢の小さい頷きに了承の意を取り、
伽矢に促されると千恵の手を引きながら中に入っていく。
千恵が注文を頼むのを待ってから自分は季節限定のを頼んだ。]
混んでるみたいだね。
[しょんぼりしている千恵の頭を優しくなでて]
中央広場に戻ってそこで食べよ。あそこならベンチもあるし。
伽矢くんもそれでいいよね?
─駅前─
座れないみたいだな。
オレは広場で構わない。
[込み合う店内を眺め、従妹に返す。
幼馴染の提案には同意を向け。
しばらく待って出てきた持ち帰りの袋を纏めて持った]
/*
>神楽メモ
某所の告知が分からない、は仕方ないとして。
季節外れ、は書いてたからなぁ、とは。
ちゃんと読んだ?と言いたくはなる。
村の設定が変更されました。
/中/
基本的に季節とか気にしてやるのに、たまに思い込んでいたときにやるとか、なんだかなあ。
一応、設定とかちゃんと読んできたんですけどねえ……。
― 中央公園 ―
あの人。 まだ居るのね。
[桜を見続ける女性は、少し暗い表情に見える。
大樹から少し目をそらすと、見た事のある男性を見つけた]
昨日の眼鏡君じゃない。
……史さん、だっけ。
─中央公園─
桜……ねぇ。
[言いながら、それた視線はそのまま桜へ]
この時期の桜って、あんまり見て面白いもんでもないと思うんだが。
後は、散るだけだし。
/*
パパは惟仁とかどうだろうk[髪の色で]
でもお袋が明るめの赤(と言うかピンク)だから、髪の色濃い人でも良いのかな。
利吉とか。[好きだなお前]
だって呉羽はありえない(ぇ
意外なところを狙うなら蓮実ん。
―中央広場―
[一向に動かない女性から視線を逸らした。
別方向から視線を受けた気がして、辺りを見回す]
ん。
[ベンチに腰掛ける女性が1人。
店で見る時と少し印象を違える為か、すぐには誰だか分からず、目を細める。
ややあって手を打った]
……あー、『桃』の。
[女主人に向かって頭を下げる]
───中央公園───
……ふむ。
[多少駆け足気味で急いできたものの、実際に近くまで来てみると、あまり変わった様子も無く、平和そのものの様子]
……。
[見渡してみても、周りを行きかう人の様子も、たまに聞こえる鳥のさえずりも、空気の感じ方も、何一つ変わらない]
……取り越し苦労かな。鳥だけに。
[親父ギャグにも程近いセリフが飛び出た]
―マック店内→公園―
[がっかりしたものの、瑞穂に撫でられると元気が戻ってくる。背中のうさぎもぴこりと揺れた。
広場でいいって二人が言うので、こちらもこっくり頷いた。
袋は全部、伽矢が持ってくれて。
こちらは身軽に公園へとやや早歩き。
公園に入りベンチを探し。
見かけた人にあっと声を上げて]
ももおばちゃ!
[とととと走って、百華の膝へとぽすん。]
―中央公園―
春の桜のように華やかではないけれど、大樹なら枝の広がりがよく見えて面白かったりしますよ。
[落ち葉を逆に辿るように、同じく視線は大樹へ。
淡々と言うので受け売りのように聞こえたかもしれない]
今日は雑誌に桜の話題を見つけたからですけれど。
─ →中央広場─
千恵、あんまり急ぐと転ぶぞ。
[身軽に早歩きして行く従妹の背中にオレは注意を投げかけた。
従妹は心配を余所に広場へと入って行き]
………。
[オレの母親に飛びついているのを見た。
少し離れた場所で、オレは翠の瞳を少し細める]
と。
いけないいけない。
綾野さんに話でも聞こうかと思っていたところだったんだっけ。桜の覡とやらが、桜のそばにいる理由。
これこそ、何の関係も無ければいいんだけど。
[言いながらきょろきょろ辺りを見回し、最初に目に入るのはうら若い3人組の姿。
2人はあまり覚えてないし、知らない人かもしれないけど、1人だけはよく見ている顔だった]
ありゃ。みずちーだ。
─中央公園─
そりゃまあ、これだけ見事な桜なら、そういう見方もできるかも知れんが。
[淡々と綴られる言葉に、軽く、肩を竦め。
雑誌に、という言葉に、ちょっと目が泳いだ]
あー……ソレ、ね。
[狂い咲く花に関する特集記事。
自分もそれには関わっていたからか。
声は、少し気のないもの]
―中央広場―
……あれ、さっきの。
[女主人に飛び付く千恵を見て、瞬きを2つ。
彼女が駆けて来た方角を何気なく見遣って]
……。
[巫女の姿を見つけて、少し表情が強張った。かも知れない]
―中央公園―
[『史さん』と視線が合ったが、あちらは私が誰かわからなかった様。
化粧が全く違うから、無理もないけれど。
私は雑誌をベンチに置き、深く頭を下げた]
彼女……不思議な人ね。
[なんとなく、大樹の下に佇む女性を話題に出してみた]
ってあら! 千恵ちゃん。
相変わらず元気ね?
[飛びついてきた少女の髪を撫でる。
この子は夫の姪っ子――伽矢の従妹。
遠くには伽矢と、稲田さんちの娘さんの姿が見えた]
[伽矢の心配やら、その胸中おかまいなしに。
百華にこんにちはと笑顔で挨拶。撫でられると嬉しそうに、目が細くなった。]
ももおばちゃもごはん?
ちえも、かやにいちゃとみずねえちゃと一緒にごはんなの。
[と見上げて尋ね。
伽矢らの方へ振り返ると、ついさっき見かけた人がいた。]
あ、ふみおじ…
[と言いかけて、ぽんと浮かぶ瑞穂の顔。
「お兄さんでしょ?」を思い出し。ぷるぷる。首をふって。]
いちゃん!
[尊敬の意を表す接尾語が、今は限りなく遠かった。]
─中央広場─
[母親の近くには先日見た眼鏡野郎が居た。
話をしているところから、店の客だったんだろうと推測する。
だからと言って、声をかけるなんてことはするはずもない]
[眼鏡野郎は意識外へと置き、母親と従妹の近くへと歩む。
途中、幼馴染が呼び止められたらしいのに気付き、そちらへと視線を向けた。
巫女服を着た女性、近くの神社の人物だと言うのは直ぐに判った]
[それらを見やってから、オレは母親の座るベンチの一つ隣のベンチに荷物を置く]
/*
多角を避けて黒江さんやらと離れて座ったらばwww
超多角wwww
伽矢・千恵ちゃん・瑞穂ちゃん・史さん・神楽ちゃん
5人。
あっばっばっばばb
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