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< ふしぎな感想に、猫は細くなったあおい目を、子に向けました。
きょとん。
それからことばにも、きょとん。
もう一度、その手にすりっと身を寄せて、次にたっている人にも身を寄せて、足元をくるり。
そう。
おなかがすきました。 >
[草原を横切る灰色の道を、鉄馬を駆り、風を切って走る。
待機中の退屈を紛らせる為のツーリング。
あちこち廻ってくる予定。]
……ん?
[猫の仕種と声に、一つ瞬いて]
もしかして……食べるもの探してたり?
[何となくそんな気がして、問いかける。
相変わらず、飢えや枯渇には鈍感なもので、つい失念していたのだが]
< 食べるもの。
にゃあ、と鳴いて、猫はうなずきました。
だって、そういえば、魚もとってないし、木の実もたべてないし。
家にいたときは食料はたくさんあったのに、今はないのですもの。
たよりない声で、なきました。 >
腹減ったなー。
[顔を洗った後にタオルで顔を拭きながら広間に出る。
気持ちよい風が髪を揺らした。
タオルを首にかけたまま、扉をあけて外へと出る。]
[頷く様子に、掠めるのは苦笑]
……んじゃま、一緒に行きますか、猫殿。
ここにいても、食べるものは降ってこないしね。
[冗談めかして言いつつ。避けられないなら、頭を撫でようと手を伸ばし]
< うれしそうに猫はなきました。
それから手にはよけることなく、きもちよさそうにして。
一度、子どもを見て、それから、覚えている道のりを、たどります。
そうそう、こっちに、あの家があるのでしょう。 >
[歩き出す猫に、軽く、首を傾げる。
迷いのない足取りからして、どうやら目的地は同じようで]
……しかし、昨日の時点で猫なんかいたっけ……?
[今更のように呟きつつ、その後に続く。
従魔はとと、と駆け出し、猫と並んで歩こうと]
< そういえば、猫はこの子、一度目じゃないんでした。
でも気付いてないからいいか、と、しっぽをぴんと立てて歩きます。
となりにやってきた人をちらりと見ると、あらあら。
そのしっぽ。
じゃなくて、髪が、目に入りました。
……じぃぃぃ。 >
[従魔の方は、一度会っている事に気づいているのかいないのか。
ただ、感じる属が同じ事には、感づいてはいるだろうけど]
……ん?
[とりあえず、食事をどうするか、と考えていた所に感じた妙な視線]
……なにかな?
[思わず、聞いた]
< たずねられたのには気付いたのですけれど、猫はその動きにぴくり、と反応しちゃいました。
――あーあ。
ちょうやくりょく は、さすがな ものですね。 >
て、ちょっ!
[ふと感じた嫌な予感は、直後に現実に]
俺の髪は、ねこじゃらしじゃないからっ!
[とっさに避けようとするものの、避けたら壁に激突するんじゃ、とか考えてしまい。
身体を返しつつ、片手で髪を前へと引っ張り、逆の腕で猫を受け止めようと試み]
部屋?
いっぱい空いてたぜ。
手伝うか?つか濡れてないか?
[細い腕の中を見おろして、髪の中の瞳に問う。
大男から見て、その腕はとても頼りなく見えて]
< ぴょーんっ
と、とびかかったら、その手が邪魔をしました。
がぁん。ざんねんで、しかたありません!
腕の中におさまって、ちたちたちた。
爪は引っ込めてますけど、その腕をぺちぺちと、強くじゃないけど、たたきました。 >
[どうにか受け止めて、ほっと一息。
ちたちたぺちぺちする様子を、従魔は不思議そうに見つめ]
あー、もう、落ち着きなさい、君は。
ていうか、髪に飛びつくなと……。
[猫にそれは通じないような]
< ちたちたぺちぺち。にくきゅ〜が、ぺちぷに。
こんな、遊べるものをもっていて、ざんねんです。
いたくなんて、するつもりはありませんのに。
にゃあと、ものすごく ふまんそうに なきました。 >
[肉球でぺちぺちされても、痛くはないわけで]
そこで不満げにされても困りますよ、と。
[不満げに鳴く様子に、困ったようにこう言って。
それでも、翠と紫の異眸はどこか、楽しげか]
……さて……とにかく、屋敷まで戻りますか。
行くよ、セレス。
[どこかぽかん、とした従魔に声をかけ、そのまま歩き出す。
……そのまま抱えて行く気らしい]
ん。
[重ねらされる言葉][少し、考えるように停止]
手伝い、は。頼む。
[ぎし、と僅かな身体の軋みは大きくなっていて]
[彼が受け取るのなら、腕の中の身体を渡そうと]
濡れる……のは、乾いた? 多分。
[首を傾げると湿り気のある髪が僅かに揺れた。]
< 抜け出そうとじたじたするけれど、やがておとなしくなりました。
……なんだか、眠くなってきたようです。
体を、らくなようになおして、猫は子どもを あおい、まっさおな目で見ました。
にゃあ。
猫はどこでも、いつでも、何をしてても、おきらくです。 >
ん。
[顔色や具合がとてもよさそうには見えないアーベルをちょっと見て。
ひょい、とアーベルの膝と肩辺りに手を添えて、アーベルごと抱きかかえようとした]
[猫が大人しくなった様子に微か、笑んで。
楽な姿勢で収まるのには、ちゃっかりしてるな、と呟きをもらし]
「……にゃあ」
[成り行きにきょとん、としていた従魔は首を傾げてあおを見返しつつ、鳴き真似一つ]
何をしてますか、セレス。
[呆れたように言いつつ、通路を抜け、屋敷へと]
< まねっこした子どもに、もう一度、こんどは見本のように鳴きました。
……一体、何をしているのでしょう。
屋敷へとけしきは、かわっていきます。
扉をあけるとき、猫はぴょこんと、その腕から抜け出しました。 >
[……きょとと、]
[突然変わる視界。]
[抱えた身体も抱える当人もさして重くないとは言え]
(むしろ、重いとすれば、その手足にある枷だろう)
[自分ごと抱えられるとは流石に予想外だったようで]
[緩やかに幾度も瞬いた]
[見本のように鳴く猫に、従魔はきょとり、と瞬いて。
習うようにもう一度、にゃあ、と鳴き真似。
その様子に微笑ましいものを感じつつ、猫が飛び出して自由になった手で屋敷の扉を開け]
……おんや?
[なんか、すごいものを見たような]
< 床にすとんと、きれいに ちゃくち。
猫は、一度、子どもを見て、にゃあと鳴くと、しっぽをぴんとたてて、するりと隙間から中に入りました。
……あれ。
なんだか、おもしろいことになっています。
抱いているのが誰か、っていうのはすぐにわかって、猫は玄関のわきにある棚とかとっかかりを使って、ぴょんぴょんぴょん――
もくてきち は、 ふたりをかかえた、マテウスの頭。 >
……と、いうか。
[状況もさる事ながら、マテウスに抱えられた青年に抱えられ、というナターリエの状態に、ほんの一瞬表情は険しくなり]
大丈夫なんですか、と……。
[普通に眠っていただけ、とはさすがに思わず、ぽつり、呟いて]
ええと。
一体、何がどうしてどうなって……?
[会釈するマテウスに礼を返しつつ、問いかける。
従魔は跳ねていく猫の動きをじい、と追って]
いや、なんか危なっかしいし?
[オトフリーとには笑いながら返しつつ、階段を上がって部屋の一つにナターリエを寝かせた。
片手に抱いたアーベルはそのまま階下と連れ、ぴたりと止まって]
……はあ。
[簡潔な答えに、思わず上がる、とぼけた声。
いや、他にどう言えと。
従魔は抱えられている者、その両方に心配そうな視線を向けて]
< ざんねん。よけられてしまいました。
くるりん。羽根をひろげて、しっかりと着地。……飛べばいいじゃない、なんていいません。
すみっこの方で、右の前足をぺろぺろ舐めます。それから、顔を洗って……
食事よりも、さっき、上にはこばれてしまったナターリエが、気になりました。
階段にぴょんっと、一段いちだん、とびのります。マテウスの横をすりぬけて。 >
[疲れからか、私は深き眠りに在ったらしい。
覚醒のきっかけは揺れではなく、耳に届いた――コエ]
……ぅん…、だぁ…れ…?
[半ば無意識に声の主を探そうと、コエが零れ落ちる]
……まあ、危なっかしそうではありますが。
[その評価自体は、否定すべくもないのだが。
ついでに、問われている内容へは、肯定を返すべきとも思うのだが。
……なんか、豪快だ、と思ったかも知れない]
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