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〔フランの質問を反芻する〕
〔何を知っているの〕
〔その問いに、思わず自嘲の笑みがこぼれる〕
…俺が、わかってることなんて、なんもねぇよ。
死ぬのが怖く、無いだけだ。
〔最後の一文は、囁きのような呟き〕
パトラッシュ!
[姿を見せたパトラッシュに飛びつくように首へと抱きつく]
良かった…無事で…本当に良かった…。
[それだけ呟くとパトラッシュの毛並みへと顔を埋め、瞳を閉じる。その目端からは涙が零れ、パトラッシュの長い毛を濡らす]
…僕は、大丈夫。
パトラッシュこそ、大丈夫だった?
何も知らないって。
ならどうしてパトラッシュを。
…死ぬのが怖くないって。
どうして?
死んだらもう会えなくなっちゃうんだよ!?
[その囁きに]
[目を見開く]
ねえ。
誰を信じたらいいの。
あたしは誰を信じればいい?
[どこか]
[泣きそうな表情で]
人狼はまだいるんだって。
パトラッシュじゃないのならそれは誰?
パトラッシュが喋るのを隠していた。
ディーノはどこまで信じていいの?
わからない。
わからないよ……。
/*
…今テレビで「どうぶつ119」のドラマ見てるから色々やばいんだけど。
パトラッシュ死んで欲しくないー!!ジタバタo(><o)(o><)oジタバタ
*/
学生 エリカは、迷犬 パトラッシュ を投票先に選びました。
/中/
昨日とは別の意味で胃が痛いや。
余計なことだったらごめんなさいですよ。
そういえば基本はPC視点でとか書いたんでしたよね。
あれがいけなかったんだろうなぁ。
展開重視と書き換えておくべきだったか。
というか、つまりはあれってこういう意味だったのか。
PL視点の方が難しいかと思ったんですが。
本当にふがいない村立てで申し訳ない(滝汗)
/中/
死亡フラグの空振りはねぇ……(^ ^;
このメンバーなら、それでもフォローしきれるとは思うけど。
予想外に吊られた方は、きっついもんなあ……。
……ところで。
もしかして、今回も中々襲撃されそうにない?(こて
[抱きついてきたディーノに、ちょっと驚いたように目を丸くして。優しい表情で]
泣き虫だなーお前。俺のことは心配いらねぇよ。
ランディのオッサンが逃げるの手伝ってくれたしな。
……あのオッサン、なかなか見所あるぜ。
[ちと危ういかもしれねぇが、という台詞は心の中だけで留めて置く。パトラッシュに喰い殺されても構わないと話していた時の彼の表情は強く、そして脆かった。]
ディーノ…独りにして悪かった。
追われると逃げるの、俺の悪いクセなんだ。
[ごめんな、と謝って。]
それで…シャロンが、俺のことチクッたんだって?
[真面目な顔で尋ねる。]
…なぁ、フラン。
パトラッシュを殺して、全て終わると思うか?
パトラッシュが人狼だという確たる証拠も無いのに?
俺が死ぬ事で、皆が生き残る手がかりになるんなら…。
無駄死にじゃないんなら。
〔ジュリアは許してくれるだろう〕
〔そう思う本音は隠したまま〕
俺は無駄に生きるよりもよっぽど有意義だと思うんだ。
それは。
思わない、けれど。
[口篭る]
[だがすぐに顔を上げて]
どうして!
ランディが死んだら全部終わるの?
ランディが人狼なの!?
そうじゃないでしょう。
それじゃランディが無駄に死ぬことになるじゃない!
無駄に生きるだなんて。
そんなの、ありえない……。
そんなの、あたしは嫌だよ……。
[最後は嗚咽交じりになって]
[その場にしゃがみこむ]
…そっか…やっぱり、ランディはパトラッシュを助けてくれたんだね。
ランディには助けられてばかりだ。
僕が倒れた時にも運んでもらったし、今回もパトラッシュを助けてくれた。
[顔を上げると顔の涙を拭って。少しだけ嬉しそうな笑みを浮かべる]
ううん…あの時パトラッシュは逃げなければ彼らに捕まってた。
捕まったらどうなってたか…。
こうやってまた会えたんだから、気にしないで。
[ね、と諭すように声をかけて。続けられた言葉には表情を暗くし]
…そうみたい。
自警団の人も顔まで布で隠した旅人風の女性、って言ってた。
彼女もパトラッシュが喋れるのを聞いてたみたい…。
[思い出すのは]
[狂人のミスを庇って]
[吊られていった同胞]
何よ。
何でそうなのよ。
何でそんなに簡単に命を投げ出せるのよ。
おかしいわよ。
絶対におかしいわよ…。
/中/
>シャロンメモ
実の所、私が囁けばいい(笑)
自警団員が一人、そっちに戻ったとか。
それを見たとか言い張ってもいいかと。
〔嗚咽を漏らすフランに、心の中で詫びる〕
〔向日葵のような強さを持つ彼女が、とても小さく感じられ、檻の中から手を伸ばし、頭を撫でる〕
フラン…。
俺だって、誰を信じたらいいのか正直わからんのだ。
だが、こんなふうに疑わせるのが、奴らの手段、なんだろう?
負けてたまるか、とは思わないか?
打ち勝つにはどうするか。
お前はおまえ自身を信じたらいい。
お前が信じたいと思う人間を信じたらいい。
俺はお前の事を信じたいと思う。そして信じている。
お前に騙されても、後悔はしない。
パトラッシュ以外に人狼だと思う奴がいなければ、奴を殺すのも仕方ない…とは思ってるんだ。
〔俺は、俺のやり方で、奴が人狼かどうか確かめたいとは思ったが…と、言うと、また彼女は悲しむだろうか〕
ランディ…。
[顔を上げる]
[悲しそうな顔のまま]
[自警団員に肩を叩かれる]
……うん。
またね、ランディ。
[見上げても首を振られ]
[しぶしぶと立ち上がる]
[促されるままに詰め所を出て行った]
[自室に戻り、濡れた手袋を変えて、食堂へと。
誰もいない食堂で、ゆったりとした時間でもすごそうかというとき、宿屋の扉が荒々しく開かれた]
「喋る犬の居場所を見つけたぞ!
誰でもいい!手を貸してくれ!」
・・・。
[そんなこと言ったが、周りを見渡してみても、マスター以外はどうやら自分しかいないようで。
正直、あの犬の顛末がどうなろうと、どうでもいい。
ただ、人狼かも知れないものの最後の姿を確認するのは悪くは無いと思った]
・・・私では、お力になれませんが、場所だけ教えてもらえるかしら?
[その言葉に、自警団は渋い顔をしたが、猫の手でも欲しいと思っているのか、場所だけ伝えて、また人数集めへと走り始めた]
ああそう。
パトラッシュは村はずれの丘近くにある小さな洞穴にいるそうよ。
ランディからディーノに伝言されてたわ。
それにさっき、立ち聞きしている団員もいたの。
彼らも後をつけているんじゃないかしら。
[詰め所を出たところで]
[先ほどの情報を伝えた]
[細かい場所と共に]
[気にするな、と言われて。微かに顔が歪む。]
[それじゃ駄目なんだ、という言葉は呟きにすらならずに消える。パトラッシュの心の中に。]
そ、か。
多分、あの時だな。酒場で俺がお前に話しかけた時……
あの後、お前が風呂に行ったろ? その時に、奴に意味深な顔で見られたんだよ。俺はてっきり、お前が危ない目に遭ってるんじゃ、って思ったんだけどさ。
[低い声で、俯いて地面を睨む。]
あいつ……なんでこんなことするんだ? 本当に占い師なのか? わけわかんねぇよ。あいつが人狼なのか?
雑貨屋 フランは、迷犬 パトラッシュ を投票先に選びました。
・・・結構、どうでもいいんだけどね。
だけど。
死んだ姿を確認しないのは、あまりにも不用心。
だから、一応、見に行くことにするわ。
情報ありがとう。
あの時か…。
僕が居なくなってからそんなことがあったんだね。
[自分が呑気に風呂へ行っている間に。本当に、彼女が何を考えているのかが分からない]
…シャロンは、人狼じゃないよ。
人間だった。
きっと、クローディアを殺されて、気が触れたんだと思う。
自分がクローディアの力を受け継いだと、思い込んでる。
[その言葉を紡ぐ表情はどこか寂しげだっただろうか。敵視されているにも関わらず、彼女には同情を禁じえない。自分も下手をすればああなっていたかも知れないから──]
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