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[わたしは鎌を見つめる。一見躊躇っているように。]
[この鎌は、わたしを傷つける。イヴァンのことは今彼女自身が譲歩したので、もうだいじょうぶ。]
[だけど、この新しいチェックは、かわせない。]
[誰かに無理やり突き立てたとしても、人間の証明をしてしまうだけ。身代わりにはできない。]
[チェックメイトなんだろうか。わたしは半分覚悟を決めて、刃を振り上げ。]
[まっさらな、波立たぬ水面に滴が落ち波紋を広げるように]
[ベアトリーチェの声がゼルギウスに届き意識を戻させる]
……ベア、タ?
[自分でやると、少女はそう告げた]
[最初理解出来なくて]
[ウェンデルに首筋を触れられたまま、ゆっくりとした動きでそちらを見た]
ねぇ、どうしても、となったら、この人はわたしが連れて行く。
あなたの獲物でしょうけど、ゲルダさんは残ってるし、我慢してね。
貴方だって誰かから奪おうとしているのではないですか。
彼女を護るために。
彼女が人間であると証明出来ない限り。
人狼が、滅びない限り――いないと証明出来ない限り。
終わらない。
[淡々と言葉を紡ぐ]
私は、……ウェンデルです。
[拒絶を含む声]
貴方の弟じゃない。
彼女も、また。
貴方のものじゃない。
違うものなのに「また」奪われると思うことすら、貴方の妄想では?
…あ?
[眼を開く]
[気配]
おやおやァ。
どうやら増えたようだな――オトモダチが。
…良かったなァ?
[アーベル]
[その姿をした者が][その名前を呼ぶ]
貴女はどう思いますか。
ベアトリーチェさん。
[まるで刃の事など見えていないかのように、問う]
代わりでしかないことを。
[指先に微か、*力が籠められた*]
残念だが。
[手を離すと、腕に纏った光後ごと刃はすっと消えた。]
触れていないと、形が作れない。
そこまで万能な代物ではないからな。
[防御にかんしては万能でも、攻撃には制約があった。
離してでも使うことが出来れば遠方から操ることも出来、より殺しやすくなっただろう。
なにより、危険視している子供に切り札を渡すほど、愚かではなかった]
[あの人はわたしに弟を重ねてる。]
[べつに良いよ、わたしはそう思う。]
[だってどうあれ人狼であるわたしに協力してくれるんだから。]
[でもここでそう答えるわけにはいかないよね。]
[「それでも構わないです、側にいてさえくれれば。」]
[ちょっと健気過ぎるかな?関心が薄い様に思われるかも。]
[「…誰かの代わりは嫌です。…わたしじゃだめなんですか?」]
[うん、これでいこう。彼の心理を否定しつつ、でも彼の心象を悪くすることなく、むしろ保護欲をそそる言葉。]
[上出来、さすがわたし。恥ずかしそうにしなを作ることも忘れずに。]
[よし、俯いてさも恥ずかしそうにして、せーの…]
わたしも、あなたの弟さんじゃありません。
[…?]
そんな気持ちでわたしに優しくしてたんなら…大きなお世話です。
[あれ?ちがう、こうじゃない。]
[恥ずかしがってる演技ができない。肩が震える…目が熱い。]
[わたしは大きく深呼吸する。こみ上げてくる嗚咽をそれで無理やり押し殺して、ナターリエに向き合う。]
仕方ないですね。
[言ってしまったものは仕方ない。とりあえずこっちをどうにかしよう。]
[これで…、わたしがこの後あの銀の刃にかかって死んでも、彼にかかる疑いが少しでも減ればいいんだけれど。]
体から離せないなら、仕方ないですね…。
[わたしはもう一度言って、彼女の腕を、その先に形作られた刃を持つ。]
…。
[躊躇い。自分は人間だけど、能力を信じきれていない、という風に映るよう。]
…なんで、この騒ぎの最初に、この力で全員調べなかったんですか?
そうすれば、きっともっと少ない犠牲で…
[時間稼ぎ、悪あがき。この間に、何か手を考えなきゃ。]
あの子を護れるなら、他なんて知らない。
今度こそ護って、生かしてやるんだ──。
[頑なな意思]
[蝕まれた精神は癒されることなく]
[妄執した事柄のみを実行しようと言葉を繰り返す]
[拒絶の言葉]
[絶望の色]
[ウェンデルがベアトリーチェに問うた言葉に]
[一縷の願いを乗せて真紅がベアトリーチェへと向かう]
[けれど、返ってきた言葉は──]
[小さな叩音以外は響かせず、そっと室内に入る。
ナターリエの持つ刃。特異性を感じさせるそれに、彼女もまた力を持つものだったのかと悟る。
ゆっくりと進み、ゼルギウスから手を離したゲルダの傍に立った]
………。
[ゼルギウスの声。過去という名の鎖は、彼にもまた。
それを否定する青年。朱花を抱いた彼は毅然と。
そして。肩を震わせる少女]
彼にできる、ここまでが精一杯。
わたしが人狼だと明かして、その上で彼に「だまされる方がわるいのよ!」とでも言えば、彼は多分安全。
でも、わたしもまだ諦めたわけじゃない。そこまではできない。
…人狼ってツライなぁ…。
/*
やりたい。
けど昨日もやっちゃったしな。
返り討ち込みで殺してくれる人希望した方が良いだろか。
狼のプランが見えないっ!
[膝を突くゼルギウスをじっと見つめる。
言葉は掛けない。今掛けられる言葉は何も無い。
一連の出来事と過去を重ね合わせていたのは、自分も同じ。
刃に手を伸ばす少女に視線を転じる。
これまでとは違う違和感を感じた。その原因は知らず。
ただ、何かが起きそうだと、右手で冷たい金属に触れる。
柄にではなく、その鞘ごと握るように]
もし私が狼なら、狼の牙を斥ける者など、真っ先に消えて欲しいだろうな。
ゼルギウスも言っていたな、そう。
なにか考えがあって、身を隠しているのではと。
私がそれだ。
あとは…あの毛玉。
あれがなければ、結局は私も自信の身を証明できず、誰かに陥れ、殺されていただろう。
[じっと、ベアトリーチェを見つめながら。]
[発する言葉は抱く熱とは違い冷徹。
しかしそれが人狼か否かを確かめるものではなく、八つ当たりめいていたと気付いたものはいたか]
――…?
[少女の返答に、意外そうに瞬く眼。
手から離れ、崩れ落ちるゼルギウスと、*交互に見やった*]
でもさっきみたいに、人狼以外には効かない、というところを見せてれば…。
…いえ、あなたが自由に斬ったり斬らなかったりできるんじゃないか、って疑われただけでしょうね…。
…今は、そうじゃない、ということが証明できますか?
あなたは、イヴァンさんの友達で、彼の死の原因となった私のことが嫌い。
検査にかこつけて、わたしを殺したいだけかも…。
悪いですけど、信用できないです。
[言いながら、ナターリエの手の甲、そして肘に手を添える。]
[聞こえた声。
覚えはあるが]
……アーベル?
[現れた姿。
白御霊を見せた者から感じるのは、微かな違和感]
いや……違う?
誰だ、あんたは。
[語りかけるよに自らの名を呼ぶ青年に。
向けるのは訝るような*問いかけ*]
[返ってきた言葉]
[それはゼルギウスの今までの行動指針を否定するもの]
ち、がう……ウェインツェル、には、なって、くれない…。
[真紅に淀んだ鈍い光を宿し]
[ぶつぶつと小声で呟き続ける]
(どちらも俺の手の中に収まってくれない)
(俺の護りたいものを否定した)
(だったら)
(もう、イラナイ──)
[蝕まれた精神は戻らない]
[ふつふつと沸き上がる衝動]
[未だ動く気配は見せないが、それは静かにゼルギウスを飲み込んで*行った*]
[視界の端でゼルギウスさんが崩れ落ち、うわごとのように何か呟いている。]
[悲しい。彼を傷つけてしまった。]
[ううん、来るべきときが来ただけなのかも。結局のところ、わたしは。]
[わたしはそこで彼について考えるのをやめて、最後の賭けに備える。]
…そうか。なら今からもう一度、誰かで証明してやろう。
[そして肘に触れてきたベアトリーチェに、優しい微笑みを浮かべて。]
…ところでベアトリーチェ。
私を信じないと否定するなら、毛玉の事を否定すべきだったな。
何故あれが人狼の毛だと思う?
ひょっとしたら、この騒動が始まる前、私が用意した偽物かもしれないのに。
試してみるさ。
お前の身を持ってな。
[彼女の覚悟と刃の煌めき。
果たしてどちらか早かったか―――**]
/*
今頃思い出した。
この手の村でキリングしたの初めてじゃないじゃん(´ω`)
狂ったのは初めてかも。
果たして狂いきれるかっ!
仕事終わらせてきまs [はよしろ]
[遅れて入ってきたエーリッヒに、少しの間翠玉を向ける]
ナターリエ。自分が守護者だって。
あれは、人狼だけを切れるって。
[抑揚に乏しい声で、これまで目の前で語られていた内容を告げた。
表情は常の通り。さしたる動揺は無い]
薬師様。
[ぽつ、と、膝をついたゼルギウスの名をただ呼ぶ]
…。
[言うべき言葉があるとして。
それはおそらく自分のものでないと思った。
ふっと首を横に振り、向けた翠玉をベアトリーチェとナターリエの方向へ。
傍からは、平行線のようにも見えるが、果たして。
エプロンのポケットに手を入れて、来るだろう一瞬を待つ]
[動く。そう思った瞬間に、先手を取った。]
[ナターリエの肘間接に外向きの、手首に内向きの力をかける。]
[梃子のように腕を曲げさせ、手から現れている鎌を、ナターリエ自身の胸に突き立てる。]
[どうせ彼女には効かない。けれど。]
[鎌の下、周囲からの死角で、手首に添えていた手は手刀の形に開き、爪を立てている。]
[この爪は、鎌に関係なく彼女の胸に刺さる。すぐに引き抜けば、傷口もそんなに違わない。]
[傍目には、ナターリエ自身が自分の鎌に貫かれたように見える筈だ。]
[人狼以外にも鎌は刺さる、そういうことにできれば。]
[わたしはそのとき、その鎌が元々何でも斬れるものとは知らなかった。]
[一方は単に重ねているのみだった。
ならばもう一方は利用しているものと考えていた。
告発された少女は人狼であれど、彼は人間かもしれないと、言葉を交わすうちに見えてきたが故に。
しかし、先の反応は。]
[ヨハナがベアトリーチェを庇ったという話を思い出す。
あれは、人間であるが故だろうか。
人狼は他者を庇うのだろうか。]
[二つの考えが巡り、疑問が首を擡げる。
ゼルギウスの変化には気づかぬまま、彼に目を落とした。
*事が起こるより、少し前のこと*]
[全て上手くいって、鎌が誰にでも効く、ナターリエはわたしを騙そうとした、という風に落ち着いたとしても。]
[この手で、人前で彼女を殺めたわたしは、疑われると思う。]
[もしかしたら、明日を見ることはできないかも。]
[それでも、せめてこの女だけは連れて行かなくては。]
ナターリエが守護者。
人狼だけを、か。
[ゲルダの言葉に確信を得て、翠玉を見つめ返し、小さく頷く。
不可思議の力ならばそんなこともあるのだろうか。
信じきることは出来なかったけれど、今は混乱を増やすだけだと口にすることはせず]
[そして、その瞬間は*来た*]
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