情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―二階個室→広間―
[やはり未だ身体が弱っているゆえか、目を覚ましは陽も高き頃。
僅かなりと身体は回復せしか、辛うじて隠せし角に安堵の息を吐く。
厨房に残りし料理の、野菜のみのポトフをいただいて。
消えてしまいし陽の麗人と、風の御仁を想い心は刹那沈みゆかん]
[やがて食事を終えれば、私は身を清めると告げて、藤の羽竜を連れて温かき泉へと向かう。
酷使したままの脚は、薬効も切れて既に棒の様。
いざと言う時、せめて彼の仔や眠りの羽竜を連れて動けるようにと、温泉が効能に縋ろうか]
[彼の仔が来たいと望むなれば、少し困りつつも頷いて。
来ぬであらば、脚の古傷を知られぬことに安堵するであろうか。
傷を隠せし白金の花模様の輪は今はなく、獣たれば体毛で見えぬそれは、裾で隠さねば容易く知られてしまうであろう故に]
―温泉―
[脱衣所に残されし亜麻色の布を見つくれば、姿消えし優しき彼の猫を思い出し。かつての時の、地の獣らとの遣り取りも今は懐かしく思えよう。
纏いし白金の衣と亜麻色のそれを洗い干し、私は静かに胸まで温泉へと浸かる。
傍らに在るは、柔らかき布を敷き詰めた籠に眠る藤色の影。
昏々と眠る様子を眺めつつ、布が乾くまで――傷が和らぐまで――私は小さな声で柔らかく歌う。
小さな生き物達と戯れし時、好んで口ずさむ歌を]
「ピィ」
[歌に合わせるよに一声鳴いて、舞い降りしは黒の鳥。
上空を旋回し、舞い降りるは何処なりや。
次いで聞こえしは猫の声。
歌に惹かれたか、主や白の猫の痕跡を探しに来たかはしらねど、側に来たらば指先で優しく撫でようか]
―温泉―
[温もりと潤いと。
ふんわりと包まれている感触。
優しい歌声が聞こえる]
ん…。
[まだ重い瞼をゆっくりと開く。
何だか視界が何時もと違うような]
『あれぇ…?』
[ぼんやり。湯気の中]
[藤色の羽竜が瞼を開けたのを見、私は安堵の息を吐く。
途切れる、歌。
黒き鳥は再び高く舞い上がり、黒き猫は籠を覗く]
……お目覚めなりや?
[問う声は、案ずるよに]
『ナタ・リェさん?』
[聞こえた声の方を見ようとして。
先に視界に入ったのは黒猫の姿。
…なんでこんなに大きいのだろう]
『シシィ?』
[思考は纏まらず、疑問は浮かんで消えるだけ]
『おはよう』
[微笑。といっても見た目では分かりにくいのだろうけれど。
聞こえた言葉にそう返して。
未だ夢現]
[藤色が羽竜は、未だ夢現。
鳴くように口を動かす様子に、私は仄かに目元を和ませる]
…なれば、今しばしの眠りを…
[私は途切れた歌を再び口ずさみつ、乾いた白金の衣を身に纏う。
やがて亜麻色の布を肩に掛け、籠に眠りし藤色の影を手に、共に来る者あらば共に広間へと*戻るだろう*]
『…うん…』
[覗き込み手を伸ばしてきた猫にもされるがまま。
流れる歌声に気持ち良さそうに目を瞑った。
籠の中揺られながら、再び夢なき夢の*中へ*]
─廃棄エリア・第一集積所─
[状況を整理するために考え始めて、どのくらい経ったか。いくら経てども繋がれた陽光の精は同じ場所には現れなかった]
どうやら設定ミスだったみてぇだな?
[軽くユーディットへと言葉を向けて。痛みが引いた身体で立ち上がる。特に目的地を定めず、一通り回ってみようと今居る場所から出て行った]
―第一集積所―
…――ふむ、こういう事か。
[数時間を掛けて地下の構造をぐるりと見て廻った後、
見覚えのある開けた場所を目にして、一つ言葉を零す。
どうやら再び、最初に落ちた場所へと舞い戻ってきたらしい。
勿論、巡る途中に強制排除の名目で襲い掛かって来た
ドロイドの幾つかにも遭遇したが、――遠慮無く不能にさせて頂いた。
休憩とばかりに先程スクラップと化した鉄屑一つへと腰掛けると、
ふわ、と。一羽の鴉が肩へと止まる。]
……此処は随分と興味深くも在るが。
聊か、静か過ぎて心地悪いよ。
[小さく、苦笑を零す。――命の声も。魂の声も響くことの無い]
あの幼き仔は、この静かな場所を喜ぶのかな。
「…エテルノ」
――冗談だよ。
[咎める様な声に、溜息混じりに言葉を返して。蒼を僅かに伏せる。
動きを止めた命の無い鉄塊に、さらりと灰銀が流れた。]
…さて。もう暫し休憩したら。
遣るべき事をやろうか。
[折角此処に来たのだからね。囁くように呟いて。
――何かを想う様に、ゆるりと視線を上へ向ける。]
[第一集積所の出入り口から顔を出してきょろきょろり。ドロイドの存在を確認する]
出来るなら、遭遇することなく移動したいんだが。
[ドロイドが居ることはユーディットがちょろりと漏らしていたために知っている。しかし面と向かってぶち当たるのも面倒だなぁと、居ない隙を狙って移動したいらしい]
…力繰りにくいっぽいしな。
[自分が使うのは精霊魔法。風精が居なければろくに力は使えない。ここにはあまり居ないように思える]
――…おや。
疾風の御仁、何処かへ?
[周囲を見回す相手に気付いたのか。
鉄塊の上から小さく喉を鳴らして、その背中に静かに声を掛ける。
ふわりと床へ降り立つと同時に、ふわ、と鴉が空へと離れ]
[声をかけられ、意識をそちらへ]
ああ、ここがどんなもんなのか見てこようか、とね。
ただドロイドに会うのは嫌だなーと。
どうにもここには風精が少ないようなんでね。
−南東部:海岸−
[移ろう空]
[暮れゆく陽]
[蒼][朱][紫][藍][数多の色]
[異なる青の双眸は映し続け]
……嗚呼、
紛い物にしては――……
[口許へと手を添えて][途切れる言葉]
[掌の下で、][微かに動いた。]
< 猫はそれからしばらく、リディとお話をしてから、メンテナンスエリアにむかいました。かの女もいっしょ、だったかしら。 >
―ファクトリーエリア→メンテナンスエリア―
< 中にはいると、まえに、アーベルがいたところ。
そこに、毛布がおちていました。
人の姿の猫は、それを拾って、たたみました。たたんで、元々あった場所におきました。 >
なるほど。風精の声は、確かに少ないね。
…尤も、少ないのは風精だけでは無い様だけれど。
[機鋼の気配に満ちて、声もあまりしない場所だ。
小さく苦笑しながら、相手へと歩み寄る。]
確かに、この場所でドロイドに会うのは拙いだろう。
必要ならば、着いて行くけれど。
[何処へ? とゆるり問い掛け]
機鋼の気配で埋め尽くされてるな。
人や竜、魔、獣の者はともかく、精霊にはちと辛いんじゃないかね。
[今居る場所を見回すように首を巡らし]
風精を使わなくても立ち回れはするんだが…不安は残る。
そうしてもらえると助かるな。
[悪ぃ、と苦笑を漏らし。どこへと訪ねられれば首を傾げる]
特に目的は無いんだが…ま、足の向くままに。
< それから、少し考えて、色々なものを見ました。
本とか、色々ありました。
猫はふらり、もときた方向へ。
でも、やっぱり、ちかづくと痛みました。
ということは、この竜が―― >
―→ファクトリーエリア―
さて、
此処でこうしていても仕方無い、か。
[ぱちり、][指を鳴らす]
[それだけの動きで][分解][転送][再構築]
−中央塔下部:ファクトリーエリア−
< おれたちを、ここに、つれてきたの?
猫は、そう考えました。かんがえて、やっぱり、血の出ていないほうの手で、ふれました。 >
/*
あー、やっぱりアンデッドにすると更新の問題が出るのか?
普通のF5だと更新されない時があるんだよな。
赤や表発言が挟まれば普通に更新される時はあるんだが。
墓だけ続くと反応しない時がある。
Ctrl+F5を心掛けておくか。
*/
< そのとき、
空気の流れか、他のものか。
振り返った先に、アーベルの姿。 >
……アーベル?
< すこし、首をかしげました。 >
嗚呼。
まだ、居たんだ。
[人の形へと戻り、][その場の存在へと][投げる視線]
[機鋼の竜は彼の来訪に呼応する如く][一度瞬いて][目を閉じた。]
< そのとき、
空気の流れか、他のものか。
振り返った先に、アーベルの姿。 >
……アーベル?
< すこし、首をかしげました。
機鋼の竜からは、手を離して。
もう片方の手は、あまりうごかさないままに。 >
―屋敷・自室―
[結局、昨夜オトフリートがこちらの言いたい事を判ってくれたのかどうかは甚だ疑問だった]
て、ゆーか、ぜってー本質的に判ってねーな、あれ。
[ごろり、寝台の上で寝返りをうつと、バンダナを外したままの髪がばさりと揺れ、パチパチと紫の光を散らした]
此処まで声のしない場所はそう無いからな。
――流石の私も、居心地は良くない。
[精霊には辛い、との言葉に一つ頷いて。]
了承した。丁度先程一周巡ってきた所だからな。
問題ないよ。ならば、真直ぐ向かおうか。
最終的にはまた此処には辿り着くように
繋がっているようだから。
何処から巡っても問題なかろう。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新