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―― … こわい。
[しぬよりも]
[感じなくなって]
[自分でなくなってしまうことのほうが]
[ずっとずっと]
[――こわい。]
[『ゼルギウスを信じるな。』
踊らされている。彼はこちらを観察している。]
…どうするべき、…かしら。
[わからない。けれど手伝えると返れば行くべきかとも思う。
返る頷き。アーベルは、と彼の言葉も待っただろう。]
…そぅ。
[寧ろ、内の痛みを気にしてしまったのは握るバンドが見えてしまったから。
遅すぎるほどの足取り、がり、がり、と地面を削るような音を立てながら施設の方へと歩みを進めていくだろう。]
― 回想 ―
[やがて医師の卵であった青年の魂は、
幾つかの死した魂と同じように、
空を渡る機械へと引き寄せられた。
幸運をと願う声。
逃げてと乞う声。
青年は声を上げなかった。
ただ緑の眸で回る翼を見詰めた。]
嗚呼、最後の一人は、アーベルさんだったんですね。
[爆音の中でも、星詠みの女性の声は確かに耳に届いて。
困った風に呟き、見やるヘリの中の風景。
アーベルの様子に、なんとも云えない表情を作る。]
……また、貴女は無茶をする。
貴女が、此方にくるまで、
僕はどれほど心配すればいいのかな。
[足を、片目を蝕まれた女性の傍らに佇んだ。
崩れ行く城の中で、自分だった物が壊れる感覚が分った。
そのことに何の感慨もない……といえば嘘になる。
けれど]
父さん、母さん、か。
[何も出来ないけれど、此処に居て見守ることを選ぶ。
やがて眠りに落ちた、彼の人の寝言に、母親似の緑を細めた。]
嗚呼、ノーラさんは、母さんに少し似てるんだ。
[心臓を患っていたのに、夫にそれを言えずに居た人。
父が甘えられる人でなかったのもあったかもしれないけれど。
いつも、少し淋しそうに微笑んでいた。
流れる一筋の涙に、指先を伸ばすも触れることはなく。
母親似のその顔に、母親と同じ淋しげな微笑を刻んで。
自分の背にはない、羽の音。
羽でありながら、自由に行き先を決めれぬ機械の裡。
結局、甘えをきいてあげることが出来ない女性。
せめて、そのささやかな眠りを護るように。
静かにその傍に寄り添った。]
― 回想/了 ―
[鈍い振動と共に城が崩れる去る。
中に残っていた全てを埋め尽くして。
捕らわれていた感覚が戻ったのはそれから]
出来ることはしないと。
そう、したいから。
[命失っても意識残した人々と共に、最後まで見届けようと。
輝く生を宿している人々へ*意識を向けた*]
――進むしか、…道は、なくてよ。
[行けるというなら、行くしかない。
此処まできたのだ、
ゼルギウスに啖呵を切った
ライヒアルトとナターリエは、
裡に矜持を秘めたヘルムートは
生きると決めたノーラと、ベアトリーチェは
――、――]
[引き摺る音を追うように、
それぞれ扉へ向かうだろう。]
/*
昨日は色々ございまして来れないでスマンですた
遅ればせながら、ゲルダーヴお疲れ様です(混ぜんな
あとこれは言っておかねばなるまい。
相関図? ナニソレオイシイノ?
………………うわぁぁん(涙ッシュ
/*
相関図。分かる範囲で。
カルメン←→ダーヴ←→ヘルムー
↑ ↑
オトフ ユリアン←→イレーネ
↑
?
ライヒ←→ナタリ
ツヴァイ←→ブリジ←?アーベル
↑
?
リーチェ
ノーラ←→エーリッヒ→ALL
誤認とかあるかもしれないですけどね……。
ライン読むのも役職読むのも苦手です。
―研究所―
[ノーラを手伝いながら、ヘリを降りる。風が、心地よかった。朝だと、わかる]
気持ちいい風が吹くのね。
水の、匂いもする。
[上空から見たら、湖が見えただろう。白い、ドームの屋根も]
アーベルさん、動ける、かな。
[アーベルの体のことを気にしながら、振り返る]
[研究所のドアの中、広い、空間。音が反響しそうな、匂い。ノーラの声に頷く]
どこに、いるのかな。
ゼルギウス……って人。
[耳を澄ます。外からの音以外は、特に聞こえなかった]
[ノーラの驚いた声に首を傾げる]
どうしたの? 何か、あったの?
[歩き出し、杖の先が当たる。その先に、石像が一つ。
手で触れれば、その背には穴が開いていて]
あ、な? なんで、こんな。
―ヘリの近く→扉へ―
――アーベル。 行くのよ。
[鉱石の眸は――何を浮かべたろう。]
…おいては いかないわ
[――もう、たくさん おいてきてしまったから
これ以上は。このまま、石になってしまうのは。
彼の眼には映っているのか。
欠損した指先が見えても手を取って
ヘルムートに、手伝ってくれるよう頼み、
研究所へと向かう。]
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