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[受け止められた姿勢のまま顔だけ上に向けて]
あー、重ね重ねすみません。何かいきなりクラッと来て。
今起き上が……って、わひゃっ?!
[突然アーベルが体を起こして、軽く背中を叩く。
それは優しくて。でも、今の彼女の体勢はアーベルの膝の上で向かい合って抱きしめられているわけで。]
あー、えっと、あのー……
[その頬は真っ赤になっている。]
< 猫はほっとした顔で、なんだか叫ばれたほうをみました。
さっきのあの子でしょうか。
だけれどもう、かの女はさってしまいました。
それから、むかし、たすけたその人を見ます >
ナターリェ。
だいじょうぶ、だよ
< 歩を、そちらに向けて >
[朱を帯びる少女の顔]
[先程とは打って変わった様子]
?
[青を向ける青年の貌]
[先程までと全く変わらぬ様子]
立てる?
立てない。なら、連れてく。
[提案をひとつ]
……あ。
[手許に無い、赤の果実と白の獣]
[今更気付いて周囲に巡らす視線]
[命の恩人である青年が共にいた相手ならば、恐らくは危険ではないのだろう。
それでも、人が苦手な事に変わりはなく。
私は抱き合う二人に気取られぬよう、後ろ向きに下がってゆく]
[青年が視線を向けた方へと僅かに瞳を揺らすも、そのまま逃げようとした私を、彼の人が呼んだ]
…エィリ殿。
なれど…
[怯えを含んだ瞳が青年を見つめる。
近づく足音に僅かに身を竦めれど、四肢は後ずさりを止めた]
―北部―
[再び広葉樹林を抜けて、西部エリアを出た。
外周区画を通って北部エリアへ。
先ほどまでの景色が夢だったかと思うほど、雪の降りしきる世界。何とも寒暖の差の激しい場所である]
氷破……。
…………さむいしっ
[基礎代謝が高いので、寒さを感じるまでにややラグがあったようだ。己の力で己の生命に干渉し、代謝をさらに高める。ほの明るい光を纏ったような姿になって、寒さを防ぎながらエリアの奥へ探検の歩を進めて*ゆく。*]
< 猫には、少女がりんご色になる理由もわかりません。
ただ、おもいだしたからには、落ちた場所を、おしえてあげるべき でしょう。
自分といっしょに おちてしまった赤を、ゆびさしました。 >
[赤くなったまま、かけられた言葉に]
あっ。だ、大丈夫です。
[そう言って、慌てて立ち上がろうとするが、まだ三半規管が元に戻っていないので、すぐにぺたんとその場に膝をつく。]
< それから、おびえた様子の、知り合いにちかづいて >
だいじょうぶ、だよ
ずっと、そうだと……つかれて、しまうから。
おれも、いるから。
< いたからといって、猫はたいした せんりょく にもならないでしょう。
ただ、いたいたしくて。
近くにゆくと、なんのためらいもなく、猫のすがたに かわりました。 >
[暫しの間気を取られていたが、]
……。
[少女の言葉を聞いていなかったか]
[或いは歩くのは無理だと悟ったか]
ん。
[膝をついた少女の背に腕を回す]
[「だいじょうぶ」「つかれて、しまう」「おれも、いるから」
つたない程に真摯な声に、私は瞳を揺らして近づく彼を見つめる。
言われたとおり、無理をした私の身体と精神は悲鳴を上げていて。
言葉もなく、長い首を垂れる]
………ぁ
[項垂れた視界の中、青年の足が消え白の獣が現れる。
脚に擦り寄るそれから本能的に逃げようと脚が震え――なれど白き猫を傷付けたくなくて耐える]
……私は大丈夫、ゆえ…
[言葉と裏腹に崩れかけた脚に、私は獣の姿を解く。
人の身へと変じた肢体は、擦り寄る猫を抱き寄せるように蹲る]
< きずついているのでしょう
伸びてきた手に抵抗などせず、むしろ望んでそこにゆきます。
にゃあ、にゃあ。
なだめるように、おちつかせるように。
猫は、猫であることを感謝しました。だって、言葉にはなおせないのです。
せめてあたたかい体で、すこしでも ほっとして もらいたくて。
なんども、なきました。
おちついて、だいじょうぶだよ。
そう言うように、なきました。 >
[落ち着かぬ鼓動が、無理をさせた後脚が、張り詰めたままの神経が悲鳴を上げる。
なれど私にはそれを抑える術がなくて。側にある温もりに縋る]
…なれど、私は…人が恐ろしいのです…。
[命を刻む針も、後脚の傷も人に付けられたもの。
なれど、それ以上に傷付けられたのは、私の心かもしれない]
あれ? あれれ?
[なかなか戻ってこない感覚に、小首を傾げるが、突如背に腕を回され、抱っこされる。]
は、はわわ……
[いきなりのことで狼狽。顔はさらに赤く。]
[小柄な少女の身体]
[様子を気に留めず片腕で支えて]
[変わる一人と一匹を見つめていたが]
行く?
屋敷、……休める、場所。
在るから。
[赤い果実は地に落とされたままに]
[問いと共に誘うように手を差し伸べ]
[じゃら、][千切れた鎖が音を立てた]
[望みのまま手の内へと滑り込む白に、私は瞳を閉じ温もりに縋る。
人の姿など見たくはない。見ていたら、落ち着けはしない]
[何度も何度も鳴く声が、柔らかな温もりが、緩やかに私を癒す。
少しづつ鼓動が落ち着いて、私は震えの残る指先を離さぬまま、瞳を開ける。
淡い菫色の瞳が、白き猫を見下ろす青年を映して揺れる。
白金の蓬髪に絡んだままの葉が、鬣であった事の名残を示した]
[彼女がアーベルに抱っこされる形で真っ赤になっているその懐からモゾモゾと顔を出したのは彼女がシノと名づけた魔獣の子供。
とん…と、彼女の肩からアーベルの肩に乗り移ると、ぺろりとアーベルの頬を一舐めする。]
休める、場所…
[誘いの言葉と共に差し出される、忌々しい響き。
目の前に差し出された――その手首を、足首を戒める枷に気付けば、声なき悲鳴が上がる]
――ぃやーっ!
[腕の中の存在も何もかも脳裏から消える。
私は鎖から、忌むべき過去から逃げようと身を翻し――身体が横へと大きく揺れる。地面へと倒れゆく身を支える事無く、震える片手が衣の前を握り締め…私は*意識を手放した*]
わ、
[肩にかかる僅かな重み]
[頬に濡れた柔らかな感触]
……、…増えた。
[新たな存在に気を取られたのも少しの事]
[翻る衣、頽れて地に伏す女性の身体]
< だんだんと落ち着いてゆく、それを肌でかんじました。
猫はそれでも、そっとないて、だいじょうぶ、と伝えます。
だけれどその音……そして >
――――ナターリェ!
< 悲鳴。かしぐ体。
その腕から瞬時にぬけだし、猫は姿をへんじます。
かしぐ体を、腕でうけとめようと―― >
< 気をうしなう時にまで、気をつかわなくて 良いのに。
猫の手は、わずかにおそく、倒れたその体を、ゆっくりと起こしました。 >
……
いたい?
< 返事なんて、あるわけもありません。
それから、かれの手を、くさりを見ました。 >
だいじょうぶ、だよ
[きょとり、]
[緩やかに瞬いて]
[二人の様子を黙して眺め]
[向けられた視線の先、]
[自分の手へと目を落とす]
[けれど何が原因か、知る由もなく]
運べる?
[近づく事はなく少女を抱え直して]
[茂る草木と土とがクッションになったようで]
[怪我は無いと判断しての問いかけ]
< かれの言葉に、猫はこくり、うなずきました。 >
はこべる、よ
……休める、ところ、どこ?
< 力の抜けた体を、抱きあげます。
だいじょうぶ、と、猫はもういちど、うなずきました。
向かう先へ、*ついてゆきます* >
はわ、大丈夫……ですか?
[突如倒れるナターリェと呼ばれた女性と、それを抱き起こすエィリと呼ばれていた青年に心配そうに声をかける。
そして、アーベルに抱え直されるのもされるがまま。実際のところ、すでに三半規管の麻痺は収まり、歩くこともできるはずなのだが、*何故かそうする気にはなれなかった。*]
ん、
[首肯]
……行こう。
[踵を返し森を抜けていく]
[その足取りに迷いはなく]
[自然の道から無機質な路へ]
[澄み渡る青空の下を]
[広がる緑の原を進んで]
[言葉少なに屋敷まで辿り着く]
[四人を出迎えたのは機竜の従魔]
[簡潔な説明でも事情は把握したか、]
[気を失った者を空き部屋へと導く。]
……ん。
それじゃ。
[少女を椅子に座らせると]
[ふらりと広間を*出て行った。*]
/中/
みんな、元気だなあ……(笑)。
それはさておき、疾風、陽光、影輝は大丈夫かー?(汗)
ま、とにかく今の内に色々とやっておこう。
探偵 ハインリヒ が参加しました。
探偵 ハインリヒは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─人間界・穏やかな風が吹く草原─
[腕を頭の上に組み、芝生へと寝転がる。そこはちょっとした高台になっていて、起き上がれば街が一望出来るようにもなっている。しかしそんなものには興味は無く、ただただその穏やかな風を身に受け、眠るでもなく瞳を閉じている]
「……やーっぱここに居やがったか、この風来坊」
[光を浴びていた瞼に影が差す。聞きなれた声。ああまたか、と心の中で一人ごち。陽を遮られた双眸をゆっくりと開いた]
俺を探すのが巧くなってきたなぁ、ディーデ。
そろそろ一人立ちの時期か?
[見下ろす男に向かってへらりとした笑みを向ける。ディーデと呼ばれた男はその言葉に呆れたような表情になり、見下ろす状態から身体を起こした。光が妨げられていた影がなくなり、開いた瞳に鋭い光が差し込む。眩しげに目が細められた]
「ばーか、俺が居なくなったら誰が依頼のやり取りすんだよ。
そもそもお前が居そうな場所なんざ、限られてるじゃねぇか」
はは、違いねぇ。
[一本取られた、とでも言うように笑うと、ディーデはやはり呆れた表情を浮かべている]
それで、お前が来たってことは何か依頼でもあったか?
「そうじゃなきゃ来ねーっつの。
前に頼まれてた黒いお話の裏と、大家んとこの猫探し」
猫ぉ?
まーた居なくなったって騒いでんのかよ、あの大家。
ただ単に猫の行動範囲が広すぎて2・3日戻って来ないだけじゃねぇか。
ほっとけほっとけ、そのうち戻って来る。
[寝転がったままひらひらと手を振る]
「だが探さないと大家が煩いぜ?
俺らの姿見つけると、まだかまだかと急かして来るじゃねぇか」
探す振りでもしとけ。
そのうち戻って来る猫に時間割いてる余裕はねぇよ。
「いっつも寝てんだろうが。
ったく、仕事だけはちゃんとしてるから文句は言わねぇけどよ…」
いひひ。
まぁどうしても探せってなら…。
[再び瞳を閉じ、耳を澄ませる。サァッと緩やかな風が吹いた。その風が吹きぬけた後、起き上がり懐からメモ紙とペンを取り出し、何かを書き付けた]
ここら辺探してみな。
高確率で居るはずだ。
「…今までの経験上、ってことか?
オーケイ、大家に伝えておくわ」
[ディーデに書き付けたメモを渡す。肩を竦めながらディーデはメモを受け取った。尤も、今までの経験上と言うよりは風に猫の居場所を聞いただけなのであるが]
黒いお話に関してはもう少しかかる。
大物が絡んでそうだ。
クライアントにはそう言っておいてくれ。
「了解、そんじゃそっちは頼むぜ。
ヘマするなよ?」
へーいへい、気をつけまさぁ。
[ちゃんと分かっているのかいないのか、そんな軽い返事を返してからからと笑う。そんなハインリヒの姿にディーデはやはり呆れるばかり。「じゃあな」と声をかけて高台から立ち去った]
やれやれ、大仕事の前に休息してたってのに。
アイツにバレない場所をまた探さないとなぁ。
[よっ、と言う掛け声と共に跳ね起きる。両手を天につき挙げ伸びをすると、周囲に誰も居ないのを確認してから風で身を包んだ。ふわりと地面から足が離れ、その身体は宙へと浮く。飛行物の少ないその時代、飛んでいる姿を発見されることは少ないだろうか]
[良さげな場所を探しながら空を移動する。この近辺のお気に入りの場所はディーデに押さえられているだろう。少し離れた場所を探すべきかと考えながら、まだ寝足りないのか両目を瞑って欠伸をした]
[瞬間。周囲の空気が変わった。風の流れが違う。何かに引き寄せられる感覚。何が起きたのか。それを把握するべく瞑った双眸を開く。
と]
…おおおおおおおおお!?
[吹き荒れる暴風。それに巻き込まれ流される。開いた瞳に映ったのは聳え立つ岩山、落つる稲光。そして岩山の間を吹き抜ける荒れ狂う風の流れ]
なん、だここっ!
ぅあぶねっ!!
[暴風に流され岩山にぶつかりかける。咄嗟に風を繰り、衝突を避け、安定して宙に浮く。自分はさっきまでこんな場所を飛んではいなかったはずだ。近くにある岩山の天辺へと降り立ち、風で周囲を探る]
……マジでどこだここ?
風の精霊力が強く働いていることは分かるんだが…あの街にこんな場所あったか?
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