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[扉を閉めてさっさと蚊帳の外に避難すると、向こう側で水のはじける音がした。
扉の下の隙間から無残な水分が流出するのを眺めれば巻き込まれないうちにとばかり、早めに生徒会室遠巻きにする。
小さく息をついて腕時計の時間を確認してから、昇降口へと階段を下りていったのだが、まさか、いざ階下に降りようとした踊り場で元・部の後輩を目撃ドキュンするはめになるとは思わなかったわけだが]
[ 投げた拍子にやべ、と思ったとか、
サキの言葉に現実が見え始めたとか ]
……スミマセンでした。
[ がっくり項垂れました。
嗚呼、鞄のプリントが重い ]
繋がりがそこであるのは嘘じゃない。
[笑いながらヒラヒラと手を振ってみせ]
だから内部事情までは知りませんて。
武道系は出張お呼びで無いし。
そか、単なる気分か。
[問いかけても答えそうに無いなと、敢えてその先には突っ込まず]
あはは。
それでは、さっさと掃除を終わらせて買出しに行きますか。
[お騒がせしてすみません。と生徒会長の方へ頭を下げながら
満面の笑みで雑巾を受け取る友人を見やった。]
……手伝ったほうが、いいです?
[書類をしまって、床に落ちた氷嚢の抜け殻を拾い上げながら]
大きなお世話だってぇの。
そもそも、選択権がなかったんだ、どうしろってんだ。
[好きでネタれる名前してんじゃない、と。
虚しい自己主張しつつ]
そりゃ、誰も知らんだろ、話してないし。
[むしろ、顧問やら主将にも退部の理由なんて話してないくらいだとか。
当の主将が近くにいるのは、まだ気づいてないようだが]
……やれる範囲で、ね。
[ラケットケースを叩く様子にさよか、と返し。
空けられた道を抜けて行こうとして、啓子の視線が上に向いたのに、気づく]
ま、今度から気をつけるしかないねぇ。
[大人しく後始末をする悠悟にけらりと笑う。
環との打ち合わせは、それでよろしく、とひとまず切り上げて。ふ、と携帯を取り出し時間を見る]
んー、そろそろ帰ろかなぁ。
後は特にやることないっしょ。
対応すべき”何か”は終わったわけだし。
[ねぇ?と沙耶香に確認を取る]
……や。
悪いの、俺だし。
[ 視線が上がりません。
何故か、上げられません ]
いつもの事なんだけどなー。
[ 乗せられる自分が情けなくなってきたらしい。
雑巾片手にしゃがみ込んだまま、がっくり。
他者に対してはそこまで躍起にならない辺り、
腐れ縁のなせる業と言えようが ]
……がんばるよ。
[キョウヤの言葉に、不承不承そう頷いた。どうやら、それさえもキョウヤにやってもらおうとか、隣にいてもらおうなどと考えていたらしい]
それじゃ……少しマリーを探そう。
[そう言って踵を返した]
……。
[こちらを見上げる女と、見上げる元後輩と。
特にリアクションをするつもりもなかったのに、そこまでじっと見られてしまうと足を止めざるを得ないというか]
……。
[階段の中腹、足を止めてそこにいる生徒たちを見下し]
そうですね、事務的な作業も一段落しましたし、そろそろ解散としましょうか。
[幸貴の言葉ににこり、と笑って立ち上がる]
……何事もなく、夏休みを過ごせればいいのですけどね。
[ぽつり、呟いたのは何に向けてやら]
なーにしよっかなー。
花火ってけっこうしそうやからあんま予算ないけど。
うわ、なんやなんや? マンゴーばっかりやん。
冒険すんのは怖いし無難に飴やなあ。
あ、花火みーつけた!
[七曜寮生御用達だけあって、学生好みの品がたくさん置かれているのが素晴らしい。もちろん常連なので目指す場所も早い。
真っ先に向かうのは新作お菓子のコーナー。
今年はマンゴーが流行らしいので試しに飴を籠に入れた。
そして本命の花火も買い込む。二名分だからささやかな物だ。
一応、炎色反応が建前なので、近所迷惑も考え鼠花火は我慢]
こんなもんやな。
さーって会計済ましたし。ほな、いこかー。
おや、もしかしなくても僕待ちでしたか。
――それは、随分お待たせしたみたいで。
[申し訳有りません。
“何か”と呼ばれる用件に気付いて、そちらへと視線を向けて。
妙に視線が下な友人に、苦笑を零す。]
…何でそんな、主人に叱られた犬みたいになってるんですか。我妻君。
[例えも、ちょっぴり酷いが。]
がんばってくれ。何かしようと思う以上。こういうことからしてかないとな
[不承不承頷く久鷹に切に願って]
じゃあそうすっか。とりあえず俺はそんな予定もない。
まあ家に帰ってもいいが実家に帰る気はないしな
[育った家と実家と二つあるが、少なくとも実家には帰る気はない。
その理由はなんとなくであれしれてることだろう。
ところでマリーがどこにいるのか知ってるのか?と思いながらついていく]
[沙耶香から解散の言葉を聞くと頷いて、荷物を纏めて帰る準備]
と、あー。
お茶どうしよう。
家庭科室の冷蔵庫に突っ込んどく?
[残ったゼリーは持って帰るつもり。訊ねながら沙耶香が呟いた言葉には]
変化の無い夏休みも詰まらなそうだけどねぇ。
アタシはとにかく鍛錬の日々だわ。
[常日頃やっていることであるため、変化が無いとも言える]
[こちらを見下ろす視線の主。
あ、久々に見た、なんて考えてるかも知れないが]
……あ、俺、邪魔か。
[途中で止まって振り返ったせいで、通行妨害を助長したか、と道を空け]
[何だかんだと付き合ってくれるキョウヤに心の中で感謝しつつ、数歩進んだところでピタリと足を止めた]
……そういえば、マリーはどこにいるんだろう?
[ついでに言えばケイコもだが、すでに頭の中になかった]
そうですね。
何かあった時に飲めるように、家庭科室をお借りしましょうか。
[幸貴の提案に頷いて。
続けられた言葉に浮かぶのは、珍しく、苦笑]
ええ、確かにそうなのですけれど……。
どうも、あの子が心配なもので。
[ 生徒会員らの話す用件など、察せはせず。
大人しく、掃除、掃除。
きっちりとやる辺り、案外とマメなのかもしれない ]
なんか、俺。
[ タマキを見上げ、向けた表情は真剣で ]
――ヒエラルキーの底辺にいる気がするんだ。
[ しかし、言う事は、出された喩えより酷かった。
水分碌にとっていなくて疲れているのかもしれません。]
……。
[元後輩の持つ長い包みに、ちらりと視線をやるくらいはしただろうか。
けれど、それは別に興味を引くようなほどものではなかったようで。
こちらを見上げてから道をあける様子に、特に礼も何も言う様子はなくそのわきを通りぬけて階段を下りて行こうと]
…歩き出したから知ってるものだと思ってたんだが
…俺は見てないな
[若干の呆れを滲ませながら同じように足を止めていう。
ケイコにいたっては個人認識さえできておらず]
携帯使えば?
[なんてあっさり]
……ああ、そうか。携帯……。
[と、懐から電話を取り出し、アドレスを呼び出そうとしてピタリと手を止めた。そしてしばし考えた後、ぽつりと呟いた]
……マリー、今日は携帯持ってるのかな……。
[何やら不穏当な台詞が飛び出た]
[すれ違う瞬間、どーも、と短い挨拶程度はしておいた。
一応、全く知らないわけではないので。
包みに視線を向けられたからと言って、特に気にする事はなく。
むしろ、ここで人に出くわした時点である意味、諦めの境地とも言うし]
いやまぁ、それだけ待ってたってわけでも無いんだけどね。
いつどこで急な用事が入るとも知れないし。
[気にしないで、笑いながら環にひらひら手を振る。
沙耶香の答えに袋ごとお茶類を持ち]
夏休み中も学校に来る羽目になるかもだしねぇ…。
色々詰め込んでおこうかな。
…ああ、例の。
随分と問題児っぽいねぇ?
そっか、それがあるからかいちょーに取っては安心出来ない夏休み、と。
[それが自分にも関わってくるかもしれないなんて、今は微塵も思っていない]
[否定と肯定を両方聞いて、また首を傾げつつ二人の会話を聞いて、さらに響も現れてみょーな雰囲気になりつつある中、唐突にポンと手を打ち]
…………ああ、あれデスか。
お昼のドラマ。
[……待てぇい。]
とと、失礼。
[それほどじっと見たつもりでもなかったのだが。
相手は気にしたように足を止め、ミツクニも道を譲って。
場所は既に空けていたので、軽く会釈だけを送った]
[律儀に確りと掃除をこなす友人を見やりながら、
見上げられる視線と共に向けられる言葉に、僅かに眉を寄せた。
……流石に、重症だと思ったらしい。]
――手伝ってくれたら、…何か、飲み物奢りますから。
[だから自分を強く保ってください、とは、言えなかった。
…何となく。]
……俺と同じで……時々忘れてる?
[何故か疑問系だった。とりあえず、呼び出してみる事にして、そらで覚えているマリーの電話番号をプッシュした。
……こういう時にメールではなくて、声を聞きたいと思うほどに、大事だったりする]
できれば、夏休みはゆっくりしたいものですけれど。
高校最後の、ですものねぇ。
[妙に、妙にしみじみと呟いた。
実感こもってるのは、先に屋上で零された物騒な一言を『聞いて』いたからだろう。
もし、他にも『聞こえて』いた者がいたなら、心境は似たようなものかも知れない]
ええ、問題児ですね。
子供の頃は素直で可愛かったのに、最近は手に負えません。
[当人が聞いていたら、「こうなったのは誰のせいだ」と突っ込みたくなるような事を言いつつ、ため息などついてみたり]
[元後輩とすれ違った時、よこされた挨拶にかるく、うん、とかそんなくらいは挨拶をしたかもしれない。
どうやら年下らしい女子のほうは、ちらりとみただけ。
踊り場まで下りてしまうと、そこから先は特に振り替える様子もなく階段を下まで降りて行って、靴を履き替え駐輪場へ。
自転車の施錠を解除するとそのまま一足先に学校を後に]
−七曜学園→自宅−
[例の言葉が『聞こえて』いたかどうか。おそらくはまだ上手く力が繰れないために聞こえていなかったことだろう]
[力による意思の疎通が可能になるのは、結界が張られる直前であるが故に]
[ 無我の境地の成せる産物――
なんて、素晴らしいものでもなんでもないが、
一通り水を拭き取り終えて立ち上がる ]
へーき、へーき。
生きてる。比較的。
下克上企むくらいには、大丈夫。
[ 目がマジ、
かつ、据わっているのが問題だが ]
……あー。絞ってくるわー。
[ ふらりとした足取りで生徒会室を出ていく。
暫くはタマキの喩えた通り、
飼い犬の如く大人しくなりそうだったが、
それもきっと、餌――もとい、水分を得るまでのこと。
* 夕食時にどうなっているかは、定かでない *]
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