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ー街外れの井戸端ー
[おやつにと持っていたソースたぷたぷコロッケパンを半分渡しつつ、とりあえずピリピリしている理由を聞き出してみる。その団員はやたらと口が軽く、団長が失踪した事や、その団長の家族についてまで聞き出す事ができた。]
…そうなの…。
[ついこの間香水…の容器…を貰って嬉しそうにしていた姿を思い浮かべて眉をひそめ、頬に手をあてた。]
…うーん、何か手伝えないかなぁ…。
あ、そうだ!もっと知ってる事あったら教えて?ね?
ほらいいかおりー。
[どうやら気に入ったらしい香りのポプリを見せつける]
[しかし、むむむと口を開けば愚痴ばかり]
…え、自警団の方針は決まってるの?
いやいや、俺は乗り気じゃないとかじゃなくて、
何をするのかおしえて!ね!
あ。
[そこまで聞いたところで、同僚らしき人が現れる。「おいお前、見ない顔だが何話してたんだ」と、そう言う様子は、いかにもお固い団員さんのようだ。]
…香水売ってただけなのー!さようならー!!
[脱兎!]
― 大通り ―
[修道士が誰かに手を振っている。辺りを見回す。もう一度、彼を見る]
……?
[目が合えば、ぱたと手を振って営業用のスマイルを作り、近づいていく]
─広場・噴水傍─
あは、それ、御師さんにも言われた。
[『風の寵児』という言葉に、くすりと笑う]
……もっとも、御師さんに言わせると、俺は風と遊んでるだけ、になるらしいけど。
[それでもいいんだ、という心情は言葉にせず。
右目を押さえるヴィリーの様子に、訝るように眉を寄せ]
……どしたの?
[口をついたのは、素朴な疑問]
人形師 ゲルダは、旅の香水売り ローザ を投票先に選びました。
…そっちは骨が折れそうだ。
反対はしないが。
[噴水、強そうな女性。
誰を示すのかは想像に難くなかった。
言葉に苦いものが混じったのは気のせいではない。
端末に話す傍ら、眼は候補に決まっていた露店の少女を捉えている]
[伝えたことも、伝えられたことも、そう多くはない。
エリザベートが報せたのは、代わりの人形遣いのこと。
街に流れる噂の広まりは早く、開催がどうなるかさえ危ういこと。
今度の自衛団長失踪が与える影響は、決して少なくない]
それにしても、モニカさんはどうしてあそこに?
[探し人。
短く答えられた。
広場に行ったものの、いなかったのだと。
誰をと、主語のない台詞に首を傾げる。]
[レナーテに告げられた報酬に、目を丸くする。
うろ、と視線を彷徨わせてから帽子を目深につばを引き下ろす。]
…――ん、と、
変わった報酬、だな…?
[上手に笑顔を作れないけれど、それは不安からに見えるだろうか、それとも。
うん、とひとつ頷いて]
じゃ、頼んだぜ!
[ぺち、と、腕を叩いた。]
─大通り─
[とりあえず、エルザかカヤどちらか見つかれば儲けものだと、大通りを歩いていたわけだが]
……いないなぁ
[そう呟いて、きょろきょろと辺りを見回す]
―宿屋―
[そのままの足で向かおうかとも思ったが]
[裏通りからのまま行くのもまずいかと一度宿に戻る]
[運が良かった]
[フーゴーに言われ慌てて借りた部屋に入ればそこにまさかの]
まさかそちらから来られるとは思いませんでしたよ。
そんなに俺は信用……ないですね。
[今も多忙であろうはずの従兄の姿]
[冷たい碧に睨まれて肩を竦めた]
逃げたわけじゃありません。最低限の伝言も残しました。
どうせ同じ用事でしょう。
自衛団長殿の手がかりを探して下街へと行っていたんです。
生憎と何も掴めませんでしたけれどね。
[少女が向かって来るのに合わせて、こちらも数歩近くに寄る]
やあ、助かったよ。
探しに行こうと思ったんだが、何処にいるのか分からなくてさ。
[言葉と共に、安堵の息を吐いた]
─広場・噴水傍─
そうかい、だったら間違いないんだろう。
風に愛されし者。
元素に愛されし者は大概はシャーマンの家系に多いらしいが、そうでは無い家系でも出ることがあるとか。
お前は後者なのか、それとも先祖返りなのか…。
まぁそんなことはどうでも良いか。
[風と遊んでるだけと聞けば]
[同意するように、くく、と喉の奥で笑う]
[問われる前に右手を右眼から離すも、やはり疑問は持たれたようで]
……俺の場合は右眼を失ったことで魔力を得た。
元々は魔法なんざ使えねぇただの軍人だった。
右眼を失った後に出会った婆がホントに碌でもなくてな…。
俺を実験台にしやがったのさ。
自分が研究してる魔道具の、な。
それがここに埋まってる。
[そう言いながら、親指で己の右眼を示した]
―宿―
[何か言いかける相手を右手を出して止める]
先に一つ。
この間の繰言はやめてください。
俺はもうそういう歌い方はしない。出来ない。
[それを告げる間だけは睨む視線を正面から受け止めて]
そも喉が続きません。そこまでは保ってない。
それ以外でも良いのなら……協力しますよ。
俺としてもこの街が、外に誇る祭りが壊されるのは嫌ですから。
へっへ。
見合った報酬ってのはお金だけじゃねえんだよ。
要はアタイが満足するかどうかだからさ。
多分、アンタが爺っちゃんに会ったときの感情はとてもアタイが満足しそうな気するんでね。
[この点に関してだけは、父にとてもよく似ているのである]
おうともさ。任せとけ。
[ぺち、と腕を叩かれれば、ニッと笑みを浮かべた]
ああ、そうそう。
アタイの名前はレナーテだ。
アンタの名前は?
そうですね。最初に時間と場所を決めておけばよかったですね。
[修道士の近くへ歩み寄り、肩を竦めてみせる]
……こっちはさっぱりでした。自衛団の人には目をつけられちゃうし。そちらは何かありましたか?
オレ、カヤだ。
カヤ・グリム。
[複雑そうな表情をふると振りはらうように頭を振り
にっと歯を見せて笑い顔を作った。
手を、ぱっと開いて差し出す。
握手。]
―宿―
不義理をした分とも。
手が足りないのなら使われても文句は言いませんよ。
ただし。そちらで得られる情報もちゃんと回して下さいね。団長さんを欠いた自衛団に精度を期待するつもりはありませんから。
「……変わったな」
[吐息交じりの声に浮かぶのは苦笑]
そりゃ変わりもしますよ。
戻ってくるまでに7年。それからでも6年。
何も知らずに歌っていた頃と同じであるわけがないでしょう。
[少しだけ懐かしそうな顔をして]
[後は今知っている限りを話した]
まったくだよ。
[同意を返した]
自衛団に?
大丈夫だったのかい。
[青年が去り際に残した言葉を思い出してか、眉根を寄せる。
見たところ目の前の少女に怪我はないようだが。
同じように尋ねられて、今度は首を横に振った]
…いいや。こっちもさっぱりだ。
そこそこ奥までは行ってみたんだけどね。
[んー、と唇に手を当て、首を捻った。]
ともかく、また外に行って来ます。
中途半端なまま、出てきちゃいましたから。
……そりゃ、練習は大事ですけれど。
練習していても、肝心の舞台がなくなるかもしれないとあったら、
アーベルじゃなくたって、じっとしていられません。
それに。
聴いて貰う人が笑顔でいてくれないと、意味がないですから。
そこに意味を求めなかったら、
もう、演奏する意味が、なくなっちゃう。
ー大通りー
うむう、団員さん達なにするんだろー…。
肝心なとこを聞きそびれちゃったや。
イキシアの街、封鎖!大事件!とか?
いっそこう、人質とって、犯人に告ぐ、犯人に告ぐ、
人質の命が惜しければ、おとなしくでてきなさい!とか。
人質ってだれさ。
…っていうかカヤちゃんだいじょぶかな。
[これはお仕事どころじゃないぞ!探偵っぽく顎を触りながら辺りを見回してみる。と、見た事がある姿が目に留まり、駆け寄った。]
ベッティだー。今日はお仕事ないのー?
…っと。男の人とお話中だったのね!
おばちゃんは退散するべきかしら…
[修道士を見てそう言うも、実際退散する気配は無し]
─広場・噴水傍─
[力に関わる説明は、以前にも受けた記憶はあるものの。
理解自体は、今ひとつ追いついておらず、繰り返されても、そういうもの、としか言えなかった。
ただ、漏らされた笑みには僅かにむう、としたが]
……魔道具が埋まってる……って。
[そういう物もある、というのは、これまた下街の遊び相手たちから聞いてはいたが。
現実にそういうものを身に帯びている、と言われても、さすがに困惑が先走る]
なんか、凄そう、だけど。
……それって、今度の騒ぎになんか使えたり、する、の?
[目を模したり、目に関わる道具を象った魔道具は、探知や見極めの力がある。
そんな話を聞いたのをふと思い出して]
カヤか。
これから、よろしくな。
[出された手をしっかりと握り返した]
ああ。それから、連続失踪事件についての情報なんか掴んだら教えてな。
ぶっちゃけ、今は影も形も掴んでねえんで。
[明るい口調で言うが、どう考えても色々な意味で問題のある発言をさらりと言い放った]
[賑やかな声に振り向く。
いつか広場か何処かで見かけたような気はするけれど、直接面識はない人だった]
…ええと。
知り合いかい?
[取り敢えず呼ばれた少女に尋ねてみた。
あまり『おばちゃん』には見えないのだが、年齢が分からないので何か言うことは控えたようだ]
楽師 エルザは、旅の香水売り ローザ を投票先に選びました。
ええ、ちょっと怖かったけど、大丈夫でした。エルさんが凛として、追い払ってくれたんです。
……ヴィリーさんも助けてくれましたしね。
[最後の部分はぼそぼそっと小声。修道士の返答を聞いて残念そうに天を仰いだ]
そうですか。
……もっと奥まで行かないとだめってことなんでしょうかね。
師匠とアーベルは、まだ活動中ですか?
[と、かけられた声に目を向ける]
あ、ローザ。やっほー。
えー何よそれー。
[雰囲気がからっと明るくなった]
おう。
頼んだぜ!
[出された手は自分より大きくて。
きゅ、と握って見上げてからもういちど、にっと笑い。
掴んで無い、との言葉にはかりと後ろ頭を掻いて]
ん、これから、だな。
[頷き、体を離した。]
[きょろきょろと辺りを窺っていたわけだが、目的の人物外を発見]
あれ、ライくん。こんなところで何をしてるの?
って、ローザもいるし
あ、お嬢ちゃん。さっきぶり
[そう言いつつ、集まっていた集団に歩み寄り]
─広場・噴水傍─
普通はやらねぇさ。
進んで魔道具を身体に埋め込む奴なんて酔狂の何者でもねぇ。
[言いながらも眉根が寄る]
[その仲間入りを強制的にさせられたのだから無理もないことだろう]
……使えるんだろうよ。
俺の生業を考えてみな。
[敢えて曖昧に返すのはどんな意味があってなのか]
[尤も、その方法は悪趣味以外の何物でも無いのだが]
[それでも使えるものは使うのが己の主義]
ではそういうことで。
そうですね、店は後回しになりそうだから何かあればこちらで。
別にもう直接来るわけでもないでしょう?
[露店に来ても浮くだろう相手だ]
[つい皮肉が混じった]
ああ、助けまでは期待していません。
望むように歌えないのなら引き取った意味が無い。
……俺はその程度だったんですからね。
[眉を上げる相手に首を振って部屋を後にした]
[ずかずかと通りを進んで][途中で脇に寄り足を止める]
[ささくれ立つ感情を押さえ込もうと大きく息を吐いた]
―宿→広場方面―
おう。
これからこれから。
まだ動き始めたばっかりだからな。
……まあ、何をすればいいのか、よくわかんねえんだけど。
[最後の言葉はちょっと小さく呟いた]
あ。そうそう。それで、ヴィリーって奴を探してるんだけど、誰か分かるか?
裏通り行ったときに、そいつも事件調べてるっての聞いたんで、一度会って話を聞いておきたいんだが。
[ふふふふーと笑って]
でもよく見たらお兄さんは私よりも年上っぽいの、
私がおばちゃんなら彼もおじちゃんになっちゃうし
私はお姉さん辺りで勘弁してあげるー!
なあんて!特に意味はないよ!
[ベッティになにやら言ってから修道士に向き直り]
あ、私ローザっていいまーす。
ベッティとはこの間知り合いました!
末永く友達で居たいと思ってるの〜。
ついでによろしくねー。
[おじぎー]
/中/
どうでもいいけど、占い師はともかく、他の役職者が誰なのか分からん。
さすがに、一発目から役職持ちを吊るのはまずいんで避けておきたいんだがなあ。
うーん。
途中参加で村人っぽいローザに合わせておくかなあ。
剣士 レナーテは、旅の香水売り ローザ を投票先に選びました。
ヴィリー?
…あそこに居る失礼な奴だ。
[聞いた名前に、首を傾げ噴水の方を指差す。
傍目にも目立つ上着と隻眼。]
…裏通り行ったのか?
あのへん危ない上に入り組んでてよそ者は迷うかもしんねーぞ。
[ついでに一言添えて。]
─広場・噴水傍─
……だよ、ね。
[ぽつり、呟くのに止めたのは相手の表情故か。
それよりは、と曖昧な答えの意味を辿る事に意識を向ける]
……生業って、言うと。
[じゃーなりすと。
思い返しまで棒読みトーンなのは、最初の印象のせいだろう、きっと。
と、いうのはともかくとして]
方法は、よくわかんない、けど。
何かしら……確証を、得られる、って事、かな。
[思えば、この広い街にいる人間の中から、たった二人の実行犯を捜す、という。
そんな途方もない事をやろう、というのだから、それくらいはできても不思議はないのだろうが]
[大先輩と言われればちょっと誇らしげに、ねー!と言葉を合わせてみる。]
あ、ゲルダさんだー!
[ふるふると手を振り]
そういえばゲルダさんはカヤちゃんと友達でしたよね!
カヤちゃんのお父さん?みたいな関係?の人が
大変らしいのがどうしよー!って。
[知ってます?と小首をかしげてみせる。その場にいる人が皆、とっくに調べ終わった所だなんて思いもしない。]
/*
発言数と残ptから、全力で目を逸らしたくなった。
さして大きく動いてもおらんのに、なんでこんなに飛ばしておるのかと……。
は。
それより投票。
[ごろり]
襲撃は、どこに飛ぶかなあ……読めん。
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