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─桟橋から集会場に到る道─
ユージーンさん。
こんにちは。いま、少し向こうへ
[島を指して]
渡ってみようかと思っていたところです。
……大きな進展はねえ、か。
[ 頭を振る。自警団員と話を続けた]
なるほど、俺が狼を探していないように見受けられていると、アンタはそう言うんだな。
……そうなのかもしれねえな。
俺は余所者から疑うことしかしてねえ。セシリアやユージーンを考える枠から外してる。……ネリーやシャーロットまでそう見られてるってのか?
じゃあ、カミーラって人やばーさんは……ああ、そっか。そうだよな。探す必要がねえのか。
余所者……。
表情を隠してる奴。あいつは違った。
俺の考えで、探していいものか。
他の奴の意見を聞かなくていいのか。
……今日もまた間違えたら。
先生みたいに……
えっ?
(そういえば大人はみんな嘘吐きだ…)
[思考を切り換えるかのように頭を振って]
ぼく…
一生懸命考えてたんだ…
ぼく…。
[また俯いてしまうが直ぐに顔を上げ]
みんなにちゃんと言わなきゃいけない事がいっぱいあると思うんだ!
でも、上手く言葉にならなくて…
[寝台の傍らに置かれていた食事に口をつけ、潮鳴りの音を聞く。
真っ赤に染まっていた海は、少しずつ暗くなっていく。
食べ残しの食器を持ち、静かに階段を下りた。]
-海辺・桟橋そば-
[笛を吹く青年に、小さな影が近寄って来た。
これも知っている。青年よりも、よく。
彼が私を殺したのだろうか。こんな小さな子供が、大女である自分を殺せるとは思えない。
ああ、そうじゃない。
大きさなど関係ないのだ。彼が、自分を殺したものならば。
少年が何事か叫んだ。彼の言葉は良く聞き取れない。
そういえば、前も彼は叫んでいた。何かを必死に。
”投票する”
そう、彼は他所から来た金髪の男に投票すると。]
分からない、って投げ出してしまったら、護れないと思った。
だから必死で尋ねたよ。自分の目が甘い誘惑に惑わされているんじゃないかって。
─桟橋から集会場に到る道─
ええ、お参りに行こうかと。
でもやっぱり止めました。もう死んでしまった人は何も応えても教えてもくれないし。
シャーロットと…イザベラ先生でしたっけ。彼女たちは貴方が埋葬とか、したの?
[ 自警団員から、約束の菓子の袋を受け取った。紙袋に詰まった大量の菓子はきらきらとカラフルで。子供が持つ夢のような色合いだった。]
[ 受け取って、そのまますぐに封を開ける気にはならなかった。そのまま、紙袋をテーブルの上に置いた。]
[ 視線を感じた。振り向く。カミーラという女だった。]
……よう。
いずれネリーを嘆き島へ送るつもりなら、どうしてデボラを先にと思うの?
ネリーを信じきるつもりがないなら、デボラを先に送っても、同じことじゃないかな。
─桟橋から集会場に到る道─
そうですか。
埋葬は、まだしていません。
イザベラさんは、まだ検分が終わっていないらしくて。
シャーロットさんは…
[分からないというように頭を左右に振った。]
[思い出した。
だから自分も名前を書いたのだ。殺したいと思った人間の名を。
殺したいと思ったわけではない。ただ、彼女の死により、能力者を名乗ったもの達がどう繋がっているかわかると、考えたのだ。
まるでゲームのように、彼女の命を扱って、自分は投票した。
だから、自分はどこにもいけずにここにいるのだろうか。
自分が殺した少女は、何者だったのだろう?]
[老婆はミッキーと自警団員の会話を見守りながら、ふと含み笑いをこぼした]
ククク……こんな話を知っているかい。
狼を誰より熱心に探してるのが狼だった、そんなお話。
ああ、むかしむかしのことさね
[自警団員はギョッとした表情でむせ返るが、どうにか平静な顔に戻ってミッキーとの会話に戻る。
うっすらと冷や汗をかき、背後の気配に向けて緊張を含みながらも]
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