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ラヴィ、戻れ……異界龍・結。
[短く紡ぐのは、分裂した異界龍を再び本来の姿に戻す呪。
再びひとつに戻った水晶龍を肩に乗せ、労るようにそ、と撫でる
それから、雪山に埋もれたユリアンと、その盟約龍のやり取りにくく、と笑みを漏らし]
イメージしていたのは、別のもの、と。
……どうやら、お前がまともに呪文を発動させるには、やはり、言語体系別の詠唱系を組む必要があるようだな。
[なんでかんで、そこを見たかったようですよ、このひと]
ま、なんにせよ、だ。
最後に残る二人、そのどちらかの相手はお前にやってもらわんとならんからな。
しっかり頼むぞ。
[そして、何やらさらっと言いやがりました]
―森エリア―
お、気付…かないか。
「魔力の使い過ぎもあるわね。光が弱いわ」
[黒曜龍は腕に戻らず浮かんだままリディの様子を見ている]
あー、ジンだったな。そういや。
「なのに馬鹿やって」
[そろそろ出血も止まってくる程度の傷で済んだのは、間違いなくかなりの幸運に恵まれた結果でもあった]
くろいの?ここは洞窟じゃねえよ。
大丈夫だ。
[地面に座り込むとリディを膝の上に乗せて頭を撫でた]
後でゼル導師にも治療頼むから。
安心しろって。
[そして対象を勘違いして。
夢の中では逆に不安を煽りそうなことを言うのだった]
むぅ…言語体系…その辺がいまいちわからんのですが、いつもだーっとやってざーっとやってますしね。さむさむ。
<ντεκα>
[物凄く大雑把な説明をしながらも先程と同じ音程を紡いで、ぼわっと火を周囲に漂わせて見る。丈夫だけど寒いのは寒い。ぬくぬく。]
って…最後に残る人のどちらかと…こわっ。それって強い人が残ってるってことじゃないですかっ。
あんなんで、大丈夫かなぁ。
[情けないとばかりに、べしりと龍の尾っぽではたかれる。
まあ一度見せた方法であれば多種に扱えるのだが、そこはいう必要ないよね、ということで言わない]
―砂漠・岩場―
[魔力の焔はイバラの蔓をのみこみこちらにせまるが、物量でそれを押し返す。
それでもかなりの量が燃やされたが、残った蔓がフーゴーへと迫り、
その身に絡みついた。
イバラがつきささり、がっちりと逃げられないように締め上げる]
これで、どうだっ!
[意識は集中したままフーゴーの方を見ている。
精神的な疲れはだいぶきていたが、まだ呪を解くわけにはいかない。]
そういうわけで、早めのクリスマスプレゼント、受け取ってねっ!
[拘束したフーゴーをこちらに引き寄せると左前足でその頭をタッチ。
リングがフーゴーに移った。]
─森林エリア─
いいぃぃぃぃやぁぁぁぁ……。
[導師の名が聞こえたのか、びくっ、と怯えるように反応。
夢の中でくろい笑顔を向けられているのだろう。
イヴァンに撫でられる感触も、もしかしたら夢の中ではくろい笑顔で頭を撫でるゼルギウスに変換されているのかも知れない]
……意識してやっとらんから、思わぬ結果が出とるような気がするが……ま、それはいいな。
[火を起こして暖をとる様子に、また少し真紅を細めて。
続いた言葉に、口の端を僅か、上げる]
まあ、残ってるんだから、それなりの実力はあろうな。
とはいえ、それが助手の仕事なんだから、しっかりやってもらわねば困る。
[どこまでも、さらり、と言って]
まあ。
なんとかなるだろ。
[むしろしろ、と言わんばかりに言い切った]
―森エリア―
「怯えきってるわね。可哀想に」
[感情は感じ取れてもその理由は感じ取れないから、黒曜龍もやっぱり勘違いをしたまま。
近くにある龍の気配も誤認変換の一つ、だったかもしれない]
ダメージのせいかねえ。
しゃあない、こっちから移動して捜すか。
[実はまだ左腕は押さえ込んだ影響で痺れている。
右腕一本でリディを抱え直し、立ち上がると歩き始めた。
抱えられ揺れている感覚は夢にどんな影響を及ぼすやら]
疾風学科導師 ゼルギウスは、精神学科1年 フーゴー を能力(襲う)の対象に選びました。
―砂漠エリア―
[焔の行方を見届ける前に、先程ロミから受けた呪いが発動する。目の中に砂が入り、視界が遮られ集中力も切れた。そのため蔦を燃やしきる事は叶わずに。
ようやく目が開いたと同時にいばらに全身を絡み捕られた。]
きゃい!………!!
[喉まで締め上げられると、呪はつむげない。
いばらに全身を切り裂かれ、だらだらといばらを伝い血が大量に流れ落ちてゆく。
ロミが近づいてきたのはわかったが、何をいったか理解するまえに意識を*失った。*]
うーん。まあ確かに定型文ではないですけども、一応イメージして行うのは元の世界と同じなんでできてるとは思うんですけどね
[身体がぬくもったあたりで、手で振れば軽く火が散る]
そんな仕事あるなんて今の今まで聞いてなかった…
[詐欺だ。と思った]
そんなのできるわけ
『真面目にやればできます』
[ユリアンの言を遮ってゼルギウスと同じぐらいさらりとカリンはいいました]
─森林エリア・と言うかイヴァンの腕の中─
[ゆらゆらり。
抱えられて運ばれている間もしばらくは魘されて]
いやぁー、出してぇー。
見世物じゃないー。
[場面転換でもしたのだろうか。
鳥籠に入れられて運ばれる夢を見ていた]
雷撃学科1年 イヴァンは、影輝学科3年 リディ を投票先に選びました。
頭の中でイメージを構築する言語と、実際に発音されている言語のズレ。
それが、具象化に影響を与えている可能性は高いんじゃないかね。
[そんな事をさらりと言って。
さらり、と言い切る盟約龍の言葉に、くく、と笑った]
そうか、では期待しておこう。
さて……そろそろ、他も決着がついたようだし。
準備はしておかんとな。
疾風学科導師 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
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