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…ああ、言い忘れてた。
今お前の頭を覗いた『失われた右眼《テュフェルザウゲン》』ってのは厄介な代物でな。
覗いた記憶を半永久的に蓄積しやがるんだ。
だからてめぇが嘘の証言をしようとしたって、記憶を引っ張り出して照らし合わせて見抜くことだって出来る。
下手に足掻かん方が良いぜ。
[修道士の様子では足掻くこともしないだろうが]
[けれどその言葉で己の中に修道士の記憶が半永久的に残ると言うのが伝わるだろうか]
[土産話の内容を彼がきちんと聞いていたとしたら]
[男の言わんとするところが伝わるかも知れない]
[振り返らぬまま、じゃあな、と声をかけると]
[そのまま外へと出て行った]
[『調査』の最後に読み取った記憶]
[それは己と修道士が出会い共に過ごした時の記憶]
[己の記憶はいつか掻き消えてしまう可能性があるが]
[『右眼』で読み取ったものはまた後で引っ張り出すことが出来る]
[彼の記憶として読み取ることで]
[かつての記憶を保存したのだった]
─外─
[収容所を出ると手巻きタバコをふかしながら]
[黙したまま歩み続ける]
「……まぁた失ったのかい? お前は」
…煩ぇよクソ婆。
また俺の右眼介して覗いてやがったな。
[聞こえて来た声に足がぴたりと止まる]
[眉根を寄せ、忌々しげに言葉を紡いだ]
「ふぇっふぇっふぇっ、その右眼はあたしの眼でもあるからねぇ。
で、今回の仕事は上々ってとこかい?」
まぁ一応はな。
どうせとっ捕まるまでのも全部視てたんだろうが。
いちいち聞くんじゃねぇ。
「つれないねぇ、仕事の上司としての確認の言葉じゃないか」
[声の主は苛立たしげな己の声を意に介した様子も無く]
[マイペースな軽い口調で返してくる]
「まぁ良いよ。そしたらついでに祭りの取材もしてから帰っておいで。
そこの花祭はなかなか人気があるからねぇ、特集を組むとするよ」
ちっ、面倒な…。
祭り関係は俺の担当じゃねぇだろうがよ。
「文句お言いで無いよ」
[その言葉と共に『右眼』に皺くちゃな年寄りの顔がアップに映った]
げ、顔近付けんのは止めろとあれほど言っただろうが!
…ったく…わぁったよ、やれば良いんだろ。
「よろしい。それじゃあ楽しみに待ってるよ」
[楽しげな言葉と共に、声と『右眼』への映像が途切れた]
………あんのクソ婆。
[苛立ちを込めた紫煙混じりの呟き]
[舌打ちと共にそれらを漏らしながら、再び足は動き始める]
[歩む先、詰所のある方角で小規模の爆発騒ぎがあったこと知るのは]
[もう少し*先の話*]
/*
すまん、うっかり別の作業しながら意識飛ばしかけてt
ヴィリーもお疲れ。後でゆっくり読むよ!
その前にこれだけはやっとかないとな。
[追加資料の束を放り投げて*おいた*]
/*
これは 飴を投げざるを得ない(ノд`)
最後の婆ちゃん噴いたけど。
明日は多分あんまり来れないから補完頑張るんだぜ。
[騒動が一段落して、後。
たどり着いた自衛団の詰め所。
連れて行かれる者、駆けて行く者。
それらを見ている内、訪れたのは、限界]
……や、べ……。
[掠れた呟き。
支えようとする風は、伸ばした手をすり抜け。
意識は深い、闇の奥]
[沈んだ意識。
夢を見た。
幼い頃の。
音楽を始めた理由は、覚えてはいない。
ただ、それは物心つく以前から当たり前に身近にあったから。
ごく、自然に、それに触れて。
一番楽しかったのはピアノ。
だから、楽団に入るときも、ごく自然に鍵盤楽器を選んで。
ただ、弾くのを楽しんでいた頃とは、少しずつ変わり始めた頃。
偶然聞いた言葉が、変化をもたらした]
『あの子は、クラヴィーア家の子だから』
『上手にできて当然』
[発した者の意図は知れない、けれど。
その言葉は……そう言われる事は、何だか嫌だった。
家の──音楽家の子だから、できるんじゃない。
そんな思いから、練習に打ち込んでも、その部分は何故か評価されず。
……否、されていたのかも知れないけれど、気づけず。
いつか、ピアノを弾く事は、苦痛に変わって。
弾く事自体を厭う前に──逃げた]
[逃げた先は、管楽器。
フルートを奏でるのも、嫌いではなく。
真摯に打ち込むものの──でも、同時に。
このまま音楽を続ける事に、ほんの少しだけ疑問めいたものも生じて。
そこから始まったのが、練習サボり。
幼い頃から常に傍にいた、風の誘うままに外に飛び出し。
通うようになった街外れの空き地で出会ったのは、街では見かけぬ金髪の少年だった。
銀色のハーモニカを吹きこなすその様子に興味を抱いて声をかけ。
言葉を交わすうち、親しくなった。
……住まう場所が違うのは、気づいていたけれど、でも。
自分とは違う、自分にないものを持つ者。
興味は尽きず。
いつの間にか、彼の住まう領域へ、踏み込むようになって行った]
[表通りの住人が、裏通り踏み込む。
本来、歓迎される事は少ない。
けれど、金髪の友と彼の周囲はごく自然に受け入れてくれて。
……どこかには、何かしらの打算もあったのだろうけれど。
ともあれ、そこで呪術師の老人に出会い、力の制し方を学び。
……友が、失踪するまで。
危険はあれど、楽しいと言える日々を過ごしていた]
─自宅・自室─
……ん。
[不意に訪れる目覚め。
記憶の夢が一年前の事件に至る前に目が覚めたのは、それを忌避するが故か]
あれ……ここ……。
[ぼんやりとした視界に映るのは、見慣れた自分の部屋。
何となく起きるのが気だるくてそのまま寝転んでいると、いつもなら部屋には入らない隼が覗き込むようにして見つめているのに気がついた]
ハルフェ……ん、大丈夫。大丈夫だ……。
[呟きながら手を伸ばし、その翼を撫でる。
それから、大きく、息を吐いて]
これで……終わった、のかな?
[終わったのなら、と。続く言葉は、今はまだ、*音にはならない*]
/*
とりあえず、表に出し切れんかったネタをさくっと投下してみたり。
うむ、思考がお子様だ。
[自分で言うなと]
でもって、カヤはなんで隠れてるのかと。
/*
>>カヤ
……だから、何故、そこで唸るのかと。
[首こてし]
>>500 ヴィリー
うん、結局エリりんになったのだよ。
この後の流れは、文字通り流れだにゃー。
/*
[カヤは姉さんに任せよう、と思ったよーだ]
>>502 ヴィリー
とりあえず、体力回復するまで出してもらえない気がするんだよ。よ!
てことで、ここは時間軸ずらして広場まで頑張って行くところか。か。
/*
そういえば、唐突に姉さんは弟に一度も守護されなかったことを思い出しました。
[しょんぼりしてみた。]
カヤちゃん、どうなってるのかしら。
アーベルとの話し合いはレナーテさんとの後のほうがよさそうな感じ。
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