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[相変わらず素直な反応を返すユリアンに、くすくすと笑い。
だまらされたロートスに、悪戯な笑みを向けたが]
…。
凄いな、あの人。
[ブリジットの語るギャップ云々の話しに、思わず身震い]
―厨房―
[ぱたぱたと駆けて行くと、がさごそという音と、声が聞こえた]
ふぇ。
だれか、いるですか?
[ロミルダはそう言いながら、厨房の入口から顔を覗かせた]
それなら僕でもきっと。
カルのオカリナは聞いているだけでも楽しいし。
はい、よろしくお願いします。
[少し居住まいを正してローザに頭を下げる。
顔を上げるとロミが出てゆくところで、それとなく見送った]
そこは今まで培ってきた人生による癖ってやつだよ。
[ローザの呆れた言葉にもめげずにこたえ]
そういってもらえると助かるな。いっつもいつの間にか消えてるもんだからなぁ
そだな。さっさと出してもらうことにでもして、今はゆっくりするか。
楽しみは後でってことで
[いつも気楽なわりに、口調からは仄かに楽しみにしているのが伝わるだろう]
そー、なんだ。
……あ、うん。わかった、言わない。
[言うなよ、というハインリヒの言葉に素直に頷いて]
そりゃま、お師さんだからね。
ん、や。
俺がこーゆーとこに呼び出されて、迷惑かかんなきゃいいなー、ってさ。
そんだけ。
[怪訝そうな問いかけに答えつつ、がじ、と頭を掻いた]
――厨房――
……にしても。
やっぱり、井戸端会議の延長線にしか思えない。
[広間から漏れ聞こえる会話に呟く。
襲い掛かって来る感傷の払いのけ、ひとまずビスケットを確保。
したところで、ざわめきに紛れて小さな足音が近付いてきた]
ん?
[顔を向ける。
「容疑者」の言葉には一番不釣合いな姿]
ああ、ロミルダちゃん。
んーと、ねえ。
[何を思ったか、唇に指を当てて]
泥棒。
あれ。
そういえば、今何時だろう。
もうそろそろ、お夕飯の準備しなくちゃいけない時間かも知れない。
もし遅くなったら、すっごくお腹すかせて待ってるだろうから、買い物だけでもしてきたいなあ。
今日は、何作ろうかな。
[そんなことを言いながら、頭の中で献立を思い浮かべた]
昨日は、確か三平汁だったから、今日は固形のものがいいな。
たまには、山菜とか食べたいな。でも、ここらへんだったら高いしなあ。
え、せっかく踊り習うなら、今みたいに――…、
…あれ?
[今みたいに、お披露目しようよ、と繋ぐ筈の言葉が途切れ。
ふ、と、驚いた顔のクロエを注視する。
それも、真顔で]
ああ、色々ね。元々流民だから、一人で色々出来ないと困ることあったからね
[なんとなく真っ直ぐ凄いといわれると居心地を悪くしながらロミを見送ってから。ブリジットをみて]
素直なほうが得なこともありますから。
確かに暇ですよね。あ、のろけ話は勘弁で。もう二回ぐらい聞いてますしね
[母は強いというのは色々な場所でしっていること。それでなくても己の家系は女系が強いので年齢関わらずブリジットに従うのには違和感を思っていない]
ん、なるべく早くそうなるように頑張るさ。
[細工の話に、一つ、頷く。
思わぬ所から聞けた自分への評価は、ほんの少し、自信を増やしていたから、はっきりと]
ああ、それはコイツ用の呼び方なんだ。
俺は、ユリアン=クロイゼルング。
コイツは、ロートス。
なんか妙な縁だけど、よろしくなー。
[それから、ローザに名乗っていなかった事を思い出して、自分と鸚鵡の名を告げた]
うん。
少しでも華やかな趣味にしてあげようと思ったら逆効果だった。
それよりも、祭りとかでフンドシ一丁になって、ラッセーラー!ラッセッラー!!とか言っているほうが、まだ良かったかもしんないね。
私の読み違いだった。クソッ!なんて時代だ!
[笑いながら、クロエにハインリヒ着せ替え運動を続けた]
そう言うところで、商人はダーヴィッドの天職じゃないかと思うんだが。
[相変わらずさらりとなので褒めてるのかどうかは解らない]
陸は陸でまた考えが違うんだろうけどな。
向こうから見ればオレたちの方が変わってるんだろうし。
おっさんも、神がどうとか言わなきゃいい人なんだけどな。
[生まれたときからここに居る自分にはよく解らないが]
褒めるところがないってのが褒めるところ…なわけねぇか。
[自覚してるからそれ以上返す言葉もなく]
気のせい、か…?
[頭に何か引っ掛かったようで、けれど、それは余りに曖昧で。
約束をするクロエとカルメンの姿に、緩く頭を振った]
ま、この都市に定期的に寄る行商人も珍しいだろうしなぁ。
[カルメンの言葉に、声を返して]
必要なのが無いなら、無理に言わなくても良いさ。
ふぇ。
…えええっ。
[一瞬きょとんとして、にわかに慌てだす。
両手をばたばたさせながら、でも小声で]
だ、だめですよっ。
集会所のものはみんなのものだって、パパが言ってたですっ。
……あ、あれ?
[ぴたっと止まった]
みんなってことは、ゲルダさんもいいはずなのです…?
[ロミルダ は こんらんしている]
うん、是非一緒に踊ってね。
えへへ、今からすっごく楽しみ。
[クロエの返答を聞くと嬉しくて微笑み頷き、ロミが厨房へ向かうのをなんとはなしに見ながらゼルに向き直って]
あんたって本当に変わんないんだから…
でも、こっちもそんな変わってないよ。
おと…団長も相変わらず元気だし。
あんたの顔見たらまた酒盛りの口実にされるね、確実に。
[苦笑しながらも、楽しみにしている様子を感じ取って嬉しそうに微笑み]
[ゼルギウスの言葉に驚いたように]
2回しか話してなかったっけ?
そんなもんじゃ、彼のかっこよさはあらわしきれないよ。うん。
人をあらわすというのは、言葉を幾万回費やしたところであらわしきれるものではないのだ、という言葉もあるから、これからもことごとく、のろけ話をします。
[断定しやがりました]
それが嫌なら、ゼルさんも早くいい人見つけなさい。
あ。ロミちゃんは駄目だよ?
ふっふっふ。
[にやり。
眼を細め、口の端を上げて笑むさまは猫のよう。
人前では早々しない笑い方だ]
そうそう、みんなのものです。
でも、みんなのものを、こっそり黙って取ってしまったら、それはやっぱり悪い事ではないでしょうか。
しかし、ばれてしまったら仕方ありません。
ということで。
[よくわからない理屈を並べ立てた。
立ち上がるとビスケットの袋を開けながら、混乱するロミルダへと近付いて]
はい、あーん。
[屈んで少女の口許へと、一枚運ぶ]
[緩く頭を振られて小首を傾げる。
そして聞こえてきたブリジットの声に脱力した]
いや、まあ。
それなら似合わなくもないかもしれないですけど。
[左手で蟀谷を押さえた]
[ダーヴィッドとクロエの間に流れる微妙な雰囲気を感じ取ったか、カルメンの首が傾げられる。
何かあったのだろうかと思いながら、ダーヴィッドに返される言葉には頷きを返す]
うん。
もし、また、きたら、オカリナ、ふいてみせたかった、けど。
むり、かな。
[少しだけ、声のトーンが落ちた。
続く言葉にも、返すのは肯定の頷き]
ん、あぁ、いや…。
ちょっとね。
[ひらひらとごまかすように、クロエに手を振る]
なーんか、今、こう…クロエさん見てたら、何かを思い出しかけたんだけどさ。
多分、気のせい。
気にしなくて良いよ。
[へら、と気の抜けた笑みを見せる]
[ユリアンの返答に、にこっと微笑み]
ユリアンと、ロートスね。
確かに妙な縁だけど、よろしく。
仲良くしてね。
[ユリアンとロートスに微笑みを向けて首を傾げた]
飾り物の事はよくしらねーけど、おやっさんの作品は見事だからな。
[幾つか見せてもらったのを思い出して]
あぁ、そうか…
[ユリアンの事情を思い出す。
それをあまり快く思っていない人が居るのも知っていて]
心当たりがないんなら大丈夫だろ。
すぐに帰してもらえるさ。
ユリアンはオレみたいに胡散臭くないしさ。
[いつも言われるそれを冗談めかして例に挙げて]
[なんてハインリヒとの会話から聞こえたりすることから把握しつつも苦笑しながら言うローザに]
いやいやいや、そんな簡単に変わったほうが問題だろう
むしろそのほうが怖い。ってことで、そちらもあまり変わってないなら良かった
じゃあがんばって団長さん酔い潰すか
[そうして翌日の仕事に支障をきたしていたのを思い出して口にする。そんなとこが問題を起こしてるとおもわれるところなのでしょう]
[ハインリヒのさらりと告げる言葉を、自分に良いように解釈して]
そう言ってもらえんのは、ありがたいね。
…ん、まぁ。
ここに色んな人間が居るのと一緒でさ、陸もそうだから一概には言えないが。
…ある程度離れた地域だと、水の上に住んでたってだけで、奇異な眼で見られたりもさ。
[団長に対する評価には困ったような苦笑い。
さらに苦笑いを深め]
じょーだんだって。にーさんにも、一つくらいは、さ。
うん。似合うでしょう。
[クロエににこやかに笑いかけ、そしてやっと、クロエに話しかけているダーヴィッドに気づいた]
おや。知らない人だ。でも、どっかで知っているかもしれない。人とは知らないうちにどこかですれ違い、そしてまた出会うものだという言葉もあるし。
でも、今は知らない人。
こんにちわ。
私の名前はブリジットです。よろしく。
あ。ちなみに、旦那がいるので、口説いても無駄ですよ?
思い出し…?
[少しだけ眉が寄り、すぐ元に戻る]
気のせいですか。
はい、分かりました。
[気の抜けた笑みに微笑み返して。
確かめるように改めてカルメンの手を握った]
いえ、基準がおかしいですからっ。二回しか。ではなく。二回も。ですから
ブリジットさんの旦那さんのよさはブリジットさんがそんだけ惚れてる時点でわかりますからー
[断定には慌てて断りの言葉を。何時間付き合うことになるのかわかったものではない]
それと俺にいい人ってのとなんの関連性が…
ってかロミちゃんはそりゃ駄目に決まってるでしょ。俺が流民以前の問題です
[どこから突っ込んでいいのかと嘆息した]
「よろしく、よろしくー」
[微笑むローザに、鸚鵡はばさ、と一つ羽ばたきながらこう言って]
あ、ああ。
うん。
[仲良く、というのは言われなれていない事もあり。
やや、歯切れ悪い物言いになりつつ、頷いた]
/*
ユーラ:くろねこさん
ローミュ:めいさん
クーリェ:akIkaさん
ブージェ:なめさん
ゼーリュ:えすけーさん
ローザ:なであさん
こんな感じだろうかと思ってたりする中の人。
ユーラとローザは確定じゃしのぅ。
そんなこと言ってたらあと30分だ。
どうなるだろ、役職。
[ハインリヒの言葉に、あの赤髪の人はダーヴィッドって言うのね、と内心で確認しつつゼルの言葉に慌てて]
そんなこと頑張らなくて良いの!
周りの苦労も気にしてよね、あんたはザルだから良いだろうけどお義父さんお酒好きなくせしてそんなに強くないんだから!
って、あぁ違うわ団長よ団長!!
や、やっぱり悪いことですかっ。
あっ。
もしかして真犯人は、ゼルダさんですか?
[混乱続行中。
さっきのあれこれも引きずっていたらしい]
……あ、あーん?
[そうこうしてたらつられた。
ぱくり]
[師の作品への評価に、こくこく、と頷いて]
そ、そゆこと。
ま、心当たりもないし、すぐに帰れるとは思うんだけど。
やっぱり、ねー。
[気になるものは気になるから、とは言葉にせず]
っつか、ハインさん、それ自分で言っちゃダメじゃん。
[冗談めかした言葉に、こちらもできるだけ、明るい口調で返した]
……お前ら。
[会話の端から聞こえてきた「きせかえ」だの何だのと言う不穏な気配に顔を向ける]
……はぁ。
[顔ぶれを見て言ってもしょうがないか、と思い溜息だけを零す]
ロートスって、頭良いのね。
[ユリアンの様子に少し首を傾げつつ、あまり気にせず。
むしろ会話が成立してるっぽい鸚鵡に目を丸くして。]
で、真犯人って何の話?
[自分の口にも一つ、放り込みつつ]
ああ、そもそも、
何かしに来たのなら、邪魔してしまいました?
[姿勢を正しながら(ついでに腰が痛いと年寄り臭く叩きながら)問いかける]
えー、俺が戻った記念に。団の半数ぐらいが酔いつぶれてふらふらになってると俺が帰ってきたなーっていう実感も湧くかなと
[慌てていうローザに楽しげな。どちらかというと意地悪な笑みを浮かべて答える。
なんともはた迷惑な実感のわかせかたをするザルです。]
って、お父さん。でいいんじゃないか?
…大変っすね。ハインリヒさん
[こっちはこっちでブリジットの惚気話とか…とか…で思わず嘆息しているハインリヒに同情の声をかけた]
[ゼルギウスの言葉に至極まともな表情で]
のろけ話といい人の関連性は、見つければあなたものろけ話という反撃が出来るということです。
見事なカウンターになるでしょう?まあ、泥仕合になる可能性も無きにしも非ずんば虎児を得ず。
[言葉の引き出しがありすぎるのか、言い方が非常に妙だった]
だからほら、早く私が生きているうちにあなたの嫁を見せなさい。そして、のろけなさい。鈍感そうなあなただと、いつまで経っても見れなそうだし。
[鈍感なのは人に言えた義理ではない]
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