情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
いたい。たすけて。いやだ。
[わずか、小さな声が響き。
それでもこの結界の中でその姿をとどめることが出来るワケもなく。
もうひと声あげてから ソレは ずし、と音を立てて墓の上へと倒れた。
石墓が、粉々に砕けてソレを受け止めた。
暫くして、その黒いモノの姿は薄くなり、そこには倒れる血まみれ銀髪の女性だけが*残っていた。*]
……んあ?
[『誰か』に揺さぶられて、むっくりと起き上がる。
気だるげに目を開け、揺さぶった人物の顔を見た。
……あれ?じっちゃん?]
ってうお?!じっちゃんの幽れ…あたっ。
[即座にギュンターは拳骨でハインリヒの頭を小突く。]
い、いてえ。
ってとはあれか。じっちゃん生きてるのか!
良かった。ホント良かった。
てっきり『鍵の書』を狙ってた奴に消されたのかと。
[小突かれた頭の痛みも気に留めることなく、漢泣き。]
[苦しみに呼応するかのように、森の中で封印が崩れそうになる。
どれを取れば良いのかわからなくなったとき
ちいさな声を聞いた。
それは――
その竜は、落ちて。
荒い息を、落ち着ける。]
迷宮、か。
書の暴走について、略奪者は知っていたのか、この事態は計算外なのか。厄介だな。
ところでオトフリート
お前は書を持つ者を探知する事が出来るのか?
もし、その者を見付けたらお前は…―――
[咆哮が届いた]
−→探偵事務所−
[アマンダが向かったのは、ハインリヒの事務所だった。
主の居ないその部屋は、助手であるユリアンの為にか鍵はかかっておらず、容易く入る事が出来た]
…何かある? 千花
「アンッ」
[鼻先を紙に埋めて探していた千花は、短く否定の鳴き声を返す。
人のしての文字も、おかしな気配も見つけることが出来ぬまま、アマンダは主のいない事務所で、困ったように腕を組んだ]
[ばさり、と。
大きく羽ばたく相棒の羽音。
同時に感じ取る、咆哮。それは]
……これはっ……同族の……イレーネかっ!
[がたり、と椅子を倒し、らしくない焦りを帯びて立ち上がる]
一体何が……ティル、かっ!?
まったく、そろいもそろって!
[苛立たしげに吐き捨てつつ、右手の腕輪から鎖を解き放ち、右腕に巻きつける]
[もう一度その方角に意識をやるも、既にその力は街を囲んだ結界に、押さえ込まれるように霧散し。]
…何が……。
[一度目の悲鳴は苦痛、だが…その後の咆哮は、困惑の色に聞こえた気がした。]
[頭に止まった花びらがふわりふわり。
桜の木の周りをとび周り]
そういうことか。あれは…ってどうした!
[突然花びらが激しく動き出す。
風とは無関係な軌道で、くるくるくるくる暴れ狂う]
…なにか、あったのか?
早く戻れ!僕も後から追うから!
[...の声に花びらがふわり宙に浮かび、
そのまますごいスピードで飛び去った]
ええ、見たところ大事は無かったようですが、少し心配ですね
[エーリッヒだけでなくハインリヒも消えたことを聞くと]
……そう。あの探偵さんも
[Kirschbaumへの誘いには]
そうですね。この街の中で現状に最も詳しそうなのは、あの人でしょうし
(あるいは……)
[小さく呟き、背後の教会を見上げる。そこに未だ居るはずの同居人。『あくまでいつもと変わりの無い』神父様。だが、軽く頭を振ると]
いえ、そうですね。行きましょうか、一緒に
[コエも返せぬほどに。
苗床は消耗し。
それでもゆるりと立ち上がる。
左の目の金は広がり。
それでもゆるりとそこへと近寄る。
血濡れの竜族の少女の姿]
[急ぎはしなかった]
[間に合わぬ事は知っている]
[他の気配も動いていることを感じる]
[だが、見過ごすわけにもいかぬ]
[苗床の気配も弱い]
[ただ消えるに任せはしない]
[種と苗床は呼びあいて。
額にふわり、いつのまにか舞い戻る三ツ花か。]
苦しいか。
かの子の苦しみがわかるか
竜族の娘よ。
君に……
[触れようと手を伸ばすか]
全く、揃いも揃って愚か者の嵐だ。
…連れてゆけ。
[オトフリートの遣う鎖が解き放たれたのを見て、机に代金を置いて席を立ち、椅子をカウンターの下へ入れる。]
王、紅茶はまた後程頂きたく。
[ミハエルの言葉に、そちらを見やり]
ああ、全くだな。
影輝の王、すまん、緊急事態なんでな!
[叫ぶように言い放ち、右腕の鎖に意識を凝らして]
エターナル・ロンド!
『渡れ』っ!
[鎖に命じる。いつもの加速とは異なり、時空そのものを越える跳躍。
その勢いは、周囲の力ある者を無作為に巻き込むやも知れないが……気づかずに、声の元へ]
─…→墓地─
[振り返った視線の先には、緊張しきったダーヴィッドが]
あれ、ダーヴィッドさん。
ねえ今のって……
[その時横を抜けてゆく気配があった。
全身を強張らせる。この気配は]
…………。
[思わずナターリエの影に隠れるように。
歩き去るクレメンスから身を遠ざけた]
―現在・遺跡―
[浅い眠り。それを破る大気の震え。]
[びくりと跳ね起きる。]
……なんだ、今の……?
[再び聞こえる。ここより少し東側から。そちらを見やり。]
……竜?
[呟いた後、そちらへと駆けてゆく。]
―→墓地―
…多分、墓地のある森だと思う。
昨日もあの場所で、木が一本喰らわれていたし。
[困惑するブリスに声をかけ、どうする?と問う。]
[しかしかがむ拍子に、その足の力がふらりと抜ける。]
……は、まったく。
こんなになって、しまうなんて……
[力の欠如は、
力の供給を止めて。
それが奪うは当然――かわりとなるもの。
力の代わりとなりしは……
昨日の、樹へと捧げたしづくに同じ、苗床自身の……]
─墓地─
[ふわり、と。
滲み出るように現れる、姿。
力ある者の目には、一瞬重なるように不思議な影が見えようか。
黒と白の、龍の影]
……まったく……いい加減にしてくれ……。
[跳んだ先の光景に、こぼれ落ちるのは、ただ、嘆息]
−中央部・広場のそば−
[赤、黄、緑、青、白。淡いいろも濃いいろもとりどりに、花ばなは広場へと続く道のかたわらで、ほのかによい匂を漂わせ、花壇いっぱいに咲いて居りました。それはとても綺麗なのですが、端のほうには萎れたものもあったのでした。]
ぜんたい、どうしたのだろう。
[しゃがみ込んでじいと見つめながら呟くと、そばで世話をしていたお爺さんがこちらに顔を向ました。]
いって、みる。
[緊張を声ににじませたまま。
ダーヴィッドの問いかけにはそう答え]
ごめんなさい、先にそっちにいかせて。
[ナターリエに謝った]
「ああ、それは遠いところから来た花なんだよ。
けれどもこの町の気候は合わなかったようだね。」
気候が、合わない?
「そう、その土地ではないと生きられない花だったようなんだ。」
……他の場所では、生きられないのだね。
「かわいそうなことをしてしまった。」
[ざく、ざく、ざく。
お爺さんが死んでしまった花の面倒を見るのを、ベアトリーチェはなんにも云わずに見ていました。その膝のかさぶたは、いつの間にか消えていたのでした。]
[今はやってきた気配に気づくも遅く。
しばらく声の聞こえた後に、ようやく気づくであろうか。
金の亀裂の走る暗緑をそちらに向けると、時の竜族と……
声をかけようかと、口を開くも、言の葉は零れることがなかった。]
[花びらを追う...。
しかし風の申し子とは言え、人の子。
翼を持たぬ身では到底追いつけず]
くわっ!とりあえず、こっちか!
『ていうか、絶対大丈夫じゃないだろう!
心配するに決まっているだろ!嘘つき』
[コエを頼りにそちらの方向に走る。
気が動転していて、コエが声になっていることに気づいていない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新