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佑…
血、が。
[中に入り、何よりも先に目についたのは血まみれの幼馴染の姿で。
学長や春がいることにも気付かず、桜子の手も離して慌てて駆け寄った。]
…高峰、君の…?
[間近に見た佑の身体も服も、目立った傷はなく。
そこでようやく、彼の血ではないことに気付いたものの、これだけの血がつく程の出血だったのだと察すればまた、声は悲痛なものになった。]
[実際に演劇なんてしたことはほとんど無かったけれど。
RP村に居る時の感覚を思い起こしてボロが出ないよう気を付ける]
そうだね。
見つかっちゃったら、生きて出られない。
仮に見つけられても相手が偽物だって主張すれば逃げ道出来るかな。
[ガチは得意じゃ無かったから、どう動けば良いのか良く解らない。
その時に直面したら、ボロを出してしまう可能性は十分にある]
― 宿直室 ―
[半ば開いた扉の向こうから聞こえるもう一つの返事>>187。
桜子の声がして、扉の方へと目を凝らせばその姿が映る。
蛍子の言葉>>190に一度伏せられる眸]
一人じゃ無かったみたいで、少し安心した。
[ゆると顔を持ち上げて横たわる響の傍らに座ったまま
蛍子と桜子、二人の姿を認める]
春陽くんから、聞いて、此処に来たの?
[知らせにいったはずの彼の名を紡ぎ問い掛けた]
/*
ここまでよんだ
いいかんじにぜつぼうですね〜
いぐにす霊か
宮町さん狩で
副会長が狼かな 赤だな
副会長とキユリと川島くんが赤3人?
─パソコン室─
……占い師、ね。
[慎太郎の言葉>>189を聞いて、
一度彼から視線を外し、ポケットの中を見た]
ねえ真崎、
もしも、だよ。
[言いながら、再び視線を向けた。
口調だけは、あくまで何気ない風に]
……もし、おれがそうだって言ったら、どうする?
─パソコン室─
ま、そーゆー事なんだろな。
[>>191 人狼役は進める事を決めた、という言葉。
そも、拒否権があったのか、というのはわからないのでさておいて]
……なんもしなけりゃ、文字通りのお先真っ暗、だろな。
[は、と、幾度目かの息を吐いて。
唇を噛み締める友梨の様子に、僅かに目を細めた]
(……さすがに、ここは違う……と、思いたいけど。
こればっかりは、わからんからなぁ……)
[死なせず確かめる術が自分にあればいいのに、と。
そんな事を考えた矢先──聞こえた、言葉>>194]
……は?
川島、それ……。
[問いの何気ない口調とは対照的に、思わず、声が裏返る。
春陽を振り返る、その表情は、かなり間が抜けていた]
あ、ぁ、うん。
マリーちゃんから、佑が高峰君探しにいったって聞いてた、から。
真崎君とキユリちゃんに、お留守番お願いして。
佑たちを探しにって出てきたところで、川島君に会って。
そしたら、本当に高峰君が…殺されたって、言う、から。
[血に塗れた幼馴染の傍ら、赤く染まり盛り上がったシーツにようやく気付いた。
森と学長がいることも分かったけれど、それよりも、シーツの下に誰がいるのかが聞かずとも判ってしまって。]
…本当、なんだね。
[絶対に、死体は視界に入れたくなかったから。
不自然なまでに、宿直室の中は覗かない]
[サクラとケイコが中に入るのを確認して、マコトを見上げた。
唇を噛んで、真っ赤に腫れた目の奥には少し冷たい光]
[彼の返答を待つ。
もし諾と返事が得られたら、ここから少し離れた教室に連れ込んで、短い内緒話をするつもり]
/*
……そこからこう来るとは、思わんかったwwwwwwww
やっべ、これはテンション上がるwwwwwwwwww
[血、と幼馴染が紡げば少しばかり困ったような色が過る。
続けられた言葉に、ゆると頷いて]
……全部、響の、血だよ。
一階の非常口で、響を見つけたんだけど
ボクが行った時には、もう……
[親友の死を言葉にするのはやはり躊躇われた。
眠っているかのように横たわる彼へと視線を流し]
蛍ちゃんも、桜子さんも……
辛いなら、無理に見ない方がいい。
[ポツと紡ぐ。
問いの答えを桜子から聞けば、そう、と小さな返し]
─パソコン室─
[振り返った慎太郎の顔>>197は、珍しくも間抜けなものだった。
川島は少し瞬きをしてから]
……だから、もしもの話。
[苦笑いになった表情からは、本気か冗談かは判別し難いだろう。
それが本当か嘘か、も]
ほら、本当の村じゃ、対立陣営ばっかりだったからさ。
信じてもらえるのかなって、思っただけ。
― 宿直室 ―
マリーちゃんは無事に戻れたみたいだね。良かった。
一人にしてしまったから……気になってたんだ。
[響を見つけた直後は動転してそこまでは頭が回らなかったが
現実を受け入れるうち彼を殺した誰かが近くに居たかもしれない、と
そんなことに漸く思い至り送らなかった事を後悔もしていた。
蛍子が紡ぐ名、一つ一つに相槌を打ち]
――…そ、か。
他の子たちは無事だったんだね。
[僅かばかり過る安堵]
残念ながら、本当、だよ。
[悪夢のような現実を肯定すれば知らず柳眉が顰められる]
/*
川島、諏訪、アズマを暫定赤組とみなす。
占い師、露島。霊、シンタロウ、狩、宮町。
うーん。赤と親しいってしぼうふらg
― 宿直室 ―
[気付けば目の前に影が下りて頭部に触れる柔らかなぬくもり。
一瞬何が起こったか分からずに言葉を失う]
――……ッ、
[直ぐ傍で聞こえる幼馴染の声。
状況を理解すれば微かに身動ぎ]
ありがと、蛍ちゃん。
[初めに紡ぐのは彼女の心を感じての感謝の言葉]
でも、さ。
汚れちゃうから……、……
[ダメだよ、と唇だけで紡ぐけれど彼女には映らぬか]
[宿直室に入って、理解できなかったことは二つあった。
一つはこれが現実なのかどうか。あともう一つは]
(なんで俺、わかったの)
[理解できたこと。……それも、二つあった。
一つは高峰の死。そして]
─パソコン室─
……もしもの話、なぁ。
[>>204 数度、瞬いてから向けられる苦笑を半目になって見返す。
視線はどこか、探るような、鋭さを帯びたもの]
確かに、村じゃ対抗だったり、黒出したり出されたり、だったからなぁ。
そこだけ見たら、すぐに信用は難しいかも知れん。
……とはいえ、真っ向疑うだけじゃ、始まらんのも事実だし、なぁ。
[彼の言葉がただの冗談でないなら、春陽が『どちら』であるのか。
見極める術は、手元にある──何かしら、犠牲を伴うものではあるが]
……ま、仮にお前がそうだとして。
信じられるかどうかは、『結果』次第だぃな。
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