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─後日談・漁師小屋─
[その夜は、キャロルも集会所に残った。整理出来ない感情を持て余して呆然としたまま、眠ったのか眠らないのかもよくわからない。ただ、安全装置を付けなおした銃を抱いて眠った。
翌朝、落ち着きを取り戻し態度の変化した自警団員たちを見て、また何をどう考えていいのかが分からなくなった。あのまま、事態が解決しなかったら、最後は自警団に皆殺しにされたかもしれないのに──。それほどの殺気が、確かに彼等には有ったのに。]
…あたしは、最初憎しみでずっと、この銃を抱えていた。あたしにとって、銃は憎しみと悲しみの象徴で。ああ、わからない。
あのまま、事態が悪くなったらあたしがどうしたか。銃を握って、憎くて殺したかったのか、守りたかったのか。
[朝日の中、弾丸に使わなかった残りの銀塊を手に取り、一度テーブルに置いた。]
あたしの嫌いなものは…、
男とか、暴力とか。
あたしの内側にもあるんだ。
[しっぽを振って寄って来る犬に、シチューにパンをふやかしたものを与えてから、散歩のついでに自警団本部へ行き、ダニエルの容態を聞く。輸送のついでがあると聞き、そのまま車に乗せてもらい、病院を訪ねた。]
─後日談・隣町の病院─
[銀塊と弾丸をベッドに横たわるダニエルに無言で見せる。
そして、事件が終った事を──。
ダニエルは何も言わなかった。キャロルも何も言えなかった。例えば、少しダニエルの気持ちがわかった等、言いたくは無かった。]
ローズも生きてるわ。
あたしは、あんたが退院したらまた、街を出るわよ。
[勝手にしろと言って顔を背けるダニエルは、やはり以前より弱々しい。見舞いの時間は短かくて終了した。移動に時間が掛からなかった所為もあるが、昨日まで永遠に会えないのではないかと思ったのが、嘘の様だった。]
[病院を出てすぐの自警団間連の施設の割に手入れの行き届いた、緑が美しい庭園で、ぎゅっと上着の端を握って、ギルバートに上着を借りたままである事に気付いた。]
本当は、昨日の夜に返すべきだったわ。
でも、昨日は何をどうしゃべっていいのか、分からなくて。
[気付いたのは、返していないのがわざとで有る事に。
隣町にも同じ海鳥の声が響いている。午後の日差しに手を翳し、嘆き島のある街へキャロルは戻る。]
─BAR─
[ギルバートを探すのと、ローズにダニエルの無事を報告するのを兼ねてBARを訪ねる。ローズマリーは一人で掃除をしていた。風が冷たかった。
何故かわからない。ローズマリーの背に声を掛けることは出来ずに、キャロルはそのまま海へ出た。]
─桟橋→嘆き島へ─
[墓場の島は、これから葬儀や埋葬で忙しくなるのだろう。だが、まだ静かだ。
柔らかな午後の光にキャロルは*目を細める*。]
/中/
鳩をふるはとにしました
しばらくもつ!
通信料なんて!
ばらいらないー
まにあってます
ちなみにけるさんには萌え、でなくてときめきです
きゅんってかんじ
─嘆き島─
[ゆっくりと島を巡る様にして歩き、何時ものように、母親の墓とグレンの墓を訪ねた。]
──有り難う。
[その様な言葉が自然と口から出たのは何故だろう。]
─後日談・嘆き島墓地管理小屋─
[彼は木製の机の上に箱を置いて、それをじっと見つめていた。箱の前には鍵がかけられている。
彼は、鍵を取り出すと、鍵をじっと見つめる。]
はい。
人狼事件の犠牲者達も加害者達も、共に埋葬する事になりますから。
[机にあった箱を端に寄せる。]
いいえ、大丈夫です。
何かご用ですか?
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