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[魘されている様子に、そこまでかよ、と嘆息して]
……おーい、しっかりしろー。
そこで倒れてると、踏まれたり添い寝されたりする可能性もあるぞー?
[それって、どんな脅迫なのか。
これでも起きないようなら、担ぎ上げて2階の適当な部屋に放り込むつもりではあるのだが]
ああ、そうさせてもらうよ。
[笑みを浮かべるも]
[熱の引ききらぬ体に肉は重く]
[土鍋の中身を知って]
[其方を椀に一杯]
[微かに笑みを浮かべた男が近付く相手に]
[視線を逸らして]
[食事を進めながら悩む]
[恐らくは現当主である父の放った追っ手なのだろうが]
[騎士の家柄など面倒で]
[自分に仕えてくれている彼には申し訳ないが]
[今後も捕まる気は全く無い]
[びくり]
[跳ね起きる気配に肩が震え]
旅人 シャロン が参加しました。
旅人 シャロンは、狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[二階の部屋に辿り着いた時のこと]
[クローディアの手が心配そうにシャロンの頬に触れる。]
…大丈夫だよ、オレは。
こうやって、旅を続けるって約束しただろう。
男女なら、少しは安全だからって。
[それは誰にも知られることのなかった話]
……、……………
[目に掛かる髪。掻き上げ、荒い呼吸を整える。
傍らの男の姿を見留め呟きを耳に留めれば僅かに含羞]
…申し訳ない。
[小さく述べる謝罪の言葉。身を起こす]
[それからなんでもない顔で、あまり表情を出さずに塩釜焼きを一人分受け取って。]
クロゥディは少し。
[言いながらキッチンに行って、彼女の分の粥を取ってきただろう。]
[それからは暫く二人、話を聞くともなしにソファで黙々と食事を続けていたが]
…やっぱり玉葱は必要じゃないのか
[ぽつり]
まあ、別に謝らんでもいいが……。
ま、あんまり無理したり、気負ったりはしなさんなー?
[苦手なモンはどーにもならんだろうしな、と苦笑して。
大丈夫そうだな、と思いつつ、ふと思い立ってふらりと2階へ向かう]
わふぅ…くぅん
[迷犬 パトラッシュは、メモでの『主』という言葉にときめいた中身が相当重症だとは気付いてもいない]
[目を逸らして居ようとも]
[声は耳に届く]
[屋敷に居る頃は殆ど常時傍に居た]
[聞き慣れすぎている声]
[頭を巡るは逃走の算段]
きゅぅーん…?
[迷犬 パトラッシュは、傭兵 カルロスがシャロンの地雷を踏み抜くのは時間の問題だとは思ったりしていない]
[脳内で結論が導き出される前に]
[声が自身の名を呼ぶ]
[零れ落ちるのは]
[諦めに彩られた溜息]
……久しぶりだな。
追っ手はあるだろうとは思って居たが……
まさかお前が来るとは思わなかった。
[椀の中身を空にして]
[手を合わせてから]
[漸く]
[表情が変わらぬように見える男を見る]
[何やら深刻そうな雰囲気だったな、と思いつつも、特に気にした様子もなく。
集会場の裏手、開けた空間で足場を確かめ、持ってきた包みを解く]
……やっぱ、動かしてねーと、鈍るからなあ……。
[俺がヒマってのはいい事だけど、と呟きつつ。
布の中から取り出したのは、一振りの大剣]
狽ォゃぃーんっ!
[迷犬 パトラッシュは、占星術師 クローディアの様子になんともいえない感情を覚えてのた打ち回ってる中身なんかに絶対気付いていない]
[す、と。足を半歩、前に進める。
瞳に宿るのは、真剣な色。
そこに映るのは、仮想の敵。
……刹那、静寂。
地を蹴る音が、それを裂いて]
……せいっ!
[下段の構えから、上へと振るわれる、剣。
鋼が、気合が、鋭く夜気を裂いて。
周囲を照らすは、微かな月光と星明り。
銀の剣は、それを弾いて煌めくか]
きゅーん…
[迷犬 パトラッシュは、占星術師 クローディアからそっと目を逸らし、前足に顎を乗せて耳だけ*ぴくぴく*]
…御久し振りです。
[感情が見え辛いのは以前と変わらない]
自ら志願致しましたので。
御父上は、大層御怒りの御様子でした。
[溜息を零す青年を見詰め、淡々とした口調]
[コホンと幾度か咳をするクローディアにそこにおいてあった毛布をかけて、それでも上に行こうとは言わないのはシャロン本人も気にしているからか。]
…病人はあまり無理するな、させるな。
[それは誰に告げた言葉か、少し大きく。]
[そっと妹を撫でて、星を見に行く、と外へ。]
[弧を描いた剣を追うように、くるり、軸足基準に向きを変える。
振り切った剣を引き戻して。
踏み込みつつ、突きの一撃を。
夜気が裂かれ、唸りを上げる。
銀の軌跡は、それだけを追うならば美しく。
しかし、それは戦の場においては、冥き死をもたらすもの。
……勿論、そんな感傷めいた意識など、それを舞わせる当人にはないのだけれど]
[御怒りの]
[其の様は容易く目に浮かんで]
[再度の溜息]
……そうか、考えてみればお前が志願するのも当然か。
だが……素直に帰ってやる気は無い。
[はっきりと]
[真っ直ぐに見据えて]
[答える]
[出て行こうとする姿の声は]
[彼の妹に向けたにしては大きく]
[其れでも今暫くは]
[二階に上がるつもりは毛頭無い]
[外の空気は冷たい。]
[満天の星に向け手を伸ばす。]
…らしくないな
[自嘲。]
[握り締めた手には当然光が残ることもない。]
[ふと空気の流れが、何か違うことに気がついて、開いた掌に一度口唇を寄せると、裏に向かった。]
[突きの後の隙はどうカバーするか、次はどうつなげるか。
仮想敵を相手取っての計算は瞬時に行なわれ。
銀の剣は浮かんだ動きを再現しつつ、舞う。
それに伴う、躍動。
その姿が、妙に生き生きとして見えるのは。
剣の腕を糧を得る術とした者のサガの表れか。
『迅雷』の二つ名で呼ばれる剣士としての生き様故か]
そう仰るとも思っていました。
[カツ、椅子に座る主の傍らに歩み寄り]
だからこそ、志願したのですが。
[真意の読めない言葉。真っ直ぐに返す視線]
素直に帰らないのでしたら。
どうなさるおつもりで。
[忠告めいた台詞は耳に届いただろうが、会話を止める事は無く]
[邪魔しまいと、銀にあげかけた声を抑える。]
[切っ先は鋭く]
[まるで踊るようだったけれど]
[思い起こされる記憶に、そのまま来た道を戻る。]
[数歩、軽やかに後退して。
深く息をしつつ、剣を両手で持ち、低く構える]
……せいやっ!
[息と共に、吐き出されるのは裂帛の気合。
低く構えた銀が。
美しく。
弧を描いて。
大気を断つ。
さながら、夜闇そのものを断ち切るように]
[近付く姿を咎めるでもなく]
[何時ものように]
[傍らに立つのを見上げる]
無理に連れ帰ると言うのなら。
お前相手とて容赦はしない。
[其れは]
[刃を向ける可能性すら秘めた]
お前こそ、私が帰らないと答えると解っていて、何故追う?
[答えの後に]
[問いを続けて]
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