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[やがて午前零時を過ぎると、サーカスはその門を閉ざし、人々は家路につく……その中で何を見たとしても……今はまだ、ただの夢と、笑えるだろう。再びその閉ざされた門が開くまでは……]
村長の妻 エレノアは、吟遊詩人 コーネリアス を能力(占う)の対象に選びました。
-深夜3時-
ふぅ。
[ひとつ肩をこぶしで叩いて、インクをつけた羽根ペンをペン置きへと置いた。
小さな燈台の灯りの元、長い文章を書き終えて息をつく。
勿論内容は、サーカスの事。
沢山の風船や良くできた花。
ラッセルに手を預けて進んだ鏡の間では、10年前の自分のように見えた鏡があっただとか、骨董屋の青年とリック君のやりとりや「変わった貴婦人」エレノアさんと話した事。
魔術師さんと話した事に、あぁ、旅のお医者様が来ていたこと。そして赤い可愛らしい女の子はヘンリエッタちゃんだと教えてもらったこと、そして…ニーナが少し元気なかったかな?疲れてたのかしら。
そんな一日の出来事を思い出せる限り書き連ねると分厚い日記帳を閉じた。]
寝ようかしら…ふあぁあ。
[大きな口をあけてあくびをすると、電気を消してベッドに入る。
カーテンを閉めようと外を見て…ふと、丘の上に少し光が漏れているのが見えた]
…明日の練習かしらね?大変ね。もう、3時なのに。
じゃ、おやすみなさい。
[独り言を呟いて布団を被った]
んー。
眠れないわ…。
子供みたい…。
[いつも布団に入るなり眠ってしまうのに、目が冴えてしまった。
少しぶらりと散歩に出ることにしようと、カーディガンを羽織って表へ出てみた。
誰もが寝静まる深夜。
いつもはしんとしたこの町に、今は風にのって丘の上から音楽が聞こえる。]
[男が起きて来たのは昼過ぎだった。
しかし、それは男だけに限らなかったようで、レストランのマスターは笑いながら眠気覚ましの濃いコーヒーをカウンターに置く]
いい香りですね、ありがとうございます。
…ん、この苦味も美味しいんですが、なにか甘いものがあればまた一段と美味しいでしょうね。
[そんな呟きを零し熱い黒の液体をゆっくりと味わう。
マスターは忙しかったのか単に無視したのか、次に目の前に置かれたのはモーニングセット。
少々気落ちしながら食べ終えれば、診療所へと出かけていく]
-雑貨屋:昼前-
[パタパタと急いで階段を下りると、店はきっちり掃除をされて開いており-ゴミ箱に割られた瓶がチラリと見えたが気のせいだと思い込むことにした-、ほーっと大きく息をついた]
ごめんなさい、本当に、助かったわありがとう!
え?うぅん、大丈夫。昨日はしゃぎすぎちゃったみたいで、眠れなくて朝方までお散歩とかしちゃったの。
そしたらこんな寝坊をね。
[笑うソフィに舌を出して見せた]
[昨日、気乗りしないニーナを無理につき合わせてしまったお詫び(ついでに自分用)に、甘いものを求めて通りを順に覗いていく。
金の髪を緩くくくった女性がいる店を覗いた時、その後に見覚えのある姿を見つけて]
やあ、こんにちはレベッカさん。
貴女のお店はここだったんですね。
[嬉々として茶色のレンズの下の目が見つめているのは、ゼリービーンズのたっぷりつまった瓶。
買いに行きますと言っておきながら、店を把握してなかった様子]
あら、ヴィンセントさん!
こんにちは、本当にゼリービーンズがお好きでしたのね。
[くすくす笑う]
甘党の男の人って初めて見たかもしれないわ。
うちのゼリービーンズは魔法の味、一度食べたらもう他のお店では食べられなくなりますよ?
[にっこり微笑んで瓶を順番に指差す。]
こっちのピンクがストロベリー味、こっちの白いのはヨーグルト味。
これが今オススメのブルーベリー味、緑色はマスカット。
お得なのはこっちのミックスね。
あ、そしてそっちにおられるのが、リック君のお母様ですわ。
[目が釘付けになっていたのを笑われて、照れくさそうに髪を掻きながらレジカウンターへと歩み寄り]
ええ、本当ですとも。
…冗談で言うには、少々恥ずかしいとは思いませんか?
[くすくす笑いに笑みを返し、説明を熱心に聞く]
ほお、これは…貴女の言う通り魔法のように美味しそうです。
そんな説明を聞かされたら、全て味わってみない時がすまないじゃありませんか。さすがは商売上手ですね。
[先ほどから何か脳裏に引っかかる女性の正体に、ああと納得。
レベッカのさり気ない紹介に、笑みを見せて挨拶した]
こんにちは。
やはり、リックくんのお母さんでしたか。
彼はとても頭のいい子ですね。
[少女にしてははしゃいだのが堪えたのか、
ようやく目が覚めたときには、
とうに太陽高くに昇っていて、
眠そうな様子を祖母に尋ねられる前に、
慌しく家から抜け出して来てしまった。
もっとも部屋に残された白い花と赤い風船を見れば
理由を悟られないはずもないのだけれど、
もしも祖母がそれを見ても溜息を零すだけだったろう。
それは、少女の預かり知らぬこと。]
[嬉しそうに、ゼリービーンズを丁寧に一袋ずつ詰めながらヴィンセントに笑いかける]
ふふ、ありがとうございます。
あら、全然恥ずかしい事じゃないと思うわ?
甘いものは幸せの味よ。
でも魔法の味、ってのはサーカスのチラシのウケウリなの。
言ってみたかったのよ。
[ゼリービーンズの袋を紙袋に纏めると、カウンターの上のビスケットの袋をひとつ取って振って見せた]
ビスケットもお好きかしら?
< 今日も変わらないお日さまは、青い空の真ん中で微笑んでいる。
昨日のことは、まるで、夢だったようにも思える。他のひとには聞こえない聲を聴くだなんて、おかしいのだから。
サーカスに行ったのも、すべて、わたしの夢想だったんじゃないだろうか。
それを否定する証が欲しくて、白い花と赤い風船だけでは足りなくて、でも、聲を紡ぐことも、何故だか躊躇われて――返って来なかったらこわいと思ったからかもしれない――わたしはアリスと、町を歩いた。
思えば、彼とも長い付き合いだ。わたしが生まれたときからいっしょだったというのだから。
確か、母が贈ってくれたのだっけ?
一度、聞いた覚えはあるのだけれど、その頃の記憶はあいまいだった。>
< なんとなく、素直にその音に誘われていく気にはなれなくて。
もし、昨日のことがほんとうなら、何か、お礼をしたいのもあった。いろんなものを、いろんなひとに貰ったように、思ったから。>
[微かな音を立てて扉が開くと、
室内に一筋の光が差し込んで、
中から女性の声がかけられた。
見覚えのある顔と、
聞覚えのある声に。
少女は紅い睛を瞬かせて、
熊を抱きしめてお辞儀ひとつ。]
[色とりどりの粒が手際よく詰められていく間、なにか差し入れるのにいい品がないかな、と店内を見回す]
そうですよね、幸せの味がします。
しかしなかなか理解を得られませんでしてね。
早く大きくなりたいというリックくんとは逆に、子供だったらいいなと思う時もありますよ。
なるほど。
実は魔女なのかと少し期待したりのですが…それは残念。
[もうすぐ万聖節ですし、と笑む。
やっぱり一番魅力的に見えるのはゼリービーンズで、ミックスをもう一袋と言いかけたところで、ビスケットを振られて反射的に頷いた]
[ビスケットの袋をぽいぽい、と3つ4つ紙袋にいれて]
このビスケットはまだ試作品なの、良かったら後で感想を聞かせてもらえると嬉しいわ。
うふふ、うちは雑貨屋だからあんまりお菓子を増やしても、とは思いつつも子供達が嬉しそうな顔をするものだからつい。
[イタズラっぽく笑いながら、紙袋をわたしつつレジがチンとはじき出した値段を告げる]
えと…ヘンリエッタちゃん。
そう、ヘンリエッタちゃんは、何を見にきてくれたのかしら?
[レジカウンターからニコニコしながらきちんとお辞儀するクマと少女を見る。]
[店内には、さまざまの品物。
文房具が多かったけれど、
違うものも置かれていて。
それらを眺めるように
眼差しは動いていたけれど、
蜂蜜色の髪の女性に
中へどうぞと促されて、
きょとりと彼女を仰ぎ見る。]
[店内には子供が学校で使う文房具が主に真ん中の低めの机に広げてあり、手前の方には男の子が喜びそうなパチンコや空気鉄砲、奥の方には女の子がすきそうな花の香りのするキャンドル、壁際の棚には地球儀やマグカップ等ひとしきり子供から中高生くらいの年齢までなら魅力を感じそうなものがところせましと並べてある。
入り口の傘立てには「ご自由にどうぞ」と傘が何本かささっていたり、ドア近くには小さなスツール、そこには冷たい水の入った水さしとグラスが並べられており、本当に「雑貨」屋といった風だ。]
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