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[エリカの名を聞けば、確認の意を込めて、小さく頷く。
普段であれば、名前を褒めちぎって口説こうとする所。
けれど、ここで彼女と仲良くするのは、流石に気が引けた。
スティーブはおそらく自分を疑っているだろうからと、エリカに近付くことすらせず]
証…ねえ。……ああ、確かに虚に堕ちれば、羽根の色が変わるとか、あったっけ?
でもねえ、残念ながら、俺は人に羽根を見せるの嫌いなんだよ。
それ以外の証明方法なんかあったかな?
[ 返ってきた言葉に一瞬戸惑いを覚えた。]
別の意識…そう考えたことがありませんでしたね。
成程、私は私ですが…。
[ しばらく意識を巡らせる。]
そうですね、そうしたら。
「chaconne(シャコンヌ)」―――――。
そう呼んで頂けましたら。
別にロザリーでも構いませんが。
[ そう相手へと返答した。]
当然の反応かな。
[感情は見えない]
余所者だから、奇形の翼だから、このような場所にいるから、
疑う要素は幾らでもあり、悪――堕天尸とする理由ともなる。
正義と悪の基準など、曖昧で不確かだけれど。
[腕を組み、顎に手を添える。
翼を見られた事自体は、気に留めた風はなく]
堕天尸は色彩を失うのは事実、
同時に、往々にして、それを隠す術をも有している。
色彩のみで見分けられれば僥倖だれども、
それのみにとらわれすぎないようにすべきかとは思う。
あは。一緒一緒〜♪
[返ったオーフェンの言葉に満足そうに笑みを浮かべながら]
水に浸かるよりも、草むらをかけるよりも、木に登るよりも
ずっと…ずっと……楽しいよ。
あは、オーフェンも楽しい。ってわかってるね〜
もっと他にもあるよ〜きっと、いっぱい、いっぱい…そうじゃないと……あは、あはははははは
[最初と変わらぬ陽気に笑いながら、飛び立つのなら、手を振りながら見送るだろう]
ラクな生き方ですか――――――。
彼がそう仰るなら、きっとそうなのでしょうね。
[ 抗うことを諦めたとも取れるが。]
そういえばカレン殿。
貴女は昨日、巫女姫殿が言われたことはどうお考えですか?
[ 少し話題を逸らそうかと思い、言葉を出す。]
[わからないと言って肩をすくめる狐の面には、厭うを通り越し、あきれた顔になって]
無関心だな。ずっとそのままでいるつもりなのか。
・・・それは、楽しいのか?
一緒……
うん。いっぱい楽しい、探して、見つける。
ネロとのお話も、楽しい……だから、また……ね
[ネロの満足そうな笑顔に、目を細め自然な笑顔を返す。陽気に笑うネロの表情の一瞬の機微には気づかず、両手で水桶を持ったまま大きく翼を振って応え、自宅へと飛び立った]
[カレンの言葉に、面のしたで哂う。]
さァ、愉しいか愉しくないか、――愉しいさ。
あんまりにこっけいで。
[ぺろりと、舌でくちびるをなめる。
狐の面が少し揺れた。]
[ふ、と小さく息を吐く]
エリカちゃんの冷静さは…心地良いけれど、なあんか他人事を聞いているようにも聞こえるね。
不確かと言う割には、何か自分の中で確信してるものを持っているみたいだ。
[ちらりと視線を移した後、大げさに眼を円くする]
俺は詳しくないけれど、どうやら隠せるものらしいよ?
青風の俺には、んな術は使えないだろうけど、もし仲間が居れば、そっちに協力を頼んでいるかもしれないしねえ。
…で、まだ羽根を見せる必要はあるのかな?
[見せる気はさらさら無いのだけれど]
……好きか嫌いかで選り好み出来るとも思えんが。
翼を見せたくないから隷属したとも考えられる。……少なくとも俺にはまだその方が納得できるがな。
[翼を捨てるにはそれ相応の理由があるはずだと、目で言う。]
なら、俺は「Greyhound(グレイハウンド)」――
…長ければ「グレイ」でいい。
勿論…「ラス」でも、良いけどな。
[くくく、と咽を鳴らして笑う声。]
[ロザリーに言われて、首をかくり、とかしげて考え込んだ]
冗談だと思っている?私はそうとは思えない。
けれど、できることも思いつかない。
村の様子を、見てきたけれど、普通どおりに生活している人が多かったと思う。クローディアの力もあって、騒ぎにはなっていない。
かといって、虚を見つけるために何かをしようとしている人もいなかった。
ロザリーは。何か、気がついた事はある?
僕も楽しいよ〜またね〜
[と、オーフェンが飛び立っていくのが見えなくなるまで手を振り続ける
見送った後、翼を触れた手をじっと見て、飛び立ったオーフェンの姿を思い出すようにまた空を眺めて]
あは
………あはは
あは……
あは…あははははははははははははは!!
楽しそうだね……気持ちよさそうだね……愉快だね……綺麗だね……あは… あはははははは!!
[普段の陽気なものではなく、壊れたように哄笑する。
思わず、近くに咲いている花を引き抜いて、手の中で無残に散らして、川に流した。でも足りずに、もう一輪。もう一輪。ぐしゃぐしゃにして、川に流す]
[もう何も誰もいないようなので、地を蹴って空へと飛び立つ。
空をゆるり飛べば、遠く小さくジョエルとアヤメの姿は見えるだろうか?]
…冷たい、風だな。
[頬を撫で髪の束を揺らし羽根を擦るように過ぎ去る夜風は、少し冷たく感じられた。]
[エリカの淡々とした物言いにも、眼差しは揺らがない。]
…………余所者か否かは関係ない。
堕天尸が出るのはどの島でも同じと聞く。
それに捕らえると言っても命を奪う訳でもない。堕天尸でなくば結界樹で清められるのに何の問題もないのだから抵抗の必要もないだろう。
[正義と悪という問答には鼻を鳴らす。]
確実に堕天尸を探す術のない者には、可能性が高い者を追求していくしかない。不快なら疑われないようにしてもらうしかないな。
そう?
確信か――…… 私の中には、ひとつの真実がある。
それに従って行動しているがゆえ、そう見えるだけかと思う。
[手は己の胸元へと動く]
[ふと、先程の小さな影を気にして、眼下を見ながら飛行を続けると、まだ、ひとつ見えて。
つい先日カルロスから投げ渡された少年が。
くい、と羽根をナナメにすると、滑るように高度を下げてネロの傍まで降り、]
おい、もう遅いぞ?
[言いながら、小さく砂埃を上げて着地する。]
では、長いのでグレイと―――――。
ラス……そちらは本名ですか。
嗚呼、そちらは知らないほうがいいのでしょうね。
昨日初めてお顔を拝見致しましたし。
[ 今までに会ったことはあるのだろうが。
覚えてはやはりない。]
………まぁ、翼が染まりきるのも時間の問題でしょうね。
[ 聞こえる笑いにそうポツリと。]
[ざらりと、心臓を鑢にかけたような不快感。
自然、放つ声は低くなる]
アンタに、何が分かる…。
…フザけんじゃねェよ。あァ!?
[普段の態度を消し去って。まるで、手負いの獣が威嚇をする様な]
別段、不快でもない。
疑うのなら好きにすればいいと思う。
[ふ、と息を吐く。
手を下ろして、己の身体を抱えるようにした]
……捕えられたいわけではないけれど。
[その部分だけには、僅かに、感情の色が窺えた]
[ 考え込むカレンにまたも笑いかける。]
そんなに真剣に考えこまなくても。
冗談…ではないでしょうね。
そもそも私を部屋から引き摺り出しといて冗談では困ります。
……本当は冗談がいいのでしょうけども。
村の様子も他の方の様子も私は存じませんが。
気付いたこと…ですか…。
[ 答えを求めるように、ケイジへと視線を移す。]
[ひとしきり哄笑したら、何事もなかったようにぴたりと止まる]
うん、楽しいよ。楽しい。
でも 足りない
[ぼそりと呟きながら、流れていった花を見送って、どこにいこうか。となった時、降り立った人が来て、人よりも翼を見ながら]
あは、遅くないよ〜、誰も待ってないもの
…ああ、何不自由無いって顔してたよな…
[漏れる黒。]
や、すまん、なんでもない。
[揺れる、灰――]
翼、か。
斑になってきちまってるよ、俺のは。
あんたのもか?
楽しい……
うん、空を飛ぶの……楽しい
受ける風の冷たさも、眼下に見える風景も……
[少しだけ温かい気持ちになり、穏やかな表情を浮かべ島外れの自宅へと戻った]
[自らの保身をすら忘れ、吠える]
(たったそんなことの為に、)
(羽根を)
(故郷を)
(自由を)
(売り渡せなんざ、しない)
追求は時には、負の感情を深めさせる。
[吼えるような声に、眼を眇めた]
そのままでは、たとえ無実の者だとしても、
新たに堕天尸を生むのではないかな。
[こっけいだ、と言っては面の下で笑う気配。揺れる面。しばらく、じっと見ていたが]
そうか。私は特に、面白く感じない。
[珍しく、あからさまにむくれた顔になった。ぷう、と軽く頬が膨らむ]
気付いた事か。
さすがに無かったな。
ここでエリカ嬢に会ったくらいだ。
[彼女と言葉を交わしたロザリーを見る。]
まァ、巫女殿がなんとかするんじゃないか
…………裂いて引きずり出す訳にもいくまい。
[睥睨するカルロスへ、口を歪めて吐き捨てる。
手負いの獣を見る目は、その生業のままに哀れみなどない。]
判って欲しいなら言ってみろ。言えるのならばな。
だがお前の好悪に関わらず、巫女の命には逆らえん。
そのよく動く口の言う通り善良な人間な人間なら、巫女の心を痛めるようなことはするまいな。
[釘刺し一睨みして翼を動かす。大きく風が巻き起こる。]
翼の色は隠せるか。
…………忠告は覚えておこう。
[後へと岩を蹴り、風を孕んだ二対の翼で*夜の空へと*。]
いや、誰も待ってないとかじゃなくてだな…。
獣とかいるかもしれないし、危ないだろう?
夜も遅いぞ、って事だよ。
[言って、その頭をなで繰り回そうと、ゆらりと羽を揺らしながら長い手を伸ばした。]
[ ケイジから言葉が返ってくれば、少し残念そうに。]
そうですか。
私も特に気付いたことはありませんね。
エリカ殿…余所から来た者がそうだとは限らないでしょうけど。
[ どちらにせよ、とぼんやり考える。]
無作為に人を疑いたくはありませんね。
こういう状況にした巫女姫殿には頑張って頂かないと。
[ 少し言葉に棘があるのは無意識である。]
[撫でる手からは逃れるわけでもなく、ただちらちらと揺れる羽を見つつ]
夜は遅くないよ〜。いつも同じようにやってくるもの〜。じゃないとみんな寝れなくて困っちゃうからね〜
[にこにこと陽気に、見当外れなことを返事する。
危険といった類の忠告はやっぱりあまり聞いていない。]
ローディちゃんの命令ね…。
[その名前を呼べば、それでも普段の通りの態度に近付き]
ははッ。可愛い女の子の頼みなら、そうそう断りはしないさ。
ご生憎、女の子の心を痛める理由なんてのは、俺が男前すぎるって理由一つで十分間に合っててね。
[飛び立つその紫紺を、見上げる眼差しは、常よりも細く鋭い]
………不自由?
[ 言葉を濁らされれば、特に気にした様子もなく。]
…もう真っ黒ですよ。
金色に輝いていたのが嘘であったかのように。
お陰様で、幻視が大変です。
術は苦手なのに…貴方にお願いしようかしら。
[ 相手が同じ陽光であることは頭から抜けている。]
さてはて、一体誰が虚の影響を受けた者――なのか。
[口調は決して、深刻そうにはきこえない。
楽観しているとも取れるだろうが。]
ロザリンド。そんなことを言うと、過保護な付き人殿に怒られてしまうだろうよ
[くすくすと哂って、おかしな忠告。]
ん?…んんん?
まぁ、そうだな。
間違ったことは言ってないが…危ないぞ。
帰る家は、どこだ?
[わしゃわしゃと頭を撫でくりまわしつつ、あぐらを掻いて顔を覗き込む。]
……同じ生き物であれど、心の共有は叶わない。
叶わないがゆえに、人は、言葉を尽くそうとする。
[訥々と呟かれる独り言は場違いな響きを帯びた。
男の巻き起こす風の余波に、常にはない翼の影響もあって、バランスを崩す。ぺたりと地に座り込んだ。
雲の海が、近い]
ああ、幻視、ね…
俺も苦手なんだよね。
どっちかっていうと、肉体派でねぇ…。
[ぽりぽりと、どこかしら掻く音が伝わるだろうか?]
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