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……ん、ああ。
[呼びかける声に、気だるげに視線をそちらに向けて]
……まあ、これで元気そうに見られたら、さすがに泣けるなぁ。
[返すのは、どこか惚けたような、言葉]
[少女の声が遠い・・・・軽く頭を振って、視線を戻す]
いつもより、というのは、いつも、多少変だと思っているということか?
[しっかり突っ込んでから、ぽふ、と頭を撫でた]
俺以上に、気が立って変になっている連中もいる。お前達も気をつけろ。
─回想・昨夜─
[皆と別れたあと、長の家までやってきたわけだが、門前払い。
その後、エーリッヒの所在を聞いてミハエルのところまでやってきたわけだが、中から聞こえる声に自分が居合わせるべきでない空気を読み取り、退散。
その日は、それで就寝したのであった。]
…だよなぁ
[気だるげな視線に返すのはどういう表情をしていいかわからないような曖昧な笑み
さすがに事態を知っている今は最初に絵筆がなくなったと聞いたときのような気楽さはなく。]
なんか…絵筆見つけるのにいい方法とかないんすかね
[そして、リディが一冊の本を選んで読み始めたのをきっかけに、お茶でも入れてこよう、と言って書庫を出ると自室へと向かう]
後悔か・・・・
[湯を沸かす焔石の赤い色を見つめて、また、くちゃりと蜜蝋を噛んだ]
[アーベルの問いに、一つ、息を吐く]
……全く、なんの方法もない、という訳じゃない。
実際、そのために動いてくれてる人もいるからな。
もっとも、それを使っても、今すぐに、という訳にはいかんようだが……。
いつも変かどうかは、想像におまかせしまーす
[にへらと笑って、みあげる。
それから、続いたことばに、あ、と小さく声をもらした。]
オトせんせー、
……。
なんでもない。
せんせーは、変だけど良いせんせーだなって思ったんだよ!
そうなんすか。そりゃよかった…っていっても、絵筆盗ってったやつは、やっぱ空に行きたいって思ってるんだとしたら、それこそ怪しいやつ多すぎだよなぁ…
[それを聞いて少し安堵しつつも、やっぱりそこは多難に思いつつ]
その…生きてる者を描くって聞いたけど、戻せるんですか?
[キノコ茶を一人分いれ、リディのもとへと運んでいく。傍の椅子に腰掛けると、時折、本の中に出て来る言葉(大方が、この都市には存在しない外の世界の風物だった)について問うリディに、説明を加えていく]
[説明する自身も、現実には見た事のない風景や物事を、一つずつ]
[家を出て暫く行く。
井戸端会議は今日も進行中で、但し合わせる顔はいつもより深刻そうに。
時折その視線がこちらに向くのは、血縁的な理由しかないのだろうけれど。
やがて人の多い一角に差し掛かる。
高い位置に紙が貼られ、それを囲み口々に話し合う人々。
少し遠巻きに、その背を眺めた]
─翌日・自室─
[ぼんやりと天井を見つめ、物思いに耽る。
ギュンターのこと。絵筆のこと。エーリッヒのこと。ミハエルのこと。
エルザのこと。アーベルのこと。リディのこと。
思考は回転し、浮かんでは消えていく。]
はぁ。
……ったく、考えること多すぎだっつの。
この都市で生まれて、空を望まないヤツの方が、珍しいからな。
……空に対しての絶望しかなかったようなのも、昔にはいたようだが。
[苦笑めいた表情で、こう言って。
その後の問いに、表情を改めた]
ああ、戻す術はある。
筆が、俺の手元に戻るという前提はあるがな。
……そも、それができんなら、こんな手段は選ばせないさ。
もっとも、正しい『用い方』でない以上、不本意ではあるけどね。
過激なお偉方に任せて、怪我人無駄に増やされるなら、この方が多少はマシ。
― 図書館・書庫 ―
ここには、外の事を書いた本はそう多くない。
だから、それに関する本は全て読んだし、意味も調べた。
ずっと、子供の頃にな。
[かけていた単眼鏡を外し、静かに答える]
[ミリィの言葉には、ぱちぱちと目を瞬いた。
くんと上を向き、またミリィに目を落として]
もちろん、あるわ、あるわ。
あこがれよ、そら。
[にっこりと
満面の笑みを、浮かべた。
そして周りを見渡せば、また、知った顔を見つけ]
ごきげんよう!
[手を、振った。]
―図書館・書庫―
子供のころ。
……オトせんせーも、外にいきたかったの?
[その指の動きも目にいれながら、
ただ、じぃと顔を見上げる。]
― 図書室・書庫 ―
[ポケットから出した布で、きゅ、と音を立てて単眼鏡のレンズを拭く]
そうだな。兄貴が死ぬまでは、行きたかった。
[少女への答えは簡潔で、素直なもの]
ですよねぇ。俺も出来るなら外を見てみたいし……いや、あんま明るいとこは駄目だけど
[言って、左目を軽く手で覆いながらも一度空を映す穴を見上げて、また視線を戻し]
あ、そりゃよかった。
事態は事態なのはわかるけどいくらなんでも疑わしいってだけでさすがにそれはって思いましたしねぇ。それに、ギュンターのおっちゃんもそれならなんとかなるんだろうし、今度はなくさないでくださいよ
[告示をみたときなかった…のか単に読み飛ばしてただけかもしれないが。それにはあからさまに安堵し最後は少し冗談っぽくいってから。]
ほんとは…あったとき色々言おうとしてたんっすけどね。絵筆にそんな力もあるならなくすなよ。とかまあ盗んだのが悪いし…愚痴や八つ当たりのようなものだけどね
[なんとなく己の持っていた硬さを解すように吐露する]
[そして、その果てに考えること。
それは、昨晩の帰路で目の当たりにした告知。
……怪しき者を絵師の力を以って封じていくというもの。]
……兄ちゃんがそんな方法望んでするわけねぇから、決定したのは上層部の連中か。
にしても、その怪しき者をどうやって探すつもりだよ。
それに、そんなの盗んだ奴刺激するのは目に見えてんだろーが。
……殺られる前に殺れ、か。……アホくさ。
[とはいえ、打つ手がない、というのも恐らく事実なのだろう。
名乗り出ない以上は強硬策に出ざるを得ない。なるほど、それも真理か。]
……なら。
なら、せめて俺は守れる奴だけは何としても守ってやんよ。
それが、俺の運命っつーことなんだろ。
…………母さん。
[そう呟くと、よっと勢いよく立ち上がり、広場へと足を向けるのだった。]
そっか。
[しばらく言葉に悩むように、目を本に落とす。
数秒後、ぺらりとページを捲った。]
……せんせーは、行きたくなくなったの?
[不意に上がった手に、そちらを見た。
その主を見て、それが己に向けられたものだと悟り]
…ああ。
[いつもより何処か硬くはあれど、先よりは落ち着いた仕草で。
軽く頭を下げて、そちらに近付いた]
……だよな。
私も、そう思ったことがある――いや、今もかな。
きっと、昔とは別の理由だろうが。
けれど、誰かを犠牲にしてまでとは、思わないんだ。
もし、犯人が外に出ることを希うならば、
その強い想いは、何から来るのだろうな。
[問いかけというよりは、独り言染みていた。
エルザの挨拶の声に、遠くを見ていた視線を移す]
・・・・・さあ。
[目を閉じて、単眼鏡をかけなおす]
どこに行きたいのかが、分からなくなったのかもしれないな。
[くちゃ、と蜜蝋を噛んで立ち上がる]
少し外の様子を見て来る。
[僅かに笑んで、書庫の外へと出ていった]
[上を見やるアーベルにつられる様に、自身も一瞬、上を見やる。
『記憶』にある都市の様子は、彼には明るすぎるかも知れない、などとふと考えたのは一瞬]
まあ、普通はそう思うだろうなぁ。
ああ、じじ様のためにも、今度はしっかり持ってるから大丈夫。
[安堵する様子に、表情を微かに緩め。
続いた言葉に、瞬き一つ]
……いや、実際、俺の不注意がなければこんな事にはならなかったし。
愚痴られるのも詰られるのも、仕方ないさ。
当たりさわりなく腫れ物扱いされるなら、まだ、その方が気楽だしねぇ。
[最後の部分に零れたのは、滅多に吐露しない本心の一部]
……はーい。
オトせんせー、……気をつけてね。
[出てゆく時にようやく顔をあげて、
少しどうしようか悩んだけれど、それだけを口にして、少しひきつってしまうけれども笑った。]
─広場─
[いつもの場所へやってくると、既にそこには見知った顔がいっぱい。]
よっす。何か目新しい情報ってあるん?
ああ、一応告知の内容までは把握してるつもりなんだけど。
/*
さてて。
投票先が難しいなぁ。
まあ、役職者だからどーの、ってのはないんよね、この人数だと。
自分視点で場を動かせるものを残すのがよい、のだが。
退場確定してると、その視点がいつも以上に働かないわー(汗。
良し悪しだねぃ、ほんと。
やれやれ、ずいぶんとまた、集まっているな。
筆盗人が見つかる前に、街が機能停止するんじゃないのか?
[嘆息しつつ、気怠げに、広場へと足を進める]
りゆう?
理由があるの?
[ミリィの言葉に、首を傾ける。]
此処にいるひとは、みんなつよいおもい。
持ってるのじゃないかしら?
―時間軸は少し前・広場―
[膝を抱えている]
[再生するは長の記憶]
ねぇ、アトリ。
このままだと、ギュンター様は…。
[ちいさな頭では限度もあるが、漠然ながら想像も――
[ふるり、首を振れば、細い質の髪も揺れた]
[と、膝の上から這い下り、アトリが赤い舌を出す]
…あ。 おなか、すいたのだ? …ごめんね。
[腰の袋から、
アトリの「ごはん」のつめられた小瓶を出し]
えふで。探さないと、ね…。
どこにあるんだろう [いや] 隠しもっているのは、だれ?
―― それでも、私はきっと
もう、海を越えられないよ ――
あーあ。
ほんとに、どうしよう。
空から見るしかできないなんてなぁ。
[ぱたりと本を閉じて、
置いていた左の手を、右の手でおさえる。
かすかに響いた音が、止まった。]
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