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―2F 廊下―
ラーイも、ゼルギウス先生も、クレメンス先生も。
どうして幻燈歌をなぞってる、って断定的なんだよ。
俺たち、みんなこの村で育ったじゃん、遊んだじゃん。その中に殺すだけにも飽き足らずに、食い散らかす奴がいるとか
どうして、そうはっきりといえんだよ……幻燈歌をなぞらってるんだとしても、役者足りてねーだろどーかんがえても。
[非難めいた口調は、途中まではヒートアップするも、最後は尻すぼみになる。
2回あった。3度目はないかもしれない/あるかもしれない。結局のところ、話して解決するわけでもないのだ。そして幻燈歌を否定する材料として、青年の心のよりどころは導き手不在の状況くらいなものである。出てくれば、もう納得して、生き残る為にその手を汚す覚悟をしなくてはならないだろう]
[そして自分の部屋。ひっくり返ったトランクから荷物が散乱しているいつもの残念な感じ。ベッドの下やクローゼットの中も探したがいなかった]
研究生 エーリッヒは、護衛メイド ユーディット を能力(襲う)の対象に選びました。
[ブリジットと>>341、重ねるようにゼルギウス>>349からミハエルの事を問われるとああ、と笑んだ。]
フーくんに懸想した変態が、フーくんの着替えをやらしーーー目で覗いてたから、ちょっと驚いたんだって。
流石にねぇ。こんな状況で覗きなんて人の横道逸れたような事遠慮無くされたら、相手がただの男でも怖くもなるわよ。
[ミハエルの性別やらはそこはかとなくごまかしつつ。
事実は当然のように誇張して伝えておきました。]
/*
変態呼ばわりは愛だ(ぇ
そして愛を投げつつ回想は更新前には落とそう。
明日死ぬかもしれないかr
てか死にたいな!お墓行きたいよ!!(←
/*
そういや占い先はそっちか……やっぱり最初の予想で合ってたのか。
うーん、ウェンが狼じゃないといいなぁ……。
─ 二階 廊下 ─
クレメンスさん。
いえ……。
[見つかってません、と。
やって来たクレメンス>>346に、小さく被りを振る。
それから、感情的な言葉をぶつけてくるエーリッヒ>>353の様子に、天鵞絨を細め]
……確かに、表に出ていないものもいるが。
けれど、符号が揃いすぎている。
ここまできて、否定する事は、俺にはできない……。
[返すのは、静かな言葉。
足りぬとされる朱の茨はゆるり、その身に巻きつけど。
それは黒の装いに秘され、自身も気づいてはいない]
/*
ひっぱってごめんね、ごめんね!
むう、ほんとにどーなるか、わかんないよなー、これ。
ここまで引っ張ってる理由、伝わってるかなあ……足りてない気がしてなりませぬ。
うきゅう。
─広間─
[ローザがいつの間にかいなくなり、いつの間にか戻ってきていたことには気付いていなかった。
ゼルギウスから得た答え>>351に、掴む手がふるふると震える。
所々に滲む言葉の不自然さにまで気付く余裕は、今は無い]
でも、……でも。
ウェンにーちゃん、は……
[何か言いかけ、口を動かし、閉じた。言い淀んだ、ように見えただろうか。
ぎゅっと目を閉じ、俯いてふるふると首を振る]
そんなこと、しない、よ……
[声は絞り出すようで、弱いもの。
端の手は未だ離さないが、力は徐々に弱まっていく。ゼルギウスが動けば簡単に離れるくらいには]
[「ウェンにーちゃんは違う」
本当はそう言いたかったのに]
いたい……
[途端に走った痛みが、それを許してくれなかった]
― 広間→ ―
[ちなみに“そう”>>352と認識したものの、幻燈歌なんかついては未だ懐疑的だった。“殺人犯がこの中にいる可能性がある”という事実だけが、今自分の中で確かな事だった。獣の可能性も、人狼の可能性も、視野には入れているが……。]
あれローザさん外だったの?
寒かったでしょ、お茶入れて来るね。
[ティーポットもカップも、まだ暖かい物は広間にあっただろうか。
どのみち鍋の様子も見なければならないので、一端台所へ向かおうとした。]
……大丈夫。
なんでも、ないよ。
[首を振る仕草に合わせて、こえを発する。
少し泣きそうにも聞こえたかも知れない]
― 台所に行く前・広間 ―
……やっぱえーりんよねー。
他ってウェンかライさんしか居ないんだけど、
ウェンは居ないし、ライさんはねぇ………。
[まがいなりにもライヒアルトは聖職者だ。間違ってもあっちは生殖者ではなかろうと思っている。
ゼルギウスの言葉に>>361より確信深めて、後で蹴る、とか思いつつも台所へとお湯を取りに向かったのだった。]
─ 二階 廊下 ─
[落ち着いている、という評>>363に、ほんの少し眉が下がった]
……俺だって。
全く、動揺してないわけじゃない。
[ぽつり、と。
紡ぐ声は、どこか頼りないもの]
けれど、立ち止まれない。
神父様の、団長殿の死を。
無為なものにしないためにも。
[呟くそれは、紛れもない、自分自身の意思]
いや絶対何かあるだろその態度。
いいからお兄さんに相談してごらん。
まぁ、相談して何とかなるもんもそんなに多くはねーけれどもな。
[おどけた様子でいうが、ため息をついて]
ま、想像つくわ。リーチェ、今、『俺たちが不利になる話』をしようとしただろ
そーしたら、月の女神様から仕置きが来るからな
/*
ベアトリーチェが狼だと踏んでるんだけどどうだろう。
聖痕の見せどころに失敗してませんよーに。
食べられるかな、どうかなぁ…。
─ 二階 廊下 ─
俺も、備蓄庫は考えましたけど。
あの場所は、貯蔵のために室温も低いから……長時間隠れるには、向かないんじゃないかと。
[地下に、というの考えなくもなかったが、こんな理由でない、と踏んでいた。
同じ場所に目星をつけていたらしいクレメンスの言葉>>366に、天鵞絨がやや細められ]
なら、行ってみますか……。
[そう、言って。
エーリッヒを呼ぶ様子>>367に、こて、と首を傾げた]
─広間─
……そっ、か。
[俯いていたから、相手に違和感を与えた>>368のには気付かない]
……全部、人狼が、悪いんだ。
[小さく呟いた声は何処まで届いたか。
ゼルギウスの服から手は外れ、力無く下がった]
[余談だが、誰が変態云々という話が耳に入っていないのはきっと幸いだった。子供は色々と容赦のない生き物だから]
― →台所 ―
[一度台所に入ると鍋の確認をする。スープはほどよく煮込まれているようだったので、一端火を止めた。ついでにバケットやハムを、すぐ切れるように出しておく。空腹を訴える人がいれば、すぐに食事はとれるだろう。
台所まで戻ると、さっきミハエルが来たときの事を思い出した。
>>333頼りにしている、との言葉に少しじんとして「ん、ありがと。」と声をかけた。そうで在りたいと思っていたから、喜びはひとしおだった。
意識は少しだけ過去に飛ぶ。
遠縁のセバスチャン(執事)経由で、曰く「モルゲンシュテルンの若様の側仕えに、年の頃が近い男児が欲しい」と言われたのはずいぶん昔。
男兄弟の中の上から3番目、下からは2番目だった自分が適当だろうと、両親のたっての望み――まぁ若いうちから働き口があるのは親にとっても喜ばしい事だし、食い扶持の多い家だったから一人減るのは両親としても有り難かったのだろう。なんといっても相手は貴族だ。そういう事情は幼いながらも理解していた――もあって自分が選出された。]
[家柄についてはごくごく一般家庭ではあったが、執事の遠縁なら問題ないだろう、そんな感じでモルゲンシュテン家へ執事見習いとして従事する事になり。
3つ下の少年、と聞かされていたから、弟相手にするのと似たような感じだろう、当初はそんな風にさほど難しくは考えてはいなかった。
実は女の子なのだと聞かされるまでは。
それからは困った。何せ男所帯の中で育てられたのだから、女の子の扱いなんて全く判らなかった。
男として育てられているのだから深く考える必要もないのだが、表面上はどうであれ、内心ではどう対応すればいいのか、逐一頭を抱える日々が続いていたのだった。]
[それでも所詮子供同士。毎日顔を合わせていれば、少しずつ仲良くなってはいくもので。
そんな日々の中で、彼女が背負う貴族としての責務なんかも理解していった。
自分と生まれが違うだけで、本当は女の子なのに背負うものの重さは違うのかと。驚きもしたし、内心――失礼な話だが、かわいそうだと思いもした。まぁ子供だからそこら辺は仕方ない。
そんな物にも負けないように、時折見せる凛とした様子には、子供心に惹かれるものがあった。単純に、凄いな、というような感覚ではあったが、それでも彼女を仰ぐには充分だろう。
いつだったか執事に聞いた事があった。彼女はずっと男のままなのかと。
執事の答えは、流石に男児として結婚までは出来ないから、どこかに嫁入りするか婿をもらうかという話になれば、きっと女性として生きて行かれるだろう、と。青い華の事はその時から知らなかったから、それは子供に対する建前だったのかもしれないが、納得して。
だったらその日が来るまで、彼女にとっての支えであろうと決め込んだ。]
[だがそれが甘いと思い知ったのは、彼女の胸の痣が露見され、女の子だと言う事を自分が知ったのだと言う事が、ミハエル視点で知られたときだった。
気持ちがわからないと言われてショックだった。
今思えば他人の気持ちなんて、判らないのが当たり前なのだが、当時の自分には刺さった棘のように抜けずに。
ほんの少しでも、理解出来るようになりたかった。
せめて彼女が嫁入りするまでは――絶対の支えでありたかった。
でまぁ、協議の結果ひとつ飛び越えて(ここの経緯については今は省略する)、女装と入れ墨という結論に至ったのだが。
その辺りの飛躍の経緯とか詳細については、執事しか知らないだろう。多分。]
……ウェンにーちゃんを、処刑するって。
疑わしいから、仕方ないって。
[簡単に言い当てられて。
また目をぎゅっと瞑った]
ダメ、なんだ。 言ったら、バレるから?
― 個室D ―
さて、と。
それじゃ、私はそろそろ戻るわ。
ユーディットに台所任せちゃってるしね。
ミハエルはどうする?
[ドレス姿なのだからミハエラと呼ぶべきか。
迷いつつも呼び慣れた方の名で問いかけた。]
[落ちる拳骨>>377には、何も言わない。
事情わからないし、とばっちりの恐れもあるから。
だから、そこは見守るだけに止め]
……いや。
気にするな。
[頭を下げての言葉>>383に、ほんの少し、苦笑して。
小さく言った後、その後に続くように、階段を降りて行く]
─ →一階 リネン室 ─
ウェンが人間だ、って言おうとしたんだな。
あぁ。
俺たちはまぁ、人間と1対1だったらまず負けない。勝つ。
でもな、真昼間に人間とどんパチやりあおうとしたらまー無理なんだわ。
だから、人間が起きている時間に、なるべく人間同士でも人数減らしてもらわなきゃこまるんだ。
でもウェンが人間っていうのは対して問題じゃない。
「リーチェがそれを知っている」ことが問題なんだ。
この場でそれを知ってるのは、人狼、それから探査できる奴が調べていた場合くらいだ。
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