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シャロ。
[拾おうとしゃがみこんだ体勢の侭、声の主を見上げる]
何してる、って。
何か音が聞こえたから、なんだろうと思ったら、
変わった扉があったものだから。
シャロこそ、何、していたの?
………ギルバートさん生存。
あれは女性ではなく、男性のようですね。
背格好から判断すると……。
[メモを開き、その名前のところに二重線を引く。]
深く、哀悼の意を表明したいと思います。
[ネリーに、そして彼に対して胸の前で十字を切った。]
…そう。
[答えへの返答も短く。逆に問われると]
……ここ、鏡があるから。
寝起きでぼさぼさのままってのも嫌だったし。
[少しの間があったが、ケープから手を覗かせ髪を示しながら理由を説明する]
……、
それで、殺すのは救済を齎す為?
[少し話を戻しつつ、かれは問う]
救済だとしたって。そうじゃなくたって。
ゲームというのなら、勝つのみだけれど。
[眼前に、見慣れた人間が何人も居た。
無意識のうちに、唇が動く。]
っ……ああ、獣………だ!
ハァ………ハァ………
泉の、向こうで、殺されて、いたのを、見つけたんだ………
彼を…埋葬しては…くれないか………!
[ハーヴェイの身体と共に、地にぐしゃりと倒れ込んだ。]
おやすみなさいませ。ネリー。
[名を呼んでも返事が無いのは知れている]
[立ち上がり、疼きから痛みに変わった指先を口に含む]
[人の叫び声に、指を離し]
[緩やかに近付いて行く]
[ギルバートが倒れたようだ]
[男は慎重にそちらに向かい、死体と彼を見た]
泉の方か
[いくつかを考えたようで、暫し手を出すことは無い]
[だが、ギルバートが終焉の使者であるならばここに持ってくる理由があまりない]
[男はしゃがみ、ハーヴェイを見た]
[クインジーの後について、声のする方へと走って行く。]
[果たして現れたのは]
ギル…?
これは……
[思わず言葉を失った。]
鏡。
ああ、此処にあったんだ。
あったのかって気になったんだけれど――
リィも、気にしていた。
[ぽつりと、名が零れる。
立ち上がり、目線を相手の高さに合わせた]
そうでしたか。
それでも安易な道は選ばずに来られたのですね。
[ほんの僅か、安堵のような何かが滲んだ声で]
逃げただけの結果ではない。
それならば。そうしてこられた方と同じ場所に私も居るのならば。
虚しさだけではない何かを掴めるかもしれません。
[口元には淡い淡い笑みが*浮かんでいた*]
死んでた………
可哀想にな………
彼は、何かを諦めたような……けれど、何かを想っていたような目をしていた……
[ゆらりと身体を起こし、目の前に居る人間をぐるりと見回す。]
……『終焉』。
其れをもたらす者が、ここに居るんだろう……!
ハァッ……酷いモンだ……
[琥珀色の目が、ギラリという光を帯びる。]
フィン。
俺は大嘘つきだから、あんまり俺の言葉を鵜呑みにすると後悔するぞ。
おまえに教えたことはすべて嘘かも知れんぞ?
[何時に無く真面目な聲]
[暫くして、元いた場所に戻ります。
わたし独りでは非力ですし、片手では運べませんので、渋々といった態でしたが、水を運ぶのは隣のひとの役目となりました。]
…ありがとうございました。
[礼を言うと、やや乱暴にバケツの下ろされる音がしました。
布を手に取り、赤の場所を拭い始めます。
彼が立ち去るにせよ、これまた文句を言いながら手伝ってくれるにせよ、わたしは暫く赤を落とすのに専念していました。]
ええ。酷い、酷いです。とても。
[アシンメトリの両眼で、それをまじまじと見つめる。
哀悼の意と興味本位の詰まった態度で。]
どうしたら、こんなふうになるんですかね。
[見てはメモをとり、見てはメモをとり。]
うん、ナサニエルが見つけてくれたのよ。
大きいから持ち運び出来なくて、毎回ここに来なければいけないけれど。
……リィ?
…ああ、ネリーのこと、だっけ。
そう言えば教えてなかったわね。
[その名を聞いてふと、少し考え込んでしまった。夜中に為された惨事はこの目で見た。しかしそれを知らぬ振りをするべきかどうか、悩んでしまう。考える時間を得るためか、当たり触りのない返答を口にした]
まだ、終焉を齎す者は殺せなかったな
[ギルバートの声に、男はそう言いながら、彼を見る]
お前はとりあえず休んでいろ
――獣にやられたんだな
[死体を見れば、それはわかった]
[黒紅は細まり、ため息]
終焉の、獣。
殺さねば、私たちもこうなるのですね。
或いは、人の手によって。
[獣に裂かれた遺骸は、人によるものより確かに醜い]
[直視せぬ様、眼差しはずらしたまま]
そして、諦め、他者に担わせるのでは、無為の罪人でございましょうか。
[女の伏せた眼差しは何かを決意する態]
大丈夫ならば、よろしいのですが。
確かに……
これでやっと人間の出来ることではない、と言っていた意味が理解できましたよ。
[細められた目が歪むのは嫌悪か]
[恐怖か]
逃げるために『死ぬ』のは簡単だったが、それも癪だったんでな。
[安堵めいたものを滲ませる声。
それに返す言葉は、苦笑めいた表情と共に。
自決の否定は、己への枷。
選択を悔いぬためのもの。
自身にとっては、ただ、それだけで]
そんな立派なモンじゃない……とは、思うがね。
それでも。
そう思えるんなら……ただ、虚無たる様を望む何かには、抗えるって事だろ。
[ふ、と笑みを浮かべつつ、言う。
同時、紅蛇が城の方へと鎌首をめぐらせた]
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