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―― 医務室 ――
[ダーヴィッドが出ていきがけに教えてくれた情報]
ああ、シグナスさんですか。
ありがとうございます。
[室内を、ぐるりと見回す。
そういえば、しばらく彼女の姿を見てない気がした。
近くの戸棚の所に、小さなメモ用紙とペンがあるのに目を留める]
[ツヴァイと呼ばれる男性と、ブリジットが奥の扉から出てくれば、軽く挨拶した後に男性とエーリッヒとのやりとりを横目で見て]
ああ、鎮痛剤は私は要りませんよ。
毒見役なら志願しますが。
そうでなければ、他の方に回してください。
―二階衣裳部屋―
[ゆっくりと手を離す。深呼吸。大丈夫]
向こうの部屋は雑貨があったのね。
他の部屋には何があるかしら。
[立ち上がり、部屋を出た。
石像に向けて小さく頭を下げ、廊下へと出た]
─二階・廊下─
これで下に向かっていたら。
さすがに、ここの設計者をどつきたくなるぞ。
[物騒な事を呟いて。
問いには、小さなため息]
……四肢や、心肺ではない、とだけは言っとこう。
ま、ある意味厄介な部分ではあるが。
[進行具合如何によっては、かなり危険である事に変わりはないが、それは触れずにさらりと流し。
左手を触れる様子に、小さく息を吐く]
……無理はするな。
手、悪いんだろ。
下が落ち着いて、人手が増えてからの方がいい。
それより、まだ見てない部屋を見て回る方が建設的だ。
―二回廊下―
[ライヒアルトとナターリエの姿が廊下の奥に見えた。
その奥にまた石像らしきものが見えて、手前の部屋の扉の前で足を止め、そちらを見ていた]
/*
[←白地図を白抜きで残したくない、元マッパー気質]
ってのは半分あれですが。
やっぱ、空白は埋めたくなりませんか、と!
[エーリッヒが此方に気付けば、半眼の視線を寄越し]
……白いと思っただけよ。
[顔色、とは相手に伝わったろうか。
首の輪は、注視できない。
それ以上は謂わず
名乗りをくれた女性へ向き直る]
……星、かしら。
私は ブリジット=R=エグランティエ。
…。
[投げられた薬、それを取る仕草のエーリッヒを追う。
彼もまた病があるがそれをあまり見せようとはしない。
それをきっと望むのだと感じていたから何も言わなかったが
深緑の瞳は、じと、と一度見ただろう。
ハインリヒが厨房に向かうのならそれを見送るだろう。]
─二階・廊下─
[ふと、感じた視線。
振り返れば、こちらを見つめるイレーネの姿>>366]
……大丈夫か?
[先ほど、座り込んでいた姿は見ていたから。
最初に口をついたのは、そんな言葉]
[見つけた紙に、ゲルダへの言葉を記していく。
ペンは、はじめ掠れたが何度か試すうちにそのインクが出て]
ま
『シチューを少々いただき し 。
ありがとうございま かっ た
おいし です。
食べ過ぎていたらごめんな た
さい。
Otfried=Fechner 』
[左半分は流れるような、右半分はミミズがのたくったような、そんな奇妙な書付。出来上がったものを、ざっと見直す。頷くと、紙をひらひら振って乾かした]
では、私はちょっとこれを置いてきますね。
エーリッヒさん、大分気分が回復されたようで、何よりです。アストリアスさんと、エグランティエさんもお気をつけて。
ブリジット。
気高くも可憐な星ね。
[名を名乗るブリジットを見、鮮やかな翠の瞳も見詰めた。
すいと新緑の瞳を細めながら黒髪を揺らす。]
…何か探し物でもあるのかしら。
[不意に口に出た言葉は特に理由もなく、彼女を見て感じた事を静かに告げた。
足が重いのを隠しはしないが心配はされぬ程度の足取りで医務室を後にしようとする。ただ、壁に手をつきながら歩く事にはなる。]
上に…行ってみるわ。
-厨房-
[かちゃかちゃと食器とスプーンが触れる音がなり続ける]
おいしいです、労働の後の食事は最高です。
[念願の食事をとれて幸せそうな顔だったに違いない]
うん、止めない。
[どつくに対してそう返した。]
痛さやつらさを訴えてもどうにもならないかもしれないけど、隠しても仕方ないよ。
[寂しげに笑って。
石像の手触りに身も心も冷えた気がした。]
あ、やっぱり気づかれてた、手。でも、みんな病人だし。
[ライヒアルトが声をかけてやっと、イレーネがいる事に気づく。]
探索はイレーネとすればいいよ、ライヒ。もちろんイレーネがいいって言えば、だけど。
[そう言って石像に向き直り、ぎゅっと石像にしがみついて動かそうとしている。]
─二階・廊下─
[無意識の動作>>374は、僅かな距離と視界の緩い霞のためにか判別はしきれず。
ただ、返された言葉にそうか、と頷く]
……こっちの扉には、妙な石像。
反対側は、まだ見ていない。
[先ほど覗いた部屋と、その向かいとに視線を向けつつ、簡潔な説明を]
…えぇ。
[オトフリートに一言返事を返し]
エーリッヒに私の分は預けるわ。
[そう去り際に渡されそうになった物に対して言葉を投げてから、医務室を後にして大広間、奥の扉をのろのろと歩みながら抜けて階段をゆっくりと上へとのぼって行くだろう。]
―→二階―
…
[廊下には既に人影がいくつか見えた。あまり言葉を交わしたことがない顔も見られた。そしてイレーネの姿もそこにあるだろう。]
ダーヴィッドは…どこかの部屋なのね。
[左右に3つある扉、廊下の先にある石像――消えた星。そこに修道女の姿があるのだろう。]
>>338
[石像の元で泣くゲルダの様子を見てた時、聞き覚えのある声。
天鵞絨の眸がこちらを心配気に眺めていた。]
ライヒアルトか……。二階には何かあったか?
[服の件は先にゲルダから聞いていたので、日用雑貨のある部屋のことを聞いたかもしれない。
そして、二人して、ゲルダがしばらく落ち着くまでは待った。]
……で、ゲルダ。どうしたんだ?何を見て……
[そこまで言って、思い直す。
ここで見てたものといえば目の前の石像しかない。]
石像がどうかしたか?
[質問を変えて、ゲルダの眸を覗き込んだ。
その時、シスターらしき人物も部屋に入ってきて、>>339
彼女も少し混乱して出ていくと、ライヒアルトはそれを追っていった。>>346]
―医務室―
[ノーラを見、少し眼を丸くした]
―…変わった言い回しをしますのね。
[照れ隠しにも見えたかもしれない。
両の手で握ったのは
薬と銀細工]
―――、…
…あまり詮索するものではなくてよ。
[少しだけ、揺れた。
眸は扉の外へ]
─二階・廊下─
[寂しげな笑みの指摘>>377。
天鵞絨はやや陰る]
……生まれつきの気質だ。
[ごく小さな声でそれだけを返し。
手については、そりゃな、と息を吐く]
何か、意地になってないか、お前。
[あくまで石像を動かそうとする様子には、思わず呆れ声で突っ込みを入れた]
/*
ナターリエはsariさんで、恋愛防止に過去の恋人は石になった云々を設定したけど、もう既にライヒに夢中。
という構図しか浮かびません。あれ?
/*
で、あすまさんがゲルダで、ちづさんがノーラ、あずみさんがイレーネ、という、いつも薔薇面子がことごとく女性化しているような気がする。
さて、どこまで当たっているのやら。
では、預かっておきますね。
必要ならいつでも言って下さい――気をつけて。
[足を引きずり去る星詠の人に、頷いて。]
皆さんも、ね。
僕はもう少し此処にいますよ。
お姫様2人と、ご老人を御守りしてます。
[オトフリートやハインリヒ、ブリジットも出て行くなら、
微笑をもって見送る。]
ノーラさん。
ダーヴィッドさん…どこの部屋かしら。
そこの部屋には来なかったと思います。
[衣裳部屋のあった部屋の扉を指差した]
[エーリッヒの変わらぬ様子には
やはり半分瞼を下ろし]
……鏡があれば見れば佳いのだわ。
[緩く腕を組めば手の甲は隠れる]
分かっているわよ。
[火傷の知識は浅いだろう。
少しばかりむくれた。]
/*
書ける間にメモにかけなかった分を。
ヘルムートさん、リアルお疲れ様です。
ブリジットさんはいつもご自分のメモでも各種連絡の確認ありがとうございます!助かってます。
─二階・廊下─
[また一人、上がってくる者の気配>>379。
捉えた姿は、見かけはしても言葉を交わす機会のなかった女性]
……俺も、そうは思うんだが。
[瑠璃を向けられ>>384、呆れた声音のまま、言葉を綴る。
先の部屋の中の様子は、変わったか否か。
ちら、と一瞬だけ天鵞絨を向ける]
……見易いところから、見て回る方がいい、とは思うがな。
……ん、ああ。
ダーヴィッドなら、そこの部屋の中だ。
何て言ったか、緑髪の。
あの子も、一緒にいる。
[イレーネの言葉>>386を補足するよに言いながら。
指し示すのは、すぐ傍の扉]
[石像を手だけでは動かせなかったので足もかけて、倒さないように{1}センチ動かせた。]
ん、動いた。
[下り階段の所に人が来たのには気づいていない。
石像を動かせたけど、疲れてもたれかかったまま休み中。]
気質、ね。甘えられる人がいなかったんだ。
[石像にもたれてるから、どんな表情をしてるかは知られずに済んだ。]
……意地なんか張ってない。
[重いんじゃ、とイレーネの声が聞こえれば]
ちょっと、重い。
[強がらずに答えた。]
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