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『あれ』って「鍵の書」のこと?
『かれ』って誰のこと……?
[...にとってティルの言葉はわからない単語ばかり]
ベアトリーチェだよ。
ベアトリーチェ=ブルーメンガルデン。
[眼を向けると、男の子は小さな瓶に触れているところでした。]
とても好きなら、こわがることはないよ。
きっと、受け入れられる。
ええ、多分。
……挑戦するなら、覚悟を決めて、ですよ。
[冗談めかした口調で言って。
それから、続いた言葉に翠の双眸を僅か、細める]
焦って、一度に全てを見ようとしない事です。
……君には、無限の可能性と、永き時がある。
気を逸らせて、それをかき消してはいけない。
[諭すような口調で言いつつ、ゆっくりと立ち上がる。
ゆらり。
束ねた髪が風に、揺れた]
……とはいえ、どうやら時は俺たちにのんびりするのを許す気はないようですが。
[くすっと、困ったような小さな笑み。]
あれは、そうだね。
でも……
今の僕では、力が足りないね。
[そして次の質問は、少し悩んだ後で]
かれは、かれだよ。
これ以上言うと、かれに怒られてしまうから、僕はいえないけれど。
君は風に愛されている、だからきっと、いつかわかると思うよ。
わかるのが、良いことかはわからないけれどね。
−Kirschbaum−
[アマンダは、千花とミハエルの遣り取りを見守っていた。
岩愛水で喉を潤しながら、静かに微笑を浮かべる。
無事に仲直りできたらしい様子に安堵して、しばらくぼんやりと店内の会話を聞いていただろうか。
疾風が駆け込んでくれば、意識が切り替わり、再び眉をしかめる。
それでも今日は昼の出来事のせいか、文句を言う気にならず。
彼から目を逸らすように、辺りを見回した]
…おや、大胆な。
[目に入ったのは赤毛の青年のはだけた胸元。
寝乱れたのだろうか。
それとも、抱き枕にされた菫のふわぽふの抵抗の跡かも知れない]
ベアトリーチェって言うんだ。
僕は、ティル、だよ。
[そして、ふると、瓶に触れたまま首を横に。]
僕は、無理だよ。
僕が受け入れられても、そうなってしまったら
[目を落とし、左の手の中を見つめる。
苗床の言の葉は零れずに、ただただ、ただ、ただ。]
フィロメーラ?
やはりなにか、いつもと違うよ。
[いつもは穏やかなのに、へんな感じがするのでした。ざわざわ、ざわざわ。それは果たして、予感のようなものでしょうか]
[こくと頷き、一瞬だけ困ったような顔をして。]
なんでだろうね。やさしい色、だからかな?
のんびりと。
移ろう季節を感じながら、こうやっていられればいいんだけど、ね。
あぁ……だからなんだろうね。
君のキモチが、ちゃんと伝わってるから。
僕は……どうだろね?
独りで泳ぎきるだけなら出来るだろうけども。
変わらないものなんて、何もないけども。
時が止まらない限りは。
[子供らしい笑みを見せた少年の頭をぽふと撫で、薄紅を見つめ。]
それでも、大丈夫だよ。
[苛立った様子に嬉しげに]
「そう、関係はないね。お前のそのこどもへの執着が、天への反逆に見えるとしても、私には関係ないことだ。好きにおし、自由に願い、慈しむがいい、天の子よ。この私の前で心を偽る必要など、ないのだから」
ま、神父サマんとこには影響なさそうだよな。
教会まで探し物に来るとは思えんし。
あ、マスター。コーヒーお代わり。
[プリンパフェは、半分に減っている。]
よくわからないけど……無理と無茶はするなよ。
手伝えることがあったら僕にできる範囲で協力するから。せっかくこう話ができる間柄になったんだしな。
それにしても「風に愛されてる」ってなあ。
僕がか?よくわからない。
[...はうんうん唸りながら考え込んでいる]
うん。ティル。よろしく。
[名前を繰り返して、緑の眼は揺らぎをもったように思えるティルを眺めます。]
ベアトリーチェにはわからないけれど、
ティルにはティルの、思うところがあるんだね。
[立ち上がると、服の下で、鎖を通した指環が微かに動きました。]
ーKirschbaum・店内ー
[ハインリヒの零す口に頷く]
まったくです。遺跡荒らしと変わらぬ行為ですからね。お断りになって正解ですよ。
しかし…鍵の書というものに、興味はありませんか?
白状すると、私は、少しばかり、どんなものなのかと、興味を抱いてしまいました。
花といえば桜、というところもあるらしいね。
[瓶に落とした目を、水の精に向ける。]
うん、ずっとずっとずっと、そうやっていられればいいんだ。僕はそれだけでよかったんだ。
この桜に気持ちを伝えることが出来たなら良かった。
とても嬉しいことだよ。
[泳ぐ、という言の葉は、苗床にとっては面白さを覚えさせ]
君が泳げなかったら、大変だね。
変わらないものはないけれど。
僕は、いやなんだ。
ずっとずっとずっと、変わらずにいたい。
たとえたとえ、僕がいなくても大丈夫なように。
[もう一度、小瓶に視線を落として、微笑む。]
反逆、など。
私は、
[続かずに、止められる言葉。
それは奇しくも、翠樹の魔族と同じ様に]
……貴方達、魔は、そうして他者に付け入る。
[彼が立ち上がるのに合わせて彼女も立ち上がった]
急いでも駄目。
のんびりでも駄目。
難しいのね。
でも、あなたが言うのなら間違いないね。
[朝確認したこと。徐々に騒がしさを増している街の中。
何が起こるかはわからなくても、何かが起こるのはわかる]
もう少し頑張らないとな。
[少しだけ真剣な表情で呟いた]
……フィロメーラは、
クレメンスが好きでないように、
この猫も好きではないのかな。
[ベアトリーチェにわかるのは、それくらいなのでした。]
[くすくすと、笑って]
うん、大丈夫だよ。
ありがとう。
無理も無茶も、しない。
したら、自分がこわれてしまうから。
君と話が出来るようになれて、うれしいよ。
[面白そうに。]
君は愛されているよ。風に、とても。
君は意識してないのかもしれないけれど、認めると良いと思うんだ。
そう、だね。
僕には僕の思うところがあるよ
まだ、悩むのだけれど。
まだまだ、悩んでいるのだけれど。
[近づく聖なる人の子へと目を向ける。]
[その胸元の逆鱗は、淡く青い光を放つ、透き通ったプレートに見えたかもしれない。
金色に輝く繊細な刻印が、その中に封じられているように、埋め込まれている。
その白い指が触れるか触れないか、と言った瞬間、突然目を開けて、その手首を恐るべき素早さでつかもうとする。
その、縦に切れた瞳孔は、どうやら焦点があっていない様子。]
……少なくとも……生き急ぐ必要はないはずですよ。
[本質が無限にたゆたう虚無の一端である彼からすれば、精霊であるこの少女もまた、限りある存在。
そんな思いからの呟きの真意は、恐らくは届かぬだろうけれど]
頑張る……ですか。
とはいえ。
何をどう頑張ればいいのか、明確でないのが困り所ですね。
[少年と少女をほほえましげに見ながら。]
あぁそっか……そういえば僕の名前言ってなかったや。
おにーさんはアーベル。
今は、西通りの宿に泊まってるよ。
ベアトリーチェは強いんだね。
うん、僕もこの世界は嫌いじゃないよ。
黙りなさい、魔よ。
[その声を拒絶しはするも、]
「たとえたとえ、僕がいなくても大丈夫なように。」
[届いた翠樹の魔族の言葉に、]
……私が居なくても大丈夫なように。
[まるで呼応するように、呟きを零す]
おいおい。神父サマまで。
俺はややっこしい事に首突っ込むのはごめんだ。
どっかで厳重に保管してるんだろ、あれ。
……見に行ったら最後、『好奇心、猫を殺す』って事になるんじゃねえ?
[プリンパフェを食べ、ブラックコーヒーを飲みながら。
見たいとも思わないらしい。]
―Kirschbaum・店内―
[ハインリヒのパフェ処理能力はいつものことなので驚かず、...は二人の会話に口挟む]
クレメンスさん、実は僕も気になってたー
「鍵の書」って凄いお宝なんでしょ?
見つけたら一気に大金持ちになれるよ。
……でもさ、結局「鍵の書」ってどんなものなのかわからないんだよね。噂だと「世界の英知が手に入る」とか「別世界の入り口」とか「錬金術についてかかれてる」とかいろいろなんだもん。
[実際のところどうなんだろうと興味津々]
[立ち上がって、近寄って、そして白い指を伸ばした矢先。
不意に、疾風の力が窓を鳴らす。白い指が止まる。]
[刹那、捕まれる手首。
その感触は、一瞬だけ陶器のように硬く、冷たかったろうか]
…ああ、驚かせたね。
いけない。風邪を、引くよ。
[手首を捕まれたまま、青い鱗に触れるはずだった指は、服をかき寄せる]
[ 英知の結晶とも呼ばれる『鍵の書』。
禁忌の存在ではあれどもその力があれば、
少女をこの世界に繋ぎ止められるだろうか? ]
よろしく、アーベル。
[小さく首を傾げて]
あぁ、そうだ。宿。
そろそろ一度、戻ろうかな。
[そう告げて、苗床は、桜の樹より離れる]
はな、おいで。
[ひらり、一つの枝に咲いた三ツ花を呼ぶ。
ふわり、蝶のような花は苗床に咲き誇る。]
あそこの料理はおいしいから、行くと良いかもね。
きっと、宿の主も喜ぶよ
[それじゃあ、と頭を下げて*そちらにむかう*]
生き急ぐ。
そうね、そうだったのかも。
[好奇心が心を逸らせた。だからこそ飛び出してきたのであって]
これもバランスだったのよね。
失敗しちゃったかな。
[少しだけ反省の色。いずれまた好奇心に負けるだろうが]
何をどうすればいいのか、あなたにも分からないの?
困ったな。力になりたいのに。
[誰のとは言わないが。目の前の人物には分かるかもしれない]
[少年の嬉しいの言葉に]
きっと桜も嬉しいんじゃないかな?
見守ってくれる人がいるって、それだけで温かくなれるから。
[自分の正体を気づかれているのをやっと自覚しつつ。]
あはは、僕が溺れちゃったら大笑いだよね。
[いなくても、の言葉に、少し眉を寄せ]
いなくならなければいいんじゃないかな?
君が変化から守り続けてあげれば。
それって、難しいことだけど、ね。
おーい、やめとけやめとけ。
『鍵の書』ってのは封印された品物なんだろ。
素人が手ぇ出していいもんじゃねえと思うぞ、いやマジで。
つか、持ち出した時点で自警団に追われるんじゃね?
ギュンターのじっちゃんは怒ると怖いぞ。
ガキの頃、よく拳骨喰らってたからな。あれは痛かった。
[いつの間にか、ハインリヒの思い出話になっている。]
ーKirschbaum・店内ー
そうですねえ、私の聞いたところでは、鍵の書に辿り着くまでには、恐ろしい魔物の出る迷宮をくぐらねばならないとか。
鍵の書そのものに呪いがかかっていて、最初に手にした者は呪い殺されるという話もあるようです。
ああ、ハインリヒさんに依頼にいらした方は、もしやその話をご存知で、あなたに最初に鍵の書を手に取ってもらおうと考えたのかもしれませんねえ。
悩むのは、生きている証だよ。
悩めるうちに、たくさん、たくさん悩むといい。
[ティルの言葉にそう返すと、アーベルと名乗った男の人を見ます。]
ベアトリーチェが、強い?
[不思議そうに、一ぺん、またたきをしました。]
ただ、あるがままに生きようとしているだけだよ。
生きとし生けるものの、権利として、義務として。
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