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……ともあれ、このまま冷える場所で立ち話、というのもなんだし。
寛ぎたい状況じゃないけど……中で落ち着いた方がよさそう、かな?
[ちらつく白は、少し勢いを増したよう。
このまま身体を冷やしても、と、二人に向けて提案してみた]
―集会場 広間―
もー、やさしくしたのにぃ。
[逃げられれば>>210追いかける、これもまた習性。夢中だったので視線>>205>>213には気付かなかった。
先程の撫で撫で?は猫には逆にくすぐったかったのかもしれない。
だが玄関の扉をかりかりするのを見て立ち止まり、窓枠に飛び乗る様子>>214をじいいっと見た後で]
ん、なんだタオ、出たかったの?
[行動の意味をそう捉えたらしい。
先程かりかりにーにーされていた扉に手を掛け、開けた]
あー、気持ちいい……
ほんと、都会にはこればっかりはねーからなぁ。
[軽く清めてからの温泉。じんじんと指先やら足の先やらに熱が伝わってゆく。
学者志望といえど、無趣味で都会では人脈も作れない。誘われて始めたクラブのせいか、余計な肉などない均整の取れた体つきをしていた。
説明しよう!
ここの温泉の泉質に大きな特徴はない。源泉かけ流しが認められるほどの適温(42〜3℃)、そして刺激臭もなく、透明でサラサラとした質感のお湯である。
だが、それがいい。
長時間長湯するのにこれほど向いているお湯はなく。
微量にお湯に含まれる炭酸塩によって、弱アルカリ性に分類されるので、肌についた古い角質や油脂などの汚れも落ちてつるつるとなる。
ちなみに効用は神経痛、筋肉痛、慢性消火器病、冷え性、リウマチ、疲労回復である。まさに湯治に相応しくもあり、見た目のインパクトがない故廃れてゆくのも仕方がない調子であった]
[ばしゃん、ばしゃん、と子供ばりにお湯を叩いて遊んだり、縁に頭を乗せてぼうっとしたり。
せわしなく生きていたなぁ、と振り返るも、現実に戻されるのは集会場の外の話し声。
開かれた換気用の窓からは、外の話し声が聞こえて]
どうしてこーなったんかな。ほんと。
[おかしいのだ。アリバイも何も、家族と一緒に家にいたはずなのに、どうして自分だけここにつれてこられるのか。先に眠ったのは確かなのだが。親族からの証言はアリバイに入らないというのならともかく、それなら冬場に家から出ないどこの家の誰だって、アリバイなどそもそもないということになってしまう。
何故、自分だけなのか]
いや、違うな。皆ついてねーな
[その脳裏に浮かぶのは、ローザ、ミハエル、ユーディット。本来ならば村の外にいるのが常ながらの連中だった。エーリッヒは、未だ、ブリジッドもまた同じように帰省していることを知らない**]
か弱い……乙女………
[ユーディットの言葉>>205のどちらから突っ込むべきだろう、と迷いつつ。
でも今はチョコレートの方が大事だった]
まあ良いか、うん。
とりあえずユーちゃん、ホットミルクお願いできる?
[チョコレートには牛乳が一番だと思う。酒より牛乳だと思う。
ということで、そんな事を頼みながら。
周囲の様子を探るユーディットの様子には苦笑して]
ここに居ると、何で呼ばれたんだっけ…とかたまに思うんだよねー。
[猫を追いかけていくベアトリーチェを微笑ましく思いながら眺めて、チョコレートをいただくために席に着いた。
他の人にもおすそ分けくらいはするよ。たぶん]
/*
ちょ、温泉の効能wwwww
面白ぇやつ多いなww
さて、pt温存のために余所見してたわけですが。
アマンダ達も移動してくるようだし片付け終わらせるかー。
─ 集会場 台所 ─
[銜えた煙草を短くしながら、手際良く皿や使った器具を洗って行く。
その終わり際、皿を下げに来たローザに気付くと]
おぅ、ギリギリセーフだな。
[にっ、と笑いかけて皿を受け取り、さっさと片付けてしまった。
ローザには先に戻って良いと告げて、煙草が完全に短くなるまでは台所に居座る]
集会場に拘留なぁ。
着替えとか持って来なきゃなんねぇじゃねぇか。
[団長が来る前に一度戻ることも頭に入れつつ、吸う余地が無くなった煙草を竈の中に放り入れた。
それから台所を出て、地下へ続く階段があるエリアまでやって来る]
─ 集会場 広間の茶猫 ─
[出たかった、と言えば出たかった。
主に、置き去りにした飼い主に抗議するために。
そんな茶猫の心理は、きっと誰も知る由ない。
ともあれ、扉が開かれる>>220と、茶猫、しばし扉と少女を見比べ思案の体の後。
とん、と降りて、玄関へとするり、抜け出した。
その先にもう一つ扉があるのは、失念している]
なぁにー?フーくん。
[何か言いたそうなミハエルに>>223笑顔で首を傾げるが、ホットミルクの所望があればそちらに意識が優先される。]
はいはーい。
んっ、だけど先に荷物置いてきちゃおっか。
いちにいみっつもあるとお邪魔になっちゃうだろうし。
[盗難の憂き目に遭うとは思っていないが、物がなくなった時に人を疑う要素にはしたくない。何で呼ばれたんだっけ、との言葉には苦笑を返す。全く持ってその通りだ。]
美味しい匂いはするしのどか−、よね。…何だかなぁ。
あ、お部屋何処借りる?あ、私は当然隣ね。
[尋ねると、さっさと荷物を三つ手にして部屋に置いた。
それからホットミルクを作ろうと、いそいそ台所まで向かって行く。]
/*
今更ながらですが。
縁故の多い所に突撃して申し訳ないで、すorz
もっと柔軟に、ひところせる設定を作れるようにならないとなぁ…。
エーリッヒに幼馴染縁故とか無茶言い出したいけど
流石に不味いです、よね!orz
―集会場 玄関―
あ、出たっ。
[するりと抜け出して行った猫>>226の後を追いかけて、ベアトリーチェも扉を潜る。
広間に通じる扉を閉めれば、ささやかな密室空間の出来上がり]
開けるー?
[タオに近づきつつ、出たそうな素振りを見せたなら外への扉を開ける心算でいるが。
外で話している猫の主人たち>>219>>227>>228が入ってくる方が、もしかしたら早いかもしれない**]
─ 集会場 外 ─
[楽しみに、というブリジット>>227の滲ませるものに、幾度目か、息を吐いた。
聴くのが楽しみ、と言ってくれる相手には、聴かせるのも楽しみ、というもので。
その機会がこんな形で奪われた事に、悔しさが滲まぬ道理はなかった]
……もう、24ですよ、俺も。
いつまでも、子供の心算ではいられません。
[しみじみ、と呟くアマンダ>>228に苦笑して。
二人から同意を得ると、黒の外套の裾を翻しつつ、集会場の扉を開けて]
─ 集会場 玄関 ─
……って。
何、してんだ、お前……っとと!?
[扉を開けて、目に入ったのはうろうろと落ち着かない茶猫と少女>>231の姿。
出てからの事は当然知らず、茶猫に向けた言葉はその跳躍によって遮られた]
……な、何なんだよ、一体。
[飛びついてきて肩の上に陣取り、にー、と不機嫌に鳴く茶猫に、口をつくのは惚けた疑問]
じゃ1階にしよ。お風呂も台所も近いし。
[二階に上がる苦労は要らないだろうと、開いている部屋に荷を置いた。ゼルギウスが選んだ部屋の体面と、その隣。客室番号でもあればCとかDとか呼ばれるだろうあたりだ。主人は自然、入り口からは奥側にする。]
あらそうなんだ。
じゃ後でお礼言っとかないと。
[荷物置く間、ミハエルにパンケーキを食べさせてもらったと言われて、壮年だった男の顔を思い出す。向こうはあんまり覚えていないようだが、こちらはしっかり覚えていた。
懐かしい味に、ふうんと相槌打ちながら。]
案外、同じ人に作り方教わったとかかもねー。
[さらりと言った言葉は、正解に近い所だろうか。]
─ 集会場 台所前室 ─
わ。
[丁度台所に入る前、そのさっき話題に出てきた男と出くわし>>235可愛らしく目を丸くする。道を譲ってくれるようなので、どうもと礼をまず返し。]
あ、そうだ。
フーくん、じゃない。フリードリヒ様にパンケーキ焼いて頂いたそうで、有り難うございました。
とても喜んでましたよ。
なんだか懐かしい味がするー、って。
[先ほど言われたままの感想を、ほぼまるっと笑顔で伝えた。
主の喜びは素直に自分の喜びにつながるのだ。]
─ 集会場 外→玄関 ─
ごめん、それもそうよね。
[苦笑するライヒアルト>>233に眉を下げて謝った後、ブリジットの顔に少し笑みが戻ったのを見ればこちらも表情を和らげ。]
そっか、それじゃ早いとこ誤解をとかなきゃねぇ。
しかしまぁ、皆大きくなっちまって。私も年取るわけだ。
[件の兄さんまで容疑をかけられていると知らず、解放された後で会いに行くというブリジットの肩をもう一度軽く叩いてから、苦笑を浮かべてぼやいた。
浮いた話が無かった訳ではないが、気が付けば独り身のまま三十路半ばになっていた身としては、下の世代の子達を見る目はつい微笑ましげなものになってしまうのだ。
ともあれ、集会場の中に入ろうと玄関の扉を開けるライヒアルトの後についていったのだが。]
おや、タオに…ベアトリーチェ?
あんたこんな所で何してんの。
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