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─談話室─
[最初は静かだったのに、次第に棘が混じり始め。
最後には跳ね上がるように空間を裂いた声>>226。
比較的静かな音に包まれる場に走った声に思わず肩が跳ねたのは、驚いただけでは、無く]
(……何、だ?)
[どくり、酷く強い脈が自身の内から響いた、気がした。
発したのは左胸ではなく、熱を持つ背]
[その疑問も、近くで発された言葉>>229に打ち消された]
……よく、わかってるよ。
[長年通っているとは云え、自分はあくまで余所者。
それでも、老尼僧には世話になり、感謝だってしている。
自身にも殺す理由はない。けれど、口には出せないまま]
[それは何人目となるのだろう。立ち上がり、そのまま談話室の扉を押し開いた]
(そうか……おまえもまたわたしとおなじものか)
[私の耳にはノイズ交じりの声も獣の耳には難なく届いているらしい。
何者かに言葉を返す様子についつい口元がほころぶ。]
(わたしのなはれなーて、レナーテ・ソレルだ)
[どうやらここには"仲間"がいるらしい]
[そうしているうちにもばらばらと人は減る。
なお、物心ついた頃には既にあの姿だった常連客>>227に対しては、未だに戸惑い混じりな接し方をしている。
宿だけではままならない生活の為普段は出稼ぎに出ている母親との会話の中、何気なくばらされた真の性別に衝撃を受けたあの日から{6}年。
綺麗なお姉さんという幼い頃からの認識はそう簡単に拭いきれないまま、今部屋を出る彼を見送る際にもやはり複雑な顔をしていた。
ともあれ]
……だから必要ないっつってんのに。
[殺し合うという言葉を受けての周囲の様々な反応。
未だ余所者にしか疑いを向けていない娘は、納得行かないというように口を尖らせた]
─ 談話室 ─
[ギュンターとやらの話、それぞれの反応、そして皆が席を立つ様子を伺う。大小あれどそれぞれが驚きの様子で思考を停止している者すらある。そんな皆を見てレナーテは口許を綻ばせた]
──呑気なモノだな。
[そう呟くと厨房のほうに視線を向け席を立ちライヒアルトへと声をかける]
私も手伝おう、空腹は精神衛生上よくないからな。
─ 談話室 ─
[エーリッヒが薄くない笑顔>>193を見せてくれると、入っていた肩の力が抜けて笑みを浮かべることができた。
それがあったから、父は仕事中なのだからと、どうにかでも我慢することができたのだと思う]
中央教会?資格?
え…と…?
[団長の話が始まると>>185顔を上げてじっと聞いたが、最初はまるで要領が掴めなくて緩く首を傾け、団長の傍で目を見開いている父>>204を見た。
その父が、ライヒアルトが、エーリッヒが、他の人達が疑問を投げて答えを得るのを黙って聞く。そこから少しずつ理解してゆけば、顔色は青白くなっていった]
……ぅ。
[別人のように低いエーリッヒの声>>194が聞こえ、ビクリと背筋を引き攣らせる。そのまま震えが止まらなくなった。
悲鳴を上げないように両手で口を塞ぎ、浅い呼吸を繰り返す]
―談話室―
[成すべき事が何であるかはすぐに浮かばなかった。
エーリッヒの低い声音>>194にピクと肩を揺らす。
顔を覆っていた手は胸元へと落ちて
物騒な言葉に不安の表情を露にした。]
そんな、こと……
[十字架を掲げる神の家には不似合いなもの。
この中に、老尼僧を殺した『人狼』がいる。
マテウスの呟き>>206にそんな考えが脳裏をめぐっていた。
視線には気付かぬのは苛立つ行商人の声>>213が響いたから。]
殺しあう、なんて……
犯人がわからないのに、……あぁ、わからない、から。
でも、そんな乱暴な遣り方は……っ、
……本当に、それしか方法がないの?
[自衛団長の顔を見詰める間に、件の行商人の姿は見えなくなっていた。]
/*
繋ぎ方に凄く悩んだが、こうするしか思いつかんかった、ぜ……!
レナテさんもなんかありさげなんだよなぁ。
……ただ、初回では占ってはいかん気がしてならんのよなぁ。
なので、占うとしても二回目、かな。
というか、何回占えるやら、だが。
―談話室―
[エミーリアの言葉>>229に行商人が居た場所に一度目を向ける。
すでに其処には居ないが、良い噂はきかない人と認識していた。
老尼僧は分け隔てなく接していたし、噂は噂ともいい聞かされていたが
苛立つような姿をみればこわいと思ってしまう。]
村の人が、なんて、考え難いもの。
あんな、惨いこと……、っ、
[己の言葉に十字架に串刺しとなる養い親の姿を思い出す。
こみあげるものを堪えるように手の甲で口を押さえた。
人の仕業とは思えない。
聖堂内へと運び込まれた時には老尼僧はシーツに包まれていたから
傷跡までは目にしていないが、団長が人狼を結びつけたのも
理解できるような気がした。]
[あまりに自身は、あっさりと受け入れていた。
殺し合わなければならないなんて、否定すべきなのに。
あの人たちを殺せるはずがないのに]
[長い時、短い時。
異なる長さであっても親しみを持った人々]
[それを、けれど、『人狼』が居るのなら]
[……『人狼』が居るのなら?]
…………やっぱ、おかしいだろ。
[そっと、掌が左胸を覆う。
襲う違和感が酷い。確認をしたい。
確か浴室に鏡はあったけれど、それで見える位置ではない]
[誰か、と、思って。けれど、彼女には頼めない。
さすがに女性の前で晒すのは相手に失礼だろう、と]
― 談話室 ―
[お伽噺だ、と心の内で否定するたび、違和感が内面を揺らして。]
……あ。
商品、確認してもらわないと……。
[昨日、背負子から降ろしたきり、そのまま放置していた商品を思いだして。
逃避するように近くに寄って、昨日の短剣のように余計なものが入っていないか確認をし始める。]
/*
エーリッヒ狂信、娘狼に見える今日この頃。
狼もう一人が見えぬ。
アーベルは多分相棒さんで良いと思うんだけどなぁ。
ライヒアルトはー、まだどっちか見えん。
─ 厨房 ─
[料理は苦手だった。
自身が口にするなら兎も角、他人の口に入れるものを作るなどレナーテには到底無理な話。
だが調理をメインでこなす者を補佐するぐらいはできる。材料を切り、使った食器を洗い、ライヒアルトが次に使いそうな道具を用意する。
だが決して味付けには手を出さない。
───レナーテは相当な味音痴であったから]
それにしても呑気だとは思わないか?
殺されるだの殺さなければだのと。
[なあ?とライヒアルトへと言葉をかける]
相手は獣じみた化け物なのだろ?
まずはどうやって倒すかを考えないといけないのではないか?
[壁にたてかけたレイピアに視線をやる。
もしも"化け物"が襲ってきたのなら自分は勝てるだろうか?そんな自問自答に意味がないことはわかっているがついつい考えてしまう。]
……人の身で勝てるのか。
― →客室 ―
[頭を冷やす、と向かったのは、あてがわれた客室。
先ほど憤っていたとは思えないほど静かにドアを開け中に入って
カチリ、と、ドアが閉まる音を聞いて一度目を閉じる]
………ふ…っ
[落ちたのは吐息とも笑いともつかない音。
そうして、す、っと顔を上げた]
『闇の者』と『神の使途』……
さて、俺はどっちなんだろうね……?
「蝙蝠」?それとも「道化」かな?
[口元、浮かぶのは薄笑い。
声は、それでも外には聞こえないように抑えてはいたけれど]
[暖炉の火はかなり小さくなっていたけれど、灰をかき混ぜて埋火を熾し薪をくべれば再び部屋を暖める。
そうしてから、置きっ放しの肩掛け鞄を開けて、中から綴じた数枚の紙を取り出す。
それは、自衛団長に書状を送った中央教会からの物。
ただし、内容はまったく違っていたが]
………ここまでは、台本どおり、って奴?
[ぺら、とめくって内容を確かめ、暫く視線を這わせてそれを閉じた]
ここから先は配役次第、か?
流石にそこは俺には教えられない、か……向こうも把握してないのかも知れんけど。
ともあれ、これはもう不要だな。
[そう言うと、その紙束を暖炉に放り込むと、すぐに炎を上げ燃える。
熱に煽られめくれた一枚に記された、二つの名前、それもすぐに燃え尽きて、消えた]
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