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やーれやれ、今年の追手側、なっさけねーなー。
完全に、からかわれてるじゃんよ。
[走る者たちの動きを追いつつ、辛辣な一言がぽそり、と]
[下がっていると、少女のほうも此方に気付いたようで。すぐに微笑んで手を振り返した]
[相変わらず元気な声にくす、と笑って]
[それからまた、男達のほうに目を向けた]
[行く先に飛び出してきた飛び入りの青年にフェイントかけて突破。
ひとりふたりと追っ手は増えて、街の中を駆け抜けていく。]
[リディの「巻き込まれるよー」に手を軽くポンとうつ。]
………そうだな…ミハエルに給仕兼メイドさん
もう数歩…さがって…人の波に飲まれる
[青年は危険を察し、ミハエルとメイドさんに近づく]
遠慮している訳ではな……、避難?
[件の男から目を背けるのが優先されて、何が起こっているのか、把握し切れていなかったが。リディとアーベルの警告、それに近付く銀の音に、漸く事態に気付いて]
……ユーディット、下がれ。
[驚いている侍女の様子を気に留める事なく、飴細工を持っているのとは逆の手で、彼女の手を引き寄せて、脇へと下がる]
[初めて人間界に来た彼女が、祭りの内容を詳しく知る由もなく。
うねり押し寄せる人並みに、目を丸くして呆然と立ち竦む。
アーベルの「下がって」と言う声は、歓声に掻き消されたか耳に届かずに。]
…村出れない以外には、いつもと変わらないじゃん?
―――やっぱり、悪い妖精がいるなんて思えないんだけど。
『王が言うのだから間違いない』
……どーだか。
[周囲の安全を確認してから、アーベルの返答に、ああ、と]
……見ていたのか。
[別段悪い事をした訳でもない――
寧ろ、良い事をした筈なのだが、何と無く、バツの悪そうな表情]
[女の子を腕に抱いて、人波に攫われていきながら、少女は友達の姿を見つけて伸び上がった]
リディ…!
[最後まで言わない内に、流れて通過]
[それが自分に向いたのかどうかは、はっきりとわからないものの。
……正直、追手役も飛び入りも、盛り上げるには役不足、という感が強いのは事実で]
……ヴィント、踏み潰されそうにねぇとこまで、下がってろ!
[言うや否や。勢いをつけて場に乱入する。
慌てたように跳ねる、灰色の小さな影。
……勿論というか。
深い事は考えていないのは、い う ま で も な い]
[それでも賑わいはまだ遠く、その場に留まろうとする人々を掻き分けるようにして広場の方へと向かう]
[やがて賑わいは程近くなり、其方の方へ目を向けていた…ら]
っと…すまない。
[流されてきたのだろう赤髪の少女とぶつかった。
そしてその腕に抱かれた金の髪の少女に気付く]
ベアトリーチェ?
[流されかける自身の体を留めつつ、彼女たちも支えようと]
[ノーラから手を振り返されれば満足そうに、にんまりと笑みを浮かべて。
駆け抜けていく集団を、道の脇でわくわくと眺めていれば
ふと。僅かに聞こえた様な呼び声にきょとんと人並みへと視線を向けて]
………ミリィ?
[ちらりと見えた姿に、思わず手に持っていた水風船がビヨンと伸びる]
[きちんとメイドさんの手を引いて守ろうとする姿、
それにバツの悪そうなミハエルの表情に
青年は、柔らかく笑んで。]
[頭を撫でようかと思ったが、
それはしっかり紳士然とした少年には失礼な気がして。
同年代にするように、ポンポンと労いを込めて肩を叩く。]
『あー、もぅ。
知らないよー、フェーン』
[ネズミ、踏み潰されそうになるのをぎりぎりで回避しつつ。
ぽそっとこんな呟きを]
[小さな嘆息。少女にはきこえてしまっただろうか]
[それでも、居ない者は居ないのだからと気を取り直して]
[目の前で繰り広げられる戦いに集中する]
ちょうどいいんで、イライラ発散させてもらうぜっ!
[向けられた笑みに、似たような表情で返しつつ、呼吸を整え、走る速度を上げる]
いよっと!
[まずは牽制、とばかりにダッシュからのスライディングで足元を狙い]
…え、ちょ。わー!?
まさかミリィ巻き込まれちゃってるっっ!?
[予想外な友人の事態にあわわ、とうろたえて。
暫く踏鞴を踏んでいたものの、決したようにグッと握りこぶしを作れば]
アーベルにぃ、これ持っててっ!
[指に通していた水風船をぽーんと相手に放り投げれば
相手が受け取ったかどうかも確認しないまま 人の波の中へ]
[ほとんど、意識が飛びかけていた少女の耳に、見知らぬ男性の声が届いた。腕に抱いた子供を呼んだのだと気付いて、更に、その腕が人ごみの中で、支えてくれようとしてくれていることにも気付く]
あの、あの…ベアトリーチェをお願いします!
[自分を一緒に支えるのは無理がある、と判断して、少女はせめて、子供を任せようと腕を延ばす]
[主に受け止められて姿勢を整えるのと、人波が押し寄せたのはほんの僅かな時間差で。]
…ぁ、ありがとう…ございます…。
[赤くなる間もなく、流れ行く人波を見送りつつの発した声は、微かに震えて。
元の姿であれば、簡単に飲み込まれていたであろう祭りの激しさに、息をのんだ。]
[青年の微笑と、肩を叩く仕草に、訝んだ表情。
何が言いたいのかと疑問に思いつ、アーベルを見……上げて。
同年代の少年より背の低い彼には、青年は(控えめに言って)少々遠かった。
……成長期はこれからだと、内心自分に言い聞かせ、つん、と顔を背ける]
[だが、拗ね気味の顔+片手のうさぎの細工飴が、子供っぽさを倍増させ中]
[…なんだか、一人勝ち、だなぁ…と思った瞬間、逃げる者の楽しそうな声]
ユリアン…
…まぁ…いっか。
[他に飛び入りは入らないのか、と少し辺りを見回し…視線を戻す。
これはこれで面白そうだから、と、人混みの中、小さく呟いてじっと見ている]
[突然のリディの要請。
次の瞬間飛んでくる水風船を右手で受けとめて]
うわっ!……おいっ危険だぞ!リディ!!
[と、声はかけるが、声よりも早くリディは人の波に消える。
……お転婆なリディは人並み異常の運動神経は有った筈だが]
……………………
[それでも、この人ごみに16の少女が混ざるのは無謀と判断し
青年も人並みの中に紛れ込む]
[此方へと伸ばされた腕の中のベアトリーチェを片腕に抱き、そのまま流されて行ってしまいそうな少女をもう一方の腕で抱きこむようにして人波から庇う]
すまない、体勢は暫く我慢してくれ。
[このまま彼女が流れて行ったら色々と危険な気がして咄嗟に取った行動なのだが…自覚はしているものの、傍から見たら相当微妙な体勢だろうと思われる]
[避けられるのは、ある程度想定済み。
素早く態勢を立て直しつつ、低く身構え、一つ、息を吐く]
……せいっ!
[掛け声と共に地を蹴り、距離を詰める。
狙うは懐に飛び込んでの一撃か]
[やはり見覚えのある青年が一人、争いに加わる]
[ふと見回してみれば、人々の足の間に駆け抜けて行く鼠を発見]
[器用さに少し感心しながら]
…あ。
[視線をずらすと、何だか流されて行くリディ]
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