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[蓮実からはっきりとした返答は無かったが、史人に向けた言葉で外で会ったことがあるのだと理解する。自分の知らぬところで会っていてもおかしくないと考えたようだ。
自分を見て安堵するような蓮実に、意味が分からぬように瞳を瞬かせていたが、昨日のことだと悟ると]
あ……心配掛けて、ごめん、ね。
ゆっくり休んだら、何とか、落ち着いた。
[すまなそうな表情を浮かべる]
[笑いかける琉璃に同じように笑みを返し]
桜…もしくは巫女の導き…ですかぁ
ええ。誰かに呼ばれてみな集ったのかもしれませんね。
[実際自分がそうなのだが、同じように冗談っぽく言う]
ん、桜の伝説の話。
[変わらず笑みを向けたまま、]
郷土資料?
・・・どーだろねェ、小説は入るんかな。
[首を傾げた。]
アハッ、だと思った。
[最後は少し失礼だった。]
泣きつく生徒?
それは大変そうだね、赤点は特に彼らにとって一大事だ。
[自分が学生だったころを思い出したのかふとそんなことを考えて]
桜は涙が枯れ果てて、花も葉もつかなくなったとかね…
[ふとそんなことを呟き、やってきた男に視線を向け、その自己紹介を聞けば明らかな警戒の色を見せ]
こんにちわ、探偵の利吉さん。
こんな辺鄙な村に来てもある仕事は猫探しくらいなものな気がするけど。
[ミャウ、という声。
戻る足を止めればちょこなんとこちらを見上げている姿]
コダマ。
丁度良かった、これ分けて貰った所なんだ。
[手元の袋から取り出したのは煮干。
膝をつくと掌に乗せて差し出した]
旅籠にも人がいっぱいなんだってね。
コダマは気にならない…?
[何気なく猫の棲家へと顔を上げた]
こないだ、飲みに行ってから、そのくらいだっけ?
[二週間、という言葉に記憶を辿りつつ、言って]
……祭り見に、って事は、自発的に来たって事か……。
[告げられた帰郷理由に、ほんの少し、声に感心したような響きが混じった。
蓮実は、ある意味では自分と同じくらい、戻りにくい理由を抱えている、と思っていたから]
桜の伝説って、えーっと。
……えーと。
[頭ん中に入ったはずなんだけど、あんまりちゃんと覚えてなかったみたい。]
…………カンケツに言うと?
[聞いちゃえ!てへv]
でも、小説は、はいらないのかなー。よくわかんない。
図書館っていっぱいじゃん。
――って、ひどーい!いちおー、英語は読めるししゃべれるんだよ!
…少なくとも、この村には、居ないと、思いたい、かな。
破ったら、どうなるか。
伝承を、知ってれば、余程のことが、無い限り、破ろうとは、しないと、思う。
[史人の言葉に返すのはどこか希望的なニュアンスを含んだもので。破られるようなことはあって欲しくないから、と言う気持ちが強く現れている。
利吉の言葉には]
そんなに広くない、は、あるかな。
実際、そうだし、ね。
[その部分には小さな笑みが浮かんだ。続いた言葉には不思議そうに瞳を瞬かせ]
ここに集めたのが、桜や、巫女の、導き…?
いや、なんか凄く懐いてたから、南部クン。
[苦笑する利吉の様子に、けら、と笑うものの]
……トラブルメーカーなのは認めよう。
[続いた言葉は、妙な実感が篭っていたかも知れない]
ま、泣かれても、追試以外の答えはないんだけどな。
[一大事、という琉璃の評価には肩を竦めてさらりと返すものの]
……泣き疲れて、か……。
巫女の伝承とか考えると、あながち冗談になってねぇかもな、それ。
[その後の呟きにはふと、こんな事を呟いて]
うん、
けれども、こればかりはしかたのないことだからね。
どうしてもそういうことはある。
誰にでもいつかはやってくるんだからね
[りょうにやさしさのこもった意識を送る]
いえいえ。心配したのは私の勝手ですから
[これ以上は気にせぬように。という意をこめた笑みを、すまなそうな表情をする榛名に向けて]
ま…好んで破るものなどいないでしょう
[ほんの少し声を潜め言った]
[そう言えば祭りの準備が始まる頃から聞こえ始めた声。似たようなものを聞いてここへ来たと言う者も居た。
もしそれが桜や巫女の声だったとしたら。
そんな考えが過ぎり、振り払うかのようにゆるりと首を横に振る。
仮にそうだとしても、呼び寄せる理由が分からなかった]
ありゃ。知らんかッた?
簡潔にッつーと、難しいケド・・・
[顎に手を当て、考えるような仕草。]
昔此処にいた巫女が、役目棄てて、魔物になって・・・
通りすがりのエライ人に退治された、みてェな?
[多分間違ってはいない。筈。]
あー、悪ィ悪ィ。
ケドさ、英語より先に日本語が大事じゃん?
[何処かからかうような口ぶり。]
少なくとも、地元民ならそんなコトは考えねぇだろ。
でなきゃ、なんのために櫻木や葛木……それに、西行院が色々と伝承伝えて、祭りやってんのかわかりゃしねぇ。
[榛名に返しつつ。
どこか不安げにも見える様子に、元気付けるように肩を叩こうと手を伸ばしつつ]
いや、確かにそれって真理だけどな。
何も起きてない内から、暗くは考えたくねーぜ、やっぱり。
[予測もつかない、という利吉の言葉に、僅かに苦笑する]
だいたいそのぐらいでしたよね
[もしかしたら数日分ぐらいの誤差はあるかもしれないが]
…あまり自発的には来たくなかったのですが…少しは過去も見ないといけませんしね
[どちらかといえばそれは後付であるが、一応嘘ではない。
でもやはり意外なのだろう。最初外で史人と偶然会ったときは村を思い出すようで嫌だ。といつもより表情を隠すのが下手であったとかもあったわけだから当然だが]
― うん。
[少女は頷きました。だけれど、それはどこか気もそぞろで。
優しい言葉に、優しい空気に、なんだか囚われてしまったみたい。]
― そうだね。
― でも
― るりのおかあさんと、おとうさんは、
― るりが覚えててくれてるから、きっと、しあわせだね。
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