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―後日談・サーカス―
「さぁさ、公演は今日でお終い。まだ見てない人はどうぞ寄っていくといいよ!」
[団長の明るい呼び声が、外から響く。テントの中の彼女は苦笑する。
彼女が彼から「何があったのか」聞き出したのは、すべてが終わったらしい日の話だった。
まぁ、聞き出してはいないが、危険な状態にあることは彼女とてわかっていた。
すべてを聞き終わった彼女は、言った。]
でもね
私たちの帰る場所はここよ
[だから、あんなこと、言わなくてもわかっているのよと。
彼女は笑った。
聞いたときも、思っていたこと。
――たとえ彼が死んでいたとしても、彼女は今も笑っているのだ。]
[舞台のまわりをクラウンが回る。道化の顔で回っている。
道化のひとりは、転んでしまう。だってかれは足が悪い。
それすら劇にしてしまえ。
奇妙にゆがんだ光景たちに、気づけるものはこの世界の住人だけ。
すべてすべてを光で包んで]
「姉さん、出番だ」
何を言っているの? 演目を変えるわけにはいかないわよ。
「別に変えはしないだろ。」
[戻すだけだからと彼が言う。
二人の同じ顔が微笑う。似た顔のえがおは壊れない。]
そうねぇ。
でも私は、あなたに見ててもらうだけで、嬉しいのよ。
……ってのは冗談だとしても。
あなたが「知り合った」人たちに、見てもらいたいわねえ。
「いらん」
ひどいわねぇ。ええと、島の人とかもいたんでしょう? バーの人も。
子供も。
あら、いいこと思いついた。
その子、さらってっちゃえば? ほら、一人なら、サーカスのメンバーにしちゃえばいいじゃない。
「うるさいからいやだ」
酷いわねぇ、ヴェイ。
[光があたるは結局ひとり。
彼の姿は舞台の上に。
さあ。微笑ってやろうじゃないか。
あくまなど、いない。
二人の微笑が、三日月のように。]
―墓地管理小屋―
[軽くノックする]
すいません、ちょっとお願いなんですが。
[しかし、中の返事も聞かずに扉を開ける]
花瓶みたいなものあったら貸して…
[目が合った。この数日で見慣れた青年の顔。
驚いて瞬きする。
ここに戻っているなど、考えても見なかった]
…よう。
[とりあえず、それしか言葉が出ない]
─墓地管理小屋─
[箱を閉めて、箱の上について溜息をついた時にノックの音が聞こえた。キャロルが帰ってきたのだろうかと思ったが、]
はい、どなた様ですか?
[鍵を閉めてから扉に行こうとし、鍵を差し込んで…]
ギルバートさん。
花瓶ですか?
[カチリ…と音はしたけれど、鍵は出来ただろうか。]
少し待って下さい。
[と、奥に行って探し始める。
暫くして、見つかったようで物音が止んだ。]
/中/すみません、処刑台に花はないと書いてしまいましたが、「ぱっと見、ないようだった」と改めさせてください。
お花を供えていたことにしたい人もいたかも知れず。
人の行動を規定してはいけませんでした。
/なか/
改めてお疲れ様ー
仕事が忙しいのでホント顔出しだけというかこの一回投下して消えます。(苦
シリーズ全部通して参加してる四人中
”村立て人以外”全員生存勝利継続中だねwwww
いや、それだけ。
では、皆様また機会が在ればよろしくお願いします。
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