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[ロミの言葉に、頭を横に振る]
…お、礼は…お、終わってから、でイイの。
私の、こ、ことは誰に、い、言っても良い。
だ、だから…し、死なない、デ。
[彼女を守る為に何が出来るだろう。
何も出来ないかもしれない。
ただ危険に晒すだけかもしれないと――すこし、眉を下げた]
[そうして暫く経った後。
のろのろと起き上がると、機織機のある部屋へと入っていった。
売り物にと織ってしまっておいた白い布を取り出し、ふたつに分ける。
一つの束は床に敷き。
もう一つの束は、端を繋げて紐のようにして。
片方を輪に。
棒と梯子を使って、もう片方を天井の方に通して、吊るした。
ぷらんと、真っ白な首吊り縄が出来上がる。]
……ごめんなさいね、あなた。
だけど私はこんなに年老いて……。
私より先に死ななければいけない人を、選ぶ事なんて出来ないわ。
あなたは私に、生きてほしかったのかもしれないけど…。
[誰かを殺す事も出来そうにないし、
誰かに殺されるのも忍びない。
そう思う人のなんと多いことかと、今日を振り返り思う。]
それに、あなた、寂しがり屋ですものね…。
[そう呟くと、テーブルの椅子の上にあがり。
銀の針の入った箱を胸に入れ、大事そうに触れながら。
天井から吊るした、手製の縄に首をかけ。
椅子から
飛び降りた。]
納得はさー、そりゃできねーよ。
だって、人狼は、人間を食わなきゃ生きてられねって生き物だろ。
[書物を読む己は、そう書いてあることを良く知る、と。
ライヒアルトに告げる言葉]
なのにその食いモンを無駄にすんのかってな。
思ったんだけど。
――まー、あいつらに言っても、無駄だろうなぁ。
[思い出す副団長の言葉に、苦いものが滲んだ]
[服の裾をにぎる、ロミの手に視線を向けて。
おずおずと、ひどく不器用に手を、重ねる。
逆の手は彼女の髪を撫でようとそっと伸ばして]
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