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泡沫系復活と聞いて、ひさっびさに参戦です。
果たしてちゃんと立ち回れるのか不安ですがよろしくお願いします(がたがたがた
─ 一階・広間 ─
[五年前に一度訪れて以来の来訪。
今はどうしているのか、何故帰ってこなかったのか、と向けられる質問に緩く肩を竦める]
……暮らしは、変わっておりません。
ほら、私、楽器以外は取り得なかったでしょう?
[集会場で遊ぶ時も、中に残された楽器を触りたがっていた姿は覚えられていたのか、返されたのは合点が行った、といわんばかりの声]
帰ってこなかったのはまあ……ありがたくも演奏や作曲の仕事が増えたから、ですねぇ。
[実際の所、それ以外の理由はないのだが]
……ところで、私以外にもどなたかいらっしゃっていますか?
[それ以上、その話題は続けたくなくて、こんな問いを投げかける。
対して返る滞在者の話に、ひとつ、瞬いた]
おやまあ。
益々持って、不可解な招集ですねぇ。
[一体何が基準なのやら、と。
浮かぶはただ、疑問ばかり。
お茶を淹れましょう、と広間を離れる老婦人にお構いなく、と声をかけつつ、青年は緩く腕を組み思案の素振り。*]
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ふむ。
村出身が多いのはまあ、已む無しだが。
人数が少なくなる場合を見越して、縁故スパイラル形成は避けたい所だがさてさて。
─ 一階 ─
[どうにか自力で階段を下り、水を得るために厨房へと向かおうとする。
その矢先、広間から老婦人が出て来て、エーリッヒへと声をかけて来た]
あぁいや、流石に毎回手を煩わせるわけには。
喉が渇いたので水を頂こうと思いまして。
…お茶を?
それなら相伴に与ろうかな。
[手を貸そうか、やら、何か入用で?やら。
聞かれたことに返していると、一緒にお茶はいかがと誘われた。
広間で待っていて、と告げると、老婦人は厨房へと向かって行く。
それを見送った後、エーリッヒは方向転換し、壁伝いに広間へと向かった]
これはご丁寧に。
僕はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
都市で画廊を営んでいる。
足を痛めているのでこのままで失礼するよ、すまないね。
[同じ所作で挨拶が出来ない非礼に詫びを入れつつ、エーリッヒもまた名乗り返す。
ヘルムート・ヴィアベル、と心の中で繰り返し、以前耳にしたあることを思い出した]
貴方の名前はお得意様から聞いたことがあるな。
音楽家であるとか?
[客からその名を聞いた時は、同一人物であるとは露ほども思っていなかった。
あの小さかった子が、なんてことを考えながら、相手の様子を窺う]
おや、知られておりましたか。
未だ若輩の身ではありますが、演奏や曲作りにて、禄を食ませていただいております。
[ここまでは、芝居がかった口調で綴って]
まあ、特定の誰かに仕えている訳でなく、後ろ盾もない、気ままな楽器弾き、というのが正しいのですがねぇ。
[それから一転、崩れた口調でさらりと告げる。
そんな態度の切り替えは、どちらかというと大人しかった幼い頃とは容易に結び付かぬもの。**]
─ 広間 ─
[十四まで、との言葉>>30には、なるほどと頷いて]
ありがとう。
…そうだね、ようやく治りかけていると言うのに長引いてしまうのは、僕としても困る。
[怪我に対する忠告に苦笑いを浮かべながら礼を向けた。
問いに返る言葉>>31には軽く相槌を入れつつ、芝居がかった口調と崩された口調の切り替えに僅か瞬く。
かつてとは異なる印象、年月の流れを知らしめる変化のように思えた]
新進気鋭の若手だと聞いているよ。
一度拝聴したいものだね。
[リップサービスに近い言葉だが、実際聞いてみたいとは思う。
知っているはずの者が知らない者のように思える一因。
それはきっと新鮮な印象を与えるはずだ**]
ああ、ありがとうございます。
……ところで……。
[礼を述べた後、楽器類の移動をしたかどうかを確かめる。
その辺りが変わっていない、と聞いたなら、一服の後立ち上がり]
それでは、私は軽く挨拶周りに。
また、後程。
[優美な礼の後、荷物を片手に広間を出ていった。**]
― 集会場/玄関 ―
よいしょっとー。
着いた着いた。
[村での配達を済ませて集会場へ現れる頃には、呼び出しを受けてからどれほどの時間が経過していただろうか。
扉の脇、なるべく邪魔にならないように荷車を停めて、積んできた荷を下ろす]
こんにちはぁ。
ヴァイデンフェラーですー。
[その荷物を抱えて玄関前に立ち、いつもの通りに声を掛けた]
はいこれ、卵とミルクと、あとチーズ……量はこのくらいで良かったよねぇ。
いつもありがとーございますっ。
[程なく出てきた老婦人へと、持ってきた品について一つ一つ確認を取る。
相手から問題ないとの返答を得て、にっと笑い]
じゃ、いつも通り食糧庫に置いとくよ。
[集会場への配達物は老婦人に任せるには少し多い量で、食糧庫へ運ぶまでが彼女の仕事だった。
了承を得て、玄関から室内へ入り]
あっ、そうそう。
なんかよくわかんないけど、団長さんからここに呼び出されてんだよねー。
運び終わってからちょっと待たせてもらうよ。
[ふと思い出したように振り返り、そうも告げた*]
― 教会〜集会所 ―
さて、と。
あンのくそじじいが呼び出すっつーことは、相当めんどくせー事態ってことか……?
[仮にも神に仕える神父らしからぬ発言。
自分より遥かに年上のギュンターに対して、大分アレな発言を繰り返している。]
ん、リロイか。
……肩に登るな、暑い。
[集会所へ向かう途中、茶と白の長毛種の猫が、男の肩へと駆け登ってくる。
この時期は、辛い。]
― 集会所/玄関 ―
リロイ、重い。
[文句を言いながらも肩に登ったままの茶白の猫をそのままに、集会所へたどり着く。]
やれやれ、やっとついたか。
……失礼する。
[玄関の戸を叩き、屋敷内へと声を投げて人が訪れた事を伝えた。*]
─ 広間 ─
そうか、楽しみにしてるよ。
[機会もある>>33と聞いて、エーリッヒは笑みながら頷いた。
保管された楽器については興味の対象外だったために記憶に薄く、説明が無ければ直結しない。
説明の前に老婦人がお茶と共に広間に戻って来て、差し出されたカップをありがたく受け取った。
渇いた喉がじわりと潤む]
あぁ、また。
[一服の後に席を立つヘルムート>>34に座したままの礼を返し、その後姿を見送る]
この屋敷にはそんなに楽器があるのかい?
[問いかけるのはこの屋敷を管理している老婦人。
是が返るのを受けて、そうなのか、と返すと同時、心のうちで、知らなかった、と零した]
しばらくはここに居るよ。
無理に歩き回るわけにも行かないからね。
[席を外そうとする老婦人に訪ねられ、広間に残る旨を伝える。
それを受けた老婦人は、では、と残して広間を去った。
エーリッヒはしばらくの間、お茶と共にゆるりとした時間を過ごす]
─ 集会場・地下 ─
[楽しみに、という言葉と笑み>>40、それに返ったのは少しだけ柔らかな笑み。
そこにほんのわずか、幼い頃の面影が残る事には気づかれたか。
その後、挨拶回り、と称して足を向けたのは、地下。
ピアノは広間に置かれているが、それ以外の楽器は置き場もなく、地下に保管されていた]
……ふむ。
かわっとらん、ねぇ。
[使う者もなかったのか、ケースに収められたり丁寧に梱包されたりしている楽器の位置取りは、記憶の中の五年前のものと一致している]
と、なると、ものによっては本格的な手入れも必要か……。
それだけの余裕があるかどうかが問題だねぇ。
[独りごちつつ、手に取るのは手近なフルートのケース。
埃を払うと、それだけで咽そうなその様相に苦笑が浮かぶ]
……取りあえず、長期滞在になるような話もされていたし。
まずは、部屋を一つ、借り受けるか。
……暑いな。
[そんな事をひとりごちながら、茶白猫を床へ降ろす。]
あ。おばさん、こんにちは。
じz……団長に呼ばれたから来たんだけど……
[こちらを振り向いた老婦人に、要件を告げる。]
……他にも何人か来てるのか。
とりあえず俺、広間に行くけど、おばさんも無理せずにな。
[老婦人から、何人か来ている事を教えてもらいながら、男なりに気遣って。
そのまま広間へと、茶白ネコと共に移動する。]
─ 広間 ─
[夏の日差しは気温を上げる。
動いていない分、体感温度が急激に上がることは無かったが、エーリッヒの居る広間もそれなりに気温は高かった。
開かれた窓から風が入って来るだけマシではあるかもしれない]
……おや。
[数名集められている、と言う老婦人の言葉の通りに、玄関からは時折人の声が聞こえて来る。
その一つが広間に近付いている>>44ことは足音によって齎された]
(そういや僕が居ない間に来た人って居るのかな)
[今のところ、顔を合わせた者達は以前も知る者達だった。
19年もの歳月、面識の無い者が居てもおかしくはない。
が、広間に向かって来ている者も知る顔であることに気付くのは、彼が広間に入ってきてからのこと]
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[ねむさにはいぼくしました]
暑さのせいもあるんだろうけど、疲れが抜けんなぁ……。
今日は時間的なあれそれもあるし、大事を取ろう。
そしてプロ1日延長も、必要そうだねぇ、うん。
[彼、クレメンスはエーリッヒより3つ年上。
年上である分、共に遊ぶ期間も他より長い。
故に記憶にも良く残っているのだが、当時の様子では神父になるようには思えなかった。
その記憶と印象との相違に言葉を飲み込み、きょとんとした僅かな間。
それを取り繕うように表情を笑みに変える。
いつもの人当たりの良い笑みだ]
こんにちは、神父様。
僕の名はエーリッヒ・ルーデンドルフ。
都市にて画廊を営んでいるよ。
どうぞお見知りおきを。
[そう名乗り返し、ソファに座したまま一礼する]
すまない、足を怪我していてね。
このままで失礼するよ。
[立てぬ理由を最後に添えた]
(…昔、神父の「し」の字でも何か言ってたっけ?)
[あまりの驚きに記憶を手繰り寄せようとしていたため、クレメンスが自分に何かしら感じ取っていることには気付いていない**]
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