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7人目、未亡人 ノーラ がやってきました。
未亡人 ノーラは、C国狂人 を希望しました(他の人には見えません)。
[軽やかなオルゴールの音に合わせ、口ずさむ声]
―――Midnight with the stars and you
Midnight at a rendezvous
Your arms held a message tender
Saying I surrender all my love to you..
[3度繰り返したところで、声は止む。退屈とは言え、奏でられる同じメロディに同じフレーズを重ねるのにも飽きてしまったから口を噤んだ]
[此方が歌を止めてもお構いなしに続く微かなメロディと、台所の薬缶のたてることことという音だけが響く]
…あ。
[其処まで考えて漸く思い出した。薬缶の火を止めに台所へと立つ]
[やがて一つ音は消え]
[つかまれた腕に反射的に小さな悲鳴を上げれば、慌てたように頭を下げられて。
驚いて声が出ないまま、祭事実行委員と名乗るその男から説明と共に「妖精祭り参加者アンケート」という用紙を押し付けられていた。]
あの…これを書けば…。
お仕事…探させていただけます…か……?
[人手ならいくらでも欲しい温泉旅館に口を利いてもらえると聞き、ぱっと頬に血の気が戻る。
震える指先で可能な限り大急ぎで文字を綴り、用紙を手渡した]
/中/
はい、と、言う訳でテスト2村起動です。
集まってくださいました皆さんに、心より感謝を。
ていうか、みんな反応早いよ!(笑)
さて、今回はちっと珍しい事をやってみようかと。
うんもう、【弾かれ上等】です。
ちなみに、キャラのベースイメージはタスク・シングウジ。
……だって、ユリアン見たときからずーっと似てるって思ってたんだよ!
[やがてカップに注いだ紅茶を飲むでもなく眺めながら、そう言えばそろそろ切ったほうが良いかもしれないと指先で前髪を摘み、目を上げた丁度その時、玄関からノックの音]
[扉を開けて其処にいる男を見留め、穏やかな笑みの形を作った]
こんばんは。何か……嗚呼、もうそんな時期でしたね。
少々お待ち頂けますか?
[尋ねかけた言葉は紙に遮られた。頬に手を当て、もう片方の手で用紙を受け取る]
■名前:ユーディット
■年齢:…17
[小首を傾げて思案した後、ちらりと自分と年端の変わらない人間の書いていた数字を真似して書き込んだ]
■自己紹介:お仕事を…できれば…住み込みのお仕事を探しています…。
…それと………あの………お給料と休暇…を………
[寒さゆえかそれとも他に要因があるのか。
だんだんと文字は震えて…最後には消え入るように]
■名前:イレーナ=クデュリアリ
Elene Kudulali
■年齢:21
■自己紹介:
『ランプ屋「Fairy's fire(妖精の灯)」
実用的なランプから、儀礼用のランプまで、ご所望ならば何でも作ります。』
/中補足/
村の住人。ランプ屋を経営し、一人で暮らしている。
何でも作る、という言葉に偽りはなく、一般家庭にある様なランプも、色ガラスを使った芸術的なランプも作ってのける。
この祭りの時には観光客も訪れるためか、熱心にランプを作っていた。
暇な時には街にランプを売りに行くらしい。
元々の性格が暗めなためか、店でランプを作っていることが多いためか…人付き合いはあまり良いとは言えない様だ。
ほいっと、コレでいいよなっ。
[軽い口調で言いつつ、書き上げたアンケートを自衛団員に渡して、一つ身体を伸ばす]
さあて、とー。
師匠は騒がしいのは好きじゃないとかって言って、でかけちまってるし……。
宿の酒場で済ますかー。いざとなったら、賄い手伝ってもいいしなっ。
[お気楽な口調で言いつつ、のんびりとそちらへ歩き出す。
手にした袋の中で、何かがかちゃり、と音を立てた]
[…アンケートを書き終えると、その紙を自警団の青年に渡した]
はい。
それにしても…毎回出てるんだから、こんなの書かせなくても良いのにね…
年齢の所を1増やすだけよ?
[苦笑する青年と肩をすくめる女。
しばらくして、ガラスのベルは客の帰宅を告げた]
さて、と…
※補足
屋敷しもべ妖精だったが、主人が家を出る直前に紐の切れた靴に苛立って「あっちへ持っていって紐を直しておけ」のつもりで「持って行け」と言い捨てて飛び出て行ってしまった為に職を失った。
思いがけない展開にしばし呆然としていたものの、千載一遇の機会かもしれないと人間界での就職を目指して妖精と縁の深いこの村へとやってきたらしい。
お給料や休暇に憧れている。
なお、妖精なので背が低く、ゆえに実年齢より若く見える。実年齢は乙女の秘密らしい。
御主人様募集中。
■名前:ノーラ=ラヴレス
Nora=Lovelace
■年齢:24歳
■自己紹介:村の方は殆ど御存知でしょうし、今更紹介する程の事も無いのですけど。何時もお世話になっております。
補足)
村の片隅に建つ家で一人暮らし。以前は幼馴染で(自称)冒険家の夫と暮らしていたが、数ヶ月前に何処かの山へと出て行ったきり行方不明。生還は絶望的と言われているが遺体は見つかっていない。
特に職に就いているわけでは無い為、現在は時折村の仕事を手伝う等して生計を立てている模様。
[用紙と引き換えに、宿への道程を簡単に書き込んだ紹介状入りの紙片を渡され]
あ…。
ありがとうございます…ありがとうございます…。
[何度も頭を下げて旅館へと急ぐ。
一生懸命仕事に勤しむも、寒そうだからと靴下を与えられて再び職を失うとは*微塵も思わずに*]
やばい。ユーディットの話が分からない…
元ネタがあるのかな?
それでも分からない…きゃー!?
さて。女の子同士でいちゃつきたいですが…
[用紙を渡し、ついでにお茶でもと勧めたが断られ]
[忙しそうながら何処か楽しそうな法被の後ろ姿を見送り、微かにくくと笑い]
そんな時期…か。
[寒空を仰ぎ]
これはいよいよ死亡説濃厚、かしらね。
[まるで他人事の様に呟いた。
オルゴールの音は何時の間にか*止まっている*]
[淡い光をぼーっと見つめていたが、ふい、と視線をドアの方へ]
ご飯、どうしようかしら…
[何のことはない。
考えていた事をぽつりと呟くと、くぅ、と小さな音が聞こえた。
その音に微かに目を見開き…視線を落とすと自分のおなかを撫でる]
…酒場…なら、今の時間なら。
[少し頬を染めたが、ぽつりとごまかす様に呟く。
…ガラスのベルは主人の外出を、部屋にこもる闇に告げた]
/中/
暗っΣ
何か予想外に暗くなってる気がするよお姉さん!そんなつもりはまったくないんだけど!
うーんと、夫居ないけど性格的にはそこまで気にしてないと思う。うん。
/中/
真夜中に星々と君と
真夜中に待ち合わせ場所で
君は手にやさしいメッセージを携える
すべての愛を私にささげると
ちなみに英語歌詞の意味。
ラブソングだけどホラー映画に使われてる歌だったり。
某双子が原作のほうで歌ってるのもこれだったり。
[この男はまだ宿屋周辺で迷っていた]
この辺、だと思ったんだが…
[呆れたように鼻を鳴らす馬を撫でて]
そう言うなよルート。
今に始まったことじゃないだろう?
[威張って言うことじゃない]
[人群れをすり抜けるようにして、ひょい、ひょいと歩いて行く。
さすがにというか、同じ方向に向かう人の数は多いが、特に気にした様子もなく、その足取りは軽いもの]
っと、お?
[不意に、その歩みが止まる。視線の先には、見慣れぬ男と馬]
……そっこのひとー?
そんなとこで、何やってんのー?
ん?
[段々不機嫌になる馬を宥めようとしていたら、何処からか声がした。
周囲を見回せば簡単にその声の主は見付かる]
……私かな?
[明らかに自分(+馬)に視線が向いている気もしたが、とりあえず聞いてみた]
[…コートに赤いマフラー。
顔半分をすっぽりと覆い、村の中を歩く。
その風景は、寒いとは思えないほど盛り上がっていた]
…
[その様子を見て、目元に微かな笑みを浮かべ…]
…
[馬と一緒にいる赤髪の男が目に止まった]
…誰、だっけ…
[村の者ではない…しかし、どこかで…
軽く首を傾げ、男を見つめた]
[彼はひとり、不機嫌そうな顔で村内を歩いていた。
防寒具にと羽織った、淡い茶色のオーバーコートの材質は見るからに上等なもので、素朴な村の雰囲気にはそぐわない。あの、浮かれた柄の法被の人間と擦れ違うと、尚更だ]
……………
[本来ならば、母親の生家に挨拶に行く以外、外に出る気は微塵たりともなかった。しかし、社会勉強だ、外で遊ぶべきだと彼女に促され、仕方なく出て来たのだった。
確かに部屋に居たとて、最低限の荷物しか持って来ていない今は、何度も読み返した書籍を読むくらいしか、やることはなかったのだが]
[とは言え、矢張り、気が進まない。
元々、一人で外を出歩く機会等なかった所為もあるか]
うん、そこの馬つきのヒト。
[言い方が思いっきり、ミもフタもない]
外から来たヒトっぽいけど、こんなとこで、何してんの?
[やや、首を傾げて問う。それに合わせるように、肩のネズミもきゅ? と首を傾げた]
[またも、今度は視線を感じて周囲を見る。
ふと目が留まった赤いマフラー。
その女性に見覚えがある気はするのだが、すぐには思い出せずに頭を捻った]
馬つきって…いや確かに馬とだが。
[見も蓋もない言い方に息を吐き]
いや…宿に向かおうとして…
……ちょっと、迷ってしまってね…
[やはり言い難かったか言葉は淀み、語尾は小さく。
彼と肩のネズミから目を逸らした。
馬はまた呆れたように鼻を鳴らす]
[周囲が騒がしい。人とぶつかりかける]
[酷く、不愉快だ]
[人の居ない方へと歩もうとして、明らかに人が避けている場所があるのを見つけた。視線を遣れば、馬と共に居る、白の装具の男。人々は明らかに、其処から距離を置いている。無理もなかろうか]
……何故、このようなところに。
[呟く。]
[さっくりすっぱりきっぱり言い切られてぷち凹み。
いやもう慣れてるんだけどね、うん。
思わず顔を手綱を持たない方の手で覆って俯いた]
…平たく言えばそういうことだ…
…確か、街…
[で、見た気がするのだが…
喉に刺さった小骨の様な感覚。
小さく眉をひそめ、小さくうなる]
…?
[ふと、また、村の者ではない…
しかし、その纏っているもので、身分が分かる…
金髪の少年が視界に入った。
こちらは見覚えがないものの…]
…珍しい…
[なかなか、身分の高い者が一人で居るのは珍しいと、一つ呟き]
/中/
…騎士って拙かったデスカ。
うーむどうしよう。希望通ったら尚更脱げん。
まともな着替えがないってのも微妙だよな。
……それはそれで馬鹿っぽくていいか(こら)
[目の前の青年が手を振る先を追えば、彼女は未だ其処に居た。
控えめに手を振るのを見、やはり見覚えがある気が。
不意に、ぽん、と手を打つ]
ああ、あの時の。
[微妙に手綱を引っ張られた馬がまた不機嫌になった]
ていうかさー、何をどうすれば迷えるのか、聞いてもいい?
大通り真っ直ぐ行きゃ、目の前じゃんっ!
[俯く男に、呆れたような声で言う。
多分、力の限りの追い討ち。それが与える打撃はきっと、考えてない。
いや考えてやれと誰か突っ込まないと無理だろうが]
[それから、手を振り返すイレーネを振り返って]
やほ、今日も寒いなー。
これから、酒場いくの?
[軽い口調で問いかけ]
[視線を感じ、柳眉を顰める。すたすた、と其方に歩み寄り]
じろじろと見るな。
[先に見ていたのは彼なのだが、何処吹く風だ。
相手が顔半分を覆い隠した、不審な格好であったのも、気に障る]
……馬の扱いは、ちゃんとしろ。
[不機嫌そうな馬が目に入り、代弁するようにぼそりと言った]
[手を打つ男に一つ瞬きをする]
…お客、さん…
[しかないよね。
街で会って…騎士さんと知り合いになるなんて…
お世話になるようなことはしたことがない]
…うん、寒いね…
今から、ご飯、行くトコ…
[マフラーの下でもそもそとしゃべると、うなだれる男を見て…]
…知り合い?
[追い討ちは見事に決まった。
古典的表現ならばその文字が書かれた大岩が降ってきて潰されているような心境か。
思わず座り込む。
片腕は手綱に引っかかって情けなく垂れているが]
…私も聞きたいよ…
[声は地を這うが如く沈み込んでいた]
[と、また新たな声がして顔を上げる。
身なりから何となく彼の身分は察した]
これは…申し訳ありません。
[す、と立ち上がれば一礼を]
[こっちに歩み寄ってきた少年に一つ瞬きをし…]
…ごめん。
でも…珍しいな、って…一人で居るの。
[やはり、マフラーの下でもそもそとしゃべった]
そか、奇遇だなー。
俺もしばらくは酒場で手抜きする予定だったりして。
[肯定の返事に、軽い口調でこう返し。
続けての問いには、ふるふる、と首を横に振る]
いんや、今初めてここで見た。
[それから、凹み→立ち直りの連鎖を決めた男を見やり。
更なる連鎖で、全く見たことのない、金髪の少年に気づいてきょとん、と。
それからまた、男を見て]
……まあ、宿に行きたいなら、案内してもいーけど。
どーせ、俺もこれから行くとこだし。
[赤いマフラーの女性の言葉に表情を緩め]
ああ、以前ランプを買わせて貰った者だよ。
持ち帰ったら同僚が気に入ってしまってね。
危く奪われそうになったよ。
[その時を思い出してかくすくすと笑い]
君は此処の人だったのか。
[知り合いかと云う言葉に首を横に振る。
記憶の限りではそうではなかった筈。
方向音痴を織り成す記憶力では怪しいものだが]
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