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[―――夢を見ていた。
何の夢なのかは生憎と分からない。
だが、ただ一つ聞こえるコエ]
《―――ツドヘ―――》
[嗚呼。そのコエはどこか懐かしく。
そして、昔から自分を狂わせてきた忌むべきコエだ。
だからこそ、自分は普通には生きられなかった。普通であることを羨んだ。
だけど、そのようなことはもうどうでもよい。
もう。自分は。
―――潜む闇を飼いならす術を覚えたのだから。
だから、この懐かしきコエに惹かれるのは、誰のためでもない。ただ、絡み付いている鎖を断ち切るため。それだけでしかないのだ]
ん……。
[気づけば、ソファの上で、本を遮光代わりにして眠っていたようだ。
日はまだ高い。眠るにはまだ早すぎるような時間だ]
やれ……。
こうもヒマだと、腹の足しにもならないな。
[自分がこの村に来たのは、顔なじみの友からの依頼だった。
いや―――依頼、と言ったらおかしな話なのかもしれない。
なにしろ、自分を此処によこしたときのセリフは]
『あの村で事件が起きるかもしれん』
[と、要約すればそれだけなのだから]
[その日暮というにも限度があるほどに、仕事にあぶれた探偵である自分でなければ、このような戯言に近い言葉で足を運ぶような真似もしないだろう。
いや。そうか。もしかしたならば、逆に忙しい探偵のための骨休めの休息がてら、という意味も考えられるのかもしれない。
だが、前述したとおり、利吉は食うにも困った探偵だ。たまに依頼が入ってお金が入ってきたとしても、趣味である本を買い集めるだけで終わることも往々としてある。
ならば、友の言葉は、見るに見かねて、なんでもよいから仕事を探してあげようという意味なのかもしれない。
実際、やるべきことはほぼ何も無いが、この村に来てから食うべきことに困ることは、かなり少なくなったと言えよう]
……。
[軽い伸びをして、目の端に涙を一滴溜め、それをぬぐいながら、胸ポケットから、くしゃくしゃになったタバコを取り出すと、一本口にくわえる]
平和。平和ね。
何も事件が起きずに、俺達のような探偵がヒマになるってのは良いことか。
[例え事件が起きまくっていようと、利吉はヒマであることが多いのではあるが]
……ん。
そういえば、何か夢を見ていたか。何の夢だったかな?
[タバコの煙を追うように天井を見上げてしばし黙考]
……。
[グー。
黙考してる途中で腹が鳴った]
ふむ。
まあ、どうでもよいか。それよりも、何か食うものでも恵んでもらいに行くかな。
[そう言って、利吉は遮光代わりに使っていた本を適当に放り投げると、階下へと降りていった。
―――その本の題名が【巫女の伝説】であったことを彼は後に*思い出す*]
5人目、青年 聡 がやってきました。
青年 聡は、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
ここか?俺を呼ぶやつがいるのは…。
ッたく、辛気くせぇ村だな。
[村へと続く道の途中、村を一望できる丘の上。]
[旅装の青年が一人呟いた。]
/中/
さてさて、勢いで入ってみましたがどうなることやら。
くたびれたおっさんRPですが、まあ、後はどんな役職になるかによって変わりますw
希望役職順としては、守護者>占い師=霊能者>村人>他
という感じかなぁ。
多分、人狼に見られると思うけど、僕負けない!w
6人目、小説家 榛名 がやってきました。
小説家 榛名は、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[昼。
穏やかな時間が流れる集落。自宅傍に聳える木の下で、木に凭れながら原稿用紙にペンを走らせる。不意にペンが止まると、ふ、と息を吐きながら視線を上げた]
………。
[さぁあ、と緩やかな風が吹き、長く垂らした髪を揺らす]
若葉の、季節…。
[瞳に映りしは凭れた木の青々しい葉。風により揺れる髪を押さえながら、食い入るように見つめた]
[しばし葉擦れの音を聞き、揺れる枝葉と木漏れ日を見て。視線を落とすと、またペンが原稿用紙の上を滑り始める]
………?
[再びペンが止まった]
…な、ぁに?
[何かが聞こえた気がした。周囲には誰も居ない。漏れた言葉に対する返事は無かった。
その後聞こえなくなった何かに首を傾げるも、確かめる術も無く。すぐに意識は原稿用紙へと戻された]
7人目、細工物屋 玲 がやってきました。
細工物屋 玲は、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
[祭りを取り仕切る宮司の装束。
それを慕ってきた相手が身につけている]
本当に似合ってるよ。
だから、綾姉なら大丈夫だってば。
[憂いが残る表情を]
それとも。私が言うのじゃ信用できない…?
[下から覘き上げるように見て首を傾げた]
[頭を無造作にかきながら、利吉が旅籠の1階に移動する。
そこには、先程までの利吉同様に所在無さげにあくびをする猫一匹。
それから、覇気のよさそうな主人が一人。
利吉は、猫から伝染されたあくびをもらしながら、主人に近づいた]
ふぁ〜あ。
よー。腹減った。
『……お前なぁ。こっちだって慈善事業じゃねえんだ。
そんな何度も何度も何度も何度も、ただ飯食わせるわけにはいかねえんだよ』
いやまあ、言いたいことは分かるが、俺、金ねえんだ。
『んじゃ、水でも飲んでろ』
それは、実家にいるときによくやってる。
後、小麦粉舐めたりな。
[何故だか可愛そうな人を見つめるような目で見つめられた。
なんとなく、猫からも見下されてる気がする]
『……お前。もうちょいなんとかしたほうがいいぞ?』
なんとか出来るようなもんならなんとかしてるさ。
まあ、男一匹、それなりに生きていけるもんさ。
『生きていけねえから、そんな状態になってるんじゃないか』
それを言われると辛い。
[言いながら、またくしゃくしゃのタバコを一つ取り出して、図々しくもカウンターに座り込んだ]
まあ、んじゃ、希望通り水もらおうかな。
後、塩でいいや。
『……』
[やはり、自分を見る目が哀れみの目に見えるような気がする]
[慌てたように首を振る綾野にクスリと笑う]
そうだよ、父さんも張り切っているんだから。
綾姉の晴れ舞台を自分の細工で盛り立てるんだって。
[人差し指を立てて念を押す。
秒の沈黙の後、二人は顔を見合わせて笑った]
当日、楽しみにしてるからね。
お祭りにって戻ってくる人達も絶対に驚くよ。
それじゃ、またね。
[笑い余韻を残したまま、畳から立ち上がる。
鞄を抱え直し、バイバイ、と手を振って外へ出た]
[村の規模から、泊まりになるようなら最悪野宿を覚悟していたのだが。]
こんな小さな村にも、旅行で来るやつがいるのかね…?
[あっさり見つかった旅籠に、独りごちる。]
[ギィ、と軋むドアを開けて、中へ。]
[薄暗い屋内に、一瞬目を瞬かせる。と、]
…ん?
『ほらよ』
[注文してから出てきたのは、希望通りの水。
それから、野菜屑で作った野菜スープ。それとひとかけらのパンだった]
お。いいのか?
『……うちの宿で餓死されても、評判悪くなるしな。
……ったく。俺もまだまだ甘いな……』
[食うに困らない、とはこういう理由らしい]
悪いね。んじゃ、いただくよ。
[言って、口にくわえたタバコをギュッと握り締めて消すと、粗末ながらも、利吉にとっては豪勢な食事にありついた]
[利吉が、一度二度、目をまたたかせて、その人物を眺めると、パンを飲み干してから口を開いた]
聡……か?
お前、何してんだこんなところまで?
何でも屋の仕事はどうした?
あんたこそ探偵の、
あー、いやあって無いようなもんだよな、あんたに仕事なんて。
俺は…[言葉を濁す。「呼ばれたような気がしたから」なんて馬鹿々々しくて言えない。]
別にいいだろ。
あんたなんでここにいる?
俺はまあ……なんつーんだろうな。
依頼っちゃ依頼かな。
お前も知ってんだろ。
あの警官の兄ちゃん。
ほら、よくお前をしょっぴいてたあいつ。
あいつから、この村で何かが起きる、みたいなこと言われてな。
そんでまあ、特にやることもないし、旅行がてら、な。
[しばらく集中していたが、滑らせていたペンを止め、大きく息を吐いた]
残りは、明日。
[少し疲れたような表情で呟き、道具を仕舞うと自宅へと入る。既に母親が畑仕事から帰っていて、今日採れた野菜を旅籠に届けて欲しいと頼まれた。体調が優れないなら自分が行くからとも付け足して]
ん、持って行くくらいなら大丈夫。
行って来るね。
[部屋に道具を置いてから、持って行く野菜を籠に入れて自宅を出た]
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