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─公園─
[休憩のために座ったベンチで、買って来たものの中から本を一冊取り出す。この時勢、電子書籍が一般的であるにも関わらず、ジョエルは紙で綴られた本を読むことを好んだ。骨董品のような存在になったそれを脚を組んだ膝に乗せ、一枚一枚丁寧にページを捲って行く]
…………。
[電子化されている古い書籍もあるが、昔の書籍は昔のままの状態で読みたい。そうジョエルは考えていた]
[ページを捲って行くと、ついついそのまま読み耽ってしまう。少しの休憩のつもりだったのに、切りの良いところまで読み続けてしまう*ことだろう*]
6人目、研究生 ノブ がやってきました。
研究生 ノブは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
―住宅街・自宅―
もー……
ないなぁ。
[がたん、がたんと音を立てて部屋中の家具がひっくり返される。
その割に部屋が散らかっていないのは、合間を縫うように忙しなく動き回る掃除用ロボの功労によるものだ]
このへんにおいたはずだけど……なぁ。
まさか、まちがってすてちゃったりしてないよね。
[部屋の主はずれた眼鏡を直しながら、そんな功労者を振り返る。
向けられる疑いの目を否定するように、センサーがちかちかと光った]
うん、だよねぇ。
自己分別機能にも異常ないし。
[丸みのあるロボットの背中を撫で、光る文字が浮かび上がるのを確認した]
……てか、あれ。なにさがしてたんだっけ。
[背後の机の上には探し物――市民認証カードが堂々と置かれていたけれど、首を傾げている当人が気付く様子は今のところ、*ない*]
――――市民情報――――
■名前:ノブ=メドウズ Nob=Meadows
■種族:人間
■年齢:22歳
■職業:研究生
――――――――――――
□その他情報:区画内の一般市民であり学生。
父母は別区画で生活しており、双方純粋な人間である。
専攻している電子工学には詳しい。反面それ以外の知識や一般常識には妙なところで疎い。
また実年齢の割に言動が幼い。
□希望縁故:無茶振り歓迎。
世話係がいてくれたら嬉しいかも。
――――――――――――
/*
だが中身は電子工学とか雰囲気で書いただけで、まったく分からないのであった。
故に適当になること請け合い。一応軽くは調べるけれど。
キャラ設定はごちゃごちゃ書いてるけれど、要は機械に頼り過ぎてひとりで生活できないんじゃないかなと思った。
パソコンに慣れ過ぎて、いざアナログになったら文字書けなかったりとか今でもあるし。
そんなこんなでよろしくお願いします。
男女比気にしなくてごめんなさい。
/*
ちなみに現在、執事さんメイドさんの主に名乗りを上げるか迷い中。
2人も雇うほどの経済力が果たして一般市民のノブにあるのか。
7人目、小説家 アヤメ がやってきました。
小説家 アヤメは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―― 住宅街・自宅 ――
えぇ、と。
[宙に投影された文字を指でなぞる。
軽快な音を立てて幾つかに枝分かれした項目が表示された。
その内の一つを指で二、三度触れながら]
あぁ。
どっち、だったかなぁ。
[小首を傾ぐ。]
[項目の横に表示されているバーを掌で掴む。
勿論、投影された物であるから掴める筈も無いが、
触れる事も掴む事も、全てはセンサーが感知する。]
……。
[バーを下方に引き下げれば
新たにテンキーが表示された。
指先が幾つかの数字に触れ、伝うナンバー。
数回のコール音が響き、相手の声音が続く。]
あ。
もしもし?
[微笑と共に左手は忙しなく項目の上を行き来する。]
大至急。
A850343の資料を送ってくれる?
……ええ。自宅宛で構わないから。
ん?
[遣り取りの最中、眉を顰めたのは]
……莫迦。
取材に行く時間があればとっくに行ってるの。
そんな時間作れないから貴方に頼んでるんじゃない。
[相手の言い分は尤もであったが、
決して頷く事は出来ない現状があったから。]
無理よ。
[通話の最中でも、カメラだけはあえて切ってある。
女は相手の顔が見えないのが楽であったし、
すっぴんの今を見せられはしなかったから。]
取材は前回、思い切り拒否されたの。
敷地内にも入れてもらえなかったんだから。
……まぁ、ほら、いいから。
四の五の謂わずに、資料寄越す。
期限は次の太陽が昇るまで。
[創作世界の創造主だなんて謂った所で、
現実は創作のようには行かず、
無茶を謂い、謂われ、の毎日。]
はぁ?
出来ない、じゃないの。
遣るの。 解った?
[項目の更に深い層へと指先が潜っていく。
既に女の視界は幾つもの情報窓で塞がっている。]
……そう。
どうしても貴方の名前だけじゃ持ち出せないなら、
私の名前を使っていいから。
セキュリティに認証データ突っ込んでも好い。
[通話先の相手へと
自身の認証情報を暗号データとして送付した。]
――――――――市民情報――――――――
■名前:アヤメ=ジョウノウチ
Ayame=Jyounouchi(城之内 菖蒲)
■種族:人間
■年齢:26歳
■職業:小説家
――――――――――――――――――――
□その他情報:
区画内の一般市民かつ、小説家。
細部までリアリティを追求したがるが故に、
担当を初め、周囲の人間に色々と無茶を謂う。
物事に対しても基準が壊れている為、
苦い顔をされると解った上で酷い事を謂う。
□希望縁故:無茶振り歓迎。
――――――――――――――――――――
貴方なら出来るって、信じてる。
だぁいじょうぶよ。
もしも貴方の立場が危うくなるようなら
私の全てをかけてでも庇ってあげるから。
[満足気に笑って]
頑張って。
アロー。
[通話を終了すると同時に、
新たに投影された文字の羅列を食い入るように*見つめている*]
─住宅街・自宅─
[半ば、寝ぼけた頭でキッチンへ。
大抵は立ち入ろうとすると誰かに止められるのだが、今日に限っては目撃者はいなかったらしい]
……ええと、確かこの辺りに、と。
[場所を確かめながら、カップの収められた棚に手を伸ばす。
勿論、自動で行うシステムも備えられてはいるのだが、そちらを使う、という思考には目覚めていても中々至らないのが常で。
危なっかしい手つきで取り出したカップが、手から滑り落ちて惨状を作り上げるまで、かかった時間は*短かった*]
/*
即挙手しなかった理由?
……いや、やっぱりですねぇ。
このキャラで、というのにびみょーな抵抗感があったんですよ、うん。
さて、wikiを見た限りではあとお一人はいらっしゃるのかな。
最低人数に到達していませんし、広告上げてゆきますかね。
……ちょっと、あちらこちらと被っているようなのが厳しいですが。
―玄関口―
あらパトラッシュさん、こんにちは。
今日ももふもふさんですねー。
[掃除の合間に、パトロールだろうか道を歩いていた制服犬を見かけると、ぺこりと丁寧にお辞儀した。元犯罪者の面影はそこにはない。
―ふわふわに触れたい、という意識がもたげたが、笑顔の裏にそれは隠した。不用に誰かに触れる事は基本的に許可されていない。
―ああまただ。こんなこと前は考えもしなかったのに。
そんな言葉を抱えたまま、再び歩き出すパトラッシュを見送った。]
[塵一つなく―とは箒掃除と彼女の性格からは言い難いが。掃除を終え、道具をしまおうと所定位置までほたほた歩きながら、まだ帰ってこない同僚の事を思い出した。]
そういえばジョルジュさん、まだ帰ってこないけど…また道草くってるのかしら。
もう…今は手が空いてるからいいけ、ど
[といいかけて、不穏なものを察知し、くいんと顔が家の中、台所方面へと向けられる。と、ほぼ同時に耳に届くのは、聞きなれた破壊音。]
あああぼっちゃま―!
何やってるんですかー!?
[見なくても名前が出るあたり慣れたもの。
それでも怪我などしてないかと、心配そうに台所方面へと*駆け出した*]
中
初っぱなからあほですいません(涙)
ネタらないどころか存在がネタになってどーするよ!
恥ずかしいから暫く隅っこで丸まってきます(ごろごろごろ
8人目、学生 レッグ がやってきました。
学生 レッグは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
―図書館―
うーし、完了っと。
[両手を広げてのびをする。
端末の蓋を閉じながら首を回せばゴキゴキといい音が鳴った。
袖が引っ張られ、肌とは異質な色が僅かに覗く]
おぅ、お先なー。
今日は俺がしっかりいただいとくから。
[横でまだレポートと格闘してる友人から声を掛けられ、ニヤリと笑って返す。
呪うような声を背に立ち上がり、ウキウキと商店街へ向かった]
―商店街―
えぇっ、もうないのか!?
いつもより早く来たってのに、そりゃねーよー。
[ショーケースの前でがっくりと項垂れる。
一番目当てのチョコレートケーキは既に売り切れた後だった]
俺のサンフォニー…。
[暫くその姿勢で沈んでいたが、少しすれば浮上する。
よくあることなので店員も慣れた態度で注文を促した]
んじゃ、シャルロット・オ・フレーズで。
帰りにいつものフロマージュもよろしく。
[土産も頼み、窓際の席が空いてるのを見つけて腰掛ける。
珈琲とケーキが届いてくれば、最前の落ち込みも忘れてにこやかに、銀のフォークを手に*取った*]
────市民情報────
■名前:グレッグ=フォスター Greg=Foster
■種族:半竜人
■年齢:19歳
■職業:留学生
────────────
□その他情報:竜人とは竜になれる人、ではなく、鱗の皮膚を持つ亜人の通称。
レッグは人間との混血で、腕と背中の一部にだけ鱗がある。
最先端の技術を学ぶために父親の出身校へと留学しにきた。
□希望縁故:一人暮らしよりはどこかに居候したい気分。
他の無茶振りも歓迎。
────────────
―区画内・住宅街―
[住宅街を歩く途中、よく見知った姿を見かける。
かけられる声には耳をぴくりと動かして立ち止まり]
こんにちは、エリカさんも元気そうで。
[丁寧にお辞儀をし笑顔を向ける様子にこちらもぺこりと頭を下げてから]
後、俺もう29歳なんでその言われ方はちょっと…
[声の調子は微妙な感じに、すぐにもとの調子に戻り]
今日はマイルズさんの演奏は休みのようだね、ちょっと残念だな。まぁ、よろしく伝えといてください。
[エリカの内面の様子には気づくこともなく、再び歩き出してしばらくして後ろのほうで食器が割れるような音をかすかに拾い耳がぴくりと]
またか……、
大変だな、エリカさんもジョエルさんも。
[呟いて商店街の方へと*向かう*]
/*
CO者7名は全員入った感じかな?
後一名くればとりあえず最低人数は達成。
皆さん集まっていただきありがとうございました。
─公園─
[切りの良いところまで読んで顔を上げる。時計を確認すると、そこそこの時間が経っていた]
……流石に戻らないといけないか。
[このまま読み耽るわけにも行かず、本に栞を挟むと荷物を手に帰路につく。荷物のうちに一つ、紙箱に入ったものは潰さないように丁寧に抱えた]
─ →住宅街・アコルデ家─
[丁度すれ違ったパトラッシュには会釈で挨拶し。真っ直ぐ勤務先兼住み込み先であるアコルデ家へと向かう]
…ただ今戻りました。
[荷物いっぱいの状態で家の中へと入り、丁寧に抱えていた紙箱を置くべく台所へと向かった。近付くにつれ感じる違和感。同僚や主の声が聞こえて来るだろうか]
……………。
[台所の入口で立ち止まり、中の様子を窺う。事の次第を理解すると、主に対して無言の圧力をかける*ことだろう*]
─自宅・キッチン─
……あー。
やってしまいましたねぇ。
[カップの惨状に、零れるのはどこか呑気な呟き。
表舞台の演奏会などで見せる伶人としての振る舞いからは想像もつかない惚けぶりだが、こちらが素]
あ、いや、何を、と言われましても。
眠気覚ましにコーヒーを淹れようとしただけ……なんですが。
[駆けてきたエリカに向けるのも、どこか気の抜けたような笑み。これもまたいつもの事、なのだが。
やや間を置いて戻ってきた人物──執事の姿に気づくと、僅かにその笑みは引きつった]
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