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―村役場―
■名前:ゲルダ=ファネール Gerda=Fahner
■年齢:20歳前後
■職業:雑貨屋
■経歴:祖母の代より続く雑貨屋を経営。基本的に何でも。嗜好品や生活必需品を主に扱うが、お得意様ならば手に入りにくい物も取り寄せたりしている。それとは別に、手作りの刺繍品を販売したり、衣類品の繕いも別口で承っている。
家族構成は祖母のみ、両親は既に他界。
一人で店を切り盛りしている。
一人称は「僕」すこし芝居がかった言動をしている。あどけない笑みが特徴。「私」と使うときもあるが、意図的に使うことはなくほぼ素に近いときに口にする。ややからかう口振りも多いが基本的には人懐こく、屈託のない性格。
■希望縁故:雑貨屋のお得意様や仕入れ先、細工師さんがいるとうれしい。村育ちなので基本的には顔見知りで御願いただければ。幼馴染縁故を組める人はお願いしに行くかもしれません。
――――
[詳細を記す用紙にはそう記されている。]
8人目、細工師 ゼルギウス がやってきました。
細工師 ゼルギウスは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
―工房―
――……こんなものか。
[金のブローチの台座に添えた群青色を、
見詰める眸は対照的な紅。
言葉とは裏腹、満足そうな吐息が細工師の唇から漏れた。]
片付けは私がしておきましょう。
貴方は彼を部屋まで送り届けて下さい。
[男にそう言うと青年は二人が立ち去るのを見届け
水桶と救急箱を手にし立ち上がる]
さて、紅茶を淹れなおすついでに
クッキーでも焼いてやるか。
[泣いていた少年に差し入れる心算で
備品を元の場所にきっちりと直すと
図書室に置きっぱなしとなっていたカップを持ち
修道院にある厨房へと向かった]
[村役場には更新したばかりの身上書があり
下記のように*記されている*]
――――
■名前:ライヒアルト=ランケ Reichard=Ranke
■年齢:25歳
■職業:修道士
■経歴:村生まれの村育ち。
幼い頃に修道院に預けられて以来両親は行方知れず。
読書家であり医療の知識が多少あるが全て独学。
修道院内でのみ治療を行う事がある。
常備薬の他にワインやリキュールの管理などを
任されているが図書室に籠もる時間の方が多い。
■希望縁故:血縁以外の縁故なら正負問わず可。
幼馴染や気心の知れた友人などが居ると嬉しい。
――――
9人目、洗濯女 クロエ がやってきました。
洗濯女 クロエは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─湖畔・洗濯小屋─
よい、しょ。
…ぁー、重かったぁ。
[大きな籠を背負った少女が湖の畔の小さな小屋に入ると、中の作業台に籠を置いて背伸びをして身体を解し。
それから籠の中を覗くと、うわ、と思わず声をあげた。]
今日もまた多いなぁ。そりゃ重いわけだよ。
…まぁ仕方ないか、夏だもんね。
[小さく溜息をつくと、水をポンプで桶に溜め。
籠の中にたくさん入っている作業着を桶に出して洗い始めた。]
[一つ作品が仕上がり、休息の紅茶を啜る細工師の身上書は、
以下のように村役場に保管されている。]
■名前:ゼルギウス Zelgius
■年齢:28
■職業:宝石細工師
■経歴:
村生まれ村育ち。
生まれ持った色彩故か、太陽光には弱い。
(まったく外に出れない訳ではない。)
細工の傾向は、繊細なものが多い。
名は、そこそこ売れている方だと嬉しいかな。
銀髪 紅眼 身長は178cm位
■希望縁故:正負なんでもござれ。
(血縁関係も遠慮なくという意味で)
苗字は縁故が確定してからつけようかと。
工房の名前も考え中。
―――…嗚呼、そろそろ。
[紅茶缶を手に取り異国の文字で書かれたラベルに視線を移しダージリンの文字に薄く微笑み仄かな香りに眼差しを細めた。ゲルダ前方の古時計はちくたくと正確に刻を刻み振り子はやがてお茶の時間を告げた。客が居ないのを確認し少し奥まった所へ紅茶を淹れに行くと店内に広がる香りに上機嫌となり。]
一人ではつまらないから、
誰かお話し相手が来ると好いのに
[来訪者を告げるベルは成らず、暫しの間お茶の時間を楽しんで]
10人目、細工師 イレーネ がやってきました。
細工師 イレーネは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
―工房―
…ふぅ。
[額にかいた汗を拭い、手にしていた銀の燭台をテーブルの上に置いた。
鈍く光るそれには白百合が咲き、淵には一定に深い青色の石が並べられ。
神に捧げる神器にしては、少々豪華なそれは寄付するために特別に作った一品で。
美しく丁寧に作りあげれた作品は、これからに対する希望の現われでもあった。
汗と銀粉で汚れた薄い手袋を脱いで脇に置き、白い手で膨らんだ腹を撫でた。]
中
またイレーネか、とか言う突っ込みは(ry
リベンジで今度は主婦です。t_nukeですこんばんは。
急遽細工師になろうとか決めちゃった為に細工師について調べるのに時間がかかったとか、そもそも村建て明日と思ってたとかそんな(ぁ
とりあえず頑張るよ。
参加者の皆様宜しくお願いします(ふかぶか)
[ざぶざぶと音を立てて鉱夫達の作業着を洗う彼女の身上書は以下の通り。]
■名前:クロエ・アーロン Chloe Arron
■年齢:19
■職業:洗濯業
■経歴:村生まれの村育ち。両親は元々居らず、祖父に育てられていた。
その祖父も数年前に他界し、以来祖父の跡を継いで夏の間は洗濯業を営んでいる。
洗濯ついでに服の直しなどもやっているので仕事の少ない冬はそちらで細々と生活費を稼いでいる。
■希望縁故:正負なんでもござれ。
幼馴染とかいてくれると嬉しい。
□場所:洗濯小屋 □接続:ゆるオン
[不真面目とも言える言動ではあるが、持成しの心は忘れない。ほんの少しの寂しさを覚えるが、眉根を寄せるだけでそれ以上は焦れず。暫くの後に客の来訪を知らせるベルが成ればぱっと其方を向き満面の笑みで出迎えようとして。]
―――…嗚呼、君なんだね
今日は何を御所望する心算?
[鈴の転がるような声色は彼の得意先に向けられる。
ころころと弾ませる其れはほんの少し親しみを込めたもの。何でも見て行って欲しいとのゲルダの声は、内緒話のように囁かれた*]
― →宿屋―
さーてーと。
[役場に身上書を提出した後、外に出て。
ん、と言いつつ、身体を伸ばす]
……どっちにしろ、行くとこは決まってるし。
行くかあ。
[ため息混じりの言葉の後、足が向くのは宿屋の方。
とはいえ、いざ、その前に立つと]
……怒ってっかなあ……。
[何となく、固まった。
三年前に帰郷した時は、一週間もいないで、しかも黙って出発していたから。
心配と言えば心配だった。いろいろと]
/*
しまった、ゲルダのプロフちゃんと読んでなかった…
ゲルダも繕いやってるじゃないか…!
…か、書いちゃったものは仕方ないよ、ね…
ご、ごめんねゲルダ…!!
あ、あれだよ私の方は多分おっちゃん達の鉤裂けとかしか繕えない!(爆
ん…こんなもんかな。
さてと、石鹸石鹸………あれ?
あ。
[表面の汚れを落とす為の水洗いを済ませ、桶の水を入れ替えてから洗剤を使おうと手を伸ばしたが、いつもの場所にそれが無く。
おかしいな、と首を傾げたもののすぐに思い出し、しまった、と眉を顰めた。]
粉石けん切らしてたんだった。
買いにいくの忘れてた…
…ゲルダ、お店に居るかなぁ。
[洗剤が無いので作業は強制的に中断せざるを得ず。
濡れた手を拭くと、洗剤を買いに雑貨屋へと*向かった*]
―宿屋―
[鍋の中で豆とタマネギのスープを煮込みながら、味見をして]
ん、こんな感じかな?
さすが私、今日も良い出来だ。
[自画自賛をしたりしながら、入り口前に立つ姿にはまだ気づかず。
正面の入り口から入る人があれば、ベルの音で気づくだろう]
[呼応するように、触れた手にことりと振動が伝わり、柔らかな笑みが零れ。
話しかけるように俯くと、さらと銀に近い髪が肩から*零れ落ちた。*]
――――――――――――――――
■名前:イレーネ=ノイエンドルフ Irene=Neuendorff
■年齢:24歳
■職業:細工師
■経歴:
村生まれの村育ちの細工師で、ラピスラズリの他に、主に銀を使う銀細工師。
細工の業は父親から教わったが、その父も数年前に他界。
現在妊娠5ヶ月を超えた所で、仕事は減らし気味。
■希望縁故:
もしよければ旦那募集中。関係は良不問いません。
現れなければお腹の子は父親不明で。
村にはずっと滞在しているので村の人とは知り合う事も多いかと。
その他縁故良不問わず。
――――――――――――――――
…………。
[さて、固まっていた時間はどれほどか。
宿屋前で不審人物状態でいたものの。
道行く人にじろじろ見られてはさすがにばつ悪く]
……覚悟、決めるか。
[ぼそ、と呟いて。
思いきって、ドアを開けた]
[鍋の火を止めるて、ドアのベルが鳴る音に調理場から店の方に顔をだして]
いらっしゃい…
[はじめに営業スマイルで、続ける言葉は止まり、
それから入ってきた客と思っていた人物に気づき驚いた顔で]
あ、アーベルっ!
[それから笑いかけて、そっちに駆け寄っていった]
[踏み込んだそこは、飛び出した時と変わらないように見えて。
何となくほっとしている所に、名を呼ぶ声が聞こえた]
おっと。
よ、久しぶり。
[駆け寄ってくる姿に、ひらりと手を振って。
最初に向けたのは、こんな言葉]
[ほっとした様子を見せて、それから手を振りながら向けられる言葉。
笑顔は変わらないままに駆け寄り]
今までどこいってやがったっ!
[笑顔のままでアーベルのお腹のあたりに殴りかかった。
あたったとしても自分の力ではさほど痛くないだろう一撃。
それはきっと、3年前の一時帰郷の時とほぼ変わらない対応だった]
[笑顔で向けられた言葉と、伝わる衝撃。
大したダメージでは確かにないが、芝居がかった様子でぐぇ、と呻いて見せた]
ったく……変わってねーな、この跳ねっ返りは。
[三年前と変わらない挨拶にくく、と低く笑いつつ]
ところで、伯父貴は?
いねーの?
[ぽふ、と頭に手を乗せて。
問いかけるのは、こんな事**]
―工房―
イレーネ。そちらもできたようだね。
嗚呼、佳い出来だ……―――。
[男が手を休めてから程なくして、同じ細工師である妻の手も止まった。
男の紅玉を思わせる眸が細まるのは、彼女の作品を映してか、それとも、妻と膨らんだ腹の裡への存在へか。]
紅茶、飲むかい?
[妻の分の紅茶をカップに注ぐと、それを持って傍らへと寄る。
カップは机の上へと置かれ、男は膝を床につく。
イレーネの手が触れる場所に、そっと耳をあてた。]
あと、5か月くらいなのだよね。愉しみだな。
[お互い早くに親を亡くしてしまった所為か。
血を分けた子――という存在が、ゼルギウスは愛おしくて仕方ないよう。
妻との絆も、より深くなるに違いないと、ふにゃりと相貌を崩す。]
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