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[祈る。シャーロットの正体をしろしめす告示を願って。
突然、灯りが消えた。石は暗闇のなかで僅かに仄白く光ったが、それは清らかなものだった。]
……石は、反応しないよ。
これは人狼の反応じゃない。
それよりも、今、悲鳴が。
[悲鳴だけじゃない。鼻につく、鉄の匂い。]
(どうしておばあちゃんは私をいじめるの?
あのしゃべれない女の人も、はじめて会った男の人もなんであたしを指さしてるの?
あたし、あの人たちにはなんにもしてないのに。
なんであたしをいじめようとするの?
・・・あのおじさんのせいだね。
あの人がへんなことをしなければ、へんなことをさせなければ
あの人さえ居なくなれば・・・)
[その時、室内がふっと暗くなった。
人の身には、それは目を奪う帳だったろう。
だが、狼と呼ばれるそれにとって、人の呼ぶ闇などは何の妨げになるものではなかった。]
/PL/
リポビタンDを飲みながらログを書いている時点で、何か間違っている気がしてきたこの頃です…。
シリアスな裏でこんな話題、すみません。
[急に灯りが消え、一瞬息を飲む。
この村ではいつものことだ。慣れているはずなのに、口から小さな悲鳴がもれたのは闇に混じって濃い血と獣の匂いがしたからだ。
この停電は、いつもと違う。電気が再び灯った時、...はその直感が、停電迄の議論に浮かされた錯覚ではないことを知った。]
ひっ……。
[吸い込んだままの息が、声にならない。カチカチと、自分の歯が震えた。]
[怪我をした黒髪の女が聞きなれない言葉を発した。焚き火の傍らに人が群がるが、彼女はそちらには向かえない。足が動かない。
自警団員が何人かやってきて焚き火の傍らから人の形をした【何か】を持ち去った。]
[停電の前の、デボラとミッキーの言葉。
二人の言葉が食い違う。]
それは……
[どちらかが、やはり、嘘をついているのか、と思ったときに。
あかりが、落ちた。それは唐突に。]
あ、…ァ……
[目を見開いたまま、手を伸ばす。
その手は海の方角を指したまま震え。
彼女の居た位置からは、アーヴァインの姿は見えていないはず。]
くっ…みんな、見るな!
[叫んだつもりだが、その声はかすれている]
誰か、シーツを。ああ、いい。オレがやる。
[ソファにかかっていたカバーを乱暴に引き剥がして、アーヴァインに被せようとする]
[デボラの声、暗闇の中で告げるミッキーの声。
結果に騒然とする前の一瞬の静寂の間に、悲鳴。
ネリーから渡された包み紙を持ったまま、
悲鳴が聞こえた方向を見つめた。]
…。
[悲鳴が、とか何?とか嫌だ、とか怖いとか
何かそういった事を言ったような気がするが定かでない。
明かりが消えてまた灯ったあと、嗅ぎ慣れない匂いと潮の匂いと、外へ横たわるものとその周りの人々を遠巻きに見ていたように思う]
あの倒れてたのって・・・人?どうしたの・・・?
[彼女は普通に振舞おうとしている。が自分の落としたドーナツを踏んでいることにも気付いていない。]
ミッキー君、デボラさん・・・なんか言った・・・?
[辺りは暗闇だったから
誰も何が起こったか正確に捉えたものは居ないようだけど
どうやら自分はそれを見ていた。
誰が自警団長を殺したのかを]
…でんき。
[久しぶりの、だが子どもの頃から慣れたなんでもないはずの停電だった──が。
イザベラにしがみつきそうになる。
再び灯りが付いた部屋の前にあったのは、アーヴァインの死体だった。]
[運ばれていくアーヴァインに白いカバーを被せる。その無残な姿を正視してしまい、背筋がぞっとした]
…うう…。
[胃液が喉元にこみ上げるのを感じて、動けなくなる。目を閉じても、屍の残像が消えない]
[騒然となる周囲から、まるで浮いているように言葉が出なかった。ふと近くで、カミーラが奇矯な呼吸を繰り返しているのを見て、近づいた。
伸ばした手を、彼は握る。
そして、伸ばされた方向を振り返った。──一体何が見えたのだろう?]
カミーラさん。
踊り子 キャロルは、村長の娘 シャーロット を投票先に選びました。
踊り子 キャロルは、語り部 デボラ を能力(守る)の対象に選びました。
踊り子 キャロルは、ごくつぶし ミッキー を能力(守る)の対象に選びました。
[悲鳴。
それは時間にしては長くはなかった。
そして明かりが再びともる。
また悲鳴。
はっとしてそちらに向かう。中からも、見えた。]
……れ、は
[説明をした、自警団の男が、たおれていた。]
[鉄の匂いは、血の匂い。
どこかでわかっていた。人狼の被害が、出るであろうことを。それでも、その現実を突きつけられるまでは、それを否定し続けたかった。
……そういうわけにもいかなくなった。]
……。
[ 彼にとってアーヴァインはムカツクヤツでしかなかった。それでも、明日は我が身と思えば……]
気持ち、悪い……。
ごめん。俺、ちょっと休む……。
[壁によりかかり、ずるずると座り込む。床が身体の重みを受けてみしりと音を立てた。天を仰ぐように、*目を閉じた*]
墓守 ユージーンは、語り部 デボラ を投票先に選びました。
[ぱたりと急に闇がおちた。
ああ、そんな時間になっていたのかという小さな驚き。
いつもの事なのに、慣れているはずなのに。
ぞくりと肌が粟立つのを感じたのは、何故だっただろう。
かちかちり、と何かが小さく弾けるような音がして、再び電灯に明かりが戻った。
その直前に、なにか ]
・・・
[暫くの間、若しかするとほんの一瞬だったかもしれない。
ソレが、なんだか判らなかった。
完全に理解をする前に、誰かの悲鳴が恐怖を弾きあげ――
強度の拒絶からか、...はその場でごとりと*崩れ落ちた。*]
[男は目を閉じたまま、満足げに笑った。心の中だけで。こちらの感情は伝わるだろう。]
そうだ、それでいい。
おかしいだろう? 迫害されるのは。
もっと大手を振って生きたいだろう?
この世界はあいつらだけのものじゃない。
ゆっくりと力を蓄えておくんだ。
[カミーラの体がぐってりとなり、床に落ちそうになるのを手を、肩を引き寄せて抱き寄せる。
腰を曲げた中途半端な格好で、嘆き島がある方向をまた見ると、カミーラを見つめる。]
アーヴァインさんが…見えたのですか?
[他所者の発した”見るな”の言葉は返ってそこに注目を集めてしまった。
赤く染まったアーヴァインであった物。吐き気が込み上げて、思わず口を押さえる。]
見ちゃ駄目。目を潰って。
[口のおくに込み上げる苦味を押し殺し、声を絞り出したのはその場に自分の生徒がいることを思い出したからだ。まだ幼いセシリアとリックに、あれを見せてはいけない。]
[騒然とする。声が耳に入る。しかしそれは意味をなさずに抜けてゆく。
見えてしまったその死体。
ギルバートの様子に、近づく。]
ギルバートさん……、部屋に。
[自分の『役』のせいか、微笑が顔に浮かんだ。それは、まず間違いなく、無意識のうちに。
浮かんだそれを、本人は自覚することなく。
まるで、道化のように顔が、微笑う。]
私・・・なんか気持ち悪い。こんな時間にドーナツなんて食べたから、かな?アハハ・・・ハ。
・・・。
ごめん、一旦家に帰らせて!また、ちゃんと来るから!
[彼女は口元を押さえ周りを全く見ずに会議室を飛び出した]
[誰かの近づく気配に、一瞬戦く。振り返ってその姿を確かめた]
ああ、ハーヴェイか。
[整った女性的な顔に浮かぶ笑顔が、ひどく奇妙に思われる。まるで知らない誰かを見るような錯覚に襲われて、その顔をまじまじと見つめてしまった]
…あんた、ハーヴェイなんだよな?
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