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[しばらく、じいいいいとエーリッヒを睨んでいたが、やがて、ぷいと再び顔を背けて、ぺたぺたと耳と尻尾を引っ込める]
落ち着いてる、よ。
[ミリィの言葉には、そう答えて、慎重に、茸から離れた位置をくるりと一周]
やっぱりへーん。
[ひらひら手を振るユリアンの様子に安堵したものの、続いた言葉に婆は目を剥いた]
いや、いくらなんでもかすり傷一つで縊れってのはちょィと…
[まだ遠く離れた場所、
人の声は風に乗っても、かれの元には到底届かない。
けれど代わりのように揺らぐ水面。
緑に濁った澱みが形を変える。
――あなたこそ、だぁれ。
そう問い返す声もまた、楽しげに]
[一瞬聞こえたうめき声は、あの元気な自警団長のものではなかったか。
けれど、呼びかけに返る言葉はなく。
冷えて行く足を慌てて水から上げた。]
ねえ、誰かいるの?
何か、あったの?
大丈夫?
[小さく震えながら、森の木々に問いかける。
返る答えは無い。]
あわわわ、ちょィと生きてるかい?
[ぱっと離した手から薄茶猫はふらふらと離れ、ぐってりしながら飼い主に非難を込めた視線を向けた]
まあ、遊んでても仕方ないな。
[さらりと切り替え、茸へと一歩近付こうとして、
……なんだか背後から視線を感じた気がした。
振り返る]
んんん、どうしよっかな。
森の中にきても、特に誰かに会うわけじゃないし……
もう一度崖崩れのとこでも見に行こうかな。
[はふと小さくあくび]
……んん、そうだ、水取りにいかなきゃ。
雑貨屋のおじちゃん、ちゃんと毎回いってくれなきゃダメじゃんね。
どうしよう、取るもの。
……
[腰にくくりつけたままだった竹筒を手にした。]
うん、これだった。たしか。
[何だか誤解が生じたらしい。
(幾らからかうのが楽しくても)流石にそんなことは言わないと、ふるふる首を振った。手も振った。
そうしているうちに漸く気付いた飼い主により、ツィムト解放。
ほうと息を吐いた]
……落ち着いてるなら、いいんですけど。
[呟くように言いつつ、環を良く見ようと近づこうとしたら、肩の鳥がばさり、と大きく羽ばたいた]
リ、リーリエ?
どうしたのですか??
[いつになく落ち着きない様子に、きょとりとしつつ、問う。
鳥は、何かに威嚇するように羽ばたきつつ、くるる、くるるる、と高く鳴いた]
[くすくすくす。
小さな笑い声が尾を引いて、水の中に溶け込む。
面白そうな子がいるよ、
そんな報告に気付くのは、影に気を取られていたせいで遅れる]
《面白そうなの?
それはよかった、って言うべきなのかな》
[そうやって思う存分猫を撫でていたが。
ふと、手を止めて。
辺りを見渡す。
彷徨った視線は、石の入ったほうとは反対側のポケットに注がれた]
あれ、どうしたの、リディちゃん?
[なんにも気にせず歩いていたら、向こう側からはだしで駆け寄ってくる少女の姿。]
危ないよ、はだしだと。
怪我しちゃうよ?
[彼方を見つめたまま、数秒、固まっていた。
影は去りきらず、ちらちら此方を気にしている。
意識を引き戻したのは、高く鳴く鳥の声]
あ、アーベルさん!
[相手が見知った人間であると気づくと、ほっとして立ち止まった。]
こ、声が……。
ギュンターさん、だと思う。
声がしたのに……誰も、いなくて。
[自分が聞いたものを説明しようとして、上手く言えず口ごもる。]
あー
[エーリッヒの見た影を、猫の目も捕えた。多分、人間達より、はっきりと]
やーっぱ、封じられちゃったのかも、守護妖精。
[猫妖精の国には、猫妖精王がいる。だから森の妖精王は、猫妖精の上司ではないのだが、姿くらいは妖精のよしみで知ってるわけで。ついでにその親馬鹿っぷりも伝え聞いていたりもする]
……今、見えたの、って。
[昨日も見たような、と。
思うのと、鳥が飛び立つのは、さてどちらが早かったか]
え、え?
リーリエ!?
[いつも大人しい鳥の様子に、思わずおろおろと。
そうこうしている間に、白の鳥は影へと一直線に飛んで行き。
決まったのは、それはそれは見事な鳥キック]
[軽い飼い主不信っぽい猫に婆は手を出さず、誤解したユリアンにすまないねと頭を下げた。
そうして撫でられるがままの猫とユリアンを見ていて、ふと辺りを見回す様子に首を傾げる。釣られて見たが何も無い]
どうかしたのかい?
[視線をユリアンに戻し、反対側のポケットを見ている様子に問いかける]
[猫妖精の一言に、影がぴっくんと反応するのが見えた。
すささささっと移動しようとした瞬間、鳥キックを食らってもんどり打って倒れる]
……なんだ、あれ。
[呆気に取られた顔]
ギュンター、ええと、ギュンターさん?
おれは見てないけど。
エーリ君とか、見てるかな?
でも、声をきいたなら、近くだよね。
んんん……何か、あったのかな。
[悩む表情]
だいじょうぶだよ、リディちゃん。
きっと、おじーちゃんはびっくりさせようとしてるだけだよ。
だから、ほら、足、怪我しちゃうから。靴、履こう?
うめき声だったの。
小川の、ほとりで。
何か、あったのかもしれないけど。
どこにも見当たらなくて。
[つっかえつっかえそれだけ話す。
不安げな顔で小川の方を*指した*。]
[何やら眉を顰めつつ。
ポケットに手を突っ込み、取り出す小瓶。
何か中でキーキー言ってるのが聞こえるかも知れない。
よく見れば、それは翅付きの少女――典型的な“妖精”の姿をしているのだが]
……ええと。
[素で困った。
鳥は、倒れた影に突っつきで追い討ちしていたり]
リーリエ、とりあえず、落ち着きましょ?
[一応、このままでは危険と思い。
そちらに近づき、白い鳥を両腕でしっかり抱え込む]
……ええっと。
大丈夫……です、か?
[鳥を引き離した所で、そーっと声をかけてみた]
お前が言うのか。
[転がる猫妖精を見ながら、ぼそり。
追い討ちをかけられているのは、見た目には三歳児程の子供。それにしては、妙な違和感。鳥の攻撃が中断されたところで子供は立ち上がり、その正体ははっきりわかった。――妙に整った、顔だ]
……あれって、もしかして。
[その姿は、文献にも伝わっている]
/*
襲撃関係話してるリディは赤かのォ?
…と、なるとイキナリ意味ありげに白い石渡されてたユリアンも赤っぽくなるのか。
まァ、村人COしておるし、猫に検分されて困るなら石も見せんじゃろうて。うむ。見ても何も分からんしなァ。
とりあえず、狼1じゃから、イキナリ吊られ防止にCOしてくるの待ちかのォ。
うめきごえ。
……うん。わかった。それなら、探す。
だから、リディちゃん、ちゃんと靴をはくんだよ。
ええと、今は、痛くないようにしててね。
[ポケットからメモを取り出し、すらすらと図形を描く。]
[告げた言葉は、かすれるように消えて。]
/*
瓶詰め妖精!
タッジーマッジーを思い出した。
動きの悪い狂人でごめんなさい狼様。
もとから妖精の言葉が聞こえる子にしておいた方が機動性は高かったな。
何か願いがあって妖精を使役しているのだろうから、誰もいないときに妖精に話しかけてみるか。
エーリヒと直接話せる方向へは今の所どうもって行っていいのか謎です。
[くふくふくふ、と、まだ可笑しそうに笑いながら、草の上にあぐらをかくようにして座り込む。こちらを向いた影を見て、エーリッヒの言葉を聞くと]
妖精王だね!
[実に楽しそうに、きっぱりと断定した]
…おやまァ、コイツは驚いたねェ。
どうしたんだい?
いやそれよりも随分と怒ってるようだがなァ…
[薄茶猫は瓶の中で怒りに震えてる翅に、前足の爪わきわき]
……
あ、うん、大丈夫。
エーリ君のところにいこう。
そっちにいけば、きっと。
[見つからないとはいえなかった。]
[リディを靴の元へ運んで、それから、森を歩くことになる。]
[痛そうな足を治療するように願った彼の耳に、ピアスは一つもなくなった**]
[立ち上がったそれは、大丈夫か、の問いに、鷹揚に頷いて見せた。
……が、やっぱり身長のあれこれで、威厳はあんまりなかったりする]
ええと……。
[誰何しようとした所に、ティルの断定が耳に届いた。
腕の中の鳥がちたちたとするのを、ぎゅう、と押さえ込みつつ]
妖精王?
ええと、それじゃ、やっぱり。
[自分の推測は、正しかったのかと。
当たっていても、嬉しくないのだが]
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