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[夢を見た。
まだ自由に姿を変えることのできなかった幼い頃の夢]
『おめでとう、リィ』
[揺れていた三つの蝋燭。
けれどそれを消すよりも前に。
くらくらするような空気に気分が悪くなってゆく]
『逃げろ!』
[紅色に染まった父の姿。
その向こうには年若い長身痩躯の男。
滲んでゆく二つの影に背を向け、窓から飛び出して――]
─廃墟・ビルの屋上─
[ばさり、と音を立てて翼を数度羽ばたかせる。
ぴょい、と立ち上がって右腕を伸ばしつつ、思いっきり身体を伸ばした]
さぁて、と。
上手く、どっちかに会えるかなぁ。
……途中で、横槍はいんなきゃいいんだけどー。
[そんな事を呟きつつ、ふわ、と舞い上がる。
日差しを浴びた真白の翼は、柔かく風をはらんだ]
取りあえず……森の方、いってみよかなっ。
氷華 リディアが「時間を進める」を選択しました。
―廃屋―
[小さな身体が震えていた。
深く刻まれた恐怖は、極稀にこうして浮かび上がってくる]
―!――!!
[苛立って近くの柱を掻き毟る。
疲れて爪を収めたところに漂ってきたのは、焼いたのとはまた違う魚の匂い]
……ちょっとだけ。
[不明瞭な呟きを落とすと、潜り込んでいた廃屋の外に出る。
腹が減っては戦が出来ぬ、なんていいわけをしながら]
[物陰に隠れつつ辿り着いた先にあったのは干物の群れ。
何とも手の出しやすい位置に並べられていた]
…んー。
[罠?と考えるのは状況を考えれば当然のことか。
周囲を何度かうろうろとして、とりあえずの危険はなさそうだと見た]
……よし。
[おもむろに一つを口に咥えた。
軽く引っ張る。何も起きない。
ぱたりと尻尾を揺らすとしっかり咥え直し、ぴゅっと走り去った]
[幼い少女なりの力いっぱいの宣言は。
見るものが居たならば、微笑ましいものだったろう。
父の幸福を、ひたすらに願う少女の姿。
神に仕える天使の如く。
主に仕える騎士の如く。
憧憬は、けれど憧憬のままで終わらずに。
力持つ少女はその情景を現実と成した]
…私は、姫ではないよ。
[護られるのではなく、護りたいと、そう決めたのだから]
仕事人 スティーヴが「時間を進める」を選択しました。
[気流を捉え、高い位置まで舞い上がる。
風の感触の心地よさに、ふと目を細めた]
……そいや、最近は思いっきり高いとこまで行ってないなあ……。
[そんな呟きを漏らしつつ、眼下に広がる場を見下ろす]
……そいや、ここって何でこーなったんだろ。
[今更のように呟いて。
それから、何かに惹かれるように森の近くの開けた空間──公園へと、舞い降りた]
─ →公園─
[カードを手に取り情報を得る。
今のところ動きはないらしい。もしくはその真っ最中であるのか。]
ふむふむ…三枚一度に得るか。二枚ずつか…静観のどれですかねぇ〜
[わたがしをもふもふ食べつつ考える
とはいっても、考えたところで、その考えがだいたいにおいて行動に反映されないのだが]
―何処かの一室―
――安眠妨害、って言いたいところだな。
[軽く首を回す様子は、少し不機嫌なようで]
同じ所に行ったら真面目にぶん殴るぞ…
仕事以外でストレスが溜まるのはゴメンなんでねぇ。
[誰に言うでもなく、欠伸をすると左腕を回すと鍵を開ける。
ポケットからカードを出し、集音機を調節しながら外に出た]
やれやれ。
テンションが高いねぇ。
[こっちまで聞こえてくる、と小さくぼやいた]
今のところ動きがないようだが…
まぁ。あんまりはしゃぐのもおじさんにはキツいしねぇ。
―公園―
…私は、姫ではないよ。
[その寝言に反応した、というよりは、気配がそのタイミングに舞い降りた、という方が正しいだろう。
ゆらゆらと揺れていた揺り椅子の動きが、ぴた、と止まった。
それと同時に薄く開かれる紫紺の瞳]
――…あ。
ああ、夢か。
[改めて現状を思い出しつつ、けれど、椅子から立ち上がりはしない]
…お客様、でしょうか。
─廃墟・建物の上─
風んにーちゃんは今揶揄ったけぇ、もうええの。
孫ぁ気になったば自分から来るじゃろし。
手品んにーちゃんは揶揄い甲斐ばなかかねぇ。
鳥ば連れたにーちゃんも微妙じゃの。
教会ばにーちゃんと表ん嬢ちゃんはおっとりしちょって反応ば鈍そうじゃ。
残っちゅーんは氷んねーちゃんと仕事人のおっちゃんかねぇ。
猟犬ば揶揄う必要ばなかし。
[何だか色々と失礼なことを言いながらターゲットを絞る]
じゃけぇ、戦う邪魔ば出来んしの。
ちょいと様子ば見ん行くか。
[結局特定せず、また建物の上を飛び回ることに]
ワシゃ絡まれただけじゃけぇ。
自分ばペースでやるがよか。
他ん連中がそれば許してくれるち保証はなかがね。
[飛び回りながら聞こえた声に返す。愉しげな声であるのは言うまでも無い]
─公園─
[ふわ、と舞い降り、最初に目に入ったのは蔦の揺り椅子]
……なぁーんで、こんなのが……って、あ。
[惚けた声を上げてそーっと近づくと、耳に届くのは『興味』を向けていた二人の内の一方の声]
お客っていえば、お客なのかなぁ?
……もしかしたら、歓迎されない用事かもだけど。
[しばしの空白を挟み、投げかけたのはこんな言葉。
紡ぐ声は、常と変わらず軽めのもの]
[やれやれ。と、肩を竦める。
其処に誰が居るわけでもないのだが。
屋外に出て、ゆっくりと歩き始める]
せいぜい逃げ回るか…それとも。か。
出来れば見学したいがねぇ。
生憎、あの狐面の様に軽々と飛び回れるほど俺は軽くないからなぁ。
[ぶつくさ言いながら歩きつつ]
絡まれた、ねぇ。
よくもまぁ、そんな余裕をかましてられるもんだ。
[ソレは感心したような声。少し呆れも混ざっているかも知れないが]
おじさんも歳だって事は分かって欲しいがねぇ。
髪の毛も若い子に比べたら、どんどん後ろに下がってるのが目に見えるだろうに。
焦りを見せるんは相手に付け入る隙を作るよなもんじゃ。
こっちゃが余裕ば見せときゃ向こうが気圧されるか焦るけぇ。
まぁ、ワシんとっちゃ絡まれんも愉しいだけじゃがの。
[呆れの声に聞こえてもどこ吹く風。何事も楽しむのが男のスタイルなのだ]
じゃけぇ、おまはんばワシんペースに巻き込む気ぃはなかよ。
引っ張り回す気ぃもなか、安心せぇ。
手品師 ディーノが「時間を進める」を選択しました。
―廃墟―
[無駄に熱くなった頭と体を川に放り込んで、暫く呆けた後で廃墟に戻る。
今日は魚は獲ってません]
はぁ、どうしたもんかねぇ。
[かなり落ち着いてはきているものの、やはり気持ち的にはすっきりしない。
ぶつぶつ言いながら、魚を干していたのを思い出してそこに戻る]
……なんだぁ?
[見れば本来あるはずのない物がこっそりと置かれていて]
歓迎されない用事、ですか?
…天使さ…んを、追い返すつもりはありませんけれど。
何の用事か、よりは。
なぜ私を、と聞いた方が早いかもしれませんね。
[紅のドレスを揺らし、ようやく揺り椅子から立ち上がる]
世間話であるなら、この椅子をどうぞと勧めるんですが。
[揺り椅子に片手を付き、紫紺の瞳をそこに向けた]
さてさて、今日はどうでますかねぇ〜
[いって、トランプを何度かきって、数枚めくって]
おやおや
[目を瞬く。といってもこれといって珍しい結果というわけではなく]
では、第二幕は地味な脇枠をいたしますかねぇ〜
[方針をきめてのんびり]
キャラメル?
[拾い上げて首を傾げて、魚の方を見れば魚が一つ減っていて]
猫…はこんな物置いていかねぇよなぁ…?
っと…
そういうこと、ね。
[ふ、と笑って。それはいつもの笑みと違う柔らかなもの]
代金、確かに貰ったぜ。
[そう呟いてキャラメルを一つ口に放り込んで、その箱を背負った袋に放り込む。
残った干物は纏めて縛ってやはり袋の中に。
袋の中が恐ろしい事になりそうではあるが]
用事、なんて、今の状況じゃ一つしかないもんねぇ。
[くす、と笑う。表情だけを見たなら、年齢よりやや幼い無邪気な笑みだが。
注意深く観察すれば、そこに潜む獣の陰は見て取れる]
なんで、って大真面目に聞かれるとアレなんだけど。
一言で言えば、興味、かな?
おねーさんが、どんな力を使うのか、っていうとこへのね。
[言いつつ、こてり、と首を傾げ]
世間話かぁ。
ザンネン、ボクの苦手分野だ、それって。
ま、つけいる隙を与えるってのは確かだがな。
誰とも相見えてないのにその様子ってのがねぇ。
お前さんは何と戦ってるんだか。
[冗談っぽく言うと、く、と小さく笑い]
お前さんのように軽くビルを越えられないからねぇ。
引っ張り回されたら全身筋肉痛じゃ済まなさそうだ。
―廃墟街―
[人気の無い道を一人歩く。
常のように足音も気配も伴わないが]
どう、しようかな。
[独り言が零れていては消された二つの意味は無い]
もう少し色々と話して性格掴んでおきたかったけど。
こんな状況じゃあそんな悠長なこと言ってられないよなあ。
[右手で押さえるケープの下には二枚のカード]
…先手必勝、なんて言葉もあるし。
[朽葉色はとある廃墟を見上げる。
消された気配と張り巡らされた警戒]
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