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…ごめんなさい、日和りました。
ここで伽矢君と対立することになると、それはそれで微妙なのかもしれないと思ってしまって。
百華さんもそう余裕はなさそうなのにすみません。
…やっぱり判断ミス多すぎるorz
─中央公園─
……桜花、が?
[周囲が口にする名に、視線を桜へと]
相変わらずと言うか……何を考えてるのか、わからん、な、あれは。
[思わず、口をつくのは小さなため息]
9人だけ。他の人は皆、どこへいったの?
死体なんてなかった。どこにも。
[史さんの重い口調が気になって、つい早口でまくしたてる。
9人の中に司や憑魔が居る事等、知りもしなかった。
そして目を見開いたまま固まって]
桜花が?
何者なの、あの子。
[何故あんな童女が『見守る』のか。
謎は未だ解けていない]
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……表COするのはにーさんだったのかも、な。
少なくとも初回吊り回避にはなったかもしれない。
オレ完全に初回吊り位置に居ない。
ミスったなぁ…。
漫才師 史人が「時間を進める」を選択しました。
中
とりあえず、司と憑魔が人間なんだっていう情報が欲しいなぁ。
司と憑魔の善悪は知らないまま、ってのがベスト。
うーん(ころころ
……。
[冷静に、冷静に考えるべき時は今だ。
司としての役割を果たすべき時は今だ。
桜花が真実を話しているのならば、誰を信じればいい?誰が憑魔なのか?]
……。
[もう一度ぐるりと8人の顔を見渡した。
顔見知りもいればそうでない顔もある。
その中でも信じれるのは誰だ?誰なら見捨てることが出来る?
本音を言えば、誰も見捨てたくなんて無い。みんなと一緒にここから抜け出して、いつか一緒にお茶でも飲みたい。どこかまだ自分が見つけていない憑魔がいるのだと思いたい。
だけど、それこそ、罠だ。それは甘い罠だ。それは身を滅ぼし、ひいては全滅さえありうる罠だ。
さあ、どうする?どうすればいい?あやのっちの遺体を見て、私はどうしたいと思った?]
―中央広場―
[避けていた「死体」の言葉に表情を固くする]
……えーと。
オレは聞いただけだから、詳しいことは……
[自らが『還した』記憶は無い。
百華のまくし立てる声に、助けを求めるように礼斗を見た]
女子大生 黒江が「時間を進める」を選択しました。
[百華の言葉が耳に届いた。
したい。死んだ人の事。しがい。
夏に地面に蝉が転がっているのは見たことがあるけれど、人の死体は、見たことがなかった。
どこかにしたいが、いっぱいあったんだろうか。
そんな事を思っていた。
うさぎはそんな事おかまいなしに、空の方をみている。]
[小さく謝罪が聞こえると、許すかのように何も持たぬ右手で従妹の頭を撫でた。
腕の中から従妹を解放すると、周囲で為される会話を自分の中で整理する。
整理すると言っても内容はほぼ知っていたものばかり。
けれどオレが実際に見聞きしていない部分の区別はつけておかなければいけない。
全ては周囲から猜疑の眼を向けられないようにするため]
……ここに居る人数しかもう居ない、のか……。
人の気配がしないとは思ってた、けど。
[そんなことに、と視線を落とす。
そうしながら、オレは帽子の影から一人一人の顔を見遣った。
司は三人、そのうちの二人をオレは知っている。
残る一人は誰なのだろうか、と]
少女 千恵が「時間を進める」を選択しました。
[以前、遭遇した時も、やはり全く掴み所などなくて。
最後まで、静かに笑むだけだった桜の童女。
今は見えないその姿に嘆息していた所に向けられた、史人の視線。
はあ、と、一つ息を吐いた]
……他の、連中は。
恐らく……『憑魔』、に。
[食らいつくされた、と。続く言葉は、察しがつくか]
桜花が一体、何なのかは、わからない。
答えは、誰に聞いても、得られなかった。
[既に亡い『司』、そして、童女自身。
そのどちらからも、明確な答えは得られなかった]
高校生 伽矢が「時間を進める」を選択しました。
……っ。
[何を成さねばならないか。
自分の役割は何なのか。
分かっていても、やはり、人を疑いたくないと思ってしまうのは、神楽の生粋の甘さなのだろう。
それは優しさなどではない。本当の優しさはもっと強いものだ]
……あやのっち……。
[殺されたのは、短いながらもそれなりに縁が結べたと思う人。その人が、この中の誰かに殺されたのだと分かっても、それでも、神楽は人を疑うということを怖がっていた。
その疑いは、当然のように自分にも帰ってくるものだから]
[口ごもる史さんの視線を追う。
そこには『腐れ縁』のH.A]
憑魔、に。
[彼の言葉を繰り返す]
そう、わからないのね……。
見えない壁があったの。
あれの中にいるのが9人なの?
壁は、まだあるの?
[周りを質問攻めにした]
ママ 百華が「時間を進める」を選択しました。
憑魔。
それがこの中にいる。
それが分かっていても、私は……私は……。
[段々と思い悩むうちに、桜花の言葉は真実なのだと深く思い知っていくような気がした。
それは、司としての本能なのか。そして、今はそれに抗う神楽の弱さが衝突していた]
……それで。
9人のうち司は3、憑魔は2。
あともう1つ、違う何かがいるらしいです。
[礼斗の言葉を継ぐように言った]
恐らくは。
[壁は直接見てはいないから、他に視線を動かして]
…今の史兄さんには頼めない。
[史人を見ながら、桜の枝に伸ばしかけていた手を下ろす]
あの、一度だけ。
消えるのも見ました。水銀灯の下で。
[礼斗の説明に声を上げた。それが誰なのかを思い出すと、喰らい尽くされていない死体と詳しく表現するのは躊躇われた]
壁は、消えていないんじゃないかと。
[確かめるように礼斗を見る。
雪夜が相槌を打ったように聞こえて、そちらも見た]
[繰り返される言葉に、ああ、と頷いて]
……あの壁の中に、取り残されているのが、ここにいる九人……って、事なんだろうな。
そして、壁は……。
[言いながら、取り出すのはポケットにいれたままの携帯。
表示はずっと変わらぬままの、『圏外』]
……まだ、残っている、だろう、ね。
壁がなくなっているなら、桜は散っているはずだ。
[伽矢から放してもらっても、ぎゅぅと伽矢の服の端を握っていた。
今はおとなしく、人の話を聞いている。
礼斗の言葉が聞こえて、不思議そうに首をかしげた。]
……みんな、ひょーまにおうちに帰してもらったんだ?
[会話の邪魔にならないように、声はすこし頼りなかったが。
史人が暈した内容が、こんなところに影響していた。]
……神楽?
[ふと、視線を流した先。
思い悩むような様子に、微かに眉を寄せる]
……大丈夫、か?
[声に案ずる響きが乗ったのは、先の、綾野の亡骸の傍での様子を思い出したから]
9人の中に、憑魔が2人?
そいつらが。人を襲って、私達を閉じ込めているの?
[私は一同をぐるりと見渡す。様々な表情をした、顔、顔、顔。
その中の一つ、伽矢の顔に目を留める。
が、すぐに隣に移る]
違う。 絶対に、違う。
[千恵ちゃん? 瑞穂ちゃん?]
いいえ、違う。
[地面に白い布地が落ちる。
握り締めたペティナイフがきらり、月光を跳ね返した]
[順繰りに見遣っても、それだけでは判るはずもなく。
オレは周囲の会話から判別しようと耳を傾ける。
そんな中で従妹の呟きが聞こえ、そちらへと視線を向けた]
…………そうかも、な。
[家に帰したわけじゃないし、帰すつもりもない。
かと言って、それを言えるはずもないし、言うつもりもない。
ぽつりと呟いたそれは、従妹に希望を与えるため]
[身体が震え、声も震える。
けれど、お守りのナイフはしっかりと握ったまま]
誰なの? 誰に悪魔が憑いてるの?
[震えているのは、神社の巫女さん? 多分、違う。
皆を順に見て、私は見つけた]
そうか。 あんた、悪魔に憑かれちゃったのね。
だからそんなに白いんでしょう?
ねぇ、そうなんでしょう?
喰わせない。 子供達は絶対に、喰わせない。
[ふらり、一歩進み出る。
そのまま私の身体は走りだした。
ナイフを握る右手を思い切り後ろに引くと、
体重をのせ、悪魔に憑かれた哀れな男に突き出した。
柄まで刺さると引き抜いて、もう一度。もう一度。
白い身体に点々と、赤い牡丹の花が咲く]
……ひふみん。
[顔をそちらに向けることなく語りかける]
私は、あなたを信じている。
でも、もしあなたが憑魔ならば、浄化するかも知れない。それでも、信じているって言える?
せったんも、みずちーも信じてる。かやりんも、ちーちゃんも信じてる。
でも、憑魔なら浄化するのかもしれない。それは信じているって言えるの?
私は……私の役割は……桜花から与えられた役割は……。
[嗚呼。
どんどん悪意のループにはまり込んでいきそうだ。私は、何をすればいい?
現実逃避が出来れば、どれだけ楽なことだろうか]
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