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―中央ビル二階・自室―
[ソファーで休息を取るオクタヴィアの胸元でガーネットのネックレスが煌めく。それが起きていたのは休み始めた最初のうちだけ。煌めきが消えると、意識は闇へと落ち。再び鶸色が瞼から覗いたのは、日が変わりしばらくしてのことだった]
―――多少は戻ったかしら。
[呟いてソファーから立ち上がる。身嗜みを整えると、直ぐに自室を出て階下へと向かった]
/*
ブラック飲んだらふにふに感が消える辺り、色々とどうなんだ、とセルフ突っ込みたい。
まあ、今更だけど。
でもって、龍猫さんの箱は大丈夫なんじゃろか(汗。
安定してないっぽいなぁ……。
>>60
[そうしてしばらく見下ろしていたが]
……あっれぇ?
[『今』はやらないと言う雰囲気に、首を傾げる。]
おっかしぃなぁ。読み違えたかしらぁ。
…………面白くないなぁ。
[不満気にそう呟くと、視線を北に向ける。]
……仕方ないなぁ。あっちを見に行きますかぁ。
[よっ、と十字架を背負いなおすと、屋上をあとにした。
そうして、決着の少し前。舞台へとたどり着き>>75に至る。]
―中央エリア・ビル屋上―
[都市部のビル群の一つ、その屋上に娘は佇む。
傍には常の如くに虎がおり、頭上では開いた和傘がくるりと回る。
白と紅は遠くからでも映えるか]
あの子も気にはなるんけど。
[携帯端末を弄り呼び出すデータは、既に中央ビルにて情報を得ていた戦いの勝者のもの。
傍らの獣が片耳を動かしたことで、暫しの思考は中断される]
まぁ。
今は優先事項がありますさかい、その後でも。
[携帯端末をしまう。
遠くに見える片翼鴉に、蒼は細まる]
―市街地北端・空家―
[エルザと別れて半刻ほど。
少女は適当な空家の居間に陣取ると、かばんの中から一番日持ちしない食糧を取り出した。
つまり、握り飯だ]
はー、全力で暴れたから腹減っただよ。
んじゃ、いっただっきまーす!
[緊張感の欠片もない声で言うが早いか、早速魚のフレークの混ぜ込まれた握り飯にかぶりつく。
一つ目を一息に食べ終え、二つ目の包み紙を開いた所で、何かを思い出したように端末を取り出した]
んーと、『遊戯』の敗北者は……
怪我の治療の後、『舞台』から下ろされる……?
んじゃあ、エルザさの怪我もきっともう治ってるだな!
[エルザの無事を確信した様子で笑顔になる。
そして、その続き――即ち、『舞台』から下ろされた者の行方については、結局考えないままであった]
投票を委任します。
野槌の娘 ロミは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
野槌の娘 ロミが「時間を進める」を選択しました。
─中央エリア・上空─
……おっと。
[周囲を見回していた『龍眼』が、きょとりと動く。
浮かぶのは、愉しげな笑み]
さて、んじゃ、いってみるとしますかねぇ……。
[ふ、と笑んだ後、漆黒の片翼が大気を打つ]
や、どーも。
……気は、向いていただけまして?
[紅雨のいるビル屋上へと飛来して。
向けたのは、冗談めかした口調の問いかけ]
/*
飛行キャラの特徴として、フィールドを選ばない、というのがあるんだよねー。
俺が翼つきにしたがる理由の一つは、何気にそこにもあったりする。相手に合わせやすいから。
まあ、個人的には、翼の格納能力がない場合は森林戦がきついかな、と思うけど。
[某所で泣きましたものね、翼+パルチザン]
─中央ビル一階・モニタールーム─
[一階に下りて真っ直ぐ向かうはモニタールーム。先の戦いの様子を見物するためだ。どちらが勝ち得たのかは既に知っている]
見かけに寄らず、と言うのは誰にでも当てはまる言葉ですわね、やはり。
[おそらくは、今回の参加者で一番侮られて見られるであろう少女が勝ち残った。外見だけでは計り知れないと言う証明になっている。該当する映像を検索し、携帯端末へと移すと部屋の外へ]
残りは8人……。
次は誰が落ちるのかしら。
[それを見物するためか、蹴落とすためか。ヒールとアンクレットの音は外へと向かって行った]
─北部・樹の上─
[負けたエルザが去り際にこちらを見たのにきょとりとすると、]
……あらあら、ばれていたかしら。じゃあ……
[そう呟くと、よっと枝の上に立つと]
もう一人にまでばれる前にお暇しましょ♪
[枝を蹴って、その場をあとにした。]
Lilith カルメンが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
Lilith カルメンは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―中央エリア・ビル屋上―
ご機嫌よぅ、鴉はん。
[飛来する鴉。
傘を閉じて振り返ると、袖に散る小花が揺れる]
せやねぇ。
まだ、て言うたらどないします。
[言葉と共に悪戯めいた表情。
身体を傾ければ、四方に張り巡らされた金網が背に当たる]
勿論、冗談ですけど――ねぇ。
紅雨 ローザが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
紅雨 ローザは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―中央エリア・ビル屋上―
[悪戯めいた表情と共に返される言葉。
こてり、と首が傾いだ]
おやま。
それなら、それなりに口説くようかな……と、思ったけど。
[金網の軋む音。常磐緑がす、と細められる]
冗談なら、何より。
……レディを口説くのは、どっちかって言うと、苦手なんでねぇ。
[くすり、と笑いながら相対する位置へと降り立つ。
翼は、開いたまま。
右の手の上を、黒い煌めきが、滑る]
/*
とこ、ろで。
キャラの、方向が。
だいぶ、当初と、変わってます、ね。
……うん、他二人と違う方向に、と考えつつ補正してたらどんどん軽くなってたっていうかなんていうか。
ちなみに、ローザは真面目に口説きたいタイプかもしんにゃい、鴉的には(はいそこ、ちょっと待つ。
―中央エリア・ビル屋上―
あらあら。
それは惜しいことしましたわぁ。
[黒い煌めきを蒼は映し、傍らの虎に横目を向けて]
男前に口説かれんのも、悪うなかったやろし。
[再び前に向けた顔には笑み、口調は常と変わらず。
無防備に見える娘の横で、虎は姿勢を低くする]
―隔離エリア―
[中央ビルに着くとメディカルルームに行き、簡単な治療を受けた。
そして次につれてこられたのは洞窟の中、周りには様々な苔やキノコが生えており。
そのまま何も告げられずに、携帯食料と水だけ渡され一人残された]
敗者復活戦という雰囲気ではないようですね。
[とりあえずバッグに食料と水を入れて、ビンを数本取り出すと手近なきのこや苔の中からいくつかを採取しはじめた。まだ左腕の調子は完全でなく、作業ははかどらない。
そんなことをしていると黒い執事服の青年が現れ、礼にはこちらも頭を下げて、話を聞く]
わかりました、ここはここで、楽しめそうではありますね。
いろいろと興味深いものもありますし。
[背後に現れた総帥には深々と礼を、青年の態度には気にした様子もなく。
二人の姿が消えると聞こえたクリーチャーの叫び声にため息ひとつ]
一番の問題は他の人の戦いが見えないことですね。
[呟くのはそんなこと]
/*
あら、カルメンに希望が無いか訊ねようかと思いましたけれど、ヴィリーが先に動きましたわね。
となると当面の懸念はユーディットなのですけれど……こればかりは待つしかありませんわね。
二戦決まりそうですし、更新リミットを決めて、コミットが揃わないようならねこのて要請かしら。
突然死は無いのでユーディットが墓へ行くこともありませんし。
―中央エリア・ビル屋上―
男前と言ってもらえるのは嬉しいけど。
ほんとに、苦手なんだよねぇ、口説くの。
[綴る言葉はどこまでも軽口めいて。
白虎の構える様子を伺いつつ、煌めきを乗せた右手をす、と横へ上げる]
……ま、機会があったら、挑戦させてもらうかも?
もっとも、その前に……。
[途切れる言葉。
右手を握り、手首をくるりと返すと、先には一本だった針は三本に増えていた]
……ここでやる事、やらんとならんけど、なっ!
[言葉と共に、右方向に伸ばされていた手が左へと切り返され、横に払うように右へと振られる。
その動きに合わせ、三本の針が紅雨へ向けて、飛んだ]
―市街地北端・空家―
[2個目の握り飯を食べ終えた所で水分補給し、3個目を手に取った。
思考を巡らすは、先程の戦いの事]
うーん、勝てたっちゃ勝てたけど……
同じ戦い方じゃ、まぐれ勝ちしか出来ねえわなあ……。
[モニタールームで見た『会場』の様子をあれこれ思い返しながら、己の陣に相応しい場所を考える]
次は、あっちか、こっちか……さて……。
[狭い『舞台』では考える必要もなかったこと。
思い悩みながらも、何処か心が弾んでわくわくするような気持ちがある。
十分に休息を取れたなら、それと決めた場所に歩き始めようと思った]
─中央部・廃墟─
[上機嫌で廃墟を歩く。その足が向かうのは、つい先ほど戦端が開かれた闘いの場。
昨日の『今』は期待外れに終わった組み合わせが、『今』行なわれている。]
ふんふんふふーん♪
─中央エリア・通路─
[携帯端末の映像を眺めながらの移動。『遊戯』に残っている者の手の内を垣間見れたのは、これで二人]
あの大槌も厄介ですけれど、土を繰る力も厄介ですわね。
力押しされると少々辛いかも知れませんわ…。
メインが飛び道具ですものねぇ、今回は。
[顔の横に落ちて来た髪を手で掻き上げる。動きに合わせてブレスレットがシャラリと鳴った。粗方観終えると携帯端末を仕舞う]
……もし戦うことになったらその時はその時ですわね。
あまり考えても仕方ありませんわ。
わたくしは勝つことが目的では無いのですもの。
[クスリと、口許の朱が弧を描く。一度周囲を見遣ると、喧騒を求めて彷徨い始めた]
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