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[子供の中に、残滓のように閃いた感情の欠片は、粉々に散ったカップの欠片と同じように、すぐに霧散していく]
人狼が、一人、死んだ。
[青い花が炎の中で喜びに震え、脈打つ。広がる炎を胸から、首筋までも青く染め始めている]
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ちなみに。
白判定では『白く、清らか』と言っていたので。
黒判定では『黒く、穢れて』辺りと思われたかもしれませんが。
そんなお約束に反してこその、くろねこくおりてぃ。
『黒く、それ故に、無垢』
表で言いたかったっちゃ、言いたかったやねw
[刃についた紅を服の裾で拭い、懐の鞘へと仕舞う]
[力の抜けた少女の身体]
[それを抱え上げ踵を返した]
[少女の肩口から紅が床へと零れ落ちる]
[歩き出す前にナターリエへと視線を向ける]
[あの出血では到底助からない]
[医学の心得があるゼルギウスにはそれが見て取れた]
[歪んだ笑み]
[それを口元へと張り付けて、ヨハナの部屋を出て行こうとする]
[ウェンデルが零した言葉にゼルギウスは反応を示さなかった]
…五月蝿い。
[ふわとそこに唐突に立って、初めて呟いたのはそんな言葉。]
…ああ、何だ。ライヒーに先生殿もいるのか。
[口調に変わりなく。いつものまま。]
残念ながら、あの世ではない。
いわば、天国と地獄の境界線、というヤツだな。
[返す言葉は、淡々と]
……お前も、俺も、場に囚われたもの。
全てが終わるまでは、ここから逃げられなどはせん。
[殺したりない、という言葉は聞き流した。
それが本質と解するが故に。
咎める意義すら見出せず]
わたしの身体に!
なにするつもりだー!
[届かないのはうすうす分かってるけど、ゼルギウスさんの足を蹴ってみる。蹴り蹴り。]
[血はとまらない、
目の前でナターリエの命は血が流れ出るととともに零れ落ちていき]
ナタリー…
[抑える手が緩まる、抑えていた血が流れ出す。
言葉がでない、思考がぐらつく、
傍にいるはずのゲルダに視線を向ける、ナターリエと親友だった彼女は今どんな様子であろうか?]
[聞こえた声に、は、と嘆息して]
……Ich bin weiß.
……Ich bin sauber.
[紡がれるのは、言の葉。
やはり、痛みは感じない]
……無茶をしたもんだな、あんたも。
[唐突に現れた人物に向けたのは、こんな一言]
あ、忘れてた。
悪かったな先生殿、疑って。
[あの時は死体に頭を下げる事もしなかった。
今更頭を下げてどうなるものでもないが、あんまり気にせず。]
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今日殺してもらうには、ウェンデル狙うのが良いかな。
エーファがまず止めに来るだろうし。
こんな壊れた奴が最後まで残っても何にもならないだろうww
そもの始まりから、ここには囚われ人しかいない、という事だ。
[少女に向ける言葉はどこまでも淡々と。
……単純に、相手すると疲れる、と思っている可能性は否めないが]
……ん。
[ふと見やる視線の先。
揺れる、影。
眉が微か、寄った]
[花、という言葉を口にしたエーリッヒを、子供は見上げる。守護者は失われ、残るは二つの花のみ。すでに隠れる意味はない]
ぼくは、青き聖痕を持つ者。
[かつて、その同居人に対して告げたと同じように、はっきりとした声で宣言した]
[寸で][霧散することはなく]
[少女の声]
[聞こえてはいたが][顔を背け]
…、
仕方ありませんよ、あの状況では。
僕自身、疑いましたから。
[謝罪の声]
[苦笑いを作る]
どうして。
戻ってきてくれないの。
[ぎゅう、と握りしめる手の関節は、血の気を失って酷く白い]
ナターリエまで。
あたしを、置いていくの?
[呟くたび、瞬くたび、はたはたと眦から雫が零れる]
意外に愉しかったよ。
頭を使って人を守るのも。
[過ぎればなんとやら、とでもいうのか。]
まだ終わらないって核心してれば引っ込んでたんだが。人狼が何人いるとか知らないし、聞き忘れたし。
婆様は怪しいし、明日を知れぬ身なのはこっちも同じだしな。
[ライヒアルトにそう答える。]
[霧散が止まる様子に、表情は緩み。
聞こえた宣言に、暗き翠は現世へ]
……蒼花。
[零れたのは、小さな呟き]
残るは象徴……蒼と、朱、か。
そして、牙を持つものと、牙を護るもの。
場は、どう、動く……か。
ゲルダ…
[ゲルダの身をそっと抱きしめて、
そこで初めて周囲に気が回り、
ベアトリーチェを抱えてさるゼルギウスの姿]
ゼルギウス…
[呼びかける声は力なく、その様子が普通じゃないことだけは感じ取れた。
ついで聞こえるエーリッヒ達の会話]
象徴たるもの…?
[つぶやいて出た単語は以前に聞いたことのある言葉]
調理師 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
調理師 ゲルダが「時間を進める」を取り消しました。
[ウェンデルの頷きと、確りとした宣言に視線を戻し、見上げてくる子供の瞳を見つめ返す]
そうだったのか。
ならば、君は間違いなく人間だということだね。
[一瞬だけ瞳が穏やかになる。
確かに信じられる相手が出来るというのは、安堵を伴うから]
ゼルギウス。
一人で運べるんだな?
[少女を抱え上げた薬師に声を掛けた。
その狂気に少しばかり気押されて、疑問はただの確認になる]
[躊躇った。
ベアトリーチェが人狼であるなら、恐らくゼルギウスは人間。
ならば、捨て置けばいいと、『象徴』たる花は言うだろう]
[転じた視線は、死した護り手を見た。
そして、雫を零す幼馴染を]
[扉へと、足を踏み出した。
ゼルギウスの後を追うような形で]
見事なのは認めるが、ヴィンデをダシに使うな。
あと、また名前、間違えただろ。
[やはり、そこには拘る様子]
……そういう問題でもなかろうが……まったく。
[あっさりと答えるナターリエの様子に。
今は感じないはずの、頭痛が過ぎった]
それでも、な。
[もう一度、済まなかったと謝罪して。
表の声に、視線がうつる。
泣く親友。もう何も出来ない。]
…置いてってないさ。
[ここにいると、呟きは届くはずなく**]
…ゲルダ。
[涙を流すその様子に、ナターリエの末路を知る。
唇を噛んで。息を吸い、吐く]
そう、花を持つものは……。
[マテウスの呟きに応えようとして。
不意に言葉が途切れた。
花はいまも鮮やかに。蒼花の持ち主は何と言った?]
[青き花は陶然とした快楽を子供の中に呼び起こす。けれど、広がる炎は、まだ全てが終わっていないことを告げていた]
人狼は、他にも居る。
[ゆっくりと子供の瞳が人々を見渡す]
ウェンデルとエーリッヒは、違う。
ゼルギウスも、多分。
残っているのは……
[ナターリエの傍らにあるマテウスとゲルダを通り過ぎ、ベッドに横たわる老婆の上で、子供の視線が止まった]
見極めるもの…、見定めるもの…、守護せしもの…、象徴たるもの…、
牙をもつもの、牙を護るもの。
[いつしか聞いた単語をつぶやいてから]
そういえば、ライヒアルトはどうした?
[その言葉をつぶやいていた人物のことを尋ねた。
今日まだ、その姿を見ていない人物の名]
にい、さ…
[はたはた。はたはた。
抱きしめられても、落ちる雫は止まらない。
むしろ一層、増すばかりで]
ごめんな、さい。
[小さな小さな謝罪の言の葉。
ゆっくりと、身体を離そうと身じろぐ]
[エーリッヒからの問いにも返答は無かった]
[その足取りはしっかりしていて、運ぶことに何ら問題ないことは見て取れるだろう]
[少女を抱えたまま向かうのは、少女が使っていた個室]
─ヨハナの部屋→ベアトリーチェの部屋─
[命の鼓動無き少女の骸を抱え廊下を歩く]
[ゼルギウスが通った場所に紅が点々と続いて行った]
[廊下を歩き続け、自室の隣の部屋の扉を開く]
[そこは抱える少女が使用していた部屋]
[扉を開け放したまま中へ入り、寝台に少女を寝かせる]
……お休み、ベアタ──。
[ただ見れば眠っているように見える少女]
[その姿にそう声をかけた]
[自分の弟を重ね合わせていた少女]
[自分の弟を重ね合わせていた青年]
[そのどちらにも、彼は拒絶され、否定された]
[無条件で信頼し、護ろうとしていた子達に裏切られた]
[蝕まれた精神はそれを負の感情へと変え]
[彼を完全に狂気へと走らせた]
[少女の骸だけが在るこの部屋で]
[彼は立ち尽くしたまま少女を見つめる]
[黒に彩られた彼の真紅から]
[白の残滓が一筋零れ落ちた]
[護るべき者を選ぶ二択で]
[彼が青年では無く少女を選んだのは何故だったのか]
[少なからず好意を持っていたであろうことは]
[今では本人すら知り得ぬ事実と成り果てた]
[ヨハナに近づこうとした子供の足が止まったのは、ウェンデルが部屋を出たのに気付いたからだった]
[狂気に捕われた薬師を追っていくのだと知って、子供は、その後を追おうと踵を返す]
[それを突きつけるようなエーファの言葉。
名前を挙げられなかった三人。即座に否定の言葉が浮かぶ]
…ライ、は。
……ころされた、よ。
[マテウスに応えて声を絞り出す。
残る誰がそうであっても、それは恐ろしい予想]
………人狼に。
ナターリエ、守れなかった。
あたしも、何も出来なかった。
[謝罪の理由を、ぽつりと告げる]
あたしにはナターリエを止められたかも、知れないのに。
[ナターリエに被せたエプロンを引いて。
そのポケットから、昨日渡された小箱を取り出す]
…。
そう…か……。
聞いて悪かった…。
[エーリッヒの言葉に沈痛な面持ちで応えた、
エーファの言葉は耳に入り]
他にも…?
[そういえばベアトリーチェはどうなったのだろうか?
ゼルギウスが抱えてつれていく姿は見えて]
ベアトリーチェは人狼だったのか?
彼女、ゼルギウスが連れて行ったみたいだったが…?
[問いかけながら視線はエーリッヒに向いたまま]
─護りたいものはもうここには無い。
─護りたいと思った者には裏切られてしまった。
─俺を必要としないのなら、もうイラナイ。
──イラナイものはコワサなきゃ──
……答えは、一つか。
[蒼花の宣。
暗き翠は、静かに、現世を見つめる]
……家主殿……。
[六年前も、今も。
人狼と、強き縁を持たなかった自分。
親しき者の中にそれがいる。
その只中にいる、家主の胸中は、知る術もなく。
色彩は微か、陰った]
[俺は馬鹿だ。
死んでからそう気付いた。
狼を告発する以上に大切なことを忘れ
少しでも少ない犠牲にとどめるために使うべきものを
守るべき人たちを守るのがおのが義務であることにも気付かず
ただ猟犬のように本能に忠実に振る舞ったその結果
真に告発すべきものを見逃してしまった]
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