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かや、にいちゃ。
[氷に貫かれるいとこを、じっとじっと見つめた。
て、て、とゆっくり近づく。
大量の血の匂いは恐怖を呼び起こす。
だが、何故か今は悲鳴を上げることはなかった。]
にいちゃ。
[百華が先に近づくだろうか。
伯母より近くにはいけない。
それでも顔が見えるほどは、近くに寄った。
瞳はきょとんと、無垢色に。
うさぎもいっしょに揺れている。]
……人を殺した報い、受けなさい。
[その命の炎を消そうとしている伽矢を見つめながら、私はそう呟く]
心配せずとも、私もいずれ受けるだろうけどね。
ただ、あなたのほうが先だった。それだけよ。
[氷錘は貫いた内側で、更に細かい枝を伸ばしていた。
治癒は難しいだろう]
……同情はしてやるよ。
[それだけ呟いた。
周囲には目を向けない。
『憑魔』がチカラを失うのに比例して、氷もまたじわりと溶けていく]
伽矢、伽矢、伽矢!
[倒れた我が子の傍に駆け寄り、髪を撫でる]
あんたは伽矢? それとも、憑魔?
……どっちなの。
憑魔なら、返してよ。
伽矢を返して。
[細かい枝が身体を侵食する。
オレはまた赤を口から吐き出した]
─────………。
[従妹がオレを呼ぶ声がする。
けれどもう声が出ない。
視界がぐらりと歪む。
誰かが何かを言う声すら聞こえなくなってきた]
[身体を貫いていた氷が溶けて行く。
広がる赤、闇に沈む意識。
氷が完全に溶けた頃、オレの躯は地へと*倒れ伏した*]
……。
[遠く離れた伽矢に泣き崩れながら寄り添う百華を見つめ、神楽がボソリ呟いた]
私にとって、憑魔は最悪の別れの象徴だけど、あなたにとっては、大切な絆、だったのかもね。
……愛しいなら───
[暗い目]
───食らって、その身に宿すもいい。
憑魔になり、誰かに殺されるかもしれないけど、少なくとも私はもうこの町にいるつもりがない。
後なんて……知るか。
私の此処での復讐は終わりだ───。
[いつものように撫でてもらえなくて、ちょっとがっかりしたけれど。
崩れていく伽矢の姿を、最後までじっと見つめていた。
神楽が何か言った。
史人が何か言った。
百華が何か言った。]
みんな ひとごろしだね。
[他人事のように自分も言った。
そこに自分も含まれているのか。
うさぎだけは、変わらない。赤い瞳で、空を見つめる。]
……。
ああ。ひとごろしだ。ひとぐいだ。
誰も彼も。
それが、この騒動の、呪いかもね。
[千恵の言葉に、そう小さく呟くと、やっと治ってきた体を引きずり、結界が解けたのを確認して、ふらふらとその場から立ち去っていった。
後の姿を見たものは、*誰もいない*]
……あぁ、だる。
[憑魔は動きを止めた。
ほぼ同時に、限界も訪れる]
まぁ、やるこたぁやったし。
……後は頼んだ。
[内で見ていた『彼』に呟き、目を閉じた]
……。
[再び目を開けた時には、纏う雰囲気は別のものとなっていた。
『ひとごろし』
そこに千恵の言葉が、刺さる。
顔を顰めた]
……ってか、リアルに痛い。
[表情にはこっちの意味もあって、刺された腕を押さえる。
血は既に止まり、傷も塞がり掛けていた]
[躯と化して行く息子。
横たわる伽矢を抱きしめて、私は涙も出さずに泣いていた。
何より辛いのは、伽矢を失った事。
そして、伽矢の異変に全く気付かなかった自分が許せなかった。
もっと早く気付いていれば、もっと早く。
こんなに伽矢の手が、魂が穢れる前に伽矢を解放できたのではないだろうか。
私はかけられた声に蒼白な顔をあげた]
この子を喰って、私の身に?
[しばし考える。
『伽矢くんは伽矢くんですから』
瑞穂ちゃんは、そんな事を言っていた]
やめとくわ。 これが死んだ夫ならそうしていたかもしれないけど。
伽矢は伽矢。 ねぇ、そうでしょう……
[そう言って、私は息子の躯を再びぎゅうと*抱きしめた*]
なんだっけ。
『浄化』?
しねーと、いけないんだよ……な。
[自覚した今、その役目もまた記憶に刻まれている。
伽矢に視線を向ければ、その身体は母親にしっかりと抱き締められていた]
……少し、待ってようか。
[呟く]
[天を見上げた]
あやみん。瑶。
よかったのかな、これで。
[昔馴染みと姪。
それから]
……やっと、会えんのかな。
[浮かんだのは、外にいる筈の*相方のことだった*]
[いとこが死んだのは、悲しいと思った。
でもいとこはうちに帰れなくしたひょーまで。
だから仕方ない、と壊れた心は折り合いをつけた。
きっともっと以前なら、悲しくて百華以上に泣いて喚いていたけれど。
一端壊れたココロは、簡単には戻らない。
ゆがんた軋みを抱えたまんま。
うさぎといっしょに生きてゆく。]
「さくら、さくら」
童女は歌う。
「くれないちりて。
おもいはかえる。
うつわはだいちに、たましいはそらに。
ちからはてんと、ちにわかつ。
てんへかえりしちからはいずこ?
ちにのこされしちからはいずこ?
そのゆくすえは、だれもしらぬよ」
響く、歌。
桜は揺れて、薄紅を散らす。
「……さくら、さくら」
鈴の音と共に童女は枝の上に立ち、更に歌を紡ぐ。
「いのちめぐりて。
おもいめぐりて。
すべてはかえる。
はじまりのおわりへと。
ときよかえれ、あるべきさまへと」
歌に応じ、轟、と鳴る風。
一際強く吹きぬけたそれが、薄紅を巻き上げる。
風は全ての花弁を飲み込むかの如く吹き抜け、やがて、天へと高く、たかく舞い上がり──。
─CAST─
礼斗 緋文 ・・・tasuku
倉名 史人 ・・・akIka
高井 伽矢 ・・・rokoa
高井 百華 ・・・azubu
静音 神楽 ・・・namen
氷雨 雪夜 ・・・syugetsu
高井 千恵 ・・・t_nuke
稲田 瑞穂 ・・・shuchan
黒江 瑤子 ・・・Mey
/*
ひょっこり。たすくさん、村建てお疲れ様です。
序盤随分薄い参加でごめんなさい。
前村のEPが延長、EPの発言数計2300ととんでもねぇ事にorz
伽矢は突然湧いた親子縁故受けてくれてありがと。
/*
と、いうわけで、お疲れ様でした。
[くろねこふかぶか]
こちらの都合で〆遅くなって申し訳なく。
改めまして、ご参加ありがとうございました!
書き落としと説明不足多くて大変申し訳なかったです、はい。
[くろねこは、土鍋の横で土下座中]
/*
……挨拶とか、謝罪とか、全部吹っ飛ばして、泣いて良い?
なんで、弾かれで、狼が来るの。・゚・( ノノ)・゚・。
他にも、おまかせ居るのに、何でオレに狼が来るの。・゚・( ノノ)・゚・。
赤やりたくないから、狂信者希望したのに。・゚・( ノノ)・゚・。
トラウマに拍車かかった…。・゚・( ノノ)・゚・。
/*
>>44 百華
お疲れ様ですよー。
て、前村そこまででしたか(汗。
あ、ちなみにプロの焼酎ですが。
「酒の味確かめてから、飲み方決める派」
だったんですにゃ、ひーちゃん。
そこらの説明足りなくてすいませw
/*
>>46,>>47 伽矢
[くろねこ、撫でた。
めっちゃ撫でた]
ないていいよ、ないていいよ!
色々ほんとにお疲れ様!
……今回のランダ神の役職割り振りはサド過ぎた……。
なんで、占・守・智空いてるのに、俺をそこに入れないのかと……。
色んな側面から、村人が一番きつかったんに、俺orz
/*
去る前に見えたので伽矢を撫でておく。
動き悪くてごめんね!(´д`;)
ぶっちゃけ連携する気とかなかったんだけd
オレもまーたおまかせ占い師来て泣きましたが。なんなのこの引き。
でも最初狂信希望しようか迷ってた。止めといてよかった。希望多すぎ。
/*
>>48 史人
お疲れですよぃ。
俺もキャスト表作ってて気がついた。
これ、緋月の丸コピペして編集したんだけど。
緋月の時は、三文字姓名多かったんだよね。
>>51 百華
あっちも、めっさ興味はあったのだけどね。
LiGと被ってるから、断念したのでした。
うん、そうなんですよ。
でも、初見にそこまでやってくれるような店は早々ないと思われ。
ちなみに、中身は日本酒派、焼酎あまし飲まんので、そういう意味ではどーしよーか悩んでました。
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