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残りのエネルギー残量、1・2発にしといて正解だったんかにゃーん。
しかしこの場で即撃ち返す事ってしないと思うんだが、こいつ。
今までだってそうだったし。
どの”集合”で必ず2発は向かって来てるからな!
─ 第二階層・集会室 ─
[傍に居た父親が、倒れるのを、はじめ夢でも見るように見ていた。
とーちゃんは強いから死ぬはずが無い、そうずっと前から信じていたのに。]
とーちゃ……。
[駆け寄れも出来ずに、倒れる父親の隣に立ち尽くしたままで。
大好きだった父親は、どろどろに溶けていく。母親のように、綺麗なままでない。]
にせ、もの
[父親が父親じゃない
「本物は無くなり偽者だけとなる。」そう言っていたのもスティーヴだった。]
あ………あ………
[「考えろ」、の棘が痛い。
顔色は見る間に真っ青になり、かたかたと身体を震わせながら、義足が壊れても構わないといわんばかりの勢いで、集会室から逃げ出そうとした*]
[様々な事が一度に起こっている。
目の前で。
焦がれていたPMCの死。
スティーヴの怪我。
ノブの怪我。
ノブがスティーヴを撃つ姿。
PMCとして溶けたカルロスへの、オーフェンの反応。]
[ないはずの頭の奥が熱を持ちそうだ。]
[こちらも二度目の引き金を引いていた。
最初の狙いから横にずらして、その左胸、心臓を狙って。
見事に撃ち抜けたのは偶然の産物だった。
出力が低くても与えたショックは最初の一撃よりも高かったはず]
………。
[フラフラと近づいて右手をスティーヴの傷に差し込んだ。
指が食い込み、鼓動が止まったばかりの心臓を取り込んでゆく。
そこから手を離すまで、エリカとオーフェンの意識はカルロスだったものに向けられていたようで]
オーフェン…
[大丈夫だろうかと、少年の名を呟いた。
声が届かないことがもどかしく。
悲痛な様に微かに目を伏せそらしかけて、ふと。
今命を失ったはずの姿に気付いた。]
…カルロス?
それとも、PMCか?
[そう声をかけ、じっとみつめてみたが*返事はあったろうか。*]
俺のほうだ。
[ジョエルに声をかけられて、少しなんのことか考えてからそう答える。
注意すれば自分を取り巻くように不定形な何かが漂っているのが見えるだろうか。
自分が捕らわれていたように、少しばかり自分とこのPMCは何かつながりのようなものができてしまっていたらしい]
『あぁぁ…ぁぁぁ…、ω…私……そっか……』
[その不定形な物体は女性の声で何かを言っている。
本来形を持たないはずのそれから発される声はとても聞き覚えのある声に似ていた]
ロザ…リー…?
[自分の意識に反応したのか、あるいは声の元となるものも自分の記憶の中に強かったものの影響を受けていたのか、不定形のそれはやがて女性の姿を形作る。
息子のオーフェンに似た面影を見せる16才ほどの少女。
自分が出会ったばかりのロザリーの姿]
『現在の船内の生存者はOrphen=Balada、Erica Kirchenlied、Nob Oswald Voland Akatuki、以上3名となります。
PMC反応有り、まだ船内に存在します。引き続き臨時プログラムを続行します』
[その場で起きる喧騒もなにもかまわずに、生存報告の放送はいつもと変わらない機械音声を響かせていた]
通信士 ノブが「時間を進める」を選択しました。
少年 オーフェンが「時間を進める」を選択しました。
少年 オーフェンが「時間を進める」を取り消しました。
[オーフェンが飛び出していくのを悲痛な表情で見送る。
ロザリーの姿をかたちどったそれが、自分に成りすましていたPMCであることは理解でき、そこへの苛立ちもあったがそれよりもオーフェンのことが気がかりで、しかし追う事ができないのは自責の念があったために]
オー…フ……
[亡霊のように現れたロザリーの姿も、なぜだか自分を責めるために現れたようにも感じ始めていた。
かくいうその姿はノブの方を気にしていたのだが]
失敗した。
航宙士は向こうに抱き込まれていたか。
[心臓を喰らいながら慨歎の意識を浮かべる。
真実がどうかはこの時分かる筈もなく。
ただ、狙われるなら自分だろうかとどこかで思っていた。
あるいは「ノブ」がそうして欲しいと願っていたのか]
α。
同胞は取り込めないというのが、今は悔しいよ。
せめて一緒にと思うのに。
[人のような後悔の念。
αという個体を失った事をωは哀しんでいた]
─ 生前/第二階層 集会室 ─
[軍人の銃口>>+1がこちらを向く。
銃を向ける以上、撃たれる覚悟はあった。
だから、それに対し驚くことは全く無い。
自分が撃たれようが動かず、相手を確実に仕留めることを念頭に置き、引鉄を引いて。
結果、自分以外の銃撃の効果もあって軍人は撃ち抜かれることとなる。
しかし]
───ぐ、ぅっ!
[自分にもまた、もう一筋の光が襲い掛かり、右胸を焼いた。
どちらも威力が落とされていたため、直ぐに生命活動が停止することは無く。
前のめりになって左手で傷口を押さえる。
吐き出す息は荒く、痛みに耐え肩で息をして。
倒れた軍人がアメーバ状になる>>3のを横目で確認しながら、バンダナの奥から鋭く通信士>>4を睨み付けた]
[その時何故連続して撃とうと思ったのかは分からない。
今までの”集合”で二度とも二つの銃撃を受けて来たが、撃ち返すようなことはして来なかった。
通信士に違和感を持って居たために、直感的な何かが働いたのだろう。
彼も仕留めようと銃口を向け、左胸を狙って熱線を撃ち込む。
しかし常に最大出力で放って来たせいでエネルギーが足りず、また、傷の痛みで上手く狙いが定まらず、仕留めるまでには至らなかった]
あ、かつ、き…!
[掠れた声は相手には届かない。
視界が揺れ、腕に力が入らなくなって来た。
エネルギー切れとなった電子銃を持つ右手が力無く垂れ下がる。
向けられたレーザーガンが、今度は左胸を捉え、動きの止まった身体を撃ち抜いて行った。
断末魔の悲鳴は上がらない。
衝撃を受けた心臓は鼓動を止め、身体は床へと崩れ落ちた。
自分の意識はそこで*途切れている*]
―第二階層・集会室―
おん
[リディアに心配されたなら、問題ないというように一声鳴いた。
尾をゆらりと揺らし]
[程なく始まった交差の末、倒れた男がPMCに変貌し、警戒するようにぴんと耳を立てた。
それから怯え逃げ出そうとする少年を目にして]
きゅぅ…
[感情のないはずの機械犬は、何処か悲しげに鳴いた**]
[そのまま悲観した様子の自分とは対照的に、ロザリーの姿をしたPMCは自分の死を受け入れたのかあっさりとした様子でいた]
『ωは私の分も生きてよね』
[彼女の仲間らしいその姿に声を届けているが、それは届かないらしく少しだけ悲しそうな表情を見せて、それからすぐに周りの皆の様子を興味深そうに*観察していた*]
─ 死後/第二階層 集会室 ─
[通信士が自分の遺体に指を食い込ませるのを、自分の遺体の傍で見ていた]
……もう一匹居やがったか。
[それは予想し得ないことではなかったが、一匹であれば良いと思っていたのも事実で。
表情は苦々しいものへと変化する]
後はお前次第だ、エリカ=キルヒェンリート。
ガキを除外すると言うなら───迷うな。
[放送で聞いた名を繰り返し、航宙士へと声を投げる。
聞こえはしないだろうが、今期待を向けられるのは彼女しか居なかった]
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こんなんで、大丈夫なんだろう。か。
スティーヴは勝手に動かしてごめんなさいと、向こうに入れなかったのでこっちに埋めておきます。
スティなら赤襲撃よりやり返しのあるこっちがいいかと思ったんだけど…確定せず動かすには中身性能が残念だった。申し訳ない。
そしてLWなんてフラン=エリス以来で、他に経験ないような。
上手く動けなかったらごめんなさいっ!
/*
因みにリディアんときにあんまり悲しまなかったのは
感情の成長がうんぬん…
今なら泣くかな?どうかな
スティーヴは親だもんな。
自分の中での絶対だからな。複数いるけど。
裏切ったし銃向けたって負い目もあるしな。
はあ子守唄聞きたい…
/*
アッ
アコガレのPMCがいるのにリアクション酷くしたらよかったね!
PMCさん!
はじめまして!マジ憧れてたっス、パネェっす、
リスペクトっす、握手してください!!!!
(サッ→寄生)
―― 第二階層 スタッフルーム ――
[扉の隙間から、機械犬の瞳が見えた。
高い寝台のうえから、見下ろす]
……………。
[ぱちぱちと瞬きした。歌が止む]
いぬっころ。
お前も死んだの?
そう、機械も死ぬんだ。
[しょげたように伏せられた耳。
最後の記憶は、多方面から色々撃たれたこともあって。
その中にはこいつもいたような気がするけれど、その時のことを思い出すことは魂が拒否した]
[とん、と勢いをつけて降りる。
普通なら足を挫くことを考えて躊躇するかもしれない高さ。けれど、そこが無重力みたいに]
[――と、流れ出す忌々しい放送。
生前みたいにパトラッシュの毛をつまんでつんつんひっぱろうと伸ばそうとしていた手を止め、足が床に着く直前の姿勢で動きを止めた]
馬鹿みたい。
これだから政府っていうのは何も考えてないのよ
[怒りも何も抜け落ちた、人形みたいな表情で毒づいた。
声に表情もあまり乗らないままに]
[このプログラムがPMCに対抗する最適手段なのかもしれない。けれど、そんなの知ったこっちゃない]
[パトラッシュがこちらを振り返る。
首を横に振って見せた。彼は行ってしまう]
[殺し合い。戦争。
何も見たくないから目を瞑る。瞑って、集会室には行かなかった]
[誰かが死ぬ音も聞きたくないから歌を歌う。
何でも良かった。
賛美歌、ミュージカル音楽、クラシック。
数千曲も入れていた自分の小さな音楽端末。
それらをランダム再生するみたいに]
………エリカ。
[それでも、どうしても聞こえてしまう生存者を示す放送。
勝手に友人だと思っている相手の名前を確認して、ほっと息をついた]
/*
もぞっ。おはようござまー。
PR的に撃つ予定決まってんだけど、
しかしオーフェンPC視点では最後まで悩むのです。
こいつ人の話聞いてねーからPMCの見分け方わかんねーからなwwwwwwww
後は流れでどーとでも。
何か動きがあったらそっち優先で合わせよう。
ねーちゃんの反応見てから行き先決めようかな…。
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オーフェンの心情的には
ノブ>エリカ なんだけどね。
にーちゃんには構い倒してもらったから。
だがしかし、撃つのはノブなのだ(何
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あ、でもこれはあれか、この状況、
後は若い二人に任せて的な!!(何が
そうかオーフェンは気を利かせたのか。
出来る子じゃないか(おま
/*
二人で話し会って、俺を撃て敵な流れになる可能性もあるのか。
ねーちゃんはそうは言いそうにないし。
どっちみちにーちゃんだな。うん。
がんばれにーちゃんねーちゃん。
― 第二階層 集会室 ―
……
[少しの間、下を向いて居たけれど。
ノブと、そしてカルロス。カルロスの側に居る女性を見ていく。女性の視線を追うと、またノブに視線が戻った。]
……………ノブは。
もう死んでんの?
[誰にともなく、*呟く*]
―― 集会室前 ――
[すっと空中を蹴って進む。
壁とか、障害物とか、一切気にしない]
……………。
[見たくないから中には入らない。
何をしたいかなんて知らない。
エリカの顔を見たかったのかもしれないし、何かを言いたいのかもしれない。でもそんなの自分でもよく分からない]
[集会室の扉の前、ゆらゆら浮かんで揺れていた]
―第二階層・スタッフルーム(少し前)―
[フランの言葉>>+18に首を傾いだのは、死したという自覚がないのか。
それとも自分のそれが、死と呼べるものかが分からないのか]
[耳は寝せたままだが、己の身に手が伸びようとしても嫌がる素振りは見せなかった。
生前だってそうで――その結果、後でちょっとしたパニックを起こすこともたまにあったが、さておき]
[放送が流れたのはそのすぐ後のこと。
立てた耳は傍で落ちる毒>>+19も拾い]
…くぅ
[何処か困ったように鳴いた。
見上げた表情は人形のよう]
[放送に従おうとして、今一度振り返った。
その場に止まり首を振るフラン。
その足元を一周くるりと回り、ふかふかの毛を擦り付けるようにした。
本物の犬が、人を慰めようとする時のように]
[それから犬は集会室へ向かった**]
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