情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─ 共同墓地 ─
……いやぁ、ありがたいなぁ。
[両親の墓前に参り、最初に口をついたのはそんな一言]
五年もほったらかしにしている私の代わりに、世話をしてくださる方がいるというのは。
いやいや、ありがたい限りだ。
[口調こそ軽く、冗談めかしているものの、濃紫の瞳に宿るいろは静かなもの。
墓前を浄め、持参した花を手向けてしばし祈りを捧げる。
吹き抜ける風が、長く伸ばした髪を揺らした]
……さて。
それでは行くとしようか。
しかし一体何故か、五年も戻らぬ放蕩者を諫めるためにしては、いささか大げさなような気もするが。
[自衛団長名義による呼び出し、となれば些末事ではないはずで。
さりとて、思いつくものもないため、結果として]
……行ってみればわかる、というものか。
[そこに辿りつき、歩き出す事となるのだが]
─ 村の通り ─
いやしかし、こんな形であそこに行く事になろうとは。
[歩きながらのんびりと思い返すのは幼少期。
幼い頃は、歳の近い子供たちと共に集会場を遊び場にしていたもの。
良い思い出も悪い思い出も多数あるその場所に、というのは色々と思う所もあるが]
まあ……いい機会だから、あそこにある楽器も少し手入れさせてもらおう。
良いものが残っているのに、顧みられていないままであるなら、だがねぇ。
[のんびりと呟きながら、道を行く。
ほどなく、集会場の建物が視界へ入ろうか。**]
4人目、神父 クレメンス がやってきました。
神父 クレメンスは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
― 教会 ―
……主よ、今日も一日、無事に過ごせますようにお見守り下さい
[今日も繰り返しの口上を述べ、窓を開けた教会で朝の勤めを終わらせる。]
――さて、と。
次の勤めは……ぁん?
[立ち上がり、次の作業――もとい勤めに入ろうとした所で、自衛団からの呼び出しが入る。]
……めんどくs……いや何も言ってない。
とりあえず、集会所だな?
[この神父、口が大層悪かった。]
……まったく。
この糞あちぃのに、めんどくせぇことが起きそうだな……。
[男の住民票には、こう書かれていた。]
──────────────────
■名前:クレメンス・ヴィンクラー Clemens Winkler
■年齢:30
■職業:神父
■経歴:生まれも育ちも村育ち
一時期、神学校へと進学の為に村を離れた事がある
──────────────────
─ 集会場 ─
……うむ、暑い。
[真白の砂を踏み、やって来た集会場の前で最初に口をついたのはその一言だった]
夏であるが故に已む無しであると認めるは吝かではないが、しかし、暑い。
[ぶつぶつと言いながら、玄関扉のノッカーを掴んで戸を叩く]
自衛団の呼び出しを受け、参上仕りました。
……お久しゅうございます、というべきですかねぇ。
[音に気付いて応対に出て来た老婦人に向ける表情は、苦笑い。
ともあれ、まずは一休みしては、という勧めに応じ、広間へと足を向けた。*]
/*
今、気付いたのだが。
24→27→30、と3つずつ年齢が上がっている件について(
などとどうでもいい所への突っ込みから入りつつ。
紆余曲折経て建ててしまいました、12番目の『場』のものがたり。
この時期に人集まるのかとか色々不安もありますが、全力を向けて参る所存。
どうぞ皆様、よしなに願います。
─ 二階・客間 ─
[窓から差し込む日差しはジリジリと部屋の温度を上げる]
…窓開けとくか。
あとお水…。
[負傷した左足を庇いながら床へと降り立ち、家具や壁を伝って窓際へ。
窓の片面を開け放つと、潮の香りが風に乗って入り込んできた。
これもまた懐かしい匂いだ]
帰って来たって感じがする。
[表立って言うことは出来ないけれど、思うだけならば。
肺いっぱいに吸い込んでから吐き出すと、エーリッヒは再び壁を伝って部屋の扉まで移動した]
5人目、牧場の主 カヤ がやってきました。
牧場の主 カヤは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
― 村の通り ―
やー、今日も暑いねぇ。
[帽子の鍔を手で押し上げて、眩しい日差しに目を細めた。
日差しが容赦なく照り付けてくる上、背後にはそこそこの重さの荷車を引いて、それでも口調はまだどこか余裕が感じられる。
職業柄体力はあるほうだった]
んー。
しっかしどーしたんかなぁ、団長さん。
急に集会場に行け、とかなぁ。またみょーに暗い顔してたし。
[ほんの数分前の事。
ミルクと卵を届けに行った自衛団の団長の家にて、彼女もまた呼び出しの旨を告げられていた。
その時の相手の様子を思い起こして、怪訝そうに眉を寄せる。
その場でも同じような顔をして、理由を尋ねてみたのだが]
理由すらちゃんと教えてくれないとか変だよねぇ。
まぁどーせ行くつもりだったからいいっちゃいいんだけど……
ふぅ、しょーがない。集会場は最後に回すとして、他のところをさっさと済ませよ、っと。
[小さく息を吐いて、腕に力を入れた。
言葉の通り、荷車と共に村を回り、集会場への道を辿るのはその後だ]
──────────────────
■名前:カヤ・ヴァイデンフェラー Kaja Weidenfeller
■年齢:23
■職業:牧場経営
■経歴:村外れで代々営まれている牧場の娘。
数年前に先代である父親が隠居し、代わりにその仕事を受け継いだ。
住まいは離れているものの、ミルクや卵の配達などで村へはしょっちゅう顔を見せる。
なお村の外へは出たことがない。
──────────────────
[彼女――カヤについて、住民票に記載されている情報は以上の通り**]
/*
泡沫系復活と聞いて、ひさっびさに参戦です。
果たしてちゃんと立ち回れるのか不安ですがよろしくお願いします(がたがたがた
─ 一階・広間 ─
[五年前に一度訪れて以来の来訪。
今はどうしているのか、何故帰ってこなかったのか、と向けられる質問に緩く肩を竦める]
……暮らしは、変わっておりません。
ほら、私、楽器以外は取り得なかったでしょう?
[集会場で遊ぶ時も、中に残された楽器を触りたがっていた姿は覚えられていたのか、返されたのは合点が行った、といわんばかりの声]
帰ってこなかったのはまあ……ありがたくも演奏や作曲の仕事が増えたから、ですねぇ。
[実際の所、それ以外の理由はないのだが]
……ところで、私以外にもどなたかいらっしゃっていますか?
[それ以上、その話題は続けたくなくて、こんな問いを投げかける。
対して返る滞在者の話に、ひとつ、瞬いた]
おやまあ。
益々持って、不可解な招集ですねぇ。
[一体何が基準なのやら、と。
浮かぶはただ、疑問ばかり。
お茶を淹れましょう、と広間を離れる老婦人にお構いなく、と声をかけつつ、青年は緩く腕を組み思案の素振り。*]
/*
ふむ。
村出身が多いのはまあ、已む無しだが。
人数が少なくなる場合を見越して、縁故スパイラル形成は避けたい所だがさてさて。
─ 一階 ─
[どうにか自力で階段を下り、水を得るために厨房へと向かおうとする。
その矢先、広間から老婦人が出て来て、エーリッヒへと声をかけて来た]
あぁいや、流石に毎回手を煩わせるわけには。
喉が渇いたので水を頂こうと思いまして。
…お茶を?
それなら相伴に与ろうかな。
[手を貸そうか、やら、何か入用で?やら。
聞かれたことに返していると、一緒にお茶はいかがと誘われた。
広間で待っていて、と告げると、老婦人は厨房へと向かって行く。
それを見送った後、エーリッヒは方向転換し、壁伝いに広間へと向かった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新