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……んじゃ、とりあえず、捕まえたら、この籠に入れてねー。
[言いながら、近くの茂みの影から蓋つきの大きな籠を引きずり出す。
白い蔓草で編まれ、白いリボンで飾られたそれは時折、きらきらと光の粒子を零していた。
聖夜が、という言葉は効果てきめんだったようで、皆やる気になってくれている様子。
これなら大丈夫かなー、と思いつつ、少年も近くを跳ねるきのこに木の葉色の瞳を向けた。*]
そういえばはじめましてのご挨拶がまだでしたわね。
ドロテアと申します。
よろしくお願いしますわ、マリオン様……いえ、マリオン。
[皆が名乗り始めた頃には私も名乗りました。
様とかいらないと言われましたので呼び捨てにしてみましたが、
自分で言っててあんまり気軽ー、な感じにはならず、
へらー、と苦笑を浮かべつつの自己紹介でした]
[植物採集ならそれ用のちっちゃなナイフがあれば便利ですが、
生き物かも、と考えると刃物を使うのは気が引けました。
素手でがんばることにします。
イゾルデさんが取って来てくれた軍手をしっかりはめて、>>5]
ええ、しっかりついていきますわ。
[道に迷わないように。
……とは心の中でだけ付け加えてギュンター君に応えて。>>15
森の広場のさらに奥へ、私たちを導くマリオンの背を追って歩きます。>>1
進む少年の後に続くように、みずみずしい木の葉の色の光が浮かんでいます]
絵になりますわね♪
[もっとも私には風景を写実的に絵にするだけの画力の持ち合わせはないのですが……]
[それにしても。
写実的な絵描きであればこの情景をどう描いたのでしょうか。
光に導かれて辿り着いた先で、
我が物顔で飛び跳ねる白い何か…… もとい、きのこ。
どう考えてもふつーのきのこではありません。
面白がるより先にびっくりしますわこれ]
…………。
まずは当たって砕けろーですわ。
[ご本の中で偉い人もそういっていた気がしますし、
なんとかなるかもしれません。
かくして近くをぴょこぴょこ跳ねるきのこに近付くと手を伸ばしました]
[唐突なダッシュは、きのこの不意を突けた。
突くのはできたけれど、手を伸ばした瞬間、反射なのかなんなのか、きのこはぽーん、と高く飛ぶ]
……っ、ととっ!
[いつもの姿なら、ここで飛び上がって追う事もできるけれど、今はそうもいかない。
ジャンプするも届かず、白いきのこは手をすり抜けて。
対するこちらはと言えば]
……っと、わっ!
[不安定な態勢のまま、草の上へと落下。
転ぶのは一応免れた、けれど]
うーわー、かっこわるー。
[見事な失敗に、こんなぼやきが零れて落ちた。*]
[道具を取りに戻るならバスケットは置いていきたいな、と置けそうな場所を探していたら>>8ゼルマから有り難い申し出があり]
ありがと、おばちゃん。
それじゃコレとコレ、お願い。
バスケットの中にコップも入れてあるし、お茶もサンドイッチも多めに用意したからほしい人は自由にしていいからね。
あ、でもツナサンドは猫ちゃんにはあげないで。タマネギと和えちゃってるから。
サンドイッチの具だとー…卵焼きか蒸し鶏なら薄味だから猫ちゃんに分けても大丈夫だと思うー。
[バスケットに擦り付く黒猫の様子に、もしかしたら欲しがるかもと思って中身を伝えた後森奥から一旦離れて行った]
はーい、お待たせー。
サイズ合ってなかったらごめんね?
おばちゃんも荷物ありがと、助かったわ。
[再度森奥に戻って、まずは軍手を皆に配りながら>>10ゼルマからバスケットと水筒を受け取って。
>>15ギュンターと>>22ドロテアが手にはめる所を見れば、サイズは問題無さそうでちょっと安心した。
早くマリオンのお願いの実態を知りたいのかそわそわしているホラントにも軍手を押し付けたが、ちゃんと身につけるかまでの面倒は流石にみないで]
マリオン、ちょっといい?
あなたの分も持ってきたんだけど、必要無いかな。
[少なくとも、彼が見目通りの少年ではない事は伝わっている。
でも、見目はやっぱり少年だから軍手を使うかもしれないし、不要ならバスケットの取っ手にでも括りつけておこうと思って持ってきていたのだが、少年はどう答えただろう。
ともあれ、出発準備が整うと少年の後を追って目的の場所へとたどり着いた]
[動かなくちゃ、と思った通りに動き始めて。
間近のきのこに狙いをつけて虫取り網を振りあげた、のだが]
あ。
[マリオンから逃げたきのこの動きに気を取られたからか、そもそものきのこの素早さからか。
網が得物を捉えることは叶えられず]
…あんなすばしっこいの、どうやったら捕まるのよぅ。
[悔しさ半分実感半分のぼやきを零した**]
[ぴょこもふと飛び跳ねるきのこの一つに狙いを定める。
見た感じ暢気そうな雰囲気にも見えるが、きのこ達は案外アクロバティックらしい。
ぽーん、と高く飛んだ>>27のを見て、思わずビクッと身体を強張らせてしまった]
あんなに跳ぶの…?
[驚きと困惑が表情に浮かぶ。
ドロテアもマリオンもイゾルデも、捕獲に失敗している。
本当に捕まえられるのか、なんて疑問と不安が心に芽生え始めていたが、ふるふると首を横に振って気持ちを切り替えた]
……わ、
[目論見が上手く行ったことにギュンター自身が驚いた。
軍手を嵌めた両手で捕まえていたそれを、慌てて両腕で抱えるようにする。
白いきのこは、ちたちたもふもふ、逃げようとする素振りを見せていた]
わ、わわ、
マ、マリオン、籠、籠っ!
[捕獲したきのこを入れる籠の蓋を開けて欲しいとマリオンに願った*]
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