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歌。
そう、そう?
うれしいわ。
[歌を、と言われればぱぁっと顔が明るくなり
隠れていた二人の後ろから姿を現した。
不意に息を吸い込み、大きな声で歌いだす。
辺りを歩いた人達は、何時もの事かと驚きもせず、
人によっては自分の子供を彼女の方へと
寄らないように、握る手に力を入れるのだった。]
[彼女は歌う、それが自分の命の仕事だからと。
彼女は歌う、それが自分の好きな事だからと。]
[そしてまた、夢を見るのだ。
――重力から解き放たれた、夢を。]
― 図書館 ―
どうかな?俺と兄は、全く似ていない。
今、似ているとしても、お前の努力次第で、なんとでもなるだろう。
[憂鬱そうなミハエルを見ると、励ますように言う。絵師の方が変化するとは欠片も思っていないのが見え見えだ]
とりあえず、音楽もいいが飯も食え。
おう。じゃあ水汲んだりした後でいくか。ちょっと両親ともに出かけてるからまだ家にいねーだろうしな。
運ぶのは自力で大丈夫だぞ。そもそもそんなに量は必要ないしな
[とエルザに応えつつ。確かにミリィの薬…そもそも薬は苦いよなぁ。と思い健康体なため機会は少ないことに感謝する。
とはいえ左目のほうとか色々あるわけだが]
[青筋浮かべて、怒り心頭のミリィに]
なんだよー。前もそう言って苦っげぇ薬飲ませたじゃんかよー。
そう言うんだったらちゃんとした薬作れよなー。
……自作の薬で若返ってるくせに。
[なんでしょう。
この学ばなくて、かつ神経逆撫でする台詞が素で出てくるのは。
ある意味才能なんでしょうか。百害あって一利ないけど。]
……ふむ。それもそうか。
[アーベルに言いつつも、眇めた赤い瞳は疑惑の色が濃い。
しかしその表情は、清廉な歌が耳に届けば掻き消えた。場所が場所のために、心が和らぐというより、驚きが先立つ]
ああ、そうだよ、エリザベス。
けれど、それは大切な時にとっておくといい。
誰にでも聴かせてしまってはもったいない。
[にこり。
頂点に達した怒りは一転して、笑顔を作らせる]
ああ、馬鹿を治す薬はいくら私と言えど大変でな――
そうか、赤子になる薬の方を所望するか。
…それはそうだけど。
[ジト目に同じような目を返し。
傍から見ればやっぱり似ているかも知れなかった]
やっぱり僕が努力しないといけないんですね。
…頑張ろう。
[オトフリートには妙に決意を込めて言葉を返し。
届く歌声に、ふと顔を上げた]
[ミリィの言葉に、歌はぴたりと止まる。
否、止まりきらず口の中では転がすように
小さく紡いではいたのだけれど]
もったいない、の?
ふふ、そんな事言われたの、初めてなの。
すてきね、素敵だわ。
[ふふ、と嬉しそうに笑いながら
アーベルの顔を覗き込んで]
行く、行くわ。
帰りを待ってから、なのね。
[歌の続きのように、言って。
白いワンピースを翻してくるり、ひとつ回った。]
努力って、そこまでのものか……。
[はあ、と、ため息一つ。
一体、弟は自分をどう思っているのかと。
考えたのは一瞬の事。
聞こえた歌に、僅かに目を細めた]
……っと。用事があるのだった。
ユリアン、お前の処遇については、また後ほどに検討することとしよう。
[はた、と気付いて瞬く。
感情の起伏は激しいが、その分、切り替えも早い]
とっておきにしておくと、嬉しさはよりいっそうだからね。
[エルザにはそう言って、また90度方向を戻し]
ああ、そうそう。
何処に行くつもりかは知らないが、
キノコ畑には不用意に近付くな、坂道が崩れたらしい。
長殿が対処に当たってはいるだろうが。
[早口に言うなり、図書館に向かって歩みだす。
編んだ三つ編みが後ろへと流れて背で跳ね、余計に幼さを増した]
だろ?変じゃねえよ。なんでもかんでも疑うのはよくないよ。ミリィ先生
[だがユリアンが先に言ったためだったなんて口にはせず。
エルザが唐突に歌いだしたのに目を向ける。それはよくあることだが、それを聞きながら周りの反応を見て内心で舌打ちを打つ。とはいえそれを表に出さないようにはしていたが]
確かに勿体無いな。…ぁあ。じゃあ少ししたら行こうか。
[覗き込んだエルザに笑みを返し…このままエルザを見て和んでいようか。隣の大地雷を見るべきか。しばし迷ったり]
― 図書館 ―
[歌が途切れると、僅かに瞬いて、くちゃ、とまた蜜蝋を噛み締める]
…俺は仕事に戻る。カップは適当に置いていけ。
[似た者兄弟にそう告げると、書庫の方へと身を翻した**]
ん、ああ。
[仕事に戻る、という幼馴染に頷いて]
……色々、ありがとなぁ。
[書庫へと向かう背に向けて、こんな言葉を投げかけておく。
カップの中身は、既に空]
俺も、そろそろ、アトリエに戻らんとな……。
坂道が崩れたのは、見つけたの!
じゅんかい、してるときに。
[大工だった親は、自分が作ったものを良く
時間が空いていたら見回っていた。
一緒に連れられて居た彼女にとってそれは日課で、
今でも良くそれをしているのだった。]
うふふ、しっぽみたい。
[ミリィの背で跳ねる三つ編みを見て
楽しげに笑う。]
ああ、わかった。ミリィ先生。また
[空いてる手を軽く振って見送って離れたのを確認した後]
…ユリアン。とんでもない処遇の検討とかされるんじゃねえか。
ユリアンの若さを奪い取ってミリィ先生が若返るのかもしれん
[先ほどエルザとユリアンとでしていたほらとは違い至って真面目]
ああ、そうだったの――
[広場から図書館まで、そう距離はない。
歩みながらエルザの大きな声に反応して振り返りかけ、
べしんっ!!
目測誤り扉に正面から激突したのは、他者にとっては*笑い話*]
[歌が途切れ。
一つ、息を吐いた]
あ、はい。
ありがとうございました。
[書庫へと去るオトフリートを見送り。
僅かな残りを飲んで、カップを置いた]
途中まで一緒に行く?
アトリエに戻るなら。
[それから、もう1人残った兄に向き直り]
ほぅ。そうだったのか。俺は何か理由がねーといかねーしな
[エルザが見つけていたことを聞いてそう言葉を漏らしつつ。ミリィが扉に激突をしてるのを見て]
ぁ…痛そ。
[でも館内に入っていったので大丈夫だろう。なんて勝手に思ってる]
ちょっ、馬鹿ってなんだよー。
それに赤ん坊になる薬って、それもっと馬鹿になる薬じゃねーかよ。
俺には気球でここから出るっていう偉大な使命があるんだよもん。
こんなとこで倒れるわけにはいかねーんだよ。
[なんかバックに炎のエフェクト出しつつ力説。
でもどこかずれてる。]
あら、あらぁ?
大丈夫かしらぁ?
[にこにこと尻尾を見ていると
べしんと派手な音を立てて扉にぶつかった後
慣性の法則で少し遅れてそれも扉を叩いた。
痛そうな音にも笑みを浮かべた侭、見ている。]
怪我、してないといいけど。
怪我をすると色々、ふべんだから。ね。
[アーベルとユリアンに同意を求めるように声のトーンを少し上げ
くるり、もう一度両手を広げて回った。]
ん……ああ。
[弟の言葉に、一つ頷いて]
方向同じだし、なぁ。
それに、荷物持ちくらいなら、手伝う……。
[言いかけた言葉は、扉から聞こえた音に遮られる。
しばしの沈黙。
間を空けて、今の音の当事者が入ってきたなら]
……げ。
[短い言葉が零れ落ちる、その後も全力で逃亡を試みるのは、ある種の*予定調和*]
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