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あと、パン冷たくならないうちに食べてね。
[残りのパンが入った紙袋を指差して、
それじゃ!といつもの口調と足に気を使ったスローな動きで診療所を後に**]
旧家の子供 エリィゼが時計を進めました。
― 本屋 ―
[本探しと、会話の間に、エリィゼがクレイグを気にする様子なのにも気付いて、微笑まし気に見守ったりなどもしていたが、やっぱり口は出さなかった]
それじゃ、クレイグ配達よろしくね。エリィゼちゃんもまたね。
[やがて、エリィゼとも別れて本屋を出たのは、少し時間が経ってから]
あ、まずい、かも。
[朝の散歩に出たきり、結構な時間が経っている。テレーズが心配する様が目に見えるようで、家路を辿る足は焦ったものに]
エリィゼ、本当に無理しちゃだめだよ?
何かあったら、僕を呼んで。
僕には、使える力が少しだけあるから。
[そう、今は少しだけ。ただ人を眠らせるだけの力だけれど]
― 医師の実家 ―
[扉を叩き訪れを知らせれば医師の母親が出迎えてくれる。
中へと招かれるけれど、ゆるく首を振れば
先代医師が呼ばれて玄関まで来てくれた]
……え、と。
昨日『蝕』があったでしょ。
だから、……二人とも大丈夫かな、って。
[村に住まう者にとっては不安を懐く現象と思う。
ハモンド夫妻も不安に思っただろうと思うのに
今は優しい笑みを常のように湛えて
反対に案じられてしまった]
ん、私も、大丈夫。
[「そう」と安心したような二人の顔に
アルビーネもまた安堵する]
そうか...
[眠らせる...それが出来るなら、と]
魔も、眠ってもらえばいいんだ。
でも、どこにいるんだろう?
[自分の力が、魔そのものには通用しないのだとは知らずに、そう思案し始めた]
用心棒 アルビーネが時計を進めました。
─ 診療所 ─
[診療所へと辿り着いた時、ソーヤ達は既に立ち去った後>>4>>7だった。
怪我や病気でもないのに診療所を訪れることに若干の申し訳なさを抱えつつ、その扉を開いた]
ヒュー君、忙しい?
ちょっと良いかな。
[扉から顔を覗かせるようにして声をかける。
手に乗せた睡蓮の花は彼に何を思わせただろう]
あの、ね。
泉の睡蓮が、手折られてて…。
『封』が、破られてるの。
まだ何か起きた様子はないんだけど……どうしよう。
[ただそれだけでは相手にきちんと伝わらないかも知れない。
伝説や逸話が事実だと言う前提でポラリスは話してしまっていた。
ただ、不安や焦りが表れていることは表情から伝わったかも知れない]
やっぱり、皆に教えないと────
[ダメだよね、と続けるはずだった言葉が途切れた。
不意に頭を過ぎる女性の顔。
疑った者の縁者だったのは偶然か、それとも]
あ、あれ……?
[唐突に頭に増えた情報に、ポラリスは混乱を*隠せなかった*]
― テレーズ宅 ―
ただいま...
[家に帰り着くと、軽く息切れがしていた]
ケホ...
[何かというと咳こんでしまうのに閉口しながら、息を整えてテレーズの部屋に顔を出す]
ごめんテレーズ姉さん。ちょっと本屋に寄ってたんだ。また何冊か頼んでクレイグに配達を頼んだから...
大丈夫だよ、そんなに心配しないで。
― 本屋 ―
[クレムがクレイグに掛ける言葉>>3を聞いて、そう言えば寝てなかった、と思った
多分、さっきすれ違ったアルビーネの相手をしていたからなんだと思うけれど、「変わったことが〜」と言う辺りで思わず笑いが零れてしまった]
クレムお兄ちゃんってば、それじゃクレイグお兄ちゃんが動物さんみたいだよー?
[くすくすと、それについて反論があったなら、多分クレイグのかたをもつだろうけれど
少し話をして、クレムが店を出るなら]
うん、またね、クレムお兄ちゃん。
無理はしたらだめなんだからね?
[と、やっぱり心配する言葉と共に見送って]
リィも、帰らないと……昨日の事があったからか、ママが心配してる、から。
[本屋に行くだけにしては遅くなった時間
だからきっと心配していると、それはクレイグには言わないけれど]
また、今度来たときに、お話聞かせてね。
[次の訪問の約束を、こっそりでもなく混ぜて本屋を後にした]
……みんな、昨日の事は普通じゃないって気が付いてるんだ……
[そう零したのは、近くに誰もいなくなった帰り道
だけど、どうすればいいかなんてわからないまま、家に帰った]
[盲目の彼女の感覚は、人よりも鋭敏で、しかも常日頃人一倍気にかけている弟同然の相手の変化に気付かぬ筈もなかった]
そうか...テレーズ姉さんはやっぱりごまかせないよね。
[思いつくのは、先刻頭に浮かんだ考え]
ごめんね、これ以上貴女に心配をかけるのも...嫌なんだ。だから...
うん、無理はしないよ。
ありがとう、クレムお兄ちゃん。
お兄ちゃんも、無理はしちゃだめだよ?
[自分には現れなかった「祈り子」の力
それに頼り切ることはしない、と自分で決めて]
魔を、眠らせる……そうかぁ、それもいい考え、かも?
[それが通じない、なんて、少女にはわからないからそう返して]
やっぱり、村の誰かの所にいるの、かなぁ?
[祈り子の心がクレムと共鳴したように、村の誰かと共鳴したのでは、と]
[未だ危機感は覚えていない。
けれど無意識のうち護る為の力はヒューゴへと向く]
…………。
[『蝕』の後に会っていないから。
家族のように扱ってくれるから。
頭に過る理由を連ねるあたり言い訳じみているけれど
誰にも知られぬのだからいいかと思う]
― 自宅 ―
[家に帰ったなら、やはり待っていたのは母親のお小言
心配させたのはわかっているから、大人しく話を聞いて]
うん、みんな、昨日のはなんかおかしい、って言ってたし……
危ないことはしない、って、約束だもん、ね。
[そう言って、自分の部屋へと
この先、もっと大きな騒ぎになるかも知れないなんて、わかっていても誰にも言わないだろうけれど**]
― テレーズ宅 ―
[そして、部屋で休んでいたテレーズは、そのまま夕刻になっても一向に目覚める気配が無く]
どうしちゃったんだろう?とにかく、ヒューゴ先生を呼ぼう。病気かもしれないから。
[慌てるテレーズの両親を、宥めて、主に力仕事の為に雇われている男に使いを頼む]
きっと大丈夫だよ、テレーズ姉さん、苦しそうには見えないもの。
[ただ深く深く、眠っているだけ、に見えた]
うん、そうかもしれない。
永い間封じられて、身体はとおに無くなっているから。
きっと、誰かの身体を借りなければこの時に留まれない筈だよ。
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