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ツヴァイさん、ゲルダさん、お疲れ様でした。
むしろ襲撃先が意外だったりする、色々読めていないのがここに。
墓下は不思議空間でいいよね!の勢い、のはずです。
[血の紅がついた花びら。手を離すとそれは床に落ちて他の花に混ざった。
ハインリヒのバンドを引きちぎるブリジットを虚ろな目で見て俯いた。]
優しい人だったのに、どうして。
[肩を貸してくれたお礼を言ってない事を思い出す。
後悔は増えて行く。]
[白い花びら散る、その光景を、
ただ、僕は 見ていた。]
[ハインリヒがベアトリーチェを、
そのハインリヒをブリジットが、ヘルムートが…]
[そして、その背後で、ゲルダが…―――…に]
[を、ただ見てた]
シスター ナターリエが「時間を進める」を選択しました。
―― 彼岸(現在、もしくは未来)――
[目を見開く。動けない。
自分が何も出来ないから。ただ、やめて欲しいと]
駄目です。手を出しては ―― !
[でも、分かっていた。
彼の攻撃衝動を刺激して、一線を越えさせたのは、自分]
[目の前で展開される、修羅場。
その端で、ゲルダが白く石になっていくのが分かった]
な
ぜ
[悲鳴は、声にならない]
ツ、ヴァイ……さ、ん!
[白い花が断ち切る。ただ、切れた音が耳に残った。
誰かの手が、自分の首元でバンドを引き戻す。
――切れた音、それは]
ゲホ、っ……!
[数回咳き込んで、手を伸ばす。触れた先に、冷たい石の感触]
……い、や。
[もう一度、触れる。掴む。動かない、腕]
[いばらの 花は 落ちる ふりつもる
白に覆われた視界は晴れるだろう。
花びらは
少女の金色に
黒い髪に
赤に
白い石に
かれ に ――抱きついたままの
亜麻色の髪に。]
[真白の舞は眩くもあり。
刹那、視界は強く霞む。
数度の瞬き。
焦点はまた、容易く合う事を拒んで]
……一体。
なんで。
こんな。
[ようやく、開けた視界。
状況をとらえたなら、口をつくのはこんな呟き]
[強く握り掴んだハインリヒの腕がみるみる石化していく。
硬化に合わせて、ハインリヒの腕が僅かに上に持ち上がる。ベアトリーチェのバンドが浮くのが見えた。
咄嗟に鞘のままのサーベルを掴み。
ベアトリーチェの上で、ハインリヒだった石像の手首を、砕く。
指のかたちを首輪の所に残したまま、飛び散る石片。
白いしろい花の闇が途切れ、視界が晴れるのはそれからどれくらい経過してからだろう。]
―― 回想 ――
[引き寄せられ、頭をそっと撫でられる。
耳元で囁く言葉には、そっと蒼を開き、]
……もう、だいじょうぶ。
[首を振って、笑った。
それはせんせいの震えから光景を思い出し。
これ以上は、と思ったから。]
ねぇ、せんせい。
[だからこそ、先生(パーパ)のように
包んでくれたせんせい、に。]
……ありがとう。
[せんせいの背を包むように、
背へ手を伸ばし、撫ぜながら。
感謝の念を言葉に乗せた。]
―― 回想・了 ――
植物学者 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
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